こんにちは!ごっこランドTimesライターのshimamuです。
ランドセルの素材は「本革」と「人工皮革」に分かれます。それぞれどのようなメリット・デメリットがあるか知っていますか。
本革ランドセルは人工皮革と比べて高価で重いですが、美しい見た目と高級感のある素材で、多くのママ・パパに支持されています。
そんな本革ランドセルの魅力やお手入れ方法、コードバンと牛革の軽いモデルまで詳しく解説していきます。本革か人工皮革か迷っている方は、参考にしてくださいね☆
※この記事はPRを含みます。
本革ランドセルは天然皮革の牛革とコードバン!
「本革ランドセル」は名前の通り、天然皮革素材で作られたランドセルです。本革ランドセルには、牛の革を使用した「牛革」と、馬のお尻の革を使用した「コードバン」があります。
対して「人工皮革ランドセル」は、人工的に作られた革でできています。株式会社クラレが開発した「クラリーノ®」が主流です。オリジナルの人工皮革を開発しているメーカーもありますよ。
本革と人工皮革のランドセルは何が違う?
革の種類 | 重量 | 価格 | 耐久性 | 高級感 |
---|---|---|---|---|
1,400~1,600g | もっとも高い | ◎ | ◎ | |
1,200~1,500g | 高い | ◎ | ◯ | |
1,000~1,200g | 普通~安い | ◯ | △ |
本革ランドセルと人工皮革のランドセルは、さまざまな違いがあります。基本的には本革ランドセルのほうが高級感があり、耐久性にすぐれています。
本革ランドセルを選ぶ5つのメリット
本革ランドセルを選ぶのは、より良いものを求めるママ・パパが多いです。まずは本革ランドセルのメリットをチェックしていきましょう。
高級感のある見た目
本革のランドセルの魅力は、高級感のある見た目です。革の質がいいので、シンプルなデザインのランドセルでもサマになりますよ。
最近の人工皮革は本革に近い質感に進化していますが、やはり本物にはかないません。
天然皮革ならではの色味と質感
牛革やコードバンのランドセルには、天然の革ならではの味わいがあります。
なめらかできめ細かい質感や光沢のある美しい色味は、人工皮革では出せないでしょう。シンプルな黒や赤のランドセルが美しく映えるのは、本革のメリットだといえます。
6年間安心して使える耐久性の高さ
本革ランドセルは、耐久性の高さも魅力です。6年生になっても、型崩れせず荷物をたっぷり入れられますよ。
最近は人工皮革のランドセルも、芯を強化したり補強パーツをしたりして、型崩れしにくくなっています。カブセ部分の傷や凹みといった耐久性には劣りますが、6年間しっかり使用できるはずです。
使えば使うほど味が出てくる
レザーの財布や定期入れは、使い込むほどに馴染んで味が出てきますよね。ランドセルも同じで、魅力ある経年変化が楽しめます。
卒業する頃には、世界でたった一つの味があるランドセルになっているはず。人工皮革は、良くも悪くも変化しません。
おしゃれなランドセルリメイク品を楽しめる
近年では、6年間背負ったランドセルをリメイクして、小学校卒業後も使用する人が増えています。使うほど味が出る本革だからこそ、愛着の湧くリメイク品が作れるでしょう。
人工皮革のランドセルは、財布やキーケースなど日常的に使う小物へのリメイクが不向きです。丈夫な本革ならば、どのような製品にもリメイクしやすいですよ。ランドセルのリメイクは、購入したランドセルメーカーや、専門の業者に依頼します。
本革ランドセルを選ぶ4つのデメリット
見た目がよく高級感のある本革ランドセルですが、当然デメリットもあります。知っておかないと後悔する、本革ランドセルの特徴をチェックしておきましょう。
人工皮革と比べて価格が高い
- 人工皮革・・・3万円~8万円
- 牛革・・・6万円~10万円
- コードバン・・・10万円~40万円
本革ランドセルは、天然の牛革・コードバンを使用しているため、価格が高くなります。予算に余裕がないときは、人工皮革を選ぶほうがいいでしょう。
とくに一頭の馬からカブセ2枚分しかとれないコードバンは、たいへん貴重な素材です。10万円を超えるモデルが多く販売されています。
黒川鞄工房の最高級ランドセル「総コードバン」は、なんと約40万円!それでもすぐに完売してしまう人気商品です。価格は高いですが、見た目や高級感にこだわるママ・パパには非常におすすめです。
本体重量が重い
軽さを重視して作られた人工皮革ランドセルに対し、本革ランドセルは重量があります。オールコードバンの場合は、1,800gを超えることも。
対して、人工皮革は1,000g以下のモデルも続々と販売されています。背負いくらべたときに、本革は合成皮革と比較すると重く感じる人も。
美しい見た目も軽さも捨てがたいならば、本体は人工皮革、カブセに本革を使用したハイブリッドモデルも検討してみて。土屋鞄のランドセルや萬勇鞄が有名ですよ。
手入れが面倒と感じる人もいる
耐久性のある本革ですが、水には弱い傾向にあります。雨や汗で濡れたまま放置すると、傷んでしまうかもしれません。雨に濡れたらすぐ拭き取って、日の当たらない場所で乾かします。
モデルによっては、定期的な手入れが必要な場合も。革靴のようにクリームを塗って磨く必要はありませんが、乾いた布で表面の汚れを拭き取るといったお手入れを定期的に行わなければなりません。
最近では本革でも、「防水モデル」や「お手入れ不要モデル」が販売されています。検討しているランドセルの耐水性やお手入れについても、事前にチェックしておくといいでしょう。
受注生産が多く、すぐに品切れになる
本革ランドセルは、品切れになるのが早いです。人気ブランドの場合は、GWに入る前に受付を終了しているモデルもあるほど!
牛革やコードバンといった素材は、数に限りがあります。メーカーとしても無駄な在庫を抱えたくないため、受注生産していることがほとんど。必ずほしいモデル・カラーがあるなら、販売開始直後に予約しておきましょう。
本革ランドセルのおすすめメーカー5選
本革ランドセルを購入したいなら、まずはランドセル工房をチェックしておきましょう。毎年人気のおすすめ工房をご紹介します。
黒川鞄工房
- 手触り・見た目に高級感がある
- 120年以上の歴史を持つ老舗工房
- 学習院型とキューブ型から選べる
「黒川鞄工房」は、とにかく見た目のいいランドセルを背負わせたいママ・パパに大人気!少量生産なので、本革を狙っているなら早めに購入するのがベターです。
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【口コミ評判】黒川鞄ランドセルで後悔&失敗しないために!購入前に気になる点をチェック
モギカバン
- なめらかな牛革スムース素材
- 豚革を使った贅沢仕様の内装
- コードバンでもカラーが豊富
職人気質を謳う「モギカバン」は、素材にこだわる工房です。代名詞とも呼ばれる牛革スムース素材は、なめらかで深みのある色が魅力!美しい光沢をもつコードバンランドセルも人気です。
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モギカバンランドセルの特徴は?口コミ・ブログから欠点や長所を調べてみた
鞄工房山本
- 側面まで美しいコバ塗り
- 撥水・耐傷加工が施されている
- デザインが豊富
「鞄工房山本」のランドセルは、側面にニスを塗り重ねた「コバ塗り」が魅力です。女の子向けの本革ランドセルはデザイン豊富なので、かわいいランドセルがほしいときはチェックしてみて!
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鞄工房山本ランドセルの失敗談や後悔の口コミは?注意点をチェック
池田屋ランドセル
- 本革でも軽いモデルが多い
- カラーバリエーションが豊富
- 雨の日でも安心の防水加工
子供想いのランドセルを製造する「池田屋」は、軽さを追求したモデルが多くあります。蒸れやすい背あてや、水濡れが心配なカブセ裏には人工皮革を採用。カブセの素材を選べるハイブリッド構造が特徴です。
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土屋鞄のランドセル
- ジェンダーレスでシンプルなデザイン
- おしゃれなニュアンスカラーが多い
- 雨の日でも安心な防水加工
おしゃれなママ・パパに人気がある「土屋鞄のランドセル」。飾りや刺繍を極力なくしたジェンダーレスなデザインで、6年間飽きずに使えます。手作業で補強しているため、非常に丈夫ですよ。
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土屋鞄のランドセル|値段や最新シリーズを紹介
コードバンの軽い本革ランドセル
重いといわれる本革ランドセルのなかで、比較的軽量なモデルを集めてみました。まずはコードバンの軽量モデルから、チェックしておきましょう。
池田屋「防水牛革コードバン」・・・約1,400g
カブセにコードバン、本体に牛革を使用したモデルです。コードバン使用で約1,400gは、非常に軽いです☆コードバンはつや消し仕上げされており、上品な見た目と手触りに。防水機能があるのもうれしいポイントですね。
カバンのフジタ「プレミアム」・・・約1,450g
カブセにコードバンを使用した、プレミアムモデルです。シンプルなデザインで、6年間飽きずに背負えますよ。高級感のあるコードバンモデルが、10万円前後という価格設定もうれしい!
土屋鞄「プレミアムカラーコードバン」・・・約1,490g
コードバンの魅力を引き立てる、奥深いカラー展開が魅力。カブセには牛革、本体や背あてには牛革、内装には人工皮革を使用して、1,500g以下に仕上げています。ベーシックカラーやアンティークモデルも!
牛革の軽い本革ランドセル
牛革はコードバンに比べると、軽く設計されています。1,200g台のランドセルならば、人工皮革とほとんど変わりません。おすすめのモデルをご紹介します!
池田屋「防水牛革ルーチェ 半カブセ」・・・約1,250g
1,200gと軽量なのが、池田屋の「防水牛革ルーチェ」です。留め具が表にある半カブセタイプで、すっきりした見た目ですよ。池田屋にはほかにも、1,300g台のランドセルが多数販売されています。
土屋鞄「RECOベーシック 牛革ハイブリッド」・・・約1,290g
風格のある牛革をカブセに、軽量化したい本体には人工皮革を使ったハイブリッドモデル。男女問わずに選べるカラー展開と、シンプルなデザインが人気です。プレミアムカラーもチェックしてみて。
モギカバン「たくみ ライトモデル」・・・約1,200g
カブセに牛革、本体に人工皮革を使用することで、軽量に仕上げた「モギカバン」の自信作です。10色の個性的なカラーバリエーションから、子供の好みを探してみては。
本革ランドセルがおすすめなのはこんな人
- 高級感のあるランドセルが欲しい
- 見た目の良さを大切にしたい
- 小学校を卒業しても、リメイクして楽しみたい
天然革ならではの質感を活かした本革ランドセル。軽さや値段よりも高級感を大切にしたい人や、経年変化を楽しみたい人に向いています。本革ランドセルは品切れが早いので、早めにチェックしておくといいでしょう。
本革ランドセルなら、リメイクも楽しめますね♪子供とママ・パパが納得する、運命のランドセルに出会えますように!
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