こんにちは、ごっこランドTimesライターのshimamuです。
ラン活をしていると「池田屋ランドセル」という工房をよく見かけるのではないでしょうか。
創業1950年の「池田屋ランドセル」は、シンプルなデザインを好むママ・パパから支持されている老舗工房です。
池田屋オリジナルのハイブリッド構造や、全モデルに牛革ベルトを採用するなど、独自の製品を作り続けています。
池田屋ランドセルを選んで失敗や後悔をしないために、工房の特徴や値段、重さまで詳しくまとめました。
6年後も安心して使える池田屋ランドセルの魅力を、ぜひチェックしてみてください☆
池田屋ランドセルとは?
池田屋は、「子ども思い」の理念のもと、子供たちが背負いやすいランドセル作りをしている工房です。肩ベルトや背中部分にクッションがあり、荷物が軽く感じます。
シンプルで高級感のあるデザインと、6年間安心して使える耐久性が特徴。子供はもちろん、ママ・パパからも支持されていますよ。
池田屋ランドセルで後悔しない8つの理由
池田屋のランドセルは「子ども思い」をテーマに作られています。購入を検討するうえで、知っておきたい特徴を解説します。
1950年から続く老舗で信頼できる
池田屋ランドセルは、1950年(昭和25年)に静岡で創業した老舗工房です。「厳選したよいものを」「お客様の立場になったものづくり」を企業理念に、ランドセルを作り続けてきました。
現在は東京や横浜に直営店を展開し、全国各地で展示会を行う工房へと成長しています。ランドセル工房として実績があるから、信頼性が高いですよ。
6年後も飽きずに使えるデザイン
池田屋ランドセルの商品は、どれもシンプル。大手ランドセルメーカーによくある刺繍や装飾は一切ありません。シンプルだからこそ6年後も、飽きずに長く使えます。
池田屋がランドセルに刺繍を施さない理由は、縫い目から水が染みこんだり、素材が痛んだりするから。見た目のかわいさよりも、6年間安心して使えるよう考えられています。
シンプルなデザインだからこそ、色使いにはこだわっています。
ブラックやネイビー、レッドにキャメルといった定番カラーはもちろん、ほかのメーカーではなかなかない個性的なカラーも!お気に入りの色がきっと見つかりますよ。
ランドセルをかわいく・かっこよくしたいという子供のために、池田屋では簡単にアレンジできる刺繍シールを販売しています。好きな場所に貼ったり、気軽に付け替えたりできますよ♡
適材適所のハイブリッド構造
池田屋では「人工皮革だけ」「本革だけ」ではなく、双方の長所を生かしたハイブリッド構造を採用しています。
カブセ裏と肩ベルト裏には、雨や汗でランドセルが痛まないよう水に強い人工皮革を。背あてには、極小の穴が開いた通気性のいい人工皮革を配置しています。
肩ベルトの表には強度のある牛革を採用。引き裂きに強く、子供の肩になじみやすいのが特徴です。池田屋のランドセルが防水力・耐久性ともにすぐれているのは、このハイブリッド構造のおかげだといえます。
耐久性が高い
池田屋のランドセルは、耐久性を高めるオリジナルの「変形防止板」でしっかりと補強。もっとも変形しやすい大マチ部分への負荷を分散させ、型崩れを防いでいます。
池田屋が独自で行った押圧試験では、変形防止板がついていないランドセルは50kgの負荷で潰れたのに対し、変形防止板がついているランドセルは80kgの負荷でも潰れませんでした。
また、負荷のかかりやすい肩ベルトを丈夫な牛革にすることで、引き裂きに強い耐久性の高さを実現しています。池田屋では本体の素材にかかわらず、全モデルに牛革ベルトを採用するこだわりようです。
全モデルに防水加工している
池田屋のランドセルは、全モデル安心の防水加工済み!樹脂製の「防水フレーム」を内装に配し、教科書やプリントを水濡れから守ります。
池田屋が独自で行った雨試験(シャワー試験)では、ランドセルを降水量10mmの降雨室の中に1時間放置しても中身が一切濡れませんでした。雨カバーを別途購入する必要のない防水力を誇っています。
尖った金具を使わないから安心
子供が使うものだから、バックルのピンのような尖った金具は使用していません。池田屋では全モデルの肩ベルトと小マチのベルトに、先端が丸く安全な「ギボシベルト」を採用しています。
尖ったピンでケガをしてしまったり、洋服にひっかかってしまったりする心配がないので、安心して使えますね。
シンプルで使いやすい錠前
池田屋は、錠前にシンプルなタテ穴ひとつタイプの「スライド式ロック」を採用。一般的なヨコ穴2つの錠前よりも、簡単に金具をはめられます。
荷物の量に合わせてロックする場所が3段階に調整できるのも魅力です。ロックは左右どちらにも回転するので、利き手を問わずに使えますよ。
無料保証が手厚い
ほとんどのメーカーでは、ランドセルに「6年間無料保証」をつけています。しかし、無料保証の範囲はさまざま。子供が自分で壊してしまった場合は、有償での修理になるメーカーも少なくありません。
池田屋ランドセルの無料保証は、壊れた理由を問わないのが特徴です。子供が乱暴に扱って壊してしまったり、友だちとふざけあってベルトが千切れたりした場合でも、無料で直してくれます。
しかも、往復の送料無料・全損の場合は新品と交換・最短3日で修理可能など、つかい手にうれしい充実の保証内容です。子供がランドセルを乱暴に扱わないか心配なママ・パパは、池田屋ランドセルを検討してみてください☆
池田屋ランドセルで失敗するのはどんな人?
子供のことを考えたランドセルが評判の池田屋ですが、なかには「合わなかった」「選んで失敗した」という声も。池田屋ランドセルと相性の悪い人について、確認しておきましょう。
刺繍や装飾が施されたデザインを希望する人
池田屋ランドセルは、デザインが非常にシンプルです。対して大手メーカーのランドセルは、女の子ならハートやリボン、男の子なら剣や紋章など、子供心をくすぐる刺繍や装飾がされているものも多いですよね。
子供が友だちのランドセルを見て「私もリボンのランドセルがほしかった」「もっとかっこいいランドセルがいい!」と、後悔してしまう可能性があります。
しかし、かわいい・かっこいいデザインに憧れる子も、6年生になる頃には飽きてしまうかもしれません。子供に強いこだわりがなければ、シンプルな池田屋のランドセルは飽きずに長く使える良品だといえるでしょう。
別売りの刺繍シールを使えば、池田屋のランドセルでもかわいい・かっこいいデザインにデコレーションできるのでおすすめです♪
反射板が全方向についたランドセルを探している人
池田屋のランドセルには、反射板がついていません。ランドセル本体に反射板がついていると、汚れや擦れで機能が不十分になっても、簡単に交換できないからです。
反射板がついていない代わりに、水や傷に強く、光の反射量は3倍の反射シールが付属しています。効果が弱まったり紛失したりしても、貼りなおすだけでOK!消防や警察で使われている高輝度反射材なので、効果は抜群ですよ。
かっこいい反射板がほしいときは、別売りの反射シールセットを検討してみてください☆
吊りカンのついたランドセルがほしい人
池田屋のランドセルには、ランドセルを机のフックにかける際に使用する金具「吊りカン」がありません。学校で吊りカン付きのランドセルを指定されている場合や、家で机などに引っ掛けて保管したい場合は気を付けましょう。
池田屋のランドセルは、「子供が転んでしまったときに怪我をしないように」との想いから、金属製の吊りカンはつけず、2019年までのモデルにはナイロンループがついていました。ママ・パパがランドセルを運ぶ際に持ち手がなく不便なことから「池田屋のランドセルにして失敗した」という声が挙がってたようです。
2020年以降のモデルからは、すべてに持ち手が施されて使いやすくなっています。吊りカンにこだわりがなければ、気にならないでしょう☆
カブセ裏に時間割表がほしい人
大手メーカーのランドセルには、カブセ裏に時間割表を差し込めるポケットがあります。しかし池田屋のランドセルは、全モデルに時間割表を採用していません。時間割ポケットを作らないことで、しなやかなソフトカブセに仕上げています。
時間割表がカブセ裏にあると低学年のうちは便利ですが、デメリットもあります。雨でボロボロになったり、ポケット部分が劣化したりと、耐久性が低くなってしまうのです。
どうしても時間割表をランドセルにつけたいときは、別売りの時間割ポケットを購入するといいでしょう。
池田屋ランドセルは重い?値段は?
池田屋ランドセルは、ほかの工房系ランドセルと比べて重いのか、値段は高いのか気になりますよね。池田屋と似ているランドセル工房、鞄工房山本、土屋鞄のランドセルと比較してみましょう。
池田屋ランドセルの重さは平均的~軽い
人工皮革 | 牛革 | コードバン | |
---|---|---|---|
約1,100g | 約1,300g | 約1,400g | |
約1,290g | 約1,450g | 約1,500g | |
約1,160g | 約1,390g(牛革ハイブリッドは約1,290g) | 約1,490g |
工房系のランドセルは重いとイメージされがちですが、池田屋のランドセルは比較的軽いのが特徴です。人工皮革モデルは約1,100gなので、荷物が多い子供や小柄な子供でも安心して背負えます。
ほかのメーカーのようにすべて人工皮革ではなく、肩ベルトが牛革なのもうれしいポイントです。
池田屋ランドセルは工房系にしては安い
人工皮革 | 牛革 | コードバン | |
---|---|---|---|
5~7万円 | 6~8万円 | 10万円 | |
5~6万円 | 6~9万円 | 10~23万 | |
6~8万円 | 7~9万円 | 13~15万円 |
池田屋は、高価な製品が多いといわれる工房系ランドセルのなかでは安い部類に入ります。大手メーカーでは人工皮革のランドセルが6~7万で販売されていることも。お手頃な価格で本革ランドセルが手に入るのは魅力です♡
先輩ママに聞いた!池田屋ランドセルの口コミ・評判
実際に子供が池田屋ランドセルを使っている先輩ママに、購入した理由や使ってみてよかった点などを聞いてみました!
※過去に販売されていたモデルのため、現在販売しているモデルとは異なります。
「子ども思い」に共感!シンプルな作りも◎
写真提供: montblue_ さん
- 購入したモデル:防水牛革・パステル(2024年度モデル)
- カラー:ミルク×ベージュ
池田屋の「子ども思い」という作り方が心に響き、カタログの時点で購入を決め、その後展示会に行って実物を見て選びました。
デザインがシンプルで飽きがこない、さらにランドセルを使う子供のことをいろいろ考えて作られているところが気に入っています。
ランドセルの色は、豊富なカラーバリエーションのなかから、おやこともに気に入ったミルク×ベージュに。淡い色なので汚れやキズがどれほど目立つのかなと心配はありますが、カバーなど使用しながら大切に使えたらいいなと思います。
軽くて背負いやすい!
写真提供: y_upiiiii さん
- 購入したモデル:マットクラリーノ(2021年度モデル)
- カラー:キャメル×ゴールド
土屋鞄も検討していましたが、軽さを重視していたので池田屋にしました。
軽いだけでなく、機能性も充実していると思います。
シンプルなデザインですが、本体カラーと相性のいいカラーステッチがおしゃれです。
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池田屋ランドセル公式サイトのスペシャルコンテンツ「子ども思い広場」にも、購入者の口コミが掲載されています。池田屋ランドセルが気になる人はチェックしてみてくださいね。
池田屋ランドセルはこんな人におすすめ!
- 6年間大切に使えるランドセルがほしい人
- シンプルで洗練されたデザインが好きな人
- 丈夫なランドセルを選びたい人
- 色選びをこだわりたい人
- 子供が使いやすいランドセルを探している人
- ランドセルに雨カバーを付けたくない人
- 保証範囲が広いメーカーを選びたい人
池田屋ランドセルと相性のいい人をまとめました。子供が好むかわいい・かっこいいデザインよりも、機能面や耐久性を求めている人に向いているといえます。
池田屋のランドセルが気になったら、カタログ請求してみましょう!お気に入りのモデルやカラーが見つかるかもしれませんよ☆
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