こんにちは!ごっこランドTimesのAkariです♪
保育士経験をもつ私が、室内遊びを中心に3歳児におすすめな遊びのアイデアを紹介します。日々の活動の設定に、ぜひ役立ててくださいね♪
※この記事はPRを含みます。
3歳児の遊びのねらい
- 運動刺激を受け、身体の動かし方を身につける
- 力加減やコントロールの仕方を身につける
- 身体全体を動かす気持ち良さや楽しさを感じる
- 集団遊びを通してコミュニケーション力や社会性を身につける
- 友だちと触れ合う楽しさを知る
3歳児の遊びとして特徴的なのは、社会性を学べる点です。ゲームや集団遊びを通して、友だちとコミュニケーションを取りながら遊ぶ経験をします。
簡単なルールのある遊びを取り入れることで、ルールを守る大切さも知れますよ。
3歳児の室内遊び:道具なし
道具なしでできる室内遊びは、突然の活動変更にも対応できて便利ですよね。遊びのレパートリーにぜひ加えてみてください♪
手押し相撲
膝立ちどうしで向かい合い、手で押し合って相撲をします。バランスを崩し、足場のずれた方が負けです。
立って行うと危険な場合もあるので、最初は膝立ちから始めるといいでしょう。体幹を鍛える運動遊びでもあるので、怪我をしにくくなるトレーニングとしてもおすすめです♪
おしり鬼ごっこ
鬼ごっこを、全員座ったまま行うゲームです。おしりでの移動になるので、全身の力を使う運動遊びとしても楽しめますよ。
盛り上がりすぎると、ついついおしりが浮いてきてしまう子供も……!「イエローカード1枚!」など、楽しく注意すればルールを守る大切さも学べます。
ジェスチャーゲーム
出題者は音を出さずに身体の動きだけでお題を伝え、ほかの子供たちが答えます。お題を出す人を交代していけば、お互いに表現力や想像力も養えますよ。
異年齢児との縦割り保育で、チーム戦にする方法もおすすめです。3歳児もお兄さんやお姉さんといっしょに考えれば、絆も深まります。
こんなことできますか?
メロディに合わせて大人がポーズや動きを示し、子供たちが真似します。すぐに覚えられるメロディで、子供たちに人気の遊びです。
ちょっとした集まりのときにも、「こんなこと、こんなこと、できますか」と歌うだけですぐに注目が集まるでしょう。
ダンス遊び
3歳児になると、手と足が違う動きや、左右で異なる動きもできるようになります。前列と後列の交代のような簡単な隊形移動なら取り入れやすいですね。
もちろん、既存のダンスではなくオリジナルダンスでも大丈夫です。リズム感や運動神経には個人差があるので、子供の様子に合わせて振り付けしましょう。
遊びの延長で、運動会や発表会につなげることもできますよ。
3歳児の室内遊び:思い切り身体を動かす
室内遊びでも、アイデア次第で思い切り身体を動かせます!雨続きでなかなか外遊びができない季節にも、ぜひ取り入れてみてください。
しっぽ取りゲーム
ズボンの後ろに挟んだハンカチや帽子をしっぽに見立て、自分のしっぽが取られないようにしながら周りの子供のしっぽを取るゲームです。
最初は、自分のしっぽを取られてはいけないことがわからない子供もいます。取られてしまった子供には「残念!」とやや大げさにリアクションするといいでしょう。
瞬間的にさまざまな方向へ動く遊びなので、ホールなどの広い場所を利用すると安全に楽しめます。
ぞうきんがけリレー
ぞうきんがけは、体幹も鍛えられる全身運動になります。速さを競ったり面積を競ったりすることで、遊びとしてのアレンジも可能。
前へ進むことに集中しすぎて、壁にぶつかりそうなこともあるので注意が必要です。「斜めに行ってるよ!」「もうすぐ壁だよ!」と横から応援するチームを作ってもいいですね。
ぞうきん絞りまで子供自身で行えば、手先の運動にもなりますよ。
転がしドッジボール
ボールを投げずに転がす方法であれば、はじめての球技でも恐怖心なく楽しめます。最初のうちは、外野を設けず内野だけで構成するとわかりやすいですね。
はじめて遊ぶ際は、複数の大人が実演して説明するとわかりやすいでしょう。
跳び箱
最初は低く設定し、上に座ることや手のつき方を経験しましょう。補助する大人は必ず跳び箱の横につき、転倒に備えすぐに子供の身体を支えられるように意識します。
体操器具は正しく使わなければ怪我につながることを知らせ、安全に楽しめるようにしましょう。
足跡の道
子供たちの足を1人1枚の画用紙に型取り、床に並べて貼ります。裸足でジャンプしながら1マスずつ進んでゴールを目指しましょう。
足跡の向きを1マスずつ変えれば、身体をひねりながらジャンプする遊びにもなります。途中に、「変顔をする」「1曲歌う」などのマスを用意すると盛り上がりますよ!
3歳児の室内遊び:頭を使うクイズ&ゲーム
3歳児になれば、言葉遊びやクイズも楽しめるようになります。すきま時間の遊びにも最適ですよ。
言葉集めゲーム
「あ」がつく言葉はなんだ?などの質問を投げかけるゲームです。仲間と協力して多くの言葉を集めてみましょう。
チームに分かれて、制限時間内にいくつ出せるか競う方法もあります。ひらがなへの興味が出てくる時期でもあるので、ホワイトボード等に書き出してもいいでしょう。
慣れてきたら、最後につく文字や文字数での質問にしても楽しいですね。
なぞなぞ
まだ高度なものは難しいので、「外に行ってもすぐに帰りたくなる生き物は?(答:カエル)」などの簡単なものがおすすめです。言葉遊びの楽しさを感じられるようにしましょう。
理解力には個人差があるので、答え合わせ後にはていねいに説明して面白さを共有しましょう。思考力を伸ばす遊びとして、ぜひ取り入れたいですね。
シルエットクイズ
動物や食べ物のシルエットを用意し、何のシルエットか当てるクイズです。事前準備は必要ですが、イメージする力をはぐくめます。
答えがわかるとすぐに答えたくなる子供は多くいます。場合によっては、「前に来てこっそり耳打ちして教えてね」と、ほかの子供への配慮もあるといいですね。
やおやのお店ゲーム
『やおやのおみせ』の手遊びに合わせて、仲間外れを見つける遊びです。スピードアップしたり、お店のジャンルを変えたりすれば楽しみの幅も広がりますよ。
あえて仲間外ればかりを連続で登場させると、部屋中に笑い声が響き渡るでしょう。
私はだぁれ?クイズ
出題者である大人が「私は赤い食べ物です」「私は3文字です」などのヒントを出し、子供たちが答えを当てるクイズです。
慣れてきたら、子供たちから「あなたは甘いですか?」など質問する形にしても楽しめますよ。
悪気はなくても、クイズの途中で出題者がこっそりお題を変えてしまうとトラブルのもとに。3歳児と遊ぶ際は、大人が出題するようにしましょう。
3歳児の室内遊び:簡単なルールのある遊び・集団遊び
ルールのある遊びや集団遊びは、協調性や社会性を身につける経験として欠かせません。
まずはルールがあることを知らせ、ルールを守ると楽しく遊べることを伝えていきたいですね。
カラフルバスケット
内側を向くようにイスを並べて座り、中央に立つ鬼に指定された色の人は立ち上がって別のイスを探すゲームです。
3歳児の子供たちは、自分の色を覚えられなかったり、忘れてしまったりすることがあります。
1人1個のブロックを持つようにし、ブロックの色が自分の色だと伝えていくとわかりやすいでしょう。
椅子取りゲーム
外側を向くようにイスを並べ、音楽が聞こえている間はイスに沿って歩きます。音楽が止まったら、空席が埋まる前にイスを見つけて座るゲームです。
勝ち負けが明確にわかるゲームなので、悔しさから泣く子もいるでしょう。悔しさも心の成長として寄り添いつつ、負けた気持ちを経験することも大切にしたいですね。
じゃんけん列車
音楽に合わせてじゃんけんを繰り返し、列車を長くしていくゲームです。じゃんけんのルールがまだ難しい子供もいるので、最初にルールを確認してていねいに進めるといいですね。
全員がつながったら、「今度の相手は君だ」の歌詞を「今日のチャンピオンは〇〇くん」に変えると優勝者の喜びも倍増です♪
新聞島チャレンジ
2人組になり、1枚の新聞紙の上に乗れるかチャレンジ!1回折り、2回折り……とだんだん新聞紙の面積を小さくしていくなかで、最後まで乗り続けられたペアが優勝です。
一見単純な遊びですが、乗り方を考え、端を合わせてきれいに折り、友だちと協力する遊びには子供にとって学ぶことがたくさん。
思考力、体幹、協調性など、さまざまな力がはぐくまれますよ。
王様とじゃんけん
王様のイスに座った子供と、挑戦者が順番にじゃんけんをします。王様が勝ったら挑戦者は列の最後尾に並び直し、王様が負けたら挑戦者が新たな王様に!
王様のイスを豪華に装飾し王冠まで用意すれば、世界観を大切にして楽しめます。遊びながら、列に並ぶというルールも身につけられますよ。
3歳児の室内遊び:手先の発達をうながす
3歳児になるとハサミを使ったり、ボタンのかけ外しをしたりと手先が器用になります。
手先を使う経験は感情をコントロールする力の発達にもつながるので、ぜひ遊びに取り入れたいですね。
粘土遊び
ちぎったり丸めたりしながら、触覚に刺激を与える遊びです。色付きの粘土なら、色を混ぜたり組み合わせたりする楽しみ方もあります。
遊ぶエリアを指定したり、遊ぶ前後には手を洗うようにしたりと、わかりやすい約束事を事前に伝えておくことも大切ですね。
手先を使いながら、想像力も養われる遊びとしておすすめです。
折り紙
紙を半分に折れるようになると、折り紙も楽しめます。端と端を合わせるときれいにできることは知らせつつ、仕上がりがきれいになることだけを重視しないようにしましょう。
手助けを求められればサポートしつつ、基本は自分の力で作る喜びを味わえるようにしたいですね。
作品を完成させられた経験は達成感につながり、次に挑戦するものを探して折り紙の本を読み漁る姿も出てくるでしょう。
紐通し
紐通しは、集中力を高める遊びとして人気です。販売されている製品もありますが、簡単に手作りもできますよ。
派手な遊びではありませんが、じつは子供たちに人気の遊びです。一度楽しさを知ってしまえば、夢中になって取り組む姿もよく見られます。
ブロック
粘土や折り紙と同様、自分で考えて作ることが楽しい3歳児にぴったりの遊びです。子供の様子に合わせて、適切なサイズのブロックを用意しましょう。
0・1・2歳児も入る可能性がある部屋では、誤飲に気をつけて管理しておくことが重要です。
ドミノ遊び
つみきを並べて倒すと順番に倒れることを知らせると、自分でもやってみたい気持ちを刺激できるでしょう。
並べ方や間隔の取り方を自分で考えるので、思考力が伸びますよ。机の端まで来た場合など、子供の意見を聞いてみるとおもしろいアイデアが出てくるかもしれません。
3歳児の室内遊び:おうちでできる
家庭でも楽しめる、3歳児向けの室内遊びを紹介します。工夫次第で充実させられるので、ぜひ参考にしてみてください。
宝探しゲーム
ぬいぐるみや絵本など、宝物として設定したものを隠して見つけるゲームです。隠す役割と見つける役割を交代しながら楽しむ方法もありますよ。
保育園や幼稚園で行う場合には、ほかの人のロッカーには入れないなどのルールを設けましょう。パーソナルな場所を大切にする意識にもつながります。
ゴム跳び
手芸用の平ゴムなどをピンと張って固定し、足が引っかからないように跳ぶ遊びです。安全に楽しめるよう、柱など動かない物を利用してゴムを固定することがコツ。
ゴムが劣化してくると危険を伴うので、いつでも遊べるように常備している場合は、定期的に状態をチェックしましょう。
あんたがたどこさ
『あんたがたどこさ』の歌に合わせてボールをついて遊びます。難しいので、3歳児の子供の様子に合わせてアレンジするといいでしょう。
ボールを使った遊び方のほかには、「さ」の歌詞の部分で手を叩く遊びも子供に人気です。不意に出てくる「さ」に、思わず笑ってしまう子供が続出するかもしれません。
できるようになるまで繰り返そうとするので、集中力も身につきますよ。
ロープ遊び
ロープがあれば、さまざまな遊びが可能です。床に置いて綱渡りにしたり、〇×クイズのエリア分けに使ったりできます。
電車ごっこに使えば、いつもの場所も「玄関駅」「キッチン駅」などと見違えて見えるかもしれません。
にょろにょろ動かしているロープの上を跳び越える遊びも、子供に喜ばれるゲームのひとつですよ。
ボーリングゲーム
ペットボトルとボールを用意すれば、おうちボーリング場の完成です!的となるペットボトルには、絵を描いたりデコレーションをしたりしても楽しいですよ。
ペットボトルのなかに水やビーズなどを入れれば、重さが出て難易度の調整ができます。盛り上がりやすいので、周りの環境を整えて安全に行いましょう。
3歳児の外遊び:運動・ゲーム
広い屋外で楽しむのにぴったりな運動・ゲームを紹介します。身体だけでなく、頭も使いながら楽しめるものを集めました。
こおり鬼
鬼ごっこの種類のひとつです。こおり鬼では、タッチされた子供はその場で氷のように固まり動けなくなります。
ほかの人にタッチしてもらうことで再び動けるようになるので、助け合いで盛り上がる遊びです。
「今助けに行くから待ってて!」なんて頼もしいセリフが聞こえてくることもありますよ。
だるまさんが転んだ
鬼は目を隠しながら「だるまさんが転んだ」と叫ぶので、ほかの子供たちは見られていない間に鬼に近づきます。見つかることなく鬼にタッチすることを目指しましょう。
鬼がいつまでもほかの子供たちを見ていてはゲームが再開できないので、適宜大人がフォローすることも必要です。
スリル満点なので、大盛り上がりで楽しめる遊びですよ!
色探しゲーム
鬼が「〇色どーこだ」と叫ぶので、ほかの子供たちは一斉に指定された色の物を触りに行きます。鬼にタッチされる前に見つけましょう。
季節によって草花の色は変わるので、戸外での遊びにぴったりです。自然と触れ合うきっかけにもなりますよ。
猛獣狩りゲーム
歌に合わせながら、猛獣の名前の文字数と同じ人数のグループを作る遊びです。数字に興味を持ち始めた子供たちにぴったりですね。
最初のころは、子供全体の人数を考えて割り切れる数で猛獣を設定することがポイントです。
慣れてきたら、グループを作れなかった子供たちにはかわいい罰ゲームを用意すると盛り上がりますよ。
ボール運びリレー
2人で協力して布を持ち、ボールを落とさないように気をつけて運びます。いっしょに運ぶ相手のことも考える必要があるので、協調性が身につく遊びです。
子供どうしの遊びとしても楽しめますが、運動会のおやこ競技にもぴったり。風がある日ほど盛り上がる、戸外ならではの楽しみ方ができる遊びです。
3歳から英語知育のおすすめ(PR)
多くのママ・パパに支持されている、ディズニー英語システム。無料で入手できるサンプルDVDが人気です。
小さなころから日常的に英語にふれることで、苦手意識をもたずになじめるというメリットもあります。
興味のある人はぜひ取り寄せて、子供と一緒に楽しんでみてくださいね。
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3歳児向けの室内&外遊びを楽しもう
3歳児は、遊びを通して協調性や社会性をはぐくめる時期です。遊びの経験は身体だけでなく心の成長もうながすので、さまざまな遊びを取り入れていきたいですね。
集団遊びやゲーム遊びでは、悔しさなどの壁にぶつかることもあります。どれも必要な経験として、子供の成長を温かく見守っていきましょう。