こんにちは!ごっこランドTimesライターの砂糖さおりです。
大人数で、しかも幅広い歳の子供が楽しめるフルーツバスケット!ルールを工夫すれば、3歳頃の子供からでもいっしょに遊べますよ。
普通の遊び方でももちろん楽しいですが、ルールを工夫すれば楽しみの幅がぐっと広がります!
この記事では「なんでもバスケット」をはじめとするアレンジルールや、意外と知らないゲームの終わり方まで、フルーツバスケットについて詳しくご紹介します。
フルーツバスケット(なんでもバスケット)ってどんな遊び?
そもそもフルールバスケットとはどのような遊びでしょうか?ここではフルーツバスケットの特徴をいくつかご紹介します。
雨の日でも室内で遊べる
フルーツバスケットはイスとりゲームの一種で、いくつかのフルーツの名前に子供たちをグループ分けして遊びます。そのため雨の日でも少し広いスペースが確保できれば、みんなでワイワイ遊べるうれしいゲームです!
3歳くらいから大人まで遊べる
遊ぶ前にていねいにルールを説明してあげれば、3歳くらいの子供からいっしょに遊べます。もちろん大人も参加できますし、幅広い世代がいっしょに盛り上がれるのが楽しいですね。
大人数でも遊べる
フルーツバスケットは6人以上いると、グループ分けにもバリエーションができて楽しく遊べます。もちろんそれ以上の人数でもOK!イスさえあれば、たくさんの人数でひとつのゲームができるので、一体感も抜群です。
フルーツバスケットの遊び方
フルーツバスケットの具体的な遊び方について解説します。
準備するもの
フルーツバスケットには、全体人数−1人分のイスがあればOKです!
子供たちをフルーツ名であらかじめグループ分けしておくと、さらにスムーズにゲームを進められるでしょう。
基本的なルールと流れ
フルーツバスケットは次のような流れで進めていきます。
- イスを円の内側に向かって座れるように、丸く並べる
- オニを1人決め、そのオニは円の中心に立る
- オニは好きなフルーツの名前を呼び、言われたフルーツグループの人はイスから立って移動し、別のイスに座る
- 座れなかった人が次のオニとなる
- 上記の流れを繰り返す
終わり方
じつはフルーツバスケットの明確な終わり方は定められていません。そのためあらかじめ終わり方を子供といっしょに考えておきましょう。
何回やったら終わりとしたり、時間で区切ったり。比較的人数が少ないようであれば、同じ人が何回オニになったら終わり、としてもよいでしょう。
フルーツバスケットのルールの説明の仕方は?どう伝えるとわかりやすい?
小さい子でも遊べるフルーツバスケットですが、きちんと理解してもらえるように、説明を少し工夫してあげるとよいでしょう。
- 人形などをフルーツバスケットのルールに合わせて動かして説明する
- 実際フルーツバスケットをしている人の動画を見せる
- ルールが分かっているお友だちがいたら、やって見せてもらう
- フルーツをモチーフにした絵を用意して、紙芝居風にして見せてあげる
言葉だけで説明すると、子供はなかなかイメージがしにくいもの。絵やおもちゃを上手に使うなど、視覚的に確認できることで子供の理解を助けてあげられそうです。
また自分のフルーツを覚えてもらうために、フルーツのメダルやバッジを用意しておいて、子供たちにつけてもらうのも一案です。
フルーツバスケットのアレンジルール1:フルーツ以外のお題にする
それではここからは、フルーツバスケットのアレンジルールをいくつかご紹介します。
フルーツバスケットとは言っても、グループ分けの名前をフルーツでしばる必要はありません。動物の名前やお花の名前など、子供にとって身近なものにしてあげるのも楽しいですね!
例えば戦隊ヒーローの名前やディズニープリンセスでグループ分けするのも◎子供にとって興味が湧くお題を考えてみましょう!
フルーツバスケットのアレンジルール2:なんでもバスケット
なんでもバスケットは、オニがグループ分けした名前を指定するのではなく、なんでも好きなお題を出して、それに当てはまる人が移動するアレンジルール。
例えば「黄色い靴下をはいている人」や「かけっこが好きな人」など、好きなお題を考えます。ただし小さい子供だとお題をすぐに考えるのが難しい場合もあるので、子供たちの年齢に合わせてルールを決めましょう。
フルーツバスケットのアレンジルール3:条件を付加する
こちらのルールは、オニがグループに条件を付けてお題を出すアレンジルールです。例えば以下のような条件をつければ、子供も大爆笑で盛り上がれるかも?
- バナナの人はスキップしながら移動する
- みかんの人は座る前にゴリラのモノマネをしてから座る
- りんごの人はドレミの歌を歌ってから座る
- ぶどうの人は犬のモノマネをしながら歩く
- ももの人は機関車トーマスになって円を一周してから座る
このように条件をつけることで難易度も上がり、飽きずにゲームを楽しめますよ!
フルーツバスケットのアレンジルール4:1回で2つのお題を言う
このルールでは、オニはグループを一度に2つ言います。例えば「ももとりんご!」と指定することで、移動する人が増えるので、たくさん動き回りたい子供にとっては楽しくなるでしょう。
何か別の条件をつけるより比較的簡単なので、小さな子供でも参加しやすいアレンジルールです。
フルーツバスケットのアレンジルール5:「しばり」をつける
もしお題を考えるのに子供たちが慣れてきたら、そのお題にしばりを付けてあげましょう。例えば「食べ物」のしばりであれば、「にんじんが食べられる人」「朝ごはんにパンを食べた人」などが考えられます。
「遊び」のしばりであれば、「縄跳びが跳べる人」「ピカチュウが描ける人」なども考えられますね。
まずはママ・パパたちでお手本を出してみて、子供たちにもしばりのコツを掴んでもらえるとスムーズです。
フルーツバスケット遊びのねらいは?
保育園や幼稚園でも定番の遊びであるフルーツバスケット。その秘密は単に楽しいだけではなく、子供の成長に大切な学びを助けるゲームでもあるからです。
協力する楽しさを経験する
チーム分けをすることで、その仲間同士で連帯感が生まれたり、幅広い年代の子供と遊ぶことで、年長の子供は小さい子の手助けをしてあげたりと、協力する楽しさをゲームを通して感じられるでしょう。
「なんでもバスケット」のようにランダムなチーム分けでも、意外な共通点を発見することで、子供通しの新たな交流も生むことができます。
発想力を育てる
フルーツバスケットのアレンジルールでは、さまざまなお題を考えることになります。集まった友だちの共通点を見つけたり、たくさん移動してもらうには何のお題にすればよいか考えたり…。そうして周りをよく観察することで、子供の発想力が鍛えられていくはずです。
自分で考えることを体験する
フルーツバスケットでは、自分で状況を判断し行動しなくてはならない場面があります。自分のグループを理解して、空いている席を探して…自分がオニになったときは、友だちをどのように動かすか考える必要があります。
フルーツバスケットを通して自分で考えることを体験し、経験を深めていくことができるのです。
フルーツバスケット(なんでもバスケット)で遊ぶときの注意点
楽しいフルーツバスケットですが、盛り上がるあまり思わぬケガやトラブルは避けたいところです。
イスの間隔を開ける
特に移動するときに子供たち同士がぶつかったり、同じイスを取り合って争いが生まれないように注意しましょう。
イスを置く間は広めにするのがおすすめです。そうすることでイスから立ち上がる時に周りにぶつかりにくく、もし同じイスへ複数の子供が向かうことがあっても、周りを巻き込まずに済みます。
同じ子供が何度もオニにならないように工夫する
同じ子供がずっとオニになるのはなるべく避けましょう。その子はイスに何度も座れず、楽しい気持ちで遊べなくなってしまうかもしれません。
アレンジルールにもありましたが、移動する人に色々条件をつけることでオニの子も座れる確率が上がります。上手に活用し、オニがいろいろな子供に回るように工夫しましょう。
ルールをわかりやすく決めておく
トラブルを避けるには、遊ぶ前に子供ときちんと取り決めをしておくのが大切。イスの取り合いになったらジャンケンで決めるよう話したり、ぶつからないように移動するようこまめに呼びかけてあげましょう。
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フルーツバスケットは小さい子供から大人まで楽しめるゲームですが、アレンジルールのレパートリーを増やしておくことで、飽きずに長く楽しめますよ♫
フルーツバスケットの他にも、幅広い年齢の子供たちが遊べるゲームはいっぱいあります。もっとアイデアを増やしたい!という方は以下の記事もぜひ参考にしてくださいね。