こんにちは!ごっこランドTimesライターのくずうままです。
ぎなた読みは子供の言葉遊びによく用いられている、とてもポピュラーなものです。「ぎなた読み」という言い方にピンとこなくても、日常の遊びとして使っていることも。
私自身もぎなた読みと聞いただけでは何のことだか分かりませんでしたが、例文を見てみると、子供のころ何度も口にしたことのあるものばかりでした!
こちらの記事では、ぎなた読みの意味・由来をはじめ、面白い・楽しい・怖い例文を一覧で紹介します。
「ぎなた読みって何だろう?」と疑問に思っている人や、友だちやきょうだいと楽しめる言葉遊びが知りたい人も、ぜひチェックしてみてくださいね。
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ぎなた読みとは?
ぎなた読みとは、文章の区切りを誤って読むことです。区切りを変えると、まったくことなる意味になるため、言葉遊びとしても用いられます。
その由来となった一文はこちら。
「弁慶が、なぎなたを持って」
この何気ない一文を「弁慶がな、ぎなたを持って」と、句読点を誤って読んだことが、ぎなた読みの由来と言われています。
また、武蔵坊弁慶の「なぎなた」を使う様子が由来となっていることから、「弁慶読み」ともいいます。
面白い・楽しい!ぎなた読みの例文
区切りを変えただけで、まったく違った意味の文章になってしまうなんて、なんだかワクワクしますよね♪
さっそく、子供が面白い・楽しいと感じる、ぎなた読みの例文一覧を紹介していきます。 ぜひ子供といっしょに、ぎなた読みクイズへとチャレンジしてみましょう!
ここで履物を脱いでください
「ここでは、着物を脱いでください」
ぎなた読みで区切りを変えると「履物」が「着物」に変化。
友だちが家に遊びに来たときに言いたくなる例文ですね!
ねぇちゃんと風呂入った?
「姉ちゃんと、風呂入った?」
筆者も小さいころ、このぎなた読みが面白くてよく弟に問いかけていましたよ♪
パン作ったことある?
「パンツ、食ったことある?」
ぎなた読みで衝撃的な一言に!
ぎなた読みではとってもポピュラーな一文です。
風呂に入るか入らないか
「風呂には、イルカはいらないか」
ぎなた読みの中では少し難しい例文なので、クイズにしてみると「なるほど!」と盛り上がるかも?
鈴木さん17歳
「鈴木、37歳」
句読点の位置を変えただけで、まったくことなる年齢になってしまうので、区切りに注意です☆
おそらく持っている
「お空、曇っている」
日常会話の中にも多くのぎなた読みができる文章があるので、ぜひ新たな一文を発見してみてください。
うん、このケーキおいしい
「うんこのケーキ、おいしい」
子供が好きそうなクスッと笑える例文です♬
何回も見たい
「なんか、芋みたい」
こちらも、ぎなた読みではポピュラーな例文なので、子供の言葉遊びに取り入れるのもおすすめですよ。
今日中に食べる
「教授、ウニ食べる」
ひっかけクイズにもおすすめのぎなた読みでした!
間に合いそうだ
「マニア、いそうだ」
何のマニアがいそうなのかと、その後の会話も弾む面白い例文です。
車で待ってて
「来るまで、待ってて」
単語の区切りを変えると名詞「車」から連体詞「来る」へ変化させることもできます。
ひらめいた!
「ヒラメ、いた!」
なぞなぞ、ダジャレとして子供がよろこびそうですね。
ちょっと怖いかも?怖いぎなた読みの例文
次は、ぎなた読みの中でもちょっと怖い例文を一覧でまとめました。 読み方や区切りを変えて、怖くない文章へと変身させてみてください。
恐怖の味噌汁
「今日、麩の味噌汁」
ママ・パパはこわ〜い声で子供たちを怖がらせてみてはいかがでしょうか?
呪いの墓場
「のろいのは、カバ」
でも知ってますか?じつはカバって時速40kmも走れるんだそうですよ!
怨霊蛙の怪
「音量、変えるのかい?」
怪談の名前にぴったりな怖い例文が、ほんわかした日常会話へと大変身☆
死者も食うおばあさん
「ししゃも、食う、おばあさん」
背筋が凍りそうな例文も、読み方を変えれば全く怖くありませんね。
悪の十字架
「開くの、10時か」
この例文を使って、家族や友だちと言葉遊びを楽しんでみて♬
悪魔のぬいぐるみ
「あ、熊のぬいぐるみ」
悪魔のぬいぐるみから、かわいい熊のぬいぐるみへと早変わりしました☆
対人恐怖症
「タイ人、今日、負傷」
少しひねりのある問題なので、ひっかけクイズにもおすすめですよ。
階段の亡霊
「階段、のぼれー」
言葉遊びやクイズに出すときは、みんなが怖がるように声色を低くして演出すると◎。
有名なヤクザ医師
「有名な薬剤師」
どちらも有名なヤクザ医師と薬剤師。全く違った人物像が面白いですね!
猫の魂
「猫のタマ、しいー」
口元に人差し指を当てて「静かに」のポーズを取りながら読みましょう♪
ぎなた読みを楽しめるおすすめ本2選
ぎなた読みをもっと楽しみたい人向けに、おすすめの本をピックアップしました。 子供から大人まで楽しめるぎなた読みで、言葉遊びを楽しみましょう。
日本語力をきたえることばあそび〈4〉「読む」力をのばす!ぎなた読み/ごろあわせ/畳語
こちらの本では、ぎなた読みなどの言葉遊びを通して日本語力を鍛えられます。絵本仕立てで紹介されているため、子供も理解しやすいところがおすすめポイントです。
日本語あそび学―平安時代から現代までのいろいろな言葉あそび
ぎなた読みのほか、しりとり、ダジャレ、早口言葉など…。平安時代から現代まで親しまれている言葉遊びがたくさん収録されています。国語の力を高めたい小学生にもおすすめしたい本です。
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少し読み方を変えるだけで、全く違った意味の文章となるのが、ぎなた読みの面白さです。
ぎなた読みのような言葉遊びは、楽しい・面白いだけではなく、子供の考える力や言語力を伸ばせるところもメリットでしょう。
ごっこランドTimesでは、ぎなた読みのほかにも、さまざまな言葉遊び記事を紹介しています。 興味のある人はぜひ、言葉遊びの記事も覗いてみてくださいね。
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