こんにちは、ごっこランドTimesライターのshimamuです。
ランドセルは種類が豊富なので、大人でも迷ってしまいますよね。ママ・パパが選び方をチェックしておかないと、後悔することになりかねません。
ランドセルには「重さ」「色」「背負いやすさ」など、選ぶための大切なポイントがあります。まずはママ・パパが候補を絞ってから、子供といっしょに検討するといいでしょう。
女の子・男の子別のおすすめメーカーや人気の色など、これからラン活を始める人に知ってほしい情報をまとめました。ランドセル選びの参考にしてくださいね。
後悔しないランドセルの選び方11選
子供にとってランドセルは、6年間を共にする相棒のようなもの。できれば満足するものを選んであげたいですよね。ランドセル選びのときにチェックするポイントを確認しておきましょう。
1.革の素材
革の種類 | 重量 | 価格 | 耐久性 | 高級感 |
---|---|---|---|---|
1,400~1,600g | もっとも高い | ◎ | ◎ | |
1,200~1,500g | 高い | ◎ | ◯ | |
1,000~1,200g | 普通~安い | ◯ | △ |
ランドセルに使われているのは、主に「コードバン」「牛革」「人工皮革」の3種類。「ヌメ革」のモデルもありますが、手入れが大変なので上級者向きです。
もっとも高級感があるのは、馬のお尻部分の革である「コードバン」です。見た目の美しいランドセルは、持っているだけで自慢できますよ。ほかと比べると重いのがデメリットです。
軽量ランドセルを求めるならば、「人工皮革」がおすすめ。人気メーカーのセイバンが独自に開発した「アンジュエール®」や、多くのモデルに採用されている「クラリーノ®」があります。
牛革は高級感がありつつ重すぎない、バランスの取れた革です。人工皮革と同じくらい軽いモデルも販売されていますよ。
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コードバンランドセルの選び方
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2.重さ
上記の図は、ランドセルの重さをメーカーごとにまとめたものです。
「セイバン」「フィットちゃん」「ふわりぃ」などCMでよく見かける大手メーカーでは、900g台の軽量ランドセルをはじめ幅広いモデルが販売されています。
「土屋鞄のランドセル」「池田屋ランドセル」などの工房で作られているランドセルは、軽量化よりも耐久性や高級感にこだわっています。
教科書一冊の重さは、150〜250gほど。約1,000gのランドセルと1,300gのランドセルの差は、教科書2冊分ほどと考えておきましょう。
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ランドセルの重さを比較
3.値段
ランドセルの値段は、メーカーによって幅が広いです。
人気の大手メーカー「フィットちゃん」や「ふわりぃ」は、4万円台から買える安いランドセルを販売しています。使用している素材は、軽くて安価な人工皮革がほとんどです。
工房系ランドセルは、大手メーカーと比較すると高価な傾向にあります。お値段がするぶん、質のいい本革を使用していたり、職人の手縫いで作られていたりと、こだわりが詰まっていますよ。
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ランドセルの相場
高級ランドセル一覧
安いランドセル一覧
4.背負いやすさ
引用:フィットちゃん公式サイト
- ベルトが立ち上がり体に密着する、立ち上がり背カン
- 子供の動きにフィットするよう、左右別で動く肩ベルト
- 負担を和らげる、やわらかい背あて
- 肩が痛くなりにくい、クッション入り肩ベルト
ランドセル選びに欠かせないのは、「背負いやすいかどうか」です。ランドセルメーカーは常に、上記のような背負いやすさへの工夫を追求しています。
子供の体格は十人十色なので、どのメーカーが一番いいとはいえません。子供に背負ってもらい、体にフィットするものを選ぶのがおすすめです。
5.色
- 高学年になっても飽きない色かどうか
- 周りと比べて浮いてしまう色ではないか
- 子供の性格に合った色かどうか
ランドセルの色選びで覚えておきたいポイントを解説します。
色選びで大切なのは、6年間飽きずに使えるかどうかです。年中・年長の今は、とにかくかわいい色や奇抜な色を好む子も多いでしょう。高学年になっても恥ずかしくない色かどうか、ママ・パパが判断してあげましょう。
派手な色だと、周囲から浮いてしまう可能性があります。通う予定の小学校ではどのようなランドセルが多いのか、チェックしておくといいでしょう。子供といっしょに通学風景をみるのもいいですね。
おとなしい子に珍しい色を選んだり、目立ちたがり屋の子に地味な色を選んだりすると、「違う色がよかった!」と駄々をこねる原因になりかねません。子供の性格を考えて色選びをするのも大切です。
ごっこランドTimesでは、先輩ママ・パパを対象に人気の色をランキング化しています。以下の記事もチェックしてみてくださいね☆
6.デザイン
6年間使うランドセルは、デザインも重要です。ランドセルは例年、シンプルなものから個性的なものまで、多くのデザインが販売されています。子供とよく相談して決めるようにしましょう。
飽きずに使いたいならシンプルに!
6年間安定して使いたいなら、装飾の少ないシンプルなデザインを選びましょう。質感やカラーにこだわって探すと、お気に入りが見つかりますよ♪
アクセントカラーでちょっぴり自分らしさをプラス
池田屋ランドセル|防水クラリーノカラーコンビ
土屋鞄のランドセル|ベーシックカラープラス
定番の赤や黒でも、アクセントカラーが入っているデザインを選ぶと自分らしさが出ます。目立つデザインで冒険するのは怖いけれど、個性も大切にしたい子におすすめですよ♡
周りと被りたくないなら個性的なタイプ!
セイバン|モデルロイヤルコスメ
フィットちゃん|ハンサムボーイ
友だちと差をつけるなら、個性的なカラーやメタリック・パール系のランドセルをチェック!カブセに装飾が施されているデザインも目立ちます。
7.大きさ
ブランド名 | 縦(高さ) | 横(幅) | 奥行(マチ) |
---|---|---|---|
31~32cm | 23.5~25cm | 12~13cm | |
31cm | 23.3cm | 12~13.5cm | |
30.5cm | 23.5cm | 12~13.5cm | |
31cm | 23.2cm | 11.5~12.5cm | |
31.2cm | 23.3cm | 12.2cm | |
31~31.5cm | 23.2~23.5cm | 12.5cm | |
30.5cm | 23.3cm | 12cm | |
31~31.3cm | 23.5cm | 12~13cm |
ランドセルは、「A4クリアファイル対応サイズ(約22.3cm×31cm)」と「A4フラットファイル対応サイズ(約23.3cm×31cm)」の2種類があります。近年ではほとんどのランドセルがA4フラットファイル対応サイズです。
マチの大きさは11~12.5cmほどのものが多いです。収納力を高めたいなら、ポケット部分も含め13cmを超える大容量モデルを選ぶといいでしょう。
8.丈夫さ
ランドセルは6年間の使用に耐えられるよう、丈夫に作られています。とくに工房系ランドセルは、職人の手作業で補強を加えている場合もありますよ。
各メーカーがどのような対策をしているのか、チェックしておくと安心です。一例を挙げますので、参考にしてください。
- 軽くて丈夫な「タフかるプレート」や二重芯材を採用(セイバン)
- 左右の大マチ側面・底部の3方に樹脂の芯材を使用(フィットちゃん)
- 10万回の耐久テストを行った丈夫な背カン(黒川鞄工房)
- 丈夫でしなやかな、二重構造の芯材(土屋鞄のランドセル)
- オリジナルパーツ「変形防止板」で型崩れ防止(池田屋ランドセル)
- 革にこだわり、職人の手作業で仕上げて丈夫に(モギカバン)
- 側面上部に、強靭な天然樹脂の芯材を使用(鞄工房山本)
9.機能性
引用:フィットちゃん公式サイト
子供が安心して使えるかどうか、機能もチェックしましょう。
帰宅が遅くなるならば反射板付きのランドセルを、電車に乗る機会が多いなら安全ナスカンのランドセルを選ぶなど、子供に合う機能が搭載されたランドセルを選ぶといいですよ。
ランドセルについているとうれしい機能には、以下のようなものがありますよ。
- 反射板…夜道や雨の日に、車のライトに反応して光る
- 防水加工…雨の日でもランドセルの中身が濡れない
- 安全ナスカン…一定の負荷がかかると金具が外れる(電車やバスでの巻き込み防止)
- 肩ベルトのDカン…防犯ブザーが付けられる
- 自動ロック…ワンタッチで錠前がロックされる
10.保証範囲
ほとんどのランドセルには、「6年間無料修理保証」がついています。すべての破損が対象になるわけではなく、保証範囲はメーカーによってさまざま。
「上に乗って潰れた」「友だちに引っ張られて壊れた」など故意の破損は、有償となる場合が多いです。なかには破損の理由を問わず修理してくれる工房もありますよ。
どこまで無料で修理してくれるのか、保証範囲をチェックしておくと安心です。
11.子供の好み
最終的には、子供が好きなランドセルを買ってあげたいと考えているママ・パパも多いはず。しかし、最初から子供に選ばせると危険です。
ある程度親がどのようなものを持たせたいか決まっているなら、色味やメーカーを絞ってから選ばせるのがおすすめです。6年後も背負えるランドセルを、子供といっしょに考えていきましょう。
おすすめの人気ランドセルメーカー
国内にあるランドセルメーカーは100社を超え、価格帯やこだわり、デザインの特徴などが変わります。
上記はママ・パパに人気のランドセルメーカーを表にしたものです。なかでもごっこランドTimesがおすすめするランドセルメーカーについて、詳しくご紹介します。
セイバン
誰もが知っているランドセルメーカー「セイバン」。「フィットちゃん」と同じく、子供がわくわくするようなデザインを豊富に展開しています。
セイバンはCMでもおなじみの「天使のはね」を搭載し、背中への密着度を高めています。根元部分は硬めに、先端部分は肩にやさしくやわらかめに設計されていますよ。
型崩れを防ぐために、芯材を二重構造にした独自素材「タフかるプレート」を採用。6年間安心して使っていただけます。
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セイバンランドセルの口コミ
女の子におすすめ「モデルロイヤル クリスタル」
71,500円(税込) | |
約1,290g | |
シャーベットミント×アクア、ミルクティーベージュ×ベビーピンクなど全10色 |
雪の結晶をイメージした、まさにクリスタルな輝きを表現したモデルです。細部にはガラスの靴モチーフやクリスタル・ガラスがあしらわれ、夢のあるデザインになっています。
男の子におすすめ「モデルロイヤル ドラグーン」
71,500円(税込) | |
約1,280g | |
ブラック、マリンブルー×ブラック、フォレストグリーン×ブラックなど全10色 |
ドラゴンの勇敢さをイメージした、かっこいい世界観が特徴的なモデルです。細部にちりばめられた剣や炎のモチーフが、力強さを表現します。
フィットちゃん
「フィットちゃん」は、背負いやすさや安全性、軽さなど機能がたっぷり詰まったランドセルを取り扱っています。
25度立ち上げた背カンと、肩ベルトのやわらかいクッションのおかげで、快適な背負い心地を実感できますよ。ぷにぷに肩ベルト「楽ッション」搭載のモデルが人気です。
デザインはかっこいいものからかわいいもの、シンプルなものまでさまざま。子供の好みに合わせて、200種類以上のモデルからお気に入りを探せます♪
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フィットちゃんランドセルの口コミ
女の子におすすめ「シュシュ・フローラ」
73,150円(税込) | |
約1,290g | |
キャメル×キャメル、ペールピンク×ベージュなど全6色 |
側面に配されたボタニカルフラワーがかわいい「シュシュ・フローラ」。キャメルやピンク、ラベンダーなどやわらかい印象のカラーがそろっています。
人気の機能「楽ッション」と「安ピカッ!」を搭載したモデルです。大容量タイプや軽量タイプもありますよ☆
男の子におすすめ「グッドボーイDX」
69,850円(税込) | |
約1,210g | |
クロ×マリン、クロ×メタルグレー、クロ×アカステッチ、クロ×グリーン |
黒をベースにステッチでカラーをプラスした「グッドボーイDX」は、男の子人気ナンバー1!コンビカラーのおかげで、シンプルなのにおしゃれに見えますよ。人工皮革のなかでも丈夫な「クラリーノ®タフロック®NEO」を使用しています。
グッドボーイシリーズはほかにも大容量タイプやくるくるフィットタイプがありますよ。
池田屋ランドセル
子供想いのランドセルを製造する「池田屋」は、軽さを追求したモデルが多くあります。蒸れやすい背あてや、水濡れが心配なカブセ裏には人工皮革を採用。カブセの素材を選べるハイブリッド構造が特徴です。
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池田屋ランドセルの口コミ
女の子におすすめ「防水牛革パステル カラーステッチ」
69,000円(税込) | |
約1,300g | |
ミント×サックス、ミルク×ベージュ、ラベンダー×ピンク、アッシュグレー×グレー |
高級感のある牛革と珍しいパステルカラーが目を惹くモデルです。シンプルなデザイン で、革の品質の良さが際立ちますよ。牛革で約1,300gと、比較的軽量なのもうれしいポイント。
男の子におすすめ「防水クラリーノ カラーステッチ」
56,000円(税込) | |
約1,100g | |
クロ×ブルー、クロ×アカ、コン×キャメルなど全15色 |
コストパフォーマンスにすぐれた、クラリーノモデルです。ベースカラー×カラーステッチで個性をアピール☆全15色から好きな色を選べますよ。約1,100gと軽いのも魅力です。
鞄工房山本
「鞄工房山本」のランドセルは、側面にニスを塗り重ねた「コバ塗り」が魅力です。女の子向けの本革ランドセルはデザイン豊富なので、かわいいランドセルがほしいときはチェックしてみて!
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鞄工房山本ランドセルの口コミ
女の子におすすめ「ラフィーネ(牛革)」
74,900円 | |
1,450g前後 | |
赤、ラベンダー、アッシュピンク、ローズピンクなど全7色 |
かぶせに施されたティアラの刺繍とサイドのおはなワッペンが、上品で愛らしいモデルです。オリジナル性の高いデザインなので、ほかの人とかぶりにくいメリットもあります。
男の子におすすめ「レイブラック(牛革)」
69,900円 | |
1,450g前後 | |
黒×ブルー、黒×レッド、黒×イエローなど全6色 |
上品な黒のランドセルをコバ塗りでコンビカラーにしている、男の子にもっとも人気のモデルです。おしゃれでスポーティなデザインで、コバ塗りの色によって個性を出せます。
なかでも、黒×ブラウンの落ち着いた組み合わせがとくに人気です。
ランドセル購入までのスケジュール
画像をみてわかるとおり、ランドセル選び通称「ラン活」は、前年度から始まっています。どのような手順で進めていけばいいのか解説します。
カタログを取り寄せる
まずは、ランドセルメーカーの公式HPからカタログを取り寄せます。カタログ発送は基本的に無料です。少しでも気になるメーカーがあれば、申し込んでおきましょう。
例年、年中さんの夏から冬にかけてカタログ請求が始まります。子供の入学年度のカタログ配布が開始されているか、チェックしておくといいですよ。
人気メーカーのカタログ請求はこちらから
ランドセルカタログ一括請求先リスト
メーカーやモデルを絞る
カタログを手に入れたら、ママ・パパで候補を絞ります。機能面やデザインの方向性を決めて、2〜3メーカーに絞ってから子供に見せるとスムーズです。
店舗や展示会へ足を運ぶ
ランドセルの候補を絞ったら、店舗や展示会へ行って背負わせてみましょう。年中さんの年明け頃から、展示会や販売会のスケジュールが発表されます。1日しか展示会を行わない場合もあるので、要注意です。
展示会会場まで遠かったり、都合が合わなかったりする場合は、レンタル制度を利用する方法があります。メーカーによっては実施していないこともあるので、公式サイトをよく確認しましょう。
子供にランドセルを背負わせることで、本人にも「来年は小学生になるんだ」という自覚が生まれますよ。
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ラン活のスケジュール
ランドセルはどこで買うのがお得?
- メーカーの公式サイトで購入する
- 店舗・展示会で購入する
- 通販サイトで購入する
ランドセルを購入する方法は「公式サイト」「店舗や展示会」「通販サイト」の3種類あります。もっともおすすめなのは、公式サイトです。
公式サイトで購入すれば自宅に届くので、重いランドセルを持ち帰らずに済みます。お得な特典がつく場合もありますよ!
Amazonや楽天などの通販サイトから購入する場合は、配送トラブルや特典のつけ忘れがないよう、販売元の評価をチェックするといいでしょう。ランドセルメーカーが出店している場合もあります。
ポイントをチェックして、ラン活を成功させよう!
ランドセルを選ぶときは、多くのポイントを確認しなければなりません。早めにカタログを取り寄せて、メーカーごとの機能性やデザイン性を確かめておきましょう。
子供が6年も背負うものなので、試着をせずにランドセルを購入するのは危険です。店舗や展示会に足を運ぶか、レンタルを利用して子供に背負ってもらうのがおすすめ。
選び方のコツを押さえて、一生に一度のラン活を成功させてください☆
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