こんにちは、ごっこランドTimesライターのshimamuです。
ラン活をしていると「工房系ランドセル」と「量産系ランドセル」という言葉をよく耳にしませんか。工房系ランドセルは人気があり、多くのママ・パパに支持されています。
日本国内には、ランドセルを製造する工房が多くあります。数が多いので、どの工房を選べばいいか迷ってしまいますよね。
ごっこランドTimesでは、背負いやすい工房から失敗しないための選び方まで、工房系ランドセルについて詳しく解説していきます。
※この記事はPRを含みます。
そもそも工房系ランドセルとは？なぜ人気？
工房系ランドセルとは、工房で手作りされる少量生産のランドセルを指します。対して、大手メーカーが工場で量産するランドセルが「量産系ランドセル」です。
工房系ランドセルは、伝統的な構造や手法を使って作られているため、丈夫で美しい見た目が特徴。色合いや革の状態にもこだわっており、個性的なカラーリングや高級感のあるモデルも多いです。
量産系ランドセルと比較すると、職人の手仕事によるこだわりが感じられます。素材の選択や製造工程のていねいさが評価されており、品質や高級感を重視するママ・パパに人気がありますよ。
失敗しない人気の工房系ランドセル5社を比較
ランドセル工房が多すぎて決められない人のために、代表的な工房を5社紹介します。多くの人が選ぶ工房なので、失敗や後悔する可能性が低いですよ。
黒川鞄工房
【こんな人におすすめ】
- 耐久性の高いものを探している
- 子供の記憶に残る特別なランドセルがいい
- 本革でも色合いにこだわりたい
- 予算に余裕がある
「黒川鞄」のランドセルは、日本の伝統的な製法にこだわりながら、洗練されたデザインと高品質な素材で作られています。シンプルで上品な外観が特徴であり、美しい色合いや緻密な縫製が魅力ですよ。
黒川鞄のランドセルは耐久性に優れており、美しさが長持ちします。しっかりとした作りで頑丈なため、子供たちの元気な動きにも対応できますよ。背負いやすさを追求し、子供の体に負担をかけないつくりになっています。
コードバンや牛革でもカラーバリエーションが豊富なので、子供の好みと高級感を両立できますよ☆
土屋鞄のランドセル
【こんな人におすすめ】
- ブランド力のあるランドセルを選びたい
- 高級感を大切にしたい
- スタイリッシュでスマートなデザインがいい
- 無料保証が手厚い工房を探している
「土屋鞄のランドセル」は、子供たちの特別な思い出作りをコンセプトにした工房です。東京と長野に工房を構えており、多くのママ・パパから支持されています。
他社のランドセルと比べると、スマートですっきりとしたデザインです。ジェンダーレスのモデルがほとんどなので、子供が自分の好きな色を選べますよ。
革の扱いにはこだわっているため、高級感のある見た目と美しい色合いが魅力。「背中に、心に、やさしい記憶を」という思いを込めて、子供たちの大切な瞬間に寄り添っています。
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池田屋ランドセル
【こんな人におすすめ】
- 軽さも耐久性も大切にしたい
- 友だちと被らないカラーを探している
- シンプルで使いやすいランドセルがいい
- 無料保証が手厚い工房を希望している
「池田屋ランドセル」は、日本の伝統的な技術と最新の素材を融合させた高品質なランドセル工房です。職人の手によってていねいに作られており、縫製や仕上げに細かなこだわりが詰まっています。
牛革と人工皮革を組み合わせたハイブリッド構造が特徴です。肩ベルトには耐久性の高い牛革を、カブセ裏や背あてには、水に強く軽い人工皮革を使用していますよ。
無駄な装飾のない洗練されたデザインは、多くのママ・パパから支持されています。カラーバリエーションが豊富なので、子供の個性に合ったランドセルを選べますよ。
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池田屋ランドセルで失敗・後悔しないためにチェックしておきたいこと
モギカバン
【こんな人におすすめ】
- 本革の質感にこだわりたい
- 丈夫で美しい内装のランドセルがいい
- 大容量のランドセルを探している
- 本体色とステッチの組み合わせを楽しみたい
熟練の職人が革の状態を確認しながら仕上げる、最高級ランドセルを販売している「モギカバン」。豚一頭分の革を贅沢に使った、「アメ豚一枚通し」の内装が特徴です。
モギカバンは、現在は主流になりつつある持ち手やワイドポケット、ウィング背カンなどを他社に先駆けて20年以上前から採用しています。
革の扱いにこだわっており、最高級コードバンランドセルや、なめらかな手触りの牛革スムース素材などを展開。本革ランドセルもカラーが豊富ですよ。
鞄工房山本
【こんな人におすすめ】
- 細部まで美しいランドセルがほしい
- 軽い本革ランドセルを探している
- 簡単にロックできる錠前がいい
- 色の組み合わせにこだわりたい
鞄工房山本のランドセルは、職人の手作りによる品質の良さが特徴です。軽量で丈夫な素材を使用し、子供たちの背負いやすさを追求しています。
特徴的なのは、革の裁断面を磨いてニス塗りを重ねる「コバ塗り」を施していること。革の断面にニスを塗り重ねることで、高級感のある仕上がりになります。
背あてやショルダーベルトにはクッション性を備え、快適な着用感と通気性の良さを両立。豊富なデザインとカラーバリエーションから、子供の好みに合った理想のランドセルを探せますよ。
工房系ランドセル人気5社の比較表
| 黒川鞄工房 | 土屋鞄 | 池田屋 | モギカバン | 鞄工房山本 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 明治中期 | 昭和40年 | 昭和25年 | 昭和4年 | 昭和24年 | |
| A4フラットファイル対応 | A4フラットファイル対応 | A4フラットファイル対応 | A4フラットファイル対応 | A4フラットファイル対応 | |
| あり | なし | なし | あり | あり | |
| あり | あり | あり | あり | オプション | |
| あり | なし | なし | あり | あり | |
| あり | なし | なし | あり | あり | |
| なし | なし | あり | なし | なし |
人気の工房5社を比較すると、容量に大きく差はないのがわかります。机に掛けるときに便利な吊りカンは、土屋鞄と池田屋は搭載していません。
吊りカンは、おもに学校の机の脇のフックに引っかかるときに使いますが、ランドセルはロッカーに入れる学校も多いはず。
吊りカンが必要な場合は注意してください。
反射材を取り入れていないランドセル工房は、シール型のリフレクターを販売していますよ。人気5社のなかでは、池田屋のみオーダーメイドに対応しています。
自動ロックについては、ない前提で使えばそんなに気にすることもないかもしれません。しかし、あれば便利ですよね。
まだまだある！こだわりの工房系ランドセル10社
日本国内には、まだ多くのランドセル工房があります。ごっこランドTimesがおすすめする工房をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
萬勇鞄
100人に好かれるより、1人の大好きを大切にする「萬勇鞄」には、おしゃれなランドセルが多くあります。くすみカラーやツートンカラーなど、友だちと差が付くカラーリングも魅力です。
カブセや本体はもちろん、背あて部分にもカラーが施されたモデルもありますよ。デザインにこだわったランドセルを探しているなら、チェックしておきたい工房です。
羽倉ランドセル
兵庫県にある工房「羽倉」のランドセルは、飾り鋲のないすっきりしたデザインが特徴。一枚革を生かした美しい見た目にするため、あえて手間のかかる工程を選択しています。
豊岡市の自然をイメージしたオリジナルの「はくらいろ」は、子供の個性を引き立たせる絶妙な色合い。細かく設定できる、オーダーメイドランドセルも人気です。
カザマランドセル
「カザマランドセル」は、成長期の子供に合わせた背負いやすいランドセルを製造している工房です。特許を取得した独自の背カンにより、どのような服や体型でもしっかり背負える フィット感を実現しました。
体に沿うように設計した肩ベルトや、夏でも蒸れにくい背あてなど、子供が快適に背負える機能が満載。工房系ランドセルのなかでは比較的安価なので、予算が限られている場合も安心して選べますよ。
村瀬鞄行
手間と時間をかけたランドセル作りにこだわる「村瀬鞄行」。芯材のパーツを通常よりも増やすことで、耐久性の高いランドセルに仕上げています。
背あてと肩ベルト部分に、宇宙開発のために作られた素材「メモリーフォーム®」を採用しているのが特徴です。低反発性による荷重分散で、体にやさしくフィットしてくれますよ。6年間使ってもへたりにくいのがうれしいポイントです。
カバンのフジタ
「カバンのフジタ」のランドセルは、大マチ部分に虹色のモチーフ「ゆめピカ」が施されています。暗くなったときに光るのはもちろん、明るい昼間でも太陽の光を受けてキラキラ輝きますよ☆
雪国・山形にある工房なので、ランドセルにはすべて防水加工がされています。立ち上がり背カンではなく、独自の「NICE&cozy」ユニットを採用。負荷を肩・背中・腰に分散させることで、軽い背負い心地を実現しています。
戸塚ランドセル
「戸塚ランドセル」は、工房系ランドセルとして最大級の収納力を誇る「グランドキューブ」が魅力です。大マチ内寸12.5cm・小マチ3.5cm・ファスナーポケット3cmと、荷物をたっぷり収納できます。
背あてにはやわらかい牛革を使用。夏でも快適に過ごせる肌触りの良さです。洗練された大人っぽいデザインで、6年間飽きずに使えますよ。
盛田のランドセル
グッドデザイン賞の受賞経歴を持つ「盛田のランドセル」は、家族のように子供に寄り添うランドセルを製造しています。シンプルながら不思議と愛着のわく、やさしいデザインが魅力ですよ。
盛田のランドセルには、大マチに大きなサイドポケットが付いています。リコーダーや折り畳み傘をそのまま収納できるので、非常に便利ですよ。インナーバッグや内部に入れる仕切りなど、整理整頓しやすいグッズも付属しています。
澤田屋ランドセル
「澤田屋ランドセル」が製造しているランドセルは、すべて人工皮革です。品質を保ちつつ、手に取りやすい価格に仕上げたいという、工房の想いが詰まっています。
縫製を海外で行いコストを抑えていますが、その品質は国産に引けを取らない仕上がり。熟練のランドセル職人が、ていねいな手作業で仕上げています。3～4万円台で買える質のいいランドセルを探しているなら、要チェックですよ。
岐阜横山鞄
岐阜県にある小さな工房「横山鞄」は、少数精鋭で高品質なランドセルを作り続けてきました。「軽く・強く・安全」をモットーに毎年改良を重ねることで、子供が背負いやすい機能的なランドセルを生み出しています。
ほかの工房でも採用されているウィング背カンに加え、8段階調整が可能な独自の「スライドフィット背カン」を搭載したモデルも。入学したての時期も、高学年になっても安定して背負えますよ。
アタラランドセル
子供の暮らしを大切にした「アタラランドセル」は、やさしい色使いが特徴です。「こかげ」「きのみ」「しずく」など、生活に寄り添うナチュラルなランドセルが手に入りますよ。
あえて小マチをなくして、開口部が大きく荷物の出し入れがしやすい設計に。メイン収納部分が1か所なので、水筒や上履き袋などの大きな荷物もしっかり入りますよ。軽くておしゃれなランドセルを探しているなら、候補に入れてみてください。
工房系ランドセルの選び方
工房系ランドセルには、多くのモデルがあります。ランドセルの選び方をチェックして、子供にぴったりなモデルを探し出しましょう。
軽さなら人工皮革、見た目なら本革
| 革の種類 | 重量 | 価格 | 耐久性 | 高級感 |
|---|---|---|---|---|
| 1,400～1,600g | もっとも高い | ◎ | ◎ | |
| 1,200～1,500g | 高い | ◎ | ◯ | |
| 1,000～1,200g | 普通～安い | ◯ | △ |
ランドセルの素材は主に「人工皮革」と「牛革」、馬のお尻部分の革「コードバン」の3種類です。上記の表をみるとわかる通り、素材によって個性があります。
人工皮革は耐久性に不安がありますが、軽量で本革よりも安価です。コードバンは高額で重さもありますが、高級感のある見た目で自慢のランドセルになるでしょう。
工房が作る本革ランドセルは、見た目の美しさと耐久性の高さで、非常に人気があります。軽い背負い心地を求めるならば、人工皮革モデルや本革とのハイブリッドモデルをチェックするといいですよ。
背負いやすいかどうかをチェック
引用：土屋鞄のランドセル公式
- 成長に合わせてフィットするスライド背カン（黒川鞄工房）
- 立ち上がり背カンやふっくら背あてで快適に（土屋鞄）
- 肩ベルトに耐久性のある牛革を採用（池田屋）
- 肩にすっぽりとはまるウィング背カンを採用（モギカバン）
- 表も裏も一枚の革から作った丈夫な肩ベルト（鞄工房山本）
子供が6年間使用するランドセルは、背負いやすいものを選びたいですよね。各工房では子供が背負いやすいよう、さまざまな工夫を施しています。
上記に挙げたもの以外にも、こだわりの機能がプラスされているモデルは多いです。各工房の展示会に足を運べるならば、実際に背負って確認するといいでしょう。
耐久性が高いかどうか確認
引用：鞄工房山本公式
- 10万回の耐久テストを行った丈夫な背カン（黒川鞄工房）
- 丈夫でしなやかな、二重構造の芯材（土屋鞄）
- オリジナルパーツ「変形防止板」で型崩れ防止（池田屋）
- 革にこだわり、職人の手作業で仕上げて丈夫に（モギカバン）
- 側面上部に、強靭な天然樹脂の芯材を使用（鞄工房山本）
上記のように各工房では、耐久性にもこだわりがあります。工房系ランドセルならではの手作業で、より丈夫な造りに仕上げていますよ。
大マチ部分への型崩れ防止策や、負担のかかる肩ベルトへの補強などがされているかを確認するといいですよ。
デザインや色は子供とよく相談して
工房系ランドセルは、シンプルなデザインが多いです。リボンやハートが好きな女の子や、かっこよさに憧れる男の子は「もっとかわいい（かっこいい）ランドセルがいい！」と希望するかもしれませんね。
年長児のうちはかわいい（かっこいい）モデルを好むかもしれませんが、6年後も気に入っているかどうかはわかりません。6年間飽きずに背負えるデザインかどうか、よく子供と話し合って決めるといいでしょう。
なお、色に関しても同様に、子供の意見を上手に取り入れてあげてください☆
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無料保証の範囲はどこまで？
ほとんどの工房では、6年間無料修理保証が付いています。通常の使用下で破損してしまった場合は当然対象になりますが、故意の場合は対象外とする工房は多いです。
やんちゃな子供どうしだと、ランドセルを引っ張り合ったり、上に乗って遊んだりしてしまうことも。子供自身や友だちが壊してしまった場合は、有償での修理になる可能性があります。
希望する工房の無料修理保証の範囲は、よく確認しておきましょう。
こだわり派には工房系ランドセルがおすすめ！
- 高級感のあるスタイリッシュさを求めるなら・・・黒川鞄工房
- ブランド力のある高品質ランドセルなら・・・土屋鞄のランドセル
- 色選びを楽しみたいなら・・・池田屋ランドセル
- 本革の質感を大切にしたいなら・・・モギカバン
- 細かいところまで美しさを追求するなら・・・鞄工房山本
どの工房も職人の技術を生かした、高品質なランドセルを取り扱っています。実績と人気のある上記5社ならば、購入後に後悔する心配は少ないでしょう。
色にこだわるか、質感にこだわるか、デザインにこだわるか。子供の意見を取り入れつつ、理想のランドセルが見つかるようラン活を進めてくださいね☆
