こんにちは。ごっこランドTimesライターで2人の小学生をもつAyako.Oです。
ママパパが子供のころは、家庭用の学習教材といえば紙のテキストでしたよね。
最近の小学生はタブレット学習が主流です。小学校でもタブレット学習が導入され、授業で積極的に使われています。
そこで本記事では、小学生向けのタブレット学習について調査しました。各教材の詳しい内容や、いいところ&デメリットについて解説。
ごっこランド独自のアンケート結果も発表しますので、どれがわが子に合うか比較してみてください。
なかには「タブレットは目に悪いのでは…」と小学生にデジタル機器を使わせるのに不安がある人もいるでしょう。
タブレットを使う際の注意点や、できるだけ目や体に負担をかけない方法についても解説します。
※この記事はPRを含みます。
そもそもタブレット学習とは?
タブレット学習はデジタルならではの特徴を生かし学習できるものです。動画やアプリなどのコンテンツを活用し、視聴覚的に学べます。
タブレット学習なら、問題が解けなかったらヒントや詳しい解説が表示されるなど、子供が1人でも取り組める工夫が満載。
そのため仕事や家事、下の子のお世話に忙しいママパパも助かると、人気が高まっています。
最近は小学校・中学校でもタブレット学習が始まり、小学生がタブレットに触れる時間も増えました。
「学校の授業でとまどわないように、前もってタブレットに慣れさせておきたい」と、入会を検討するママパパもいるようです。
動画やアニメを活用して視聴覚的に学べるものも
タブレット学習の大きな特徴といえば、視聴覚機能を活用して学習できること。
教科書やドリルなど紙の教材では難しい箇所も、アプリや動画を駆使して理解を深められます。
例えば算数の立体図形の問題では、教科書やドリルの絵だけでは理解しにくい部分ってありますよね。
別の角度から形を確認したり、展開図を組み立てたりするのは、あくまで頭の中のイメージによります。
けれどもタブレット学習なら、実際に図形を動かしたり、展開図を組み立てる様子を確認したりなどできます。
ほかにも英語ならネイティブの発音や会話を聴ける、理科なら天気の移り変わりを動画で観られるなど、デジタルコンテンツを駆使することで、より問題への理解を深められます。
最近は子供向けの学習教材も多く、幼児向けから大学受験対策までコンテンツも豊富!
英語検定や漢字検定などの資格試験に対応しているものもあり、効率よく試験対策を進められます。
クイズやゲームのように遊びながら学べるアプリなど、学習に苦手意識を持つ子にも取り組みやすい教材がたくさんありますよ。
タブレット学習は小学校でも導入されている
日本では2019年に決定した「GIGAスクール構想」により、小・中学生に1人1台ずつ学習用のタブレット端末が配布されるよう制度が始まりました。
文部科学省の調査によると、令和3年度末の時点で全体の98.5%と、ほとんどすべての自治体でインターネット環境が整っています。
筆者の子供の小学校でも、2021年にタブレット学習が始まりました。
調べ学習をしたり、意見を書き込んでクラス内に共有したり、各班の実験結果をまとめて平均を出したりなど、ふだんの授業で活用しており、いまや当たり前の存在です。
従来の教科書+黒板スタイルだけでは、子供たちは「ただ先生の話を聞いてノートを書くだけ」と受け身になりがちでした。
それがタブレット学習では、どの子も自発的に学習を進められるように。筆者の子供のクラスでも、自ら意見を発表する子が増えたようです。
文部科学省|義務教育段階における1人1台端末の整備状況(令和3年度末見込み)
小学生向けタブレット学習人気ランキング!おすすめ9社を比較!
タブレット学習は小学生には当たり前の存在になりましたが、家庭向けの教材にはどんなものがあるのでしょう?
タブレット学習のおすすめ9社について、それぞれ詳しい情報を載せました!
カリキュラム内容や料金設定は各社それぞれ。わが子に合うかどうか確認しつつ、比較してみてくださいね。
スマイルゼミ
国・算・理・社・英・プログラミング 標準クラス・発展クラス |
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3,278円~(税込み、12ヶ月一括払い) ※別途専用タブレット代10,978円(12ヶ月継続で割引) |
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専用タブレットを購入する | |
約15分 | |
・「コアトレ」で無学年学習ができる ・1人1人に合わせた学習プログラムを作成する ・全国学力診断テストがある ・夏休みの宿題もOK ・アプリゲームやごほうびカードなどお楽しみコンテンツがある |
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スマホアプリ「みまもるネット」で管理できる | |
あり(2週間のお試し期間) |
スマイルゼミは専用タブレットで学習を進める通信教材です。次項の進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチとともに利用者が多くいます。
スマイルゼミはより多く取り組むほど学習状況や理解度などのデータが蓄積され、苦手項目の攻略などその子に合った学習プログラムを生成します。
学習を進めるとゲームアプリで遊べたり、アバターを自由に着せ変えたりして楽しめるため、学習習慣がまだ身についていない子も取り組みやすいと評判◎。
学習量に応じて時間制限があるため、学習そっちのけでつい遊びすぎてしまう心配もありません。
またスマイルゼミでは、わが子の学習状況や成績はスマホアプリでママパパが随時チェックできます。
毎日の取り組みや学習の成果など把握できるため安心。特に取り組んでもらいたい内容があるときは「ミッションを作成」しましょう◎。
スマイルゼミのいいところ
- ほかの教材は不要、タブレット1台あれば完結できる
- 自動の採点機能があり子供1人でも進められる
- 英語・プログラミングも1年生から学習できる
- 付属のタッチペンは鉛筆感覚で使えて書きやすい
スマイルゼミはテキストなどほかの教材がなく、タブレットがあれば学習できるのが大きな特徴です。
問題を解いたらすぐに自動で丸付けし、間違えた箇所も解説してくれるため、どんどん学習を進められます。
また1年生から英語やプログラミングを学べるのも魅力。どちらも低学年のうちから慣れておけば、いざ小学校の授業で学習が始まったときもスムーズですね。
もっと英語に多く触れたいなら、オプションの「英語プレミアム」もおすすめです。
スマイルゼミのデメリット
- 標準クラスの難易度は標準~やさしめで応用問題が少ない
- 教科書に沿った内容とはいえ、実際の授業の進度とずれることがある
- タブレットの購入代や修理費用がかかる
スマイルゼミの標準クラスは教科書レベルのため、少し物足りなさを感じる子もいるようです。より難問に挑戦したいなら、発展クラスに変えてみるのもいいですね。
またタブレットは使ううちに不具合が生じることも。修理費用も念頭に置いておくと、いざというときに慌てずに済みそうです。
進研ゼミチャレンジタッチ
国・算・理・社・英・プログラミング | |
3,250円~(税込み、12ヶ月一括払い) ※別途専用タブレット代8,300円が必要(税込み、6ヶ月継続すれば無料) |
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専用タブレットを購入する | |
約15分 | |
・赤ペン先生の添削指導がある ・英検・漢検対策ができる ・個別のカリキュラムを作成する |
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・学習の様子を「今日の取り組みメール」で配信する ・「おうえんネット」で成績なども確認できる |
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あり(無料体験教材) |
進研ゼミはママパパ世代が子供のころから人気の教材です。現在は専用タブレットを使うチャレンジタッチが人気ですが、タブレット学習でも赤ペン先生の添削を受けられます。
添削指導なら、通常のタブレット学習では難しい記述力を伸ばせますよ。
チャレンジタッチも前項のスマイルゼミも、その子の学習状況や理解度に合わせて独自の学習プログラムを提供してくれる点が高評価◎。
苦手科目を克服し、得意分野をより伸ばせると支持されています。
進研ゼミチャレンジタッチはスマイルゼミと違い、オンラインでライブ授業に参加できるのが大きな特徴です。
全国の小学生といっしょに授業を受けるのは、いい刺激になりますね。
チャレンジタッチはプログラミングやオンラインの英語スピーキング、「考える力・プラス講座」などのオプション講座も充実しています。
従来の5教科に加え総合的に学べる講座があれば、子供の視野も広げられそうです。
進研ゼミ小学講座のいいところ
ごっこランドTimesライターのなかには、実際にわが子がチャレンジタッチを利用している人もいます。
くずうままさんは、2人の息子さんが1年以上続けた経験から、下記の点がいいと感じたそうです。
- タブレット学習でも赤ペン先生の添削を受けられる
- 長期休みには紙の問題集も届くので、家庭学習にできる
- 電子書籍は約1,000冊もあり、読書の習慣が身についた
- 子供に合わせて学習の難易度の設定を変えられる
- 「チャレンジイングリッシュ」で発音を採点してくれる
タブレット学習のチャレンジタッチでも赤ペン先生の添削指導を受けられる点がよかったとのこと。
電子書籍を好きなだけ読めるのは、読書の習慣をつけられるため親としてもうれしいですね。
また「チャレンジイングリッシュ」のおかげで小学校の授業でも自信を持てているそう!
2023年夏は『SPY×FAMILY』のスペシャル教材があるなど、チャレンジタッチは人気キャラクターとのコラボも常に話題です。
進研ゼミ小学講座のデメリット
- ゲームアプリに夢中になってしまう
- 科目により取り組み方が偏る
- 答えがわからなくても進められてしまう
- 専用のタッチペンが壊れやすく、追加購入するはめになる
楽しみながら学習できるのがチャレンジタッチの特徴ですが、うっかりするとゲームに夢中になりすぎて学習そっちのけに。
休憩を促すアナウンスがあれど、兄弟はしばしば見なかったことにするようです(苦笑)。
また、好きな科目だけどんどん進み、苦手な科目はつい後回しにしがちとのこと。ゲーム時間も含め、ママパパもときどき声をかけるとよさそうですね。
またチャレンジタッチに限りませんが、タブレット学習では適当に答えても先へと進められてしまう面がどうしてもあります。
ただチャレンジタッチでは「とき直しボックス」で再挑戦するなど、苦手な単元を克服できるシステムがあるので安心です。
チャレンジタッチを1年使ったいいところ&デメリットはこちらの記事で紹介しています
進研ゼミ2023夏の特別号タブレットキャンペーンはこちらをチェック
Z会小学生タブレットコース
・小学1~2年生:国・算・英・プログラミング・総合学習 ・小学3~6年生:国・算・理・社・英・プログラミング・総合学習 ・学年・科目により「スタンダード」「ハイレベル」の2コース ・中学受験コース |
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3,315円~(税込み、12ヶ月一括払い) | |
手持ちのタブレット・パソコンを使用 | |
10~25分 | |
・英語やプログラミング学習・総合問題も1年生から受講できる ・添削指導がある ・模試検定を受けられる ・難関中学受験にも対応できる |
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・ママパパ向けアプリで学習の様子を確認できる ・1年間の担任制で指導してくれる |
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あり(1ヶ月の無料おためし教材) |
Z会はハイレベルな問題が多いと評判です。難関の国私立中学を受験する子にもZ会受講者が多くいます。
小学生向けには2つのコースがあり、タブレット学習なら「小学生タブレットコース」を選択します。
小学3年生になるとZ会の英語は「聴く・話す」に加えて「読み・書き」も重視されます。特にWebアプリを使って話す力を強化するため、スピーキング力を鍛えられます。
またZ会タブレットコースにも、紙の実力テストとそれに向けたワークブック(国語・英語)が年に2回届きます。
夏休みや春休みを利用して書く力を強化することで、実力テストへの自信もつけられますよ。
Z会のいいところ
- じっくり取り組む発展問題が多い
- 難関国私立中学の受験にも対応できる
- 紙の教材で記述力を養える
- 担任制で1年を通して指導してくれる
Z会では表面的な知識だけでは解けない難問・良問を多く収録しています。じっくり時間をかけて1問に取り組むなど、学校の授業ではなかなか難しい経験ができます。
またZ会には1年間の担任制度があります。毎月メッセージやアドバイスが届き、子供がそれに対して返信できるため、先生との信頼関係もアップさせられます。
またZ会はタブレットコースでも紙の教材を扱います。タブレットだけの学習では心もとなく感じるなら、Z会を検討してみましょう!
Z会のデメリット
- 学習に意欲的でないとつまずきやすい
- ほかのタブレット学習より受講料が高め
- ゲームや付録がない
Z会は発展的な問題が多いのが魅力ですが、デメリットにもなりがちです。学習に意欲的である程度の下地ができている子はいいですが、なかには問題が難しいあまり挫折してしまう子もいます。
またZ会は高学年になると受講料が高めに。入会を検討する段階で、先の学年の受講料も把握しておきましょう。
スタディサプリ
国・算・理・社 中学受験対策コースもあり |
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1,815円(税込み、12ヶ月一括払い) +テキスト代1冊1,320円(税込み・送料込み、4~6年生のみ) |
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手持ちのタブレット・パソコンを使用 | |
小学1~3年生:約5分 小学4~6年生:約15分 |
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・小学1年生~高校生まで無学年学習ができる ・3年生まではドリル形式、4年生からはオンライン授業形式で受講 ・人気講師による映像授業を視聴する |
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学習状況をメールで通知 | |
あり(2週間の無料体験) |
スタディサプリ(通称スタサプ)は、小学1~3年生はドリル形式で、4~6年生は講義動画を視聴し学習するスタイルです。
小学1~3年生の算数には解説動画もあり、子供1人で進めやすい仕組みです。
4年生以上のオンライン授業に登場するのは、小学生を教えるのに長けたプロの講師陣。小学生が楽しく授業に向き合えるよう、工夫を凝らしています。
スタサプでは追加料金なしにどの学年の講義も受講できるため、先取り学習や前の学年の復習も自由。
つまずいた単元をふり返って学習することで、苦手な箇所をなくせます。
小学4~6年生は受講料のほかにテキスト代も必要ですが、それでも低価格なのがうれしいポイント!
高校生になっても料金は変わらないため、続けやすいと評判です。
進研ゼミチャレンジタッチやスマイルゼミに比べるとスタサプにお楽しみ要素は少ないですが、学習を進めると「コイン」がもらえるごほうびシステムも♪
コインを貯めればペット育成ゲームやアバターの着せ替えで遊べますよ。
スタディサプリのいいところ
- オンライン講義は好きな単元を視聴できる
- 1回で理解できなくても何度でも視聴し復習できる
- リーズナブルな価格設定が高校生まで続く
- 低学年はドリル形式でタブレット学習の導入におすすめ
スタサプはどの学年の講義でも受講できる点が魅力。学習意欲に合わせてどんどん進めたり、わからない単元まで戻ったりと、子供の状況に合わせやすいのが特徴です。
またスタサプは受講しやすい価格設定で、塾や英会話教室に通う子も併用しやすいと話題に!
オンラインでの講義って、特に低学年の子には少しハードルが高そうですよね。スタサプなら3年生まではドリル形式で学習するため、取り組みやすそうです。
まずはドリル形式でタブレット学習やスタサプに慣れ、4年生からの講義にそなえましょう!
スタディサプリのデメリット
- 授業動画の視聴のみでサポート体制がない
- 映像視聴スタイルには向き・不向きがある
- 小学生向けの英語講座がない
- 年度の途中で始めると、どの講義から観ればいいか迷いがち
スタサプは低学年の算数を除いて学習のサポートがないため、内容を理解できないときはママパパの解説が必要です。
また小学4年生からの講義スタイルは、慣れるまでに時間がかかる子も。
スタサプに限りませんが、オンラインの講義は気をつけないと「動画を観て理解した気になる」ため、テキストも使ってしっかり定着させましょう。
スタサプには小学生向けの英語はありません。ただしどの学年の講義も視聴できるため、高学年になったら中学1年生の英語講座を先取りする方法もあります◎。
デキタス
国・算・理・社・英 | |
3,300円~(税込み) | |
手持ちのタブレット・パソコンを使用 | |
約10分 | |
・教科書の内容を確実に理解できるカリキュラム ・丸バツ問題が中心で勉強嫌いの子も取り組みやすい ・自分でテストを作成できる ・先取り&戻り学習も可能 |
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・困ったときはメールで質問できる ・目標の到達度や進捗などママパパが確認できる |
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あり(5日間の無料体験) |
デキタスは小学校の授業を確実に理解することを目的としたタブレット学習です。
大手の「城南予備校」を経営する城南進研グループが作ったもので、30年以上培ったプロ講師のノウハウが込められています。
デキタスの内容は教科書準拠で、毎日少しずつ学習できます。また勉強嫌いの子も取り組みやすいよう丸バツ問題が中心で、「できた!」の成功体験を積み重ねられます。
アニメやキャラクターが多く登場するため、楽しい雰囲気で取り組めますよ♪
学習を積み重ねてポイントを貯めれば、ごほうびシステムも。豪華な景品やアバターの着せ替えパーツと交換できるのは楽しそう!
デキタスのいいところ
- スモールステップで進めやすい
- 教科書準拠で小学校の成績につなげられる
- 大手進学塾が監修していて安心
- 小学校6年間は料金が一律で明確
デキタスは1回5分の授業動画を観て学習するシステム。
また丸バツ問題で成功体験を少しずつ積み上げられます。このスモールステップこそ、デキタスを続けやすい秘訣!
ほかに記述式の基本問題や応用問題もちゃんとありますよ。自分で単元を組み合わせてオリジナルのテスト問題も作れるため、テスト対策もばっちり。
デキタスのデメリット
- キャラクターの好みがわかれる
- 家にあるタブレットを使うため、動画を観るなど学習以外に目がいきがち
- 応用問題が少なく受験対策は難しい
デキタスはキャラクターによる世界観を楽しめますが、子供により絵柄の好みはわかれるようです。
またデキタスに限らず手持ちのタブレットを使う学習にありがちですが、動画を観たりアプリで遊んだりと、うっかりほかのことに夢中になるケースも。
しっかり学習を進められているか、ママパパも進捗状況を小まめに確認するとよさそうです。
RISU算数
算・英 | |
2,750円(税込み、12ヶ月一括払い) +学習進度に応じた利用料 |
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専用タブレット(無料) | |
10~30分 | |
・算数のみに集中して学習できる ・全部で94ステージ、約10,000問も学習できる ・突然現れる「オニモード」で難問に挑戦できる ・英語のレッスン動画を配信 |
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・現役難関大学生による個別フォローあり ・ママパパ向けにフォローメールを配信 |
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あり(1週間以内ならタブレットを返品できる) |
RISU算数はタブレット学習に珍しい算数特化型の通信教育です。
ネイティブ講師による英語のレッスン動画がありますが、それ以外のコンテンツはすべて算数に特化したもの。算数1科目に絞ることで、必要な力をしっかり伸ばせます。
算数を得意科目にしたい子や苦手な子、難関中学を受験する子、算数オリンピックを目指す子など、RISU算数は算数のどの段階の子にもおすすめ。
無学年方式で学習を進めるため、わが子のレベルに合わせられます。
また担当のチューターがその子の学習状況や理解度をチェックし、必要に応じてサポートしてくれます。チューターによる「先生どうが」は、楽しくわかりやすいと評判です。
RISU算数のいいところ
- 算数の力を徹底的に向上させられる
- 無学年制で苦手な単元までふり返って復習できる
- 学習状況に合わせた個別のフォロー動画がある
- ネイティブによる英語の発音が聴き放題
- ステージ図が見やすく学習の進み具合がひと目でわかる
RISU算数のいいところは、やはり算数を得意科目にできること。学校の成績がアップするなど目に見えて成果が出るとうれしいですね。
算数は苦手意識を持つ子も多いからこそ、自信が持てれば大きな強みになります。
RISU算数は一度クリアしたステージはいつでも復習できます。そのため理解度に不安があるなら何度もふり返れます。
また「ベルリッツ」の英語動画も配信。動画はいつでも観放題で、ネイティブ講師の英語に触れられます。
RISU算数のデメリット
- 専用タブレットが使いにくい
- 学習進度により料金体系が異なるため複雑
- ステージごとの問題数が少なめ
- 担当チューターは子供との相性がある
RISU算数は専用タブレットの使い心地がよくないとの声を聞きます。手持ちのタブレットの操作に慣れていると、操作性が異なり違和感があるようです。
またRISU算数の特徴に独特の料金システムがあります。
毎月の利用料は学習の進み具合により変動するため、ほかのタブレット学習に比べて把握しにくい点がデメリットとして挙げられました。
学習の進捗や利用料はタブレットのマイページで確認できるので、気になったらその都度チェックしましょう。
サブスタ
国・算・理・社・英 | |
4,900円(税込み)~ | |
手持ちのタブレット・パソコンを使用 | |
約20分 | |
・個別指導塾のスタイルを完全再現 ・実力派のプロ講師によるオンライン講義がある ・無学年方式で1,000本以上の講義を視聴できる ・個別に学習計画を立ててくれる |
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・LINEやメールで個別にフォロー ・不登校の子向けに出席扱い認定制度がある |
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あり(14日間のお試し期間) |
サブスタは2022年に始まった新しい通信教育です。まだ利用者は少ないですが、講義動画がわかりやすい、子供の状況をヒアリングして学習計画を立ててくれるなど、手厚い内容で人気が高まっています。
サブスタの講義では、現役の塾講師が1問ずつていねいに解説してくれます。まるで家庭教師や個別指導塾のような感覚で受講できますよ。
動画は1本あたり約10分と、集中力を保ちやすい設定に。
講義動画は無学年方式で、1,000本のなかから好きな単元を選べます。わが子のペースに合わせやすく、戻り学習や先取り学習も可能です。
またサブスタの大きな特徴といえば、「出席扱い認定制度」。不登校の子など出席日数が少なくても、サブスタを受講すれば出席扱いにできる仕組みです。
ただ、出席扱い認定制度はまだ利用者が少なく、小学校側が手探り状態なケースもあります。
認定を受けたい場合、まずは小学校に相談すると安心です。
※認定には文部科学省が設定した一定条件を満たす必要があります
サブスタのいいところ
- 有名講師の楽しい授業が1,000本以上観放題
- 無学年方式でつまずいた単元をカバーできる
- 子供の現況に合わせて学習プランを作成してくれる
- 出席扱い認定制度で休みがちな子も出席日数を確保できる
サブスタの講義に登場するのは熟練の講師陣。小学生が思わず受けたくなる楽しい内容が人気です。
講義動画はどの学年・科目でも選べるので、苦手分野も克服しやすく得意科目にできそう!
授業計画は、ママパパからわが子の「今」の状況を聞き取り、それを元にプロの学習アドバイザーがプランを立ててくれます。
そのためその子にぴったり合った計画で無理なく進められます。
出席扱い認定制度は認知度が低くまだまだこれからですが、不登校だったり、病気・ケガで入院していたりしても出席日数をカバーできます。
より多くの子の可能性を広げられる制度なので、少しでも認知が広がるといいですね。
サブスタのデメリット
- 利用者がまだ少なく効果や実績がわかりにくい
- オンライン講義形式のため、自主的に取り組む必要がある
- 解約できるのは入会して3ヶ月経ってから
サブスタはサービスが始まったばかりで、受講者もこれから増えていく段階です。
ほかのタブレット学習に比べると口コミなどの情報が少ないため、不安に感じるママパパもいるようです。
けれども受講者がまだ少ないからこそ、よりしっかりフォローしてもらえそうです。
またサブスタの場合、入会後3ヶ月間は解約できません。これは学習効果をちゃんと実感してもらうため。
「サブスタを始めてみたけれどやっぱり合わないかも」とすぐに結論付けてしまうのではなく、3ヶ月かけてしっかり見極めると確実です。
ワンダーボックス
STEAM領域(※)の分野 ※科学・技術・工学・芸術・数学 対象は4~10歳 |
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3,700円(税込み、12ヶ月一括払い) | |
手持ちのタブレット・パソコン+キット教材(紙) | |
子供の熱中具合により自由 (参考)・アプリ教材:1ヶ月3~4時間 ・キット教材:1ヶ月1~2時間 |
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・STEAM領域に特化し理系脳や創造力を養える ・アプリとキット教材を併用して興味を引き出す ・学習時間はその子の集中度による |
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・記録機能により子供の好きな分野を分析する ・きょうだいは半額になる |
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あり(体験教材) |
ワンダーボックスはほかのタブレット学習と一線を画すスタイルです。科学や技術、芸術など「STEAM領域」と呼ばれる分野に特化することで、思考力や理系的センスなどを養うのが目的です。
漢字や計算などいわゆる教科書的な学習から離れ、アプリやキット教材を使って手を動かして学びます。
手と頭を使って試行錯誤しつつ取り組む時間は、子供にとって貴重なもの。ワンダーボックスは、そんな子供の「ワクワク」を引き出し知的好奇心を追求します。
ワンダーボックスの毎月の教材は、配信される8~10のアプリとキット教材の2種類です。工作したりプログラミングを組んだりと、学びきれないほどのボリューム感!
ワンダーボックスは学習時間に決まりはありません。子供の思うまま、興味の度合いや集中力に任せましょう♪
ワンダーボックスのいいところ
- 知的好奇心や創造力を高められる教材が豊富
- 総合的な思考力が身につき地頭力を鍛えられる
- アプリを使う時間を管理できる
- 学年に関わらず受講料が一律
ワンダーボックスのいいところは、遊ぶ感覚で理系センスや創造力などを養える点。
算数や理科だけでなくどの科目にも通じる総合的な力が鍛えられ、小学校の授業にも生かせます。
ワンダーボックスは進級しても受講料は一律です。これなら費用を把握しやすく、長く続けやすいですね。
また学習に夢中になるあまり長時間アプリを続けてしまいそうな子も、ママパパが利用時間を管理できるため安心です。
ワンダーボックスのデメリット
- 理数系以外の科目に対応していない
- 小学校の授業に沿っていないため、成績に直結しにくい
- ほかのタブレット学習に比べ受講料が高め
ワンダーボックスは理数脳を鍛え地頭力を養えますが、教科書準拠教材のように直接授業には結び付きません。
そのためすぐに成績が上がるとは限らず、効果を実感するまで時間がかかる子もいます。そんなときもママパパは長い目で見守ってあげてください。
またワンダーボックスは、ほかのタブレット学習より価格設定が高いとの指摘もあります。ただその分キット教材が充実しています。
アプリの配信に加え、ワーク・ペーパーコンテンツ・トイ教材・お届けBOXのセットが届くので満足度も高まりそうです。
ワンダーボックスのお得なキャンペーンはこちらで紹介しています
すらら
国・数・理(小学1~6年生) ・社(小学3年生~) ・英(中学生版を利用) |
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・小中3教科コース(国・数・理) ・小学4教科コース(国・数・理・社) ・小中5教科コース(国・数・理・社・英) |
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・小中3教科、小学4教科コース:11,000円 ・小中5教科コース:7,700円 (いずれも税込み) |
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・小中3教科コース、小学4教科コース:8,228円 ・小中5教科コース:10,428円 (いずれ税込み、4ヶ月継続コース) |
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手持ちのタブレット・パソコンを使用 | |
約15分 | |
・無学年方式で子供に合わせて学習できる ・AIを搭載したドリル ・キャラクターによる対話型で学習を進める ・理解度に合わせて問題を提供する |
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・「すららコーチ」によるフォローがある ・わからない問題は質問できる ・出席扱い認定制度がある ・発達障がいの子にも対応 |
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あり(ブラウザ上でレクチャー機能を体験) |
すららは教育現場で広く導入されている、注目のタブレット学習です。キャラクターとの対話によるゲーム感覚の内容が特徴。
プロの声優によるアニメキャラがレクチャーしてくれるため、学習習慣が身についていない子も楽しく進められます。
ドリルはAIを搭載しており、理解度に合わせて難易度を調整したり、つまずいた原因を特定してさかのぼったりと、無学年方式でその子に合わせた問題を提供してくれます。
また「すららコーチ」は現役の学習塾の先生が中心で、学習計画や質問への回答、ママパパ向けへのアドバイスなど、親子どちらもフォローしてくれます。
すららは発達障がいの子へのサポートもあります。カリキュラムの内容など発達障がいの専門機関と共同開発しており、特別支援学級など教育現場にも採用されています。
また不登校の子向けの出席扱い認定制度もあり、これまでに300人以上が認定されるなど確かな実績を誇ります。
※認定には文部科学省が設定した一定条件を満たす必要があります
すららのいいところ
- AIによりその子の状況に合わせて学習できる
- すららコーチのサポートが手厚い
- がんばった分お楽しみ要素が増える
- さまざまな背景の子に対応できる
すららはAI搭載のドリルにより、難易度をその子に合わせて問題を提供します。
そのため「物足りない」「難しすぎる」といったことはなく、程よい手ごたえで達成感を得られます。
AI搭載によりテスト機能も充実しており、教科書やテスト範囲を入力すると自動でテスト問題を作成してくれます。
小テストや実力テストもあり、学校の対策もばっちり!
がんばって学習を進めた分お楽しみ機能が増えたり、全国の小学生と競えるイベントがあったりと、すららには努力を認めてもらえる機能も満載です。
すららのデメリット
- ほかのタブレット学習より受講料が高い
- 中学受験には対応していない
- コースの選択に悩む
すららは受講料がネックになりがちです。割安な4ヶ月継続コースでも税込み8,228円~かかります。また入会金もかかるため、受講をためらうママパパもいるようです。
ただ入会金はキャンペーンを利用すると無料になることも。また小中コースなら中学生になっても受講料は変わりません。
すららコーチの手厚いサポートやAIによるわが子ならではのサービスを考えると、程よい価格設定と言えます。
小学生向け通信教材の人気ランキング!
タブレット学習を含む小学生向けの通信教材はいろいろありますが、みんなはどの教材を利用しているのでしょう?
そこでごっこランドでは、小学生を持つママパパ223名にアンケート調査を実施しました!実際にわが子が利用したことがある教材について聞いてみたところ、下記の結果となりました。
- 進研ゼミ小学講座
- スマイルゼミ
- Z会
- 東進オンライン
- すらら
- 小学ポピー
- デキタス
- スタディサプリ
- サブスタ
- ワンダーボックス
- RISU算数
人気ランキング1位は、進研ゼミ小学講座!アンケートの得票数は41票と、全体の18%以上が利用したことがある結果でした。
続く2位はスマイルゼミで、約10%の家庭が利用していました。さらに3位以降にはZ会や東進オンライン、すららなどが続きました。
全体を見てみると、人気ランキング1位の進研ゼミ小学生講座と2位のスマイルゼミが、全体の4分の1を占める結果に。両者の人気ぶりがうかがえます。
※2023/6/20〜7/1 回答数223名 無料アプリ『ごっこランド』上アンケートによる
小学生向けタブレット学習の選び方
ごっこランドのアンケート調査ではチャレンジタッチとスマイルゼミが人気でした。ほかにも小学生向けのタブレット学習はたくさんあるため、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
そこでタブレット学習を選ぶときに着目すべきポイントをまとめました。どの教材が合うかは1人1人異なるもの。子供や家庭の状況に合うかどうか、チェックしてみてください。
子供のレベルに合っているか
タブレット学習を選ぶのに重要なのは、内容がわが子に合っていること。講座の難易度や取り組み方など、子供が無理なく学習できることが重要です。
「授業の予習・復習をしたい」「中学受験や英検・漢検に対応させたい」「教科の枠を超えて総合的に学べるものがいい」など、タブレット学習に求めるレベルは人それぞれ。
わが子はどう学習したいのか考えましょう。
また苦手な単元を克服したいなら、戻り学習できることも大きなポイントに。
学年の枠にとらわれず、つまずいた箇所までふり返ってしっかり攻略できる教材がおすすめです。
学習スタイルはドリル形式か講義形式か
ひと言でタブレット学習といっても、大きくわけてドリル形式と講義形式の2種類あります。子供によりどちらのスタイルか向いているか違います。
ドリル形式は自分のペースで進められる
ドリル形式のタブレット学習は、配信された問題をこなしていくスタイルです。
紙のドリルのように、好きなタイミングで問題をどんどん解き進めます。子供のやる気に応じて進められるため、本人もより意欲的になれます。
多くのタブレット教材では自動で丸付けしたり、解答のヒントや答えの導き方など詳しく解説したりしてくれます。
ゲームアプリなどごほうびもあり、子供が1人でも取り組みやすく工夫されています。
ただしドリル形式のタブレット学習は、自ら積極的に取り組む必要があります。
紙のドリルもそうですが、ついサボるとそれだけ未学習分が溜まってしまいます。タブレット学習の習慣が身につくまでママパパのサポートが必要です。
講義形式なら臨場感アリ
講義形式のタブレット学習は、講師による授業動画を観て学習します。学校や塾の授業の感覚で受講するため、中学校や塾に通う前の練習としてもおすすめです。
講義形式のタブレット学習は、プロの講師による楽しい講義が魅力。
小学生の興味をいかに惹きつけるか熟知した内容も多く、それまで勉強に対して消極的だった子が意欲的になれたとの声も聞きます。
講義形式のタブレット学習は勉強に受け身の子も取り組みやすいですが、注意点もあります。
「ただ講義を聴いて終わった」「講義を理解できたかわからない」などの事態にならないよう、動画を観たら自分でも解く流れを習慣づけましょう。
受講料は適切か
ママパパにとっては受講料も教材選びの大きなポイントですよね。タブレット学習を長く続けるためにも、無理のない価格設定の教材を選びたいものです。
毎月の支払い額はいくらか、入会金や退会費用はかかるか、オプション講座は有料かなど、支払い額に含まれる項目についてホームページや資料でしっかり確認しましょう。
タブレット学習には12ヶ月一括など、まとめ払いを設定している教材もあります。毎月支払うより割安になる場合もありお得ですよ♪
またタブレット学習には学年が進むにつれて受講料が上がるものもあります。
低学年から始める人も、高学年や中学生になっても続けられるか見ておきましょう。
デジタル端末を使うタブレット学習は、どうしても破損や不具合などのおそれがあります。専用のタブレットがあるなら、万が一のときに保障があるかも見ておくと安心です。
タブレットは専用か手持ちか
タブレット学習には、入会時に専用のタブレットを購入するものと、家にある端末を使う場合があります。
専用のタブレットは購入代金がかかるが気が散りにくい
専用のタブレットの多くは学習に必要なコンテンツのみ搭載しており、学習に関係ないアプリはありません。
通常の端末のようにインターネットで検索したり動画を観たりなど横道にそれることなく、学習に集中できます。
ただ専用タブレットを使う場合、その購入代金も最初にかかるケースもあり、初期費用が高くなりがちに。また自宅のWi-Fiにつないで動作を確認するなど、初期設定が必要です。
けれども専用のタブレットなら万が一不具合が起きたときに、補償してもらえることがあります。修理費用が安く済む、代わりの端末を支給してくれるなど、もしもの際も安心ですね。
手持ちの端末なら初期設定不要で手軽、ルールを決めて
手持ちのタブレットやパソコンを使うものなら、家庭にある端末をそのまま使えるため手軽!初期設定も必要なく、必要事項を登録すればすぐに始められます。
ただし自宅にタブレットやパソコンがなければ、どのみち購入しなければなりません。また破損や不具合が生じたときも自分で対処する必要があります。
また手持ちのタブレットの場合、「子供が勝手にネットサーフィンしたり動画を観たりしていた」「パソコンを使いたいときに子供が学習していて不便」などの声もあります。
手持ちの端末を使う教材なら、学習のみに使うルールにする、パソコンを使う時間を調整するなど家族で相談するとスムーズです。
小学生にとってタブレット学習はメリットがたくさん!
便利で楽しめそうなタブレット学習。小学生にとって、実際にどんなメリットがあるのでしょう?
楽しみながら学習できる
タブレット学習のメリットとしてまず挙げられるのは、何といっても楽しく学習できること!
アニメ動画がある、キャラクターが登場する、ゲーム・クイズ感覚で進められるなど、楽しく飽きずに学べる工夫があるのは、視覚的効果の高いタブレット学習だからこそ。
自力で問題が解けたらほめてくれたり、一定以上学習したらゲームができたり、アバターを着せ替えて遊んだり。
がんばって取り組んだ分お楽しみタイムがあれば、子供のやる気も一層アップしそうですよね。
特に低学年の子なら、まだ家庭学習の習慣がついてない子もいるでしょう。タブレット学習を機に毎日取り組むようになれば、ママパパも助かりますね。
視聴覚的に理解しやすい
タブレット学習は動画やアプリを活用して理解できる点が魅力です。算数の図形問題や英語のリスニングなど、教科書やテキストだけでは十分に理解できない単元もありますよね。
図形問題なら展開図を組み立てる様子を再現したり、理科実験の様子を動画で観たり、ネイティブの英会話を聴いたりと、視聴覚的に理解しやすい工夫があります。
漢字の書き取りも書き順が違うと不正解になるなど、しっかり学習できます。
プログラミング講座があるなら、自分が作ったプログラミングを実際に動かしてみるのが楽しそうです♪
家でも塾感覚で取り組める
小学生が学校以外で学習するのに、塾や家庭教師もあります。ただ費用が多くかかる、時間が合わない、送迎が大変など、なかなか一歩が踏み出せない家庭もあるでしょう。
タブレット学習なら平均して毎月3,000~4,000円ほどで受講できるものもあり、塾や家庭教師より低価格です。また送迎不要で子供が好きな時間に取り組めれば、忙しいママパパも助かりますね。
特に講義形式のタブレット学習は、家でもプロ講師による授業を受けられるのが魅力!実際に塾で教えている講師が登場するなんて、塾と家庭学習のいいとこ取りですね。
子供の状況に合わせられる
タブレット学習には子供1人1人に合わせて受講できるメリットもあります。教材により子供の学習状況を記録する機能があり、単元ごとの理解度や学習を進めるペースなどを分析します。
そのデータを元に、解けない問題をくり返し出題するなどして、苦手分野の克服につなげてくれます。また理解度の高い子には、タイミングを見計らって応用問題や発展問題を出してくれる教材もあります。
さらに最近は、さまざまな背景を持つ子に対応できるよう、カリキュラムや制度を整えている教材も増えています。
不登校や入院のために欠席しがちな子や、発達障がいなど特性のある子、帰国子女など、より多くの子の可能性を広げられるよう、さらに体制が整うことが望まれます。
環境が整っていればどこでも学習可能
紙のテキストは毎回机に向かいますが、タブレット学習はインターネット環境の下ならどこでも学習できます。
モバイルWi-Fiを活用したり、タブレットに問題をダウンロードしたりすれば、自宅以外でも学習が可能です。
筆者がよく見かけるのは、きょうだいが習いごとをしている待ち時間にタブレットで学習している子。
ただ待っているだけでは飽きてしまいますが、楽しくタブレット学習しながら待つのは、時間を有効活用でき学習にもなるため一石二鳥ですね◎。
小学生がタブレットを使うデメリットはある?
タブレット学習にはメリットがたくさんありましたが、デメリットはあるのでしょうか?よくあるケースをまとめました。
学習方法により効果が薄れてしまう
タブレット学習には記述式ではなく選択式の問題も多くあります。選択問題だと何となく当てずっぽうでも解けてしまいます。
そのため内容をきちんと理解していないのに、習得したものとして先に進んでしまうケースも。
またタブレット学習の場合「ゲームアプリに夢中になる時間が多く、タブレットに向き合っていたものの学習は進んでいない」といった事態も起こりえます。
気軽に取り組めるからこそ、テレビや動画など「ながら学習」になる子もいます。これではせっかくの学習効果も薄れてしまいますね。
目や体に負担がかかりやすい
タブレット学習でよく懸念されるのが、目や体への負担です。特に小学生は長い時間タブレット画面を見続けると、視力の低下につながりがちです。
またデジタル機器はブルーライトの影響も気になります。ブルーライトが眼精疲労を引き起こすほか、寝る前にタブレットを使うことで寝つきが悪くなる、睡眠が浅くなる心配があります。
またタブレット機器を使ううちに、つい背中がまん丸になったり、寝転がって使ったりする子も。その姿勢が続くと首や肩周りの血流が悪くなり、肩凝りや頭痛につながるおそれもあります。
知識が定着しにくい
タブレットを使った学習は五感を使って視聴覚的に理解しやすいものの、紙+鉛筆より知識が定着しにくい側面があります。
人の脳は紙に書くことで活性化され、じっくり物事を考えたり記憶を定着させたりできます。漢字の書き取りをしたり、読解力が必要な問題を解いたり、歴史の年号を暗記したり、式を書いて筆算したり。
タブレット学習では書いて考える時間が少ないため、紙+鉛筆に比べて定着が難しいと指摘されています。
また同じ文章を読むにしても、「タブレットに比べて紙の方が、情報を理解しようと脳がより強く反応する」との研究結果が報告されています。
TOPPANエッジ株式会社ニュースリリース2023年7月23日|「紙媒体の方がディスプレーより理解できる」
充電切れや破損に注意!
タブレット学習で意外にありがちなのが、途中で充電が切れてしまうこと。
学習しようと思ったら電源が入らなかった、せっかくテストを受けていたのに電源が落ちて全部パーになってしまったなど、充電に関するトラブルは割とあるようです。
またタブレットに不具合が起きたり故障したりすると、その時点で学習できなくなってしまいます。たとえ破損への補償があったとしても、修理が終わるまでにどうしても時間がかかります。
小学生がタブレットと上手に付き合うために心がけること
タブレット学習はメリット・デメリットどちらもあるとわかりました。起こり得るデメリットを受け、どう注意してタブレット学習を進めればいいのでしょうか?
学習に集中できる環境を作る
家庭学習はどのスタイルでも同じですが、集中して取り組める環境が必要です。いすに座って机に向かう、机の上はきれいにしておく、テレビは消す。
当たり前のように思えますが、タブレット学習は手軽に取り組める分、つい忘れがちです。
最近はママパパが子供を見守れる、リビング学習も人気ですよね。けれども下のきょうだいやペットがいると、つい興味がそちらに向いてしまうことも。
ダイニングテーブルで使える間仕切りやタブレットスタンドなど、子供が集中できる便利なグッズもあります。必要ならそれらも取り入れつつ、学習環境を整えてあげてください。
はこスペ 持ち運べる卓上パーテーション
ダイニングテーブルにサッと広げて使えるアイテムです。収納ポケットやマグネットシートに、なんとLEDライトまでついている優れモノ◎。タブレット学習のほか宿題のときも重宝しますよ。
Faluber ブックスタンド
タブレットに程よく傾斜をつけて使うと、肩こりなど軽減できます。こちらは角度を16段階に調節でき、わが子に合わせて使いやすい角度に設定できます。
使い終わったらたたんで収納できるのも、うれしいポイント。
部屋を明るくして適度に休憩する
タブレットを使うときは部屋を明るくし、必要ならスタンドライトも使いましょう。ブルーライトカット効果のあるシートをタブレット画面に貼ると、目への負担を減らせます。
目を休ませるため、適度な休憩も必要です。アラームを設定するなどして、1時間に5~10分程度休憩しましょう。
また寝る前にタブレットを見ると、脳への刺激になります。寝つきが悪くなる、眠りが浅いなど子供の成長を妨げかねません。タブレット学習は寝る前1~2時間までにするなど、お親子でルールを決めましょう。
学習時間を決めてメリハリをつける
タブレット学習は好きな時間に好きなだけ取り組める反面、ついダラダラ長時間やりがちです。
子供の意欲に任せて好きなだけ取り組ませれば、学習がどんどん進みそうですよね。けれども万が一子供が飽きてしまったときに、巻き返すのが難しく挫折してしまう可能性もあります。
タブレット学習に限りませんが、家庭学習は毎日決まった時間に取り組むと、習慣化しやすくなります。
また学習時間を決めてその間はしっかり集中することで、メリハリがつき学習効果もよりアップさせられます。
タブレット任せにしすぎない
タブレット学習は動画で理解を深められたり、自動の採点・解説機能があったり、学習データを記録して次へつなげたりと、便利な機能が満載です。
けれども先述のとおり知識の定着を図るには、紙+鉛筆が効果的。細かい計算や暗記のときは紙+鉛筆も併用するなど、うまく使い分けるのがおすすめです。
またママパパも学習の様子を気にかけ、ときどき子供に声をかけてあげてください。
教材によりママパパ向けの支援ツールで学習状況を知らせてくれますが、やはり子供と直接やりとりする時間も大切です。
「新しい漢字を覚えたね」「苦手な問題だけどもう一度がんばったね」など、子供ががんばったことに対してほめてあげましょう。
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