こんにちは!ごっこランドTimesライターの砂糖さおりです。
子供がお弁当をモリモリ食べてくれると、ママ・パパもうれしいですよね。そのためにはどんなお弁当を作ればいいの?と頭を悩ませることも多いのではないでしょうか?
この記事では3歳の子供にも食べやすい、おすすめのレシピをご紹介します。作るときのポイントや適切な量についても解説するので、ぜひ毎日のお弁当作りの参考にしてください。
3歳が喜ぶお弁当レシピ:手づかみできるおかずのアイデア
カトラリーがまだまだうまく使えない!という小さな子供でも食べやすい、手づかみできるおかずのアイデアを集めました。
ナゲット
一口でも食べやすい、ワンハンドレシピの定番であるナゲット。サイズを小さくして、子供でも掴みやすいように工夫できるといいですね。鶏肉の他に豆腐で作るレシピもあり、アレンジがしやすいのもうれしいところです。
オムレツ
子供が掴みやすいように固めに焼いたオムレツもおすすめです。包む具材にバリエーションを持たせれば、お弁当の定番メニューにしても飽きにくいですね。人参、ピーマン…野菜も細かく刻んであげればより食べやすくなりますよ。
おやき
じゃがいもや長芋を片栗粉でまとめて焼くおやきのレシピなら、崩れにくく手づかみでパクッと食べられそう♫芋類は食べ応えもあるので、エネルギー補給にも最適。
一口ハンバーグ
ハンバーグと言っても作り方はさまざま。ひき肉だけで作ってもよし、豆腐を入れてもよし。ソースはこぼれる可能性があるので、薄く塗ってあげると良さそうです。
ブロッコリーの胡麻和え
野菜の中でもつかみやすいブロッコリーは、いろどりにもなってお弁当作りの強い味方。シンプルなレシピですが、お弁当の隙間を埋めるのにも重宝しますよ。茹でるのが面倒な時は小房に分けてレンジで加熱しても◎
3歳が喜ぶお弁当レシピ:野菜嫌いな子もパクパク食べるおかずレシピ
多くのママ・パパが頭を悩ませる野菜の問題。お弁当に上手に取り入れたい野菜のレシピをご紹介します。
ミニトマトのベーコン巻き
ミニトマトにベーコンを巻いて、丸ごと焼くレシピです。加熱されたトマトのじわっとした旨味で子供もパクパク食べてくれるかも!
カラーピーマンの肉詰め
ピーマンが苦手な子供も多いかと思いますが、気分が上がるカラーピーマンで一度試してみてください。見た目が華やかになるので、子供も興味を持って食べてくれそうです。色がたくさんありますが、黄色は甘味が強い傾向にあります。色選びの参考にしてくださいね!
カボチャの甘煮
甘味の強いカボチャは子供が好んで食べてくれる食材のひとつ。鍋で煮るのが面倒なときは、レンジで作れるレシピもありますよ!カボチャはビタミンAの元になるβカロテンや食物繊維も含む栄養満点の食材。ぜひ積極的に活用してください!
野菜の肉巻き
お肉の力を借りて、野菜をたくさん摂ってもらうには最適なレシピです。アスパラガスやインゲンなど緑の野菜と、人参やベビーコーンなど鮮やかな色の野菜と組み合わせて、見た目も華やかに作りたいですね!
3歳が喜ぶお弁当レシピ:おにぎりのアイデア
まずはお弁当には欠かせない、おにぎりやサンドイッチのアイデアをご紹介します。
俵型おにぎり
三角のイメージが強いおにぎりも、米俵のように細長い形にすると、子供の小さい手でも掴みやすいですね。見た目もいつもの三角おにぎりと違うので、子供が面白がって食べてくれるかも?
さつまいもと昆布
蒸してほくほくのさつまいもと、旨味たっぷりの塩昆布の混ぜご飯をおにぎりにしてみましょう。あまじょっぱい味で子供もおいしく食べられます。さつまいもと昆布は子供が食べやすい大きさや長さにカットしてくださいね。
細巻き
細巻きを小さくカットして、子供が手づかみで食べやすくしてあげるのもおすすめです。"まきす"が必要で少しハードルが高く感じるかもしれませんが、海苔でしっかり巻かれるので子供もこぼさずに食べられます。
にんじんとツナ
にんじんとツナを甘辛く炒めて混ぜご飯にするアイデアです。にんじんの鮮やかなオレンジ色がいろどりとしても◎お魚も摂れて栄養がぎゅっと詰まったおにぎりの完成です。具に水分が多いと握りにくいので、十分に炒ってくださいね。
オムライス風
ケチャップライスを食べやすい大きさに丸めて、薄焼き卵でくるみます。コロコロのオムライス、見た目もとってもかわいくなりますよ♫ケチャップを上からかけたい所ですが、小さい子供はこぼして汚してしまう恐れもあるのでケチャップなしが良さそうです。
ごっこランドTimesでは、子供が好きなおにぎりの具のアンケートをしています。こちらのページも参考にしてくださいね。 子供が好きなおにぎりの具ランキング
3歳が喜ぶお弁当レシピ:サンドイッチのアイデア
手軽なサンドイッチも3歳にはおすすめです。3歳が食べやすいアイデアをチェックしましょう。
くるくるサンドイッチ
具を乗せた食パンをラップの上に乗せ、くるくると巻いて作るサンドイッチです。サンドイッチでありがちな具がこぼれてしまう問題も、ぎゅっと巻いたこちらのサンドイッチであれば大丈夫。断面もきれいなので、ハムや卵などいろどりのよい具を使いたいですね!
ランチパック風サンドイッチ
食パンに具を挟み端をプレスすることで、まるでランチパックのように四方が閉じられたサンドイッチができますよ。スプーンの裏やコップの縁など、プレスに使うものはキッチンにあるものでOK。子供も食べやすく、食べるまでわからない中身にドキドキしながらお弁当を楽しめそう!
3歳のお弁当作りのヒントに!みんなのアイデア
実際にほかのママ・パパがどんなお弁当を作っているかも気になるところです。ここではインスタグラムの投稿から、すてきなお弁当アイデアをご紹介します。
こにぎり兄弟がチャーミング!ニコニコおにぎり弁当
幼稚園お弁当記録さんのInstagramより
にっこり笑顔のおにぎりがなんともかわいい、幼稚園お弁当記録さんのアイデアです。アジフライにコールスロー…味のバリエーションも豊富で飽きずに楽しめるお弁当ですね♫蓋を開けたら子供も思わずにっこりしてしまいそう!
遠足など特別な日に!しろくま&クワガタ・カブトムシ弁当
ちるちるさんのInstagramより
こちらはちるちるさんのお子さんが、バス遠足に持って行ったお弁当!しろくまと、クワガタ&カブトムシのおにぎりで、お子さんたちが喜んで食べたのが目に浮かぶようです!ミートボールとウインナーでできたどんぐりも目を引きますね。
大きな顔がぐっと目を引く!ポップなくまさん弁当
ごはん記録さんのInstagramより
蓋を開けると少しニヒルなくまさんの顔が目を引く、ごはん記録さんのアイデア!ごはんを味ごはんにすることで、くまさん色になってよりかわいいですね。おかずもお花の飾り切りや星の型抜きでとってもポップな仕上がりです。
インパクト抜群!誕生日ケーキ弁当
ゆうさんのInstagramより
ゆうさんのアイデアは、ご飯と薄焼き卵、赤ウィンナーで作られたショートケーキ弁当!インパクト抜群で、発想力が光るお弁当ですね♫アスパラをきれいに添えることで、いろどりも見事に両立しています。
くるくるチーズがアクセント!品数豊富で栄養満点なお弁当
👦🏻むすこ(5y)👧🏻むすめ(3y)ごはんさんのInstagramより
こちらのお弁当は、見た目から豪華でうれしい気持ちになりますね!海苔のくるくるチーズがお弁当のかわいいアクセントになっています。素材の味を生かしつつ、子供の喜ぶ工夫がぎゅっと詰まったお弁当です♫
くまさんの容器もポイント!開けてほっこりにっこり弁当
toncochancoさんのInstagramより
くまさんの顔の形のお弁当箱がまず目を引くtoncochancoさんのお弁当。蓋を開けると海苔巻きと枝豆ちくわが、なんともほっこりする表情で出迎えてくれます。黒ごまは食べ物に表情をつけるのにもってこい。toncochancoさんのアイデアはいろんなお弁当で参考になりそう!
猫好きにはたまらない!いろどり抜群猫ちゃん弁当
Aya Goto(Yumoto)さんのInstagramより
Aya Goto(Yumoto)さんのこちらのアイデアは、猫ちゃん好きにはたまりません。猫ちゃんのリボンにはハムの飾り切りをきれいに使っていますね♫ピックなど小物をテーマで統一することで、見ても食べても楽しいお弁当ができますね!
【3歳向け】幼稚園や保育園のお弁当をつくるときのポイント
たくさんのアイデアをゲットできたところで、お弁当をつくるときのポイントも押さえておきましょう!
お弁当箱の選び方|サイズと開けやすさをチェック
3歳児が使いやすいお弁当箱を選ぶときはサイズや素材、開けやすさがポイントになります。
お弁当箱のサイズは350〜400mlほど
まず気になるのはお弁当のサイズです。3歳の子供は、1日に必要なエネルギー量が男の子で1300kcal、女の子で1250kcalとされています(※)。そのため一食あたりで必要なエネルギー量は420〜430kcalと考えることができます。
お弁当箱を選ぶときは「一食に必要なエネルギー量=お弁当箱の容量」と考えてみましょう。しかし子供によっては食べる量の幅があるため、350〜400mlの間の容量で選んでみると良さそうです。
お弁当箱の素材やタイプもチェック
またお弁当箱の形状も重要です。素材としてはアルミ製、プラスチック製を中心に選ぶと使い勝手が良いでしょう。曲げわっぱなど木の素材のお弁当箱もありますが、電子レンジに対応していないため、園に持たせるお弁当箱としてはあまり向かないかもしれません。
園で保温庫を使っている場合、アルミ製のお弁当箱が指定される場合もあります。アルミ製のお弁当箱は蓋を被せるタイプが多く、小さな子供でも開けやすいですが、汁漏れしやすいため注意が必要です。
プラスチック製のものは、電子レンジや食洗機に対応しているものもあります。蓋もパチンと留めるロック式が多く、練習すれば子供にも扱いやすいでしょう。
お弁当箱は100均でもさまざまなタイプが販売されているので、いくつか試しに買ってみておうちで子供といっしょに練習してみても◎
食べやすさ|手づかみで食べられると◎
おかずを考えるときに、そぼろなどポロポロとこぼれやすかったり、柔らかくてうまくフォークが刺さらないおかずだと、食べにくくて子供が嫌になってしまうおそれもあります。
子供には「自分で食べられた」という達成感を味わってもらうことも大切!そのためには手づかみでも食べやすいおかずを考えてあげましょう。
詰め方|彩りを意識
お弁当箱を開けた瞬間から子供の心をぐっとつかんで、食事に集中してもらいたいところです。お弁当がいろどりよく工夫されていれば、きっと子供もうれしいですよね!
いつも使う食材も、飾り切りをするとパッと目を引くおかずになりますよ。特に子供も大好きなハムは簡単にかわいく飾り切りできる最高の食材です◎朝はそんな時間がない、というときに使える便利なグッズもあるので上手に利用したいですね。
また盛り付けの目安として、「主食5:主菜2:副菜3」にするとよいとされています。つまり、配分の多い主食をいろどりよくすることで、お弁当全体が一気に華やかになるということ!混ぜご飯やサンドイッチ、具材にこだわって見た目も楽しいお弁当を目指しましょう!
注意!3歳のお弁当にラップやピックは使わないほうが無難
100均などでかわいいピックを見かけると、お弁当に使いたくなりますよね。でもまだ小さい子供のお弁当に使うときには注意が必要です。おかずを食べようとしたときにうまく外せないと、最悪の場合誤飲の可能性もあります。同じ理由でラップにも注意が必要です。
はじめのうちは使用は避け、子供が上手に手先を使えるようになってきたら徐々に取り入れていくようにしましょう。
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毎日つくるお弁当。子供が楽しく食べてくれたらうれしいですよね!そんなお弁当にするには、子供の食べやすいメニューを選んだり、食べきれる量にしてあげることも大切です。
3歳の子供は、食べる量もスピードもまだまだ個人差があります。食べる時間が子供にとって楽しい時間になるように、お弁当づくりで上手にサポートしてあげたいですね。