こんにちは!ごっこランドTimesライターのしまねむです。
みなさんは小さいころ、どんな遊びをしていましたか?
筆者は鬼ごっこが大好きで、友だちといつも外で走り回っていました。祖母が教えてくれたお手玉に夢中になったり、弟とこま回しを楽しんだりしたことも。
日本に昔から伝わる昔遊びは、伝承遊びや伝統遊びと呼ばれ、親しまれています。
昔遊びは世代を超えて遊べるため、ママパパはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に楽しめるのもうれしいポイント。
また、他者と協力したり戦ったりする遊びが多いので、人とのコミュニケーションを学ぶのにも適しています。
体を思い切り動かす外遊びは、いい運動にもなりますね。今回はそんなメリットいっぱいの昔遊びについて、ご紹介します。
※この記事はPRを含みます。
ママパパも遊んだ?人気の昔遊びランキング
それではまず、子供がどのような昔遊びをしたことがあるのかを見てみましょう。 知育アプリ「ごっこランド」で子供たちに行ったアンケートによると、今でも子供たちが遊ぶ昔遊びは以下のようなランキングとなりました!
- こま遊び
- あやとり
- けんだま
- 糸電話
- たこあげ
- おてだま
- おしくらまんじゅう
- なべなべそこぬけ
- おはじき
- 紙ふうせん
ママパパも「懐かしい!」「遊んだことがある」というものはありましたか? 昔遊びといっても、現在まで親しまれているものもたくさんありますね。
【おもちゃ編】道具を使った昔遊び12選
まずご紹介するのは、おもちゃを使った昔遊びです。
現在も子供たちに親しまれているものから、ママパパが「懐かしい!」と思うようなものまで、いろいろなおもちゃがありますよ。
1.見て楽しい回して楽しい!こま遊び
先ほどご紹介したアンケートでも最も多くの子供が遊んだことのある、こま遊び。
回して遊ぶのはもちろん、いろいろな種類があるのでコレクション要素もありますよ。
「どっちが長く回せるかな?」と、ママパパと勝負するのもいいですね!
日本こままわし協会認定の、紐付きのカラフルなこま3点セットは、初心者から上級者まで楽しめるベーシックな設計。家族みんなで楽しめますよ。
自宅でこま回しをするなら、こんなポップなデザインのアイテムはいかがですか? 土俵の上で力士の形をしたこまがぶつかり合い、盛り上がること間違いなし!
2.いろいろな形を作ろう!あやとり遊び
あやとりは、紐が1本あればできるお手軽な昔遊び。
「ほうき」や「お星さま」など、作ったことのあるママパパも多いのではないでしょうか。
あやとりの本も販売されているので、作り方を忘れてしまった人でも子供と一緒に楽しめますよ。
『親子で遊べるたのしい!あやとり』(作・野口廣監修/野口とも著/高橋書店)は、カラフルでわかりやすい解説なので、不器用さんでもいろいろな作品が作れます。
あやとりひもが2本ついているので、届いてすぐに遊べるのもうれしいですね。
『みてみて!びっくりあやとり』(著・有木昭久 /ポプラ社)は、あやとり紐を使って手品ができる本。
「ゆびぬき」「うでぬき」など27の技がマスターできます。小学校での発表会や、家族でのかくし芸大会などにいかがでしょうか。
3.成功するとうれしい♡けん玉遊び
けん玉は、全国でさまざまな大会が開かれるほど夢中になれる昔遊びです。
大人の愛好者も多く、子供と一緒に遊ぼうと思っていたママパパもハマってしまうかも!?
いろいろな技があるので、レベルによって長く遊べるのも人気の秘密です。
初めてけん玉で遊ぶ人には、こちらがおすすめ!球が軽くお皿が大きいので、成功しやすい初心者用です。
まずはこのけん玉で練習して、できるようになったらレベルアップしていきましょう♡
4.指先の運動にもおすすめ!お手玉遊び
ママパパの中にも「昔おばあちゃんからお手玉を教わった」という人がいるかもしれません。
歌を歌いながらリズミカルに遊んでみてください。子供と一緒に、お手玉を交互に投げ合って遊ぶのもステキですね。
大人気の絵本「はらぺこあおむし」のお手玉は、ポリエステルちりめん生地を使用しており、丈夫なので長く遊べますよ。巾着付きで持ち運べるのもうれしい!
かわいい十二支の動物をモチーフにした、手のひらサイズのお手玉です。
お手玉遊びはもちろんインテリアとして飾ったり、十二支を覚えたりできるのがうれしい♡
5.遊び方無限大!おはじき遊び
100均でも気軽に買えるおはじきは、遊び方がたくさん!
カーリングのようにはじいて遊んだり、対戦ゲームをしたりと、アレンジ次第で夢中になれるでしょう。
小さい子供も一緒に遊ぶときは、誤飲に気を付けてくださいね。
6.予想外の動きも楽しい、紙風船遊び
ポンポンと投げ合える紙風船も、気軽に楽しめる昔遊びの一つ。ボールと違ってふわふわと漂うように動くのが面白いですね。
柔らかい紙でできているので、小さい子供がいる家庭でも安心して遊べます。七五三などの撮影小物にしてもかわいいですよ♪
サイズの違う紙風船が4つセットになっています。
手で投げ合うのはもちろん、付属のラケットを使って遊ぶのも楽しいでしょう。
7.うまく飛ばせるかな?竹とんぼ
両手で柄の部分をくるくると回して飛ばす竹とんぼ。
上手に飛ばすのはコツがいるので、きれいに飛んだときの喜びはひとしおです♡
昔ながらの日本製竹とんぼは、色違いがセットになっているので、親子で競争するのも面白いでしょう。
8.つい夢中になる!?だるま落とし
一番上に乗っているだるまを落とさないように、下に積まれたブロックをハンマーで取り除いていくゲーム。
分かりやすく対象年齢も低いので、家族みんなで楽しめるのもうれしいポイントです。
古くからのだるま落としは、色鮮やかな配色のブロックと、ちょっぴり怖い顔のだるまが特徴。おじいちゃん・おばあちゃんとも一緒に遊べそうですね!
9.みんなでワイワイ遊べる、輪投げ
縁日やイベントでも行われている、輪投げゲームも面白いですよね。
シンプルなタイプから数字が書かれたアレンジタイプまでいろいろな種類があるので、きっと好みに合ったものが見つかりますよ。
カラフルなナイロン製の輪と木製の本体を使用した、昔ながらの輪投げは、子供は青・ママは赤・パパは緑など色を分けて一緒に投げて遊んでみてくださいね。
10.お正月の初笑いにも!福笑い
目隠しした状態で、顔のパーツを並べるゲームです。
うまく作れなくてもOK!「面白い顔~!」とみんなで笑っちゃいましょう♡
子供と一緒に、オリジナル福笑いを作ってみるのもいいですね。
昔ながらのおかめとひょっとこの福笑いは、見本を参考にしながら上手に顔が作れるかチャレンジしてみましょう!
11.家族みんなで盛り上がれる、いろはかるた
いろはから始まる48文字を使った、おなじみのかるた遊びです。
家族や友達を誘って、大勢で楽しむのがおすすめですよ。
こちらのいろはかるたは、江戸時代風の絵柄で、昔遊びにぴったり!当時の習慣や日本のことわざが学べるのもうれしいポイントです。しっかりとした厚紙なので、取り扱いしやすいですよ。
12.みんなで昔遊び大会!セットで購入するのもおすすめ
「いろいろな昔遊びを楽しみたい!」という人には、こちらがおすすめ。 先ほどご紹介したさまざまな昔遊びがセットになっているので、飽きっぽい子供も思い切り楽しめるはず♡
【童謡編】わらべ歌で楽しむ昔遊び8選
次にご紹介するのは、わらべ歌と一緒に楽しむ昔遊びです。 ママパパ世代でも「小さいころ遊んでいた!」「懐かしい」という人がいるかもしれません。 ぜひ子供と一緒に楽しんでみてくださいね。
1.底が抜けたら・・・!?なべなべそこぬけ
2人で手をつないで、歌に合わせて両手を左右に振ります。
「そーこがぬけたら かえりましょう」で手をつないだまま体を反転させ、相手と背中合わせになります。
今度は背中合わせのまま歌を歌い、「かえりましょう」で再び向かい合わせに戻る遊びです。
3人以上で遊ぶときは、1人がつないだ手の間をくぐるようにするといいですよ。
クイズ・うしろの正面だあれ?かごめかごめ
鬼を1人決め、目をつぶってしゃがみます。ほかの人は子になり手をつないで鬼のまわりを囲みます。
「かーごめかーごめ」の歌に合わせて子はくるくると回り、歌が終わると同時にその場に止まります。
鬼は自分の真後ろに誰が立っているかを当てて楽しみます。当たったらその人と鬼を交換して、外れてしまったらもう一度続けましょう。4人以上で遊ぶのがおすすめですよ。
いろいろな遊び方がある、あんたがたどこさ
熊本が舞台の童謡「あんたがたどこさ」は、さまざまな遊び方があるのをご存じでしょうか。
筆者はよくボールを使って遊んでいました。ボールを手でバウンドさせながら、歌詞の「さ」の部分が来るたびに足を上げて通します。
「それを木の葉でちょいとかーくーせ」の「せ」の部分でボールを高く上げ、キャッチできたら成功です。
ボールを使うほかに、4つの円を描いてジャンプを繰り返す遊び方もあります。
鬼から逃げろ!あぶくたった
「あぶくたった」は、ジェスチャーと鬼ごっこが混ざった遊びです。<br? まず鬼を決め、ほかの人は子となり手をつなぎ歌に合わせて鬼の周りを回ります。
「煮えたかどうか食べてみよう ムシャムシャムシャ」と子が食べるジェスチャーをしたら、鬼は「まだ煮えない」か「もう煮えた」のどちらかを答えます。
「もう煮えた」と鬼が答えたら、次のパートに突入。
子は扉をたたく真似をしながら「トントントン 何の音?」と聞きます。
鬼から「おばけの音!」と返ってきたら、子は「逃げろ!」と叫び、鬼ごっこが始まります。
勝ってうれしい、負けてくやしい!はないちもんめ
全員を2チームに分けて遊びます。
チームごとに手をつないで向かい合い、歌を歌いながら前に出たり、後ろに下がったりを繰り返します。
歌い終わったら、相手チームからどの子が欲しいかをチームごとに相談し「きーまった!」と宣言します。 再び向かい合い「○○ちゃんが欲しい」「××ちゃんが欲しい」と歌い、選ばれた2人がじゃんけんをします。
じゃんけんに負けた人は相手チームに加わり、どちらかのチームがいなくなるまで繰り返す遊びです。
誰の茶壷に指が入る?!ずいずいずっころばし
江戸時代、将軍に献上するお茶を運ぶ様子を表現したといわれているわらべ唄。
円になって座り、人差し指と親指で茶壷を作ります。鬼を1人決め、それ以外の人は子になります。
「ずいずいずっころばし ごまみそずい」と歌いながら、鬼が子の人差し指を順番に茶壷に入れていきます。
歌い終わったときに鬼の指が茶壷に入っていた人が、次の鬼です。
こわいながらも♪通りゃんせ
鬼を2人決め、両手をつないで上に上げ、「関所」を作ります。鬼と子が交互に歌を歌いながら、子が関所の下をくぐっていきます。
子は歌が終わるまで、何度も関所を通ってくださいね。
歌い終わったときに鬼は手を降ろし、そのとき下にいた子を捕まえます。
美味しく焼けた?おせんべやけたかな
全員で円になって座り、両手の甲を上にして前に出します。 鬼を1人決め、人差し指で「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」と歌いながら1人1人の手を突いていきます。
「な」で止まった人は、その手を裏に返します。
2回止まった手があったら「ムシャムシャムシャ もう焼けた」と食べる真似をして手を引っ込めてください。両手を引っ込められた人が勝ちになります。
【外遊び編】スポーツ性あり!体を動かす昔遊び10選
最後にご紹介するのは、屋外で体を動かして楽しむ遊びです。
親子で遊べるものから、友達を誘ってワイワイ盛り上がる集団遊びまで、懐かしいものが盛りだくさん。
ママパパも子供に戻った気持ちで、走り回ってみては?
1.基本の追いかけっこ遊び♡鬼ごっこ
集団遊びのベースとなる鬼ごっこ。じゃんけんなどで鬼を1人決め、子は走って逃げます。 子をタッチすることで鬼が入れ替わる遊びです。
関連記事:「電子レンジ鬼ごっこ」ってなに!?定番からおもしろルールまですぐ試したくなる【鬼ごっこ】15種を大特集!
2.遊具がある場所で遊ぼう!たかおに
公園や学校などの遊具がたくさんある場所で遊ぶのにおすすめです。 基本の遊び方は鬼ごっこと一緒ですが、子は高いところ(安全地帯)にいる間は鬼にタッチされません。
鬼は子の近くで10数えると、子を安全地帯から降ろすことができます。手を伸ばして安全地帯にいる子をタッチできるなど、多少のルールの違いがありますよ。
3.色を探して楽しい、いろおに
こちらも鬼ごっこをベースにした外遊び。
子は鬼が「赤!」「黒!」など指定した色を探してタッチします。
タッチできたら安全ですが、なかなか見つからないと鬼につかまってしまいます。
ときどき「金色!」「虹色!」など「そんな色どこにあるのー!?」という色が飛び出すのも楽しいでしょう。
4.逃げた泥棒をつかまえろ!ケイドロ
全体を「泥棒チーム」と「警察チーム」に分けます。まず警察チームは、牢屋の場所と看守を決めます。
警察チームが10数える間に、泥棒チームは逃げ回ります。泥棒は警察に捕まると牢屋に入れられますが、看守の隙をついてほかの泥棒が仲間にタッチすると脱走となります。
泥棒を全員捕まえたら警察の勝ちです。
地域によってドロケイ・ドロジュン・タンテイなどさまざまな呼び方がありますよ。
5.鬼の守る缶を狙え!缶蹴り
空き缶を用意し、置き場所を決めます。
子が缶を蹴ったらゲームスタート!鬼が缶を拾いに行っているあいだに、子は隠れます。
鬼は缶を置き場所に戻し、子を探しに行きます。
子を見つけたら、鬼は急いで缶まで戻り「○○ちゃん、見っけ!」と叫び捕まえます。 子は鬼に見つからないように缶に近づいていき、蹴ることができたら捕まった子は逃げられます。
鬼との距離や缶を誰が蹴るかなど、スリルのある駆け引きが楽しい遊びです。
6.激しい陣取りゲーム!エスケン
Sの字・8の字・S陣などさまざまな呼び方で遊ばれる人取りゲームです。 まず地面に大きくSの字と、両端に休憩場所となる円を描きます。 プレイヤーはSの字上と休憩場所では両足で移動できますが、それ以外ではケンケンでしか移動できません。
2チームに別れてそれぞれの陣地に宝物を置き、チームごとにどう攻めるか作戦会議を行います。
ゲームがスタートしたら、お互いの宝物を奪うために戦って遊びます。 押しあったりぶつかったりすることもあるので、遊ぶときは怪我に注意しましょう。
7.いつでもどこでもできる!じゃんけんグリコ
ゴールを決め、そこまで誰が早く到着できるか競うゲーム。
2人以上でジャンケンを行い、勝った人が前に進んでいきます。
グーで勝ったら「グリコ(3歩)」チョキで勝ったら「チヨコレイト(6歩)」パーで勝ったら「パイナツプル(6歩)」となります。階段を使って遊ぶ方法もありますよ。
8.絵本にも登場した不思議な現象!影おくり
絵本「ちいちゃんのかげおくり」を知っているママパパも多いでしょう。
地面に写った自分の影を、ゆっくり10秒ほど見つめます。10秒たったら瞬きをせずに、視線を空に移します。
すると、自分の影が空に白っぽく写って見える不思議な現象。よく晴れた天気のいい日に行うのがおすすめですよ。
9.紐に触れずに通れるかな?上下どっち?
ゴム紐やなわとびを輪にして、鬼が両手を使って2人で持ちます。 子は後ろを向いて紐が見えないようにし、鬼は「いろはにこんぺいとう 上か下か真ん中か」と歌いながら紐を動かします。
鬼が動きを止めたら、子は振り返る前に「上」「下」「真ん中」のどれかを宣言します。 「上」と答えた子は紐の上を、「下」と答えた子は紐の下を、「真ん中」と答えた子は間を通ります。
紐に触れてしまった子は、鬼と交換します。
鬼がどんな形を作っているか予想するのが楽しい遊びです。
10.天気のいい日はコレでしょ!凧あげ
風がゆるやかに吹いている天気のいい日には、凧あげで遊んでみては。 風を受けて飛ぶ凧を、紐を引いて操作して遊びます。 上手にできないこともあるけれど、飛んだ時はとても達成感がありますよ。
【子供と楽しみたいお正月遊び10選】遊びの由来やお正月を楽しめる絵本も紹介
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今でも現役で遊ばれている昔遊びから、あまり見ないレアなものまで、たくさんの遊びを紹介してきました。 テレビゲームも楽しいですが、時々はこうして昔遊びに興じてみるのも面白いですよ。 お気に入りの遊びを見つけて、ママパパや友達と一緒に楽しんでみてくださいね。
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