こんにちは。2人の女の子を育てるごっこランドTimesライターのichikaです。
家族旅行や帰省のための長距離での車移動。
出発直後は楽しくても、時間が経つに連れて子供がぐずりだしたり、渋滞で大人もぐったりしてしまったりは”子育てあるある”ですよね…。
そんな長距離ドライブの車内を楽しくしてくれるのは、道具いらずで家族みんなが楽しめる、その名も「ドライブゲーム」です。
今回は、手軽に暇つぶしができる子供向けのドライブゲームを年齢別に紹介します!
ページを保存しておくといざというときに役立ちますよ♪
※この記事はPRを含みます。
子供と楽しめるドライブゲーム【幼児〜】
まずは幼児も一緒に遊べるゲームです。
小さな子供はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる簡単なゲームを3つ紹介します!
しりとり
まずはファミリーゲーム定番のしりとり。
ルールも単純で道具がいらないのはもちろん、負けになる要因も少ないため、みんなで長く楽しく遊ぶことができます。
【遊び方】
・まずは順番を決めましょう
・最初の人は適当な単語(名詞)を言います「例:りす」
・次の人は前の人が言った単語の、最後の文字からはじまる単語を言いましょう「例:すいか」
・これを繰り返していき、最後に「ん」が付く単語を言ってしまった人が負けです
子供の年齢に応じて耳慣れた単語、例えば動物や食べ物の名前など、意識して返してあげるとイメージも湧きやすくなります。
子供は言い直しOKなど、ハンデをつけてあげてもOK!
小学校以上の兄妹がいるなら、しりとりで使用できる文字数を制限する文字数しばりや、使える単語のテーマを決めるテーマ縛り、最後の2文字をつなげていく2文字しりとりのルールを追加したり、変更しても盛り上がりそう!
関連記事:日常用語からキャラクターまで!子供とのしりとりゲームにつかえる単語一覧
なぞなぞ
予想外の意味が隠されているため、ちょっと違った視点が必要になるなぞなぞ。 知識が必要なクイズと違って頭の柔らかさが大事なので、逆に大人の方が難しく、子供の下剋上もありえるゲームです。
【遊び方】
・なぞなぞの出題者を1人決めましょう
・出題者がなぞなぞを読み上げて、わかった人は手を挙げて答えます
・正解した人が勝ちです
市販のなぞなぞブックやインターネットに載っているなぞなぞを活用していもいいですね。 また、「昨日お母さんは晩ご飯で餃子を何個食べたでしょう?」「ぼくがいま食べたいものは?」など、家族オリジナルのなぞなぞを出題するのも楽しいです。
子供の年齢に応じてレベルを調整したり、答えを3択にして答えやすくしてあげましょう。 複数出題した上でより多く回答できた人が勝つ得点制にすると、長い時間楽しめますよ。
関連記事:子供向けなぞなぞ大特集!幼児〜小学生向けのなぞなぞ&本を大特集!なぞなぞの効果も解説
車の色当てゲーム
車の中だからできる車の色当てゲームも、手軽に暇つぶしができるドライブゲームのひとつ。
車の色はバリエーションも多くないので、小さい子が正解しやすいのも楽しめるポイント。出題する人も一緒になって回答できるゲームなので、家族全員で盛り上がることができるのも魅力です。
【遊び方】
・出題者を1人決め、対向車線を走ってくる何番目の車の色を当てるのか決めます
・回答者は1人づつ、車の色を予想して出題者に伝えましょう
・「スタート」の合図と共に対向車を走る車をカウントしていって車の色を確認します
・色の予想が当たっていた人の勝ちです
車が好きな子であればメーカーや車種を当てるルールにして、難易度をアップしてみましょう。
ゲームが中断されることがないように、できるだけ1車線の、対向車側がスムーズに進んでいる道で行うのがおすすめ。子供たちが数を数える練習にもなりますね。
子供と楽しめるドライブゲーム【小学生・低学年〜】
次は、小学校低学年の子供がいるお家向けのドライブゲームです。
ルールはとても単純ですが、限られたテーマ中から答えを導き出さなければいけなかったり、瞬発力や連想力が試されるゲームは、頭が柔らかい子供たちにぴったり。 中でもおすすめを5つご紹介します。
連想ゲーム
連想される単語を繋げていく連想ゲームです。
例えば「バナナ」→「黄色い」→「月」のように、前の人が言った単語と関連がある単語や、イメージできる単語を言わなければいけません。
文字としてではなくイメージで答えを探していくので、大人のかたい頭の体操にもなりますよ!
【遊び方】
・回答する順番を決めます
・1番目の回答者が単語を言います 「例:バナナ」
・2番目の回答者が、1番目の単語からイメージできる単語を言います「例:黄色い」
・3番目の回答者は、2番目の回答からイメージできる単語を言います「例:月」
・これを続けていき、関係のないものを答えた人が負けです
「マジカルバナナ」のようにリズムを取り入れると、自然とアップテンポになって一体感が生まれ、集中力や瞬発力も高まります。
その場合には、リズムに乗れなかった人が負けのルールを追加しても盛り上がりますよ。
関連記事:今すぐできる連想ゲームのお題一覧|簡単なお題から難しいものまで年齢別に紹介!
古今東西ゲーム
連想ゲームに似た古今東西ゲームは、別名山手線ゲームとも言います。連想ゲームと違うのは、テーマの縛りがあるところ。
例えば、料理の名前、虫の名前など、そのテーマに合った言葉しか使えなくなるので、自然と難易度がアップします。
【遊び方】
・まずはみんなで1つのテーマを決めます「例:果物の名前」
・回答者の順番を決めて、順番にテーマに合った単語を言います「例:みかん」
・ほかの人が既に答えた単語とかぶったり、テーマと関係ないものを言ったら負けです
低学年であればはたらく車の名前や魚の名前など、子供が得意なテーマにしてあげると喜びます。
高学年なら「都道府県名」「世界の国名」など、難しいテーマにチャレンジしてみるのもおすすめです。大人も難易度が上がるので本気度が増して、一層白熱しそう。
全員でいくつ単語をあげられるかの団体戦にしても良いですね。
アーキネーター「私は誰でしょう?」
アプリゲームとして一時期注目されたアーキネーター。
そのアーキネーターになりきって、出題者がイメージしているものが何なのか、回答者側が質問をしながらヒントをもらい、その情報を元にして当てるゲームです。
【遊び方】
・出題者を1人決めます
・出題者は人物や物を1つだけ頭の中だけでイメージします「例:ライオン」
・回答者は出題者に、はい・いいえのみで答えられる質問をしていきます。「例:それは食べ物ですか?」「いいえ」「それは生き物ですか?」「はい」
・答えがわかった人は手を挙げて回答します
・回答が間違っていたら、正解者が出るまで質問を続けていきます
・早く正解した人が勝ちです
質問回数が増えすぎると混乱してしまうので、なるべくシンプルに回答に導けるような、誰でも知っている人や物を選びましょう。
このゲームは質問の仕方がとっても大切なので、上手に質問できれば、すばやく回答を導きだすことができます。
質問の回数の上限を決めたり、チーム対抗戦にしてどちらのチームが早く回答できるかを競うとより盛り上がりますよ!
車のナンバーでビンゴゲーム
対向車を走る車のナンバーの数字で、ビンゴをするビンゴゲームです。
ビンゴカードが必要ですが、指で穴をあけられるので他の道具は必要ありません。次にどの数字が来るのか、みんなでワクワクするライブ感も魅力♪
【遊び方】
・リーダーを1人決めてビンゴカードを全員に配ります
・リーダーは対向車のナンバーを読み上げます
・読み上げられた数字に穴をあけます
・一番早く縦・横・ななめのいずれかが揃った人が勝ちです
車のナンバーは最大4桁なので、ハイフンを挟んで2つの数字を開けられるようにする、下2桁のみにするなど、あらかじめ基本ルールを決めておくとスムーズです。
1桁にはなかなか出会わないので、ぞろ目のナンバーに出会ったら開けられるなど、ルールを決めておくのがポイントです。
共通感覚ゲーム
TVでもお馴染み、チーム戦で行うクイズゲームの定番でもある共通感覚ゲームです。
出題した質問に正解しているかではなく、チーム全員が同じ回答になっているかで勝ち負けが決まります。
自分が思い浮かべたものを直感で答えるクイズとは違って、ほかの回答者がどう答えるかを推理して、合わせていかなければいけません。
【遊び方】
・2つのチームに分けます
・片方のチームがもう片方のチームにお題をだします「例:赤い果物といったら?」
・出題されたチームのメンバーは「せーの」の合図で一斉に答えを言います
・チーム全員の答えが揃っていたら勝ちです
例えば「赤い色のものといったら?」のように、テーマの範囲が広いとチームでそろえるのが難しいです。
バラバラな回答が続くと楽しくないので、すぐにイメージがわきやすい身近なお題を選ぶと盛り上がります。
何問か用意して、先に〇問正解したチームの勝ちという風に、出題回数を決めておきましょう。
子供と楽しめるドライブゲーム【小学生・高学年〜】
小学校高学年からのドライブゲームは、知識や計算力を試すゲームがおすすめ。
その中でも車からの景色や、車の中ならではのメリットを活用したドライブ時ならではのゲームを紹介します。
ナンバープレート計算ゲーム
もっと難易度が高いゲームを楽しみたい高学年には、ナンバープレートの数字を計算式に見立てた計算ゲームはいかが?
前にいる車、もしくは見かけた車の数字で暗算をして、計算力を競うゲームです。
【遊び方】
・4桁の数字が書かれたナンバープレートを見つける
・真ん中のハイフンを+か-に変えて問題を出す
・計算式をもとに子供が回答して、答えが合っていたらOKです
二桁の暗算になるので、4年生くらいからがおすすめ。
記憶力や瞬発力を鍛えるために、問題の聞きなおしは1度までのルールを設けると難易度も上がります。
また、四則計算を使って答えを10にする計算ゲームにアレンジしても良いですね。
例えば車のナンバーが「53‐26」であれば、「5+2+6-3」「5+3×2-6」のように、足し算・引き算・掛け算・割り算を使って答えを10に導いてみましょう。
親の答え合わせが難しい場合は、答え合わせができるサイトもありますよ。
カタカナ禁止ゲーム
カタカナの言葉を使わずに会話をしていくゲームです。
簡単そう!と思っても、じつは意外と日常生活での使用頻度が多いカタカナ言葉。
ドライブ中にも「コンビニ」「サービスエリア」「ジュース」と、ついうっかり言ってしまいそうな言葉がいっぱいあるので緊張感も増します。
【遊び方】
・ゲームを終了するタイミングを決めます「例:コンビニに着くまで・〇分まで」
・判定役を1人決めて「スタート」でゲームスタート!
・判定役はカタカナの言葉を使った数をカウントします
・カタカナ言葉を発した数が多い人が負けです
黙っているとゲームにならないので、会話が進まない場合には、相手を陥れるためにわざと質問するのもあり。
自分が持ちかけた会話で、うっかり自分が負けてしまう可能性も!終了の合図までは慎重に会話をしなければいけません。
3回言った人が負けなど、多すぎない数で勝ち負けを決めておくと判定役もスムーズです。
ナンバープレート都道府県当てゲーム
名前の通り、ナンバープレートに書かれている地名から、都道府県を当てるクイズです。 県外からの車が多い高速道路でやると、回答のバリエーションも豊かで盛り上がります。
【遊び方】
・出題者を1人決めます
・出題者はお題となるナンバーを決めてクイズに出しましょう
・正しい都道府県を正解した人が勝ちです
早押しルールにするのはもちろん、1人1題出題形式にして正解数が多い人を勝ちにするなど、勝ち負けのルールを決めておきましょう。
出題者はなるべくマイナーな地名を選ぶと、難易度もアップします。
イントロゲーム
曲の一部から曲名を当てるイントロゲーム。
カーオーディオやスマートフォンを使えば、気軽に楽しむことができます。車の中だからこそ、周囲を気にせずにできるゲームのひとつです。
【遊び方】
・助手席の人が出題者になり、「これは何の曲でしょうか?」の掛け声の後に2~3秒程度音楽を流します
・わかった人は手を挙げて答えましょう
・一番多く正解した人が勝ちです
曲名が画面上に出てしまう場合には、後部座席の人たちに見られないように注意しましょう。
また、イントロゲームサイトやアプリあるので、オーディオを操作するのが難しい場合にはスマホアプリを使うととっても簡単です。
歌詞から曲当てゲーム
こちらは音楽を流さず、歌詞のみで曲名を当てるゲームです。有名な曲の歌詞でも、ただの文章として読み上げられると、意外とわからないのが面白いところ。
【遊び方】
・リーダーを決めます
・リーダーは有名な曲を1つ選びましょう
・スマホで歌詞を検索し音読します
・歌詞を聞いて曲がわかった人は挙手をして回答します
・より多く回答できた人が勝ちです
歌詞を読むときには、うっかりリズムや抑揚をつけてしまわないように注意しましょう。
音楽に詳しくない場合には、全員が必ず聞いたことがあるCM曲で、サビパートのみを音読するのがおすすめ。
正解者がいなくても、正解を発表するだけで「なるほど!」のアハ体験で盛り上がれますよ。
つなげ!物語
1人1文づつストーリーを作って、世界にひとつだけのオリジナルの物語を創作していく、つなげ!物語。
正解がなく勝ち負けもない遊びなので、競争が苦手な子や、家族でまったり過ごしたいドライブにもおすすめです。
【遊び方】
・物語をつなげていく順番と、終わる順番を決めます「例:3巡したら最後は〇〇の話で終わりね」
・最初の人が物語の出だしを考えて話します「例:昔々あるところに犬とキジがいました。」
・最初の人の文章につながって展開していくように、次の人が文章を考えて話します「例:犬とキジは舟に乗ってどんぶらこと川を下っていきました。」
・終わりの順番までに上手にストーリーを繋げて、最後の人が上手くまとめることことができたらOKです
短すぎるとあっという間に終わってしまって、長すぎると中だるみしてしまうので、起承転結がうまくまとまる3周くらいに設定します。
お話が意外な方向に二転三転すると、難易度が上がって盛り上がるので、親がストーリー展開に刺激をプラスしてあげましょう。
車酔いに注意!無理せず適度な休憩を
車内で子供と遊ぶ時に注意したいのは「車酔い」です。
子供は身体の平衡(へいこう)感覚を司る器官が未発達のため、車酔いをしやすいのが特徴。
遊びに夢中になっていると自分の体調の変化にも気づきにくいので、親がこまめに気にかけてあげましょう。
車酔いの原因には、体調不良や車内の環境の悪さ、行動や体勢が関わってきます。
予防するには、
- 前日は早く寝てしっかりと睡眠を取る
- 車内の空気を入れ替えて新鮮な空気を取り込む
- スマホや本は子供には見せない
- 外に出て休憩する時間を作る
といったことに注意しましょう。
心配がある場合には、事前に小児用の酔い止め薬を事前に飲んでみても。心配がなくても、水なしで飲める酔い止めや吐いた時用の袋、冷たい飲み物などを用意しておくと安心です。
流れる車を目で追うことも車酔いを引き起こす要因になるので、車の色あてやナンバープレート計算では、大人がリーダーになってあげてください。
***
子供には、ドライブゲームの景品を用意しておくのがおすすめ。
内容が異なるお菓子の詰め合わせを勝った順に選べるようにするなど、ちょっとだけ差をつけておくと、やる気も集中力もアップしますよ♪
子供の体調に気遣いながら、家族で楽しいドライブタイムを過ごしてくださいね。
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