長いようで短かった夏休みが終わり、日常が戻ってくる9月。
子供の学校がはじまり、内心ホッとするママ・パパもいらっしゃるのではないでしょうか。
そのうちのひとりであるごっこランドTimesライターのあらたまが、9月に関することをあらゆる角度から調べてみました!
実のところ、9月といえば…で考えてみたけれど、そのイメージがどうもふわっとしていたのです。
でも、9月を表す言葉や行事について調べていくうちに、知っているようで知らなかったことや、ちょっとした豆知識として人に伝えたくなることがたくさん出てきましたよ☆
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9月の行事・イベントといえば?
9月には、どんな行事やイベントがあるのでしょうか。その代表的なものをみていきましょう。
お月見
秋・お月見☆シール式ウォールステッカー
十五夜はもともと旧暦の8月15日を指し、現代でいうと9月の中旬から10月の上旬ごろにあたります。実は十五夜の日付は毎年異なります!これは月の満ち欠けを基準にした旧暦と太陽の動きを基準とした新暦とではズレがあり、月の満ち欠け自体も約15日と一定ではないことが理由です。
夜空を見上げて美しいお月様を眺める風情あふれる行事は、平安時代から始まった慣わしです。2023年の十五夜は9月29日(金)なので、お天気がよければぜひ夜空を見上げてみてくださいね☆
もし当日雲がかかってしまっていても、お月見気分をおうちの中でも味わえるウォールステッカーなどで飾り付けるのもすてきですよ♪
芋掘り
YSN 焼き芋メーカー 黒
9月の後半になると、芋掘りシーズンの到来です。子供が芋掘り行事でさつまいもを持って帰ってくる、なんてご家庭もあるのでは?さつまいもは、掘ってすぐより少し置いておいた方が、甘味が増して美味しくいただけます!
保存方法は、とっても簡単☆持ち帰ったさつまいもを水で洗わずに、土を払い落として直射日光の当たらない風通しのいい場所で乾燥させます。
表面全体が乾いたら、新聞紙に包んで常温で保存します。最低でも2週間は置いておきましょう。理想的な保存温度は13〜15℃程度なので、残暑で気温が上がりがちな時期には、温度管理に気をつけてくださいね。
食べごろになったさつまいもは、お料理やお菓子などあらゆる活用方法がありますが、さつまいも本来の美味しさを楽しめる焼き芋もおすすめです♪焼き芋メーカーを使えば、自宅で手軽に、出来たてのおいしい焼き芋が食べられますよ♡
敬老の日
シャチハタ 手形 足形アート制作キット FirstArt 色紙 2ひきのサカナ
9月の第三月曜日は、敬老の日です。祖父母やお世話になっている高齢の方に、日ごろの感謝の気持ちを伝えましょう。
敬老の日のプレゼントに、手形や足形アートの作品を子供といっしょに作ってみるのも、いい記念になりますよ。必要なものが一式揃ったキットなら、準備の手間が省けて楽々です。かわいい孫からの贈り物として、子供自身が書いたメッセージや絵も一緒に添えるとより喜ばれるかもしれませんね♪
防災月間
キッズ防災セット
毎年9月1日は「防災の日」、8月30日から9月5日は「防災週間」、9月の一か月間は「防災月間」です。9月は台風や豪雨などの災害が起こりやすい時期でもあるので、避難方法や避難場所、はぐれた時の連絡手段など、親子で確認しておきましょう。
使わないに越したことはないけれど、もしものときの備えは大事ですよね。大人の分だけでなく、大切な家族である子供の避難グッズも用意しておくと安心です。幼児から小学校高学年まで使えるサイズの避難セットを準備しておき、食べなれた保存のきくお菓子やお気に入りのおもちゃなどを入れてあげるのもひとつの方法です。
9月の食べ物といえば?
「実りの秋」ともいわれるだけあって、9月には秋ならではの美味しい味覚がたくさん登場しますよ。
梨
秋の果物の代表格ともいえる梨。その品種は50種類以上あると言われており、品種によって旬を迎える時期が少しずつ異なります。
その中でも9月に旬を迎えるのは「豊水」です。果肉がやわらかく果汁たっぷりな赤玉系の梨で、皮を剥くときに果汁がぽたぽた零れ落ちるほどのジューシーさ!甘味と酸味のバランスもよく、梨好きにはたまりません♪
かぼちゃ
冬に食べるイメージがありますが、かぼちゃは秋の野菜。その種類は「西洋かぼちゃ」「日本かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3つあります。
スーパーの店頭に並び普段よく口にするのは甘味が強い「西洋かぼちゃ」で、表面がでこぼこしていて淡白な味わいとねっとりした触感の「日本かぼちゃ」、カラフルでかわいらしい見た目が特徴的で「おもちゃかぼちゃ」の名でも知られる「ペポかぼちゃ」です。
かぼちゃはサラダやおかずはもちろんのこと、お菓子作りにも使える優れモノ。カットしていないかぼちゃなら冷暗所で1~2ヵ月の保存が可能ですし、カットして冷凍保存すれば使いたい時にぱっと使えます。汎用性が高く、使い勝手のいい秋野菜ですね。
サンマ
アイリスオーヤマ 魚焼きグリル 無煙ロースター
秋を代表する魚といえば、サンマです。漢字では「秋刀魚」と書くように、名前にも「秋」がしっかり入っていますね。9〜10月に穫れるサンマは脂がのっていてとても美味しく、この時期には穫れたて新鮮なサンマが店頭に並びます。
サンマを焼きたいけれど、通常のグリルで調理するには煙が気になる…なんて時には、無煙ロースターを使うのもひとつの手ですよ☆室内が煙でいっぱいになるのを抑えらえるので、サンマを焼いて食べるハードルがぐっと下がります♪
アサリ
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 潮干狩り3点セット
アサリは春と秋の2回、水温15〜24℃で産卵します。産卵前のアサリはおいしさのピーク!身がしっかり膨らんで、うまみ成分が各段にアップしています。
潮干狩りは春のイメージが強いかもしれませんが、実は秋も楽しめるんですよ。春の方が昼間に潮が引くのでタイミングを合わせやすいのはありますが、9月ならまだ潮時のいい日もあるのでぜひチャレンジしてみてくださいね☆秋とはいえ気温も高く、水に入るのも気持ちいい時期ですし、宝探し気分で子供も大人もいっしょに探してみましょう♪
9月の花といえば?
9月には、華やかな春の花や元気いっぱいの夏の花とはまた違った、秋ならではの良さのある花がたくさん咲きます。
コスモス
漢字では「秋桜」と書く、コスモス。「秋」の文字が入ることからもわかるように、秋を代表する花のひとつです。キク科の一年草で、早咲きの品種は夏頃から咲き始めます。1800年代にメキシコから日本に持ち込まれたとの説があり、丈夫な性質で、日当たりと風通しさえよければ土質を選ばず育ちます。
コスモスの根には根粒(こんりゅう)があり、窒素を植物が使える形に変えてくれる根粒菌という共生細菌がいます。土の状態を良くしてくれるので、休ませている田んぼや畑に種をまき、育ったコスモスごと耕して次の作物の肥料にする「緑肥」に使われます。日本各地で見かけるコスモス畑は、見た目だけでなく自然の力を利用した土壌改良のためでもあるんですね。
ヒガンバナ
漢字では「彼岸花」と書く、ヒガンバナ。ちょうど秋の彼岸の時期に、田舎道などでよく見かけます。ヒガンバナ科の多年草で、中国原産の植物です。球根に「リコリン」という有毒性の物質があるため、昔土葬が主流だった日本では、モグラなどの動物からお墓を守るため墓地に植えられていました。畑の作物を守るためにあぜ道にも植えられたものの名残が、秋の田舎道の風情として残っているんですね。
日本ではやや不吉なイメージがあるヒガンバナですが、海外ではその個性的なフォルムと艶やかな美しさが人気となり、プレゼントやアレンジメントの素材としても重宝されています。また、色は赤のイメージが強いですが白や黄色もあります。
キンモクセイ
漢字では「金木犀」と書く、キンモクセイ。モクセイ科の常緑性樹木で、中国原産の植物です。雄株と雌株がありますが、日本にあるのはほとんどが花付きの良い雄株です。そのためキンモクセイの実を見かけることはほとんどなく、種からの栽培ではなく挿し木で増やしていく方法が一般的です。
キンモクセイは、小さなオレンジ色の花をかたまって咲かせ、街中を歩いているだけでその存在に気づくほど甘い香りを放ちます。その特徴的な芳香は、フレグランスやヘアケア用品など様々な商品にも活用されています。
9月の色といえば?
秋のはじまりである9月の色としては、深まったダークな色みではなく、秋色の中でも少しライトなカラーの方がしっくりくるのではないでしょうか。
オータムカラー
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実りの秋を感じさせる落ち着いた果物の色、紅葉により変化した草木の色など、くすんだ落ち着きのある色味が9月にはぴったりです。具体的には、ピンクベージュやパープル、くすんだイエローやオレンジ、ベージュやブラウンなど。シックな装いに合う、低彩度で落ち着きのある色ですね。
アースカラー
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自然界に存在する色、「大地」を感じさせる色も9月の色として似合います。具体的には、ベージュやカーキ、ベージュがかったグレーやダークブラウンなど。同系統で統一すると、一気におしゃれでこなれた雰囲気になりますね。
サファイアブルー
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9月の誕生石はサファイアなので、サファイアブルーも9月の色といえるでしょう。夏の元気なブルーとは異なる、深みのあるシックなブルーです。暗い色みばかりになりがちな秋の装いの差し色として取り入れれば、ワンランク上のコーディネートが出来上がりますよ☆
9月を連想する言葉・風物詩といえば?
9月を連想する言葉や風物詩としては、古来からの流れをくむものや、自然界の現象をもとにしたものが浮かびます。
長月
9月は、和風月名で「長月(ながつき)」といいます。「夜長月」からきた呼び名で、9月23日頃の秋分の日を堺に昼夜の長さが逆転し、夜が長くなることがもとになっています。
夜が長くなってくると少し物悲しい感じもありますが、それがまた秋のはじまりである9月のイメージにはしっくりきますね。
秋の七草
春の七草は食べるものですが、秋の七草は愛でるもの、とされています。「萩(ハギ)」「桔梗(キキョウ)」「葛(クズ)」「藤袴(フジバカマ)」「女郎花(オミナエシ)」「尾花(オバナ)」「撫子(ナデシコ)」の7つがこれにあたります。ちなみに、「尾花」はススキのことです。
厳しい冬に入る前に咲いた野山の美しい花々を鑑賞し、季節を感じて自然を慈しむ習慣は、風情があってすてきですよね。
秋のお彼岸
秋分の日の前後3日を含めた7日間は、秋のお彼岸です。春のお彼岸にお供えする「ぼたもち」は、冬を越えて固くなった小豆をこしあんにして作り、秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」は、秋に収穫したばかりの小豆を使って粒あんにする、とされています。
普段は何かと忙しくお墓参りをする時間がなかったとしても、秋のお彼岸にはお墓を掃除する時間を作り、ご先祖様への感謝や故人をしのぶ機会を作ってみてはいかがでしょうか。
台風
8~9月にかけて発生件数が多い、台風。不規則な動きをする夏の台風に比べ、9月の台風は南海上から放物線を描きながら日本付近を通ります。9月の台風は、秋雨前線の活動を活発にするので大雨による被害が出やすいのも特徴です。1934年の室戸台風や、1959年の伊勢湾台風など、過去に甚大な被害を及ぼした台風は9月に日本に上陸しました。
嬉しいものではありませんが、大雨による被害をもたらしがちな台風、というのも9月ならではの風物詩ですね。
9月に歌いたい歌といえば?
9月になると、幼稚園や保育園からは秋の要素がテーマになった歌を元気に歌うかわいい声が聞こえてきます。
どんぐりころころ
動く パネルソング どんぐりころころ 動く仕掛けに びっくり釘付け 完成済ですぐに実演可能 ハナハナソングパネル
とても有名な歌なので、親子でいっしょに歌える歌ですね。どんぐりの坊やが山から転がり落ちてどじょうと出会う、ストーリー性も楽しめる童謡です。
作詞:青木存義(あおき・ながよし)、作曲:梁田貞(やなだ・ただし)の2人が作った原曲は2番までですが、どんぐりが泣いてどじょうが困っているところで終わっており、未完結な感じが拭えません。その結果、後に3番以降の歌詞を作る人や、絵本にしてお話の続きを考える人が続出したとか。人々の想像力を刺激する、素晴らしい作品ですね。
おいもころころ
いもほりバス (チューリップえほんシリーズ) 大型本
「おっいーもコロコロ おいも チャチャチャッ♪おっいーもコロコロ おいも ウーッ♪」という、何とも軽快な歌いだしではじまる、リズミカルなメロディとかわいい振り付けとの相性がぴったりの歌です。
筆者の息子も幼稚園で歌っていた歌で、発表会で子供たちが小さい手を使って振り付きで歌う姿はもうたまりません♡子供たちもこの歌がとても気に入っていたらしく、歌っている時のイキイキした表情と楽しそうな笑顔がとても印象的でした。
お芋掘りをする前に、こういった楽しい歌や、絵本で子供の気持ちを盛り上げておくのもいいですね♪
まつぼっくり
まつぼっくり 20個入り
小さい子供も楽しく歌える、シンプルでかわいらしい歌です。手遊び歌としてマネしやすい簡単な振り付けは、親子でいっしょに楽しめますね。
まつぼっくりは、工作の素材としても有能です。色を塗ったり、他の自然素材と組み合わせて何かに見立てたり。さまざまな松ぼっくり工作にチャレンジしてみてくださいね!すぐに必要なら買うこともできますし、秋のお散歩をしながらまつぼっくりを集めるのもいいですね♪
9月の虫といえば?
夏のセミやカブトムシ、クワガタなどと入れ替わり、9月には秋の虫が登場します。秋の虫は「鳴く虫」が多く、昼間は飛び跳ねる虫を捕まえて遊び、夜にはきれいな鳴き声の合唱を楽しめます。
バッタ
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地面の低い位置にいるので、バッタ捕りは小さい子供も楽しめますよね。公園や川原の草地、畑のあぜ道などでよく見かける小さいバッタは、同じもののように見えて実は「ショウリョウバッタ」や「オンブバッタ」などがいるのです。
それぞれの特徴として、「ショウリョウバッタ」は後ろ脚がカラダから離れていて長く、ススキなどのイネ科の植物を食べます。大きさはオンブバッタよりも大きく、顔はツルツルしています。
一方「オンブバッタ」は後ろ脚がカラダと並行についており、オオバコなどの双子葉類を食べます。大きさはショウリョウバッタよりも小さく、顔の横にギザギザがあります。
秋のお散歩や公園遊びには網と虫かごを持っていき、ぜひ捕まえたバッタたちの見分けに挑戦してみてくださいね☆
カマキリ
カマキリ ラジコン Mantis Radio Controlled
前脚のカマが特徴的な、カマキリ。移動の動きは比較的ゆっくりで、大きく飛んだりもしないため、網がなくてもつかまえやすい秋の虫です。生きているものしかエサと認識しないため、飼うなら昆虫を生きたまま与える必要があるのでご注意を。
その個性的なフォルムやカマを使って狩りをするハンターのようなかっこよさから、ファンの多い虫です。カマキリをモチーフにしたグッズやおもちゃもたくさん出ており、その人気の高さが伺えますね。
コオロギ
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秋の夜、美しい声で鳴くコオロギ。「エンマコオロギ」や「カマドコオロギ」など様々な種類があり、それぞれ鳴き声は異なります。中には年中見られるものもいますが、大多数は秋に成虫になります。
成虫になってからの寿命は1ヵ月半ほどで、長いものでも1年ほどです。成虫を捕まえてもすぐに死んでしまう可能性もあるので、その生態をじっくり観察したい時は、大き目のケースを用意して卵から育ててみるのもひとつの方法ですね。
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夏が終わり、秋へと移行していく9月。角度を変えて調べてみることで、9月のいろいろな姿が見えてきました。四季の移ろいがわかりやすい日本ならではの、日々の暮らしと自然との密接なかかわりを感じます。
秋のはじまりである9月には「実りの秋」「読書の秋」「スポーツの秋」など、親子で秋の楽しみ方を見つけてみてくださいね。
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