7月7日の七夕は、織姫と彦星のお話や願いを込めた短冊など、園や学校でもよく親しまれている伝統行事の1つですよね。
そんな七夕の楽しみ方といえば、笹の葉につける七夕飾りではないでしょうか。折り紙でも簡単に作れる七夕飾りは、色とりどりでとってもきれい。
折り紙で作る七夕飾りは、種類も豊富で難易度もさまざま。取り組む子供の年齢や発達に合わせて選べるよう、難易度別に集めてみました!
他にも7月・8月にピッタリの折り紙作品が作れる、こちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
【初級編】幼稚園・保育園児もできる!簡単な七夕飾り
折る回数が少なかったり、ハサミを入れるだけなど比較的やさしい七夕飾りの作り方です。幼児でも作れるので、親子で挑戦してみてくださいね。
星
七夕のモチーフとして欠かせない星は、意外と折り紙で表現するのが難しい形。子供と一緒に折るときは、折り紙を2枚使う方法がおすすめです。
天の川をイメージして、たくさん作って壁に貼ってもかわいいですね☆
三角かざり
笹の葉につけたい三角かざりは、七夕ならではのモチーフですよね。柄の入った折り紙や「五色の短冊」をイメージしてカラフルに作ってもすてき。
まだハサミが使えない子供なら、大人が三角形のパーツを作ってあげて貼りつけるだけでもOKです。
貝かざり
砂浜にある巻貝をイメージした立体的な造形が美しい貝飾りは、折り紙に切り込みを入れるだけ。簡単なわりに、出来上がりの立体感が子供の達成感を高めてくれそう♪
ミルキーカラーの折り紙を使うと、より貝らしさが増します。
網飾り
網飾りは、伝統的な七夕飾りの1つ。形の通り、魚を捕る漁網をイメージしたもので、大漁を願って飾られるのだそう。
切り込みを入れたあと、広げるときのワクワク感が楽しいですよね。引っぱりすぎると切れてしまうので、慎重に広げましょう。
ちょうちん
夏の折り紙の定番、ちょうちんも七夕飾りにぴったり。くるっと丸めて留めるところはテープを使うと簡単です。何個も作って、並べてみるとお祭り気分が盛り上がりそう♪
中に100円ショップで購入できるLEDライトなどを入れてみるのも楽しいですね。
吹き流し
こいのぼりと一緒に風に吹かれている「吹き流し」は、魔除けの意味があるそうですが、七夕飾りでは織姫にちなんで「裁縫の上達」を願うものなのだとか。
シンプルな形なので、くす玉などのほかのモチーフに付けて飾るのもおすすめです♪
【中級編】お部屋を華やかに!さまざまな七夕飾り
少し折り紙に慣れてきたら、モチーフを組み合わせたり、初級編よりももう少し複雑な折り方で作ってみるのはいかがでしょうか。部屋の壁面に飾って、七夕気分を盛り上げるのもいいですね☆
星
1枚の折り紙で作る星です。初級の折り紙を2枚使う作り方よりも、大きめの星が作れます。段折りなど、ちょっとテクニックが必要なので最初は親子で折ってみるのが良さそう♪
ほかのモチーフと合わせて、リースなどを作ってみるのも楽しいですね。
七夕リース
折り紙を組み合わせて作るリースの土台です。色を変えれば、七夕だけでなくクリスマスやお正月にも使えるデザイン。七夕っぽさを出すには、緑や黄色などほかのモチーフに使われがちな色味を選ぶのがコツ。 別で折った星をつけると、ぐっと七夕らしさが出ました!玄関やドアに飾って七夕を盛り上げましょう☆
星の飾り
立体が美しい星の飾りは、出来上がりは難しそうですが作り方は比較的簡単!
両面折り紙やホログラムなど装飾性が高い折り紙で折ると、光で反射する様子や色の違いを楽しめますよ♪
織姫と彦星
七夕伝説の主人公、織姫と彦星の折り紙です。顔と着物は別々に折りますが、そんなに難易度は高くありません。着物に千代紙を使ったり、髪色を変えたりとアレンジができるのも楽しいですね♪
笹
七夕に欠かせない笹の葉も折り紙で折ることができますよ。折り方は難しくはありませんが、目分量で折り幅を調整する工程があるので、最初は大人がサポートしてあげるとスムーズでしょう。
緑や黄緑で折って複数枚重ねながら飾ってみてくださいね。輪にすることで、笹の葉のリースも作れます♪
吹き流し
こちらはパーツを組み合わせて作るちょっと豪華な吹き流し。パーツ同士をつなぐのがやや難しいですが、折り方自体は簡単!子供に折ってもらって、大人が付けてあげても◎。 このような状態からびよーんと広がるので、達成感もひとしおですよ。1つ作るだけで、ぱっと華やかになるのでさっと七夕気分を盛り上げたい時にも活躍します♪
【上級編】立体でよりおしゃれにかわいく!立体的な七夕飾り
最後は折り紙が得意な子供や大人も挑戦してみたい上級者向けの七夕飾りです。「どうやって作ったの?」と聞かれること間違いなし。ちょっと人と差をつけたい時にもチャレンジしてみてくださいね。
星のリース
8枚の折り紙を使って作る星のリースです。輪っか状なので短冊をつなげてもかわいい♡ホイル折り紙や千代紙など、折り紙を変えて作るのも楽しいですね。
色味を変えれば、七夕だけでなくクリスマスやハロウィンなどにも応用できる便利な折り紙です。
星の短冊
願い事を書く短冊もひと手間加えて、かわいくしてみてはいかが?
星がついたかわいい短冊なら、たくさん吊るされた短冊の中でもすぐに見つかりそう♪はさみを入れる工程がありますが、1枚で作ることができますよ。
通常の15cm角の折り紙で作ると、書く部分が約10cm×約5cmほどになります。子供が書く場合には少し大きめの折り紙を使うのがおすすめです。
くす玉
各地の七夕飾りでも吊るされるくす玉は、複数枚を組み合わせて作る「ユニット折り紙」の定番ですよね。組み立てるときには、速乾ボンドを使うことで崩れにくくなります。吹き流しをつけて、天井や窓に飾りましょう♪
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子供にも馴染みの深い七夕行事。雨が降ることが多い時期なので、親子で折り紙を楽しみながらおうちの中でお祝いするのもいいですね♪
難しい工程は大人がサポートしつつも、少しずつステップアップして七夕飾りを作ってみてください。
夏を楽しむ折り紙作品が折れる、こちらの記事もぜひご覧ください。