こんにちは!ごっこランドTimesライターのしまねむです。
ここ最近、おうちで過ごすことが増えがちですよね。
わが家には2歳のヤンチャな息子がおり、車や電車を走らせたりお絵描きをしたりして遊んでいますが、だんだんとネタ切れになってきました。
すぐに新しいおもちゃを買い与えるのも嫌だし、なにか新しい遊びはないものか…。
そんなときに、片栗粉を使ってスライムや粘土が作れると知り、さっそく実践してみました。
そんなわが家の片栗粉遊びの様子を公開しますので「楽しそう!」と思ったママパパはぜひチャレンジしてみてください!
0歳・1歳児もOK!片栗粉で感覚遊びを楽しもう
五感のなかでももっとも早く発達するといわれる「触感」を使う片栗粉遊びは、0歳・1歳の乳幼児にもぴったり!
粉の状態と水を入れた状態を比べてみたり、にぎにぎして遊んでみたり・・・初めての感触に、赤ちゃんも興味津々になることでしょう。
片栗粉なので、もし口に入れてしまっても心配が少ないのもうれしいですね。「きょうだいで同じ遊びをさせたい」というご家庭にもおすすめです。
片栗粉で遊んでみよう!
それでは、実際に片栗粉で遊んでみましょう!
「これは魔法の粉なんだよ」「これ、な~んだ?」などと子供が興味を持つような声掛けを意識してみてくださいね。
ここからは、実際に筆者が息子と一緒に遊んだ様子も交えて紹介します。
片栗粉遊びの準備
片栗粉遊びは片付けが比較的簡単ですが、汚れが気になる場合はレジャーシートや新聞紙を敷いておくと安心です。
筆者は掃除を簡単にしたかったので、レジャーシートを敷きテーブルにもラップを巻きました。
まずは片栗粉を触ってみる
まずはボウルや洗面器などの口の広い器に、片栗粉を広げます。
「サラサラして気持ちいいよ」「どんな手触りかな?」と声掛けをしながら、片栗粉を触らせてみます。
触ったあとに手形がつくのも面白いポイント♪わが子はなかなか触ろうとしなかったので、筆者が先に手を入れながら誘ってみました。
水を入れて変化を楽しむ
いよいよ、水を少しずつ入れてみましょう。
水はペットボトルなどに入れて、片栗粉の様子を見ながら注ぐのがポイント。
手で混ぜると感触が変わって面白いのですが、息子は嫌がったため製菓用のヘラを使って混ぜてもらいました。 最初は粉っぽかった片栗粉ですが、水を入れていくとどんどん変化していきます。 順調に混ぜていた息子も「あれ…?」という表情に。 もう少し水を入れてからぐるぐる混ぜると「固くなってきたー!」と驚いていました。
これは片栗粉が持つ性質の1つで、液体が外からの力に対して固体のように変化する「ダイラタンシー現象」というものです。ゆっくり触わるとドロドロなのに、素早くたたいたりすると固くなります。
ダイラタンシー現象は、水:片栗粉=1:1.5くらいの配分が起こりやすい割合なのでやってみたい場合には事前に容量を測っておくといいですね。
さらに水を入れていくと、トロトロっとしてきます。
すくい上げて落とすようにすると、とろ~りとして面白い♡息子は気に入ったのか、何度もすくっては落として楽しんでいました。
片栗粉スライムの作り方
それでは、次に片栗粉でスライムを作ってみましょう。片栗粉スライムも「ダイラタンシー現象」を利用したもの。
一般的なスライムはホウ砂という鉱物の一種を使って作りますが、小さな子供が扱うのは少し不安ですよね。片栗粉で作るスライムならば、誤って口に入れても害がないのが安心です。
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片栗粉スライムの材料
基本的に片栗粉と水、それを入れる器があれば片栗粉スライム遊びはできちゃいます♪今回は次のものを準備しました。
- 片栗粉100g
- 水(ペットボトルに入れておくといい)100ml
- ボウルや洗面器などの深い器
- レジャーシートや新聞紙
- 濡れタオル
- 食紅や絵の具
片栗粉と水の量はおおよその目安でOK。筆者は分量は特に気にせずトロトロになるぐらいを息子と探してみました。
手が汚れるのを嫌がる子供もいるので、手をふく濡れタオルを用意しておくといいでしょう。
片栗粉スライムの作り方
片栗粉スライムの作り方はとっても簡単!
- 片栗粉に水を少しずつ入れて混ぜる
- ちょうどトロトロになるぐらいまで水を入れれば完成!
- 色をつけたい場合には、食紅や絵の具を少しずつ入れて混ぜる
※絵の具を使う際は子供が口に入れないように注意してください。
わが家には赤と緑の食紅があったので、入れてみました。白いスライムがピンク色に変わっていく様子に、息子も興味津々!
片栗粉スライムで遊んでみた
さっそく触って遊んでみます!
片栗粉スライムを高いところから落とすと、どろっと垂れて不思議な弧を描きます。
2色の片栗粉スライムを混ぜて色の変化を楽しむこともできますよ♪
今回は赤と緑なのできれいな色になりませんでしたが、青と黄色を混ぜて緑を作ったり、赤と青を混ぜて紫を作ったりしてみてくださいね。
筆者が楽しそうに手で触って遊んでいたので、息子も直接触ってみたくなった様子。
スライムの真ん中を指でスーッと分けると、すぐにグニャグニャと液体に戻ってしまいます。息子は「なんか変!」と驚いていました。
今度はスプーンですくってみます。
すくう時は固いのに、すぐにドロドロとスプーンから流れていきます。
子供が大好きなおままごとにもぴったり!
息子は片栗粉スライムで作ったお団子にトロトロソースをかけて「ハンバーグどうぞ!」とご馳走してくれました。
ジップロックなど袋に入れて遊ぶのも楽しい!
わが子のように「直接触るのが怖い」という子供や、「片付けが面倒」というママパパには、食品用袋やジップロックなどに入れて遊ぶのがおすすめ!
揉んだり落としたりしても破けないように、少し厚手の袋を使用するといいですよ。
机に置くとドロドロ・・・指先で触るとちょっと不思議な感覚。
袋を手に取ってモミモミしてみると、固くなる!?
触るのを嫌がった息子も、袋の上からは積極的に触って楽しんでいました。
片栗粉遊びのあとの片付け方・捨て方
ママ・パパが気になるのが後片付けですよね。
片栗粉は食品なので少量であればそのまま捨てても構いませんが、大量の片栗粉をシンクに流してしまうと、排水管が詰まってしまう恐れがあります。
水を入れた片栗粉は、しばらく置いておくと分離していきます。器を傾けると、片栗粉と水が分かれているのがわかります。
分離した水を捨てて片栗粉をそのまま乾かすと、もとの粉の状態に戻っていきます。
そのまま燃えるゴミとして処分もできますし、保存容器に入れて再び片栗粉遊びに使うことも可能ですよ。
ちなみに、手についた片栗粉は洗えばすぐに落ちるのですが、食紅を使用した場合は色が残ります…。
筆者は見事に緑色の指先に…。ハンドソープをスポンジにつけて、ゴシゴシ洗って落としました。子供の手を洗う際には、爪の中まで片栗粉が残っていないかしっかりチェックしてあげてくださいね。
今回、手を洗う前に息子が家中を走り回って片栗粉をまき散らしてしまったのですが、10分ほどたってから見ると水分が飛んでカラカラの状態になっていました。そのまま掃除機で吸い取れば、簡単にきれいに♪
あとは机のラップを剥がし、ブルーシートを撤去し、息子をお風呂で洗って片付け完了! あっという間に部屋をもとの状態に戻せました♡
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遊んでみる前は「本当に片栗粉で遊べるのかな?」と思っていた筆者でしたが、やってみると不思議な感触に、息子以上に大人が楽しんでしまいました。
子供の知的好奇心をくすぐる遊びは、おうち時間にもぴったり!準備も片付けもとても簡単なので、ぜひ子供と一緒に遊んでみてくださいね。