こんにちは。ごっこランドTimesライターのあらたまです。
作る過程も完成品で遊ぶのも楽しい、スライム作り。自由自在に形が変わる独特のぷるぷるした感触はクセになりますよね。
子供の興味をひき想像力を刺激してくれるので、触覚を育む感覚遊びとして幼児のうちから楽しめますよ。
スライムは色をつけたりほかの材料を混ぜたりと幅広いアレンジも魅力!大人も思わず夢中になってしまいます。
そんなスライムの作り方や、100均で手に入るおすすめのキットなどを紹介します!ぜひ親子で化学実験気分を味わいながらチャレンジしてみてくださいね☆
基本のスライムの作り方
まずはホウ砂を使用した、一番基本的なスライムの作り方を紹介します。
スライム作りに必要な材料
スライム作りのメイン材料として、こちらの2点を用意してください。
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
洗濯のりには、でんぷんからできた「天然のり」と、加工でんぷんやPVA(ポリビニルアルコール)を主な成分とする「化学のり」とがあります。スライム作りでは、PVAでできたものを使用します。100均でも購入可能なので、お店を探してみてくださいね。
ホウ砂は鉱物の一種で、重曹のように掃除に使用したり、目の洗浄液などに配合されています。100均にホウ砂そのものは売っていないため、薬局やドラッグストア、ネット通販で購入してください。
そのほか用意するアイテム
2つの材料のほかには、次のものを用意しましょう。
- お湯もしくは水
- 計量カップ
- カップやボウル
- 割り箸やスプーン
- タオルやキッチンペーパー
- 新聞紙やビニールクロス
お湯や水は、温度に気をつけてくださいね。季節によっては常温の水でも冷たすぎることがあるので、25℃前後を目安としましょう。
作業中に粉や水をこぼしてしまうこともあるので、床やテーブルに新聞紙等を敷いておくと、後片付けがラクですよ。濡れた手やこぼれたものをさっと拭くためのタオルやキッチンペーパーなどもあると便利です。
スライムの作り方
スライムの作り方は、とっても簡単♪材料を順番に混ぜていくだけなので、小さい子供も一緒に作れます。ただし、ホウ砂を扱う工程はママパパが担当してあげてくださいね。
【作り方】
- ホウ砂4gと水50mlを混ぜてホウ砂水を作り、静かに置いておく ホウ砂は全部溶け切らなくてもOK!上澄み液を使うので、溶け残ったホウ砂が沈むまでしばらく置いておき、その間に次のステップを進めておきましょう。
- 洗濯のり100mlと水100mlとを混ぜる 25℃程度の水を使用し、割り箸でぐるぐる混ぜます。
- 2に1のホウ砂水の上澄み液を、少しずつ入れながら混ぜる 入れたそばから混ぜる割り箸が重くなって、スライムができていくのがわかりますよ♪
これで透明スライムの完成です☆ 上記の分量で、7歳息子の両手いっぱいのスライムが出来上がりました!作りたいスライムの量に合わせて、材料の分量は調整してくださいね。 絵の具を混ぜると好きな色に着色もできます。色のついたスライム同士を混ぜて、組み合わせ次第でどんな色になるのか試す色遊びもできますよ♪
絵の具を混ぜるタイミングは、出来上がった透明スライムに直接水彩絵の具を少量混ぜ込んでも、②の工程で絵の具も一緒に混ぜても、どちらの方法でも色付けできます。
透明スライムに直接水彩絵の具を少量混ぜ込んでいく方法は、少しの分量を色付けしてたくさんの色のスライムを作りたいときに便利です。
ただし、この方法だと手は絵の具ですごい色になります…!
スライム自体も多少色ムラはできますが、それもまたキレイですね☆いろいろな色が作れるこの方法が子供たちは楽しいらしく、うれしそうにコネコネしていました♪
一度に色付けしたいなら、作り方②の水と洗濯のりとを混ぜ合わせたときに、絵の具も一緒に混ぜる方法がおすすめです。この方法だと均一に色づきますし、手も汚れません☆
スライムの作り方アレンジ1:紙粘土で作るモチモチスライムの作り方
セリアの「エンジェルクレイ」を使って作る、モチモチスライムです。材料3つ、所要時間は5分ほどで簡単にできますよ☆ホウ砂を使わず作れるので、小さい子供といっしょに作るのも安心です♪
材料
- セリアの「エンジェルクレイ」
- 食用色素
- 重曹
100均セリアで販売されている「エンジェルクレイ」にはPVAが含まれているので、洗濯のりを入れなくても伸びのいいスライムが作れるんです☆色付けは、食用色素がなければ絵の具などでもできますよ。
作り方
- 水100mlに食用色素を耳かき1杯分入れ入れて色水を作る。
- 水250mlに重曹大さじ1を入れて重曹水を作り、スプレー容器に入れておく。
- ボウルにエンジェルクレイを入れ、1の色水を入れて手でよく混ぜ合わせる。
- 重曹水を少しずつスプレーし、ひとかたまりになるまで手で混ぜていく。 よく混ぜると…。
ふわふわもちモチで良く伸びる、マシュマロスライム。こねたり、伸ばしたり、自由自在に形が変わる独特の感触が楽しいです。
汚れを気にしなくていい場所を用意して、子供が思いっきり遊べるようにしてあげてくださいね♪
【ホウ砂なし】セリアの紙粘土を使ったモチモチスライムの作り方はこちら
スライムの作り方アレンジ2:砂鉄で作れる!動く・伸びるスライムの作り方
ちょっと不思議な、動くスライムです。スライムに砂鉄を混ぜ込むことで、磁石を使って誘導すると動くスライムに大変身☆
まるで生き物ののように動いたり伸びたりする様子は、子供たちが大喜びしますよ♪
材料
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
- お湯または水
- 砂鉄
基本的に必要な材料やアイテムは通常のスライム作りと同じで、そこに砂鉄をプラスします。
作り方
- ホウ砂と水を混ぜてホウ砂水を作る。
- 洗濯のりと水を混ぜる。
- 2に1のホウ砂水の上澄み液を、少しずつ入れながら混ぜる。
- できたスライムに砂鉄を混ぜる。
完成☆
砂鉄の色で、黒いスライムになりました。これに磁石を近づけると、上の写真のようにぐぐぐっとスライムが動いて伸びてくるんです!
その様子はまるで生きているようで、子供たちも「うわ~!何これ~!」と大騒ぎしていました☆
ちなみに、ダイソーの「アメーバを作ろう」キットを使うと、簡単に砂鉄入りアレンジスライムが作れるんです!
セットにはホウ砂や磁石、砂鉄などが入っており、PVA合成洗濯のりを用意するだけで砂鉄入りスライムの実験が手軽に楽しめますよ。お試しあれ♪
スライムの作り方アレンジ3:石鹸で作れる!もこもこスライムの作り方
香りも手触りもいい、もこもこ・ふわふわなスライムです。基本のスライム作りの材料に泡で出るタイプのソープを混ぜるだけで、簡単に作れますよ。好きな香りのソープを使えば、癒し効果もアップしそうです♪
材料
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
- お湯または水
- 泡で出るタイプのハンドソープやボディソープ
基本的に必要な材料やアイテムは通常のスライム作りと同じで、途中に泡タイプのハンドソープやボディソープをプラスします。
作り方
- ホウ砂と水を混ぜてホウ砂水を作る。
- 洗濯のりと水を混ぜる。
- 色をつけたい場合は絵の具を少量入れる。
- 3でできた液体と同じぐらいの分量の泡を入れて混ぜる。
- 4に1のホウ砂水の上澄み液を少しずつ入れながら混ぜる。
まんべんなく混ぜて。 完成☆
今回は泡で出るタイプのボディソープを使用しましたが、シェービングフォームでも同じように作れます。
このもこもこ・ふわふわの感触が何ともくせになる気持ちよさで、わが家の子供たちはこれが一番のお気に入りでした♪
スライムの作り方アレンジ4:洗濯洗剤とのりだけで作れる!スライムの作り方
おうちにある材料で作れる、お手軽スライムです。ホウ砂なしで作れるので、小さい子供と一緒に作るときにも安心ですね。
材料
- 液体のり
- 液体洗濯洗剤(「アリエール」もしくは「ボールド」)
- 絵の具
液体のりの種類は何でも大丈夫です。使いきれなくて余っているものがあれば、ぜひそれを使っちゃいましょう☆
液体洗濯洗剤は、種類によってはスライムにならないものがあるので注意が必要です。P&Gから発売されている「アリエール」か「ボールド」なら作れるので、そちらで試してくださいね。
作り方
- ボウルなどの容器に、液体のりを好きな量入れる。
- 好きな絵の具を適量入れる。
- 液体洗濯洗剤を少しずつ入れ、よく混ぜ合わせる。
混ぜ合わせていくうちに少しずつ固まっていくので、好みの固さになるよう様子を見ながら液体洗濯洗剤を加えていきます。液体洗濯洗剤を直接触ると手が荒れることがあるので、混ぜるときはゴム手袋などを使いましょう。
スライムの作り方アレンジ5:ボンドで作れる!もちもちツヤツヤスライムの作り方
ボンドを使って作る、もちもちでツヤツヤなスライムです。洗濯のりやホウ砂を使わずに代替品を用いて作ることもできますが、使った方がより伸びとツヤのある仕上がりになりますよ。
材料
- 木工用ボンド
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
たくさん作りたい場合は、業務用のものなど木工用ボンドをたくさん用意してください。ホウ砂の扱いには十分に気をつけて、子供といっしょに作るときは大人がしっかりサポートしてあげてくださいね。
作り方
- ホウ砂大さじ1に対して水900mlの割合で、ホウ砂水を作る。
- ボウルなどの容器に木工用ボンドを入れる。
- 2に洗濯のり(PVA)を入れ、ゴムベラなどでよく混ぜ合わせる。
- 3に1のホウ砂水を入れ、さらによく混ぜ合わせる。
- 好みの固さになったらラップをし、気泡が完全に抜けるまで放置する。
もっちもちで伸びのいい、ツヤツヤのスライムが出来上がります。色を付けたい場合は、3の段階で絵の具や食用色素などを入れてください。独特の手触りがクセになり、いつまでも触っていたくなります♪
スライムの作り方アレンジ6:水と片栗粉だけで作れる!片栗粉スライムの作り方
ホウ砂も洗濯のりも使わず、自宅にあるもので簡単に作れるスライムです。お料理に使う片栗粉がメインなので、小さい子供が素手で触っても安心ですよ◎
材料
- 片栗粉
- 食用色素や絵の具
とてもシンプルな材料で作れますよ。安心な材料とはいえ、絵の具などで着色した場合は、子供が口に入れたりしないように見守ってあげてくださいね。
作り方
- ボウルなどの容器に、片栗粉を入れる。
- 1に水を少しずつ入れていき、よく混ぜながら好みの固さにしていく。
- 食用色素や絵の具を、好みの色合いになるよう少しずつ足して混ぜる。
お料理に使うために、片栗粉を常備しているご家庭も多いのでは。スーパーなどでも手に入りやすい材料なので、作りたいと思ったときにすぐ作れるのがうれしいですね。
粉が舞い散ることも想定して、ビニールシートを敷くなどの事前準備をしておくと、後のお掃除がぐっと楽になりますよ♪
スライムを作るなら100均のスライムキットもおすすめ!
実は、スライム作りに便利な「スライムキット」が、100均でも手に入るんです!必要な材料が必要な分量で入っているので、初心者でも挑戦しやすいのが魅力。
ただし、いつでもあるわけではなく販売時期や売り切れの場合もあるので、詳しくは各店舗にお問い合わせください。
100均【ダイソー】のスライムやキットはこちらの記事をチェック!]
ダイソーの手作りスライムキット
100円ショップのダイソーからは、今までにさまざまなキットが販売されています。
毎年夏休みごろに販売されることが多いので、店頭や公式通販サイトをチェックしてみましょう☆
写真右側の「スラむ~に」シリーズは、不思議な粉と水とを混ぜるだけで、暗い所で光るスライムや太陽の光で色が変わる不思議なスライムが作れます。
ほかに必要な材料もなく、工程も少ないのが嬉しいですね。対象年齢は6歳以上の商品なので、小さい子供が作る場合は大人がしっかりサポートしてあげてください。
写真左側の「おうちで学ぼう!」シリーズは、PVA合成洗濯のりを別途用意する必要がありますが、PVA合成洗濯のりもダイソーで手に入るので、材料を揃えるのも簡単♪
化学実験気分で、キラキラ入りのかわいいスライムや磁石で動く不思議なアメーバが作れますよ。対象年齢は10歳以上の商品なので、ホウ砂の取り扱いなど心配な部分は大人が見守りつつ挑戦してみましょう。
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作る過程はシンプルながらも、材料を混ぜ合わせ次第に質感が変わっていく様子が化学実験のようで楽しいスライム作り。子供はもちろんのこと、大人もちょっとわくわくしてしまいますよね♪
独特の触感が楽しい反面、誤飲の恐れもあるため、低年齢の子供が遊ぶ場合は特に目を離さないようにしてくださいね。大人の見守りのもと、思う存分スライム遊びを楽しませてあげましょう☆