こんにちは。ごっこランドTimesライターのあらたまです。
作る過程も完成品で遊ぶのも楽しい、スライム作り。自由自在に形が変わる独特のぷるぷるした感触はクセになりますよね。
子供の興味をひき想像力を刺激してくれるので、触覚を育む感覚遊びとして幼児のうちから楽しめますよ。
スライムは色をつけたりほかの材料を混ぜたりと幅広いアレンジも魅力!大人も思わず夢中になってしまいます。
そんなスライムの作り方や、100均で手に入るおすすめのキットなどを紹介します!ぜひ親子で化学実験気分を味わいながらチャレンジしてみてくださいね☆
スライムを作るなら100均のスライムキットがおすすめ!
実は、スライム作りに便利な「スライムキット」が、100均でも手に入るんです!必要な材料が必要な分量で入っているので、初心者でも挑戦しやすいのが魅力。
ただし、いつでもあるわけではなく販売時期や売り切れの場合もあるので、詳しくは各店舗にお問い合わせください。
関連記事:ダイソーのスライム10選!材料が揃う手作りキットも☆掃除できるスライムって?柔らかくする方法も紹介!
ダイソーの手作りスライムキット
100円ショップのダイソーからは、今までにさまざまなキットが販売されています。
毎年夏休みごろに販売されることが多いので、店頭や公式通販サイトをチェックしてみましょう☆
写真右側の「スラむ~に」シリーズは、不思議な粉と水とを混ぜるだけで、暗い所で光るスライムや太陽の光で色が変わる不思議なスライムが作れます。
ほかに必要な材料もなく、工程も少ないのが嬉しいですね。対象年齢は6歳以上の商品なので、小さい子供が作る場合は大人がしっかりサポートしてあげてください。
写真左側の「おうちで学ぼう!」シリーズは、PVA合成洗濯のりを別途用意する必要がありますが、PVA合成洗濯のりもダイソーで手に入るので、材料を揃えるのも簡単♪
化学実験気分で、キラキラ入りのかわいいスライムや磁石で動く不思議なアメーバが作れますよ。対象年齢は10歳以上の商品なので、ホウ砂の取り扱いなど心配な部分は大人が見守りつつ挑戦してみましょう。
基本のスライムの作り方
まずはホウ砂を使用した、一番基本的なスライムの作り方を紹介します。
スライム作りに必要な材料
スライム作りのメイン材料として、こちらの2点を用意してください。
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
洗濯のりには、でんぷんからできた「天然のり」と、加工でんぷんやPVA(ポリビニルアルコール)を主な成分とする「化学のり」とがあります。スライム作りでは、PVAでできたものを使用します。100均でも購入可能なので、お店を探してみてくださいね。
ホウ砂は鉱物の一種で、重曹のように掃除に使用したり、目の洗浄液などに配合されています。100均にホウ砂そのものは売っていないため、薬局やドラッグストア、ネット通販で購入してください。
そのほか用意するアイテム
2つの材料のほかには、次のものを用意しましょう。
- お湯もしくは水
- 計量カップ
- カップやボウル
- 割り箸やスプーン
- タオルやキッチンペーパー
- 新聞紙やビニールクロス
お湯や水は、温度に気をつけてくださいね。季節によっては常温の水でも冷たすぎることがあるので、25℃前後を目安としましょう。
作業中に粉や水をこぼしてしまうこともあるので、床やテーブルに新聞紙等を敷いておくと、後片付けがラクですよ。濡れた手やこぼれたものをさっと拭くためのタオルやキッチンペーパーなどもあると便利です。
スライムの作り方
スライムの作り方は、とっても簡単♪材料を順番に混ぜていくだけなので、小さい子供も一緒に作れます。ただし、ホウ砂を扱う工程はママパパが担当してあげてくださいね。
【作り方】
- ホウ砂4gと水50mlを混ぜてホウ砂水を作り、静かに置いておく
- 洗濯のり100mlと水100mlとを混ぜる
- 2に1のホウ砂水の上澄み液を、少しずつ入れながら混ぜる
ホウ砂は全部溶け切らなくてもOK!上澄み液を使うので、溶け残ったホウ砂が沈むまでしばらく置いておき、その間に次のステップを進めておきましょう。
25℃程度の水を使用し、割り箸でぐるぐる混ぜます。
入れたそばから混ぜる割り箸が重くなって、スライムができていくのがわかりますよ♪
これで透明スライムの完成です☆
上記の分量で、7歳息子の両手いっぱいのスライムが出来上がりました!作りたいスライムの量に合わせて、材料の分量は調整してくださいね。
絵の具を混ぜると好きな色に着色もできます。色のついたスライム同士を混ぜて、組み合わせ次第でどんな色になるのか試す色遊びもできますよ♪
絵の具を混ぜるタイミングは、出来上がった透明スライムに直接水彩絵の具を少量混ぜ込んでも、②の工程で絵の具も一緒に混ぜても、どちらの方法でも色付けできます。
透明スライムに直接水彩絵の具を少量混ぜ込んでいく方法は、少しの分量を色付けしてたくさんの色のスライムを作りたいときに便利です。
ただし、この方法だと手は絵の具ですごい色になります…!
スライム自体も多少色ムラはできますが、それもまたキレイですね☆いろいろな色が作れるこの方法が子供たちは楽しいらしく、うれしそうにコネコネしていました♪
一度に色付けしたいなら、作り方②の水と洗濯のりとを混ぜ合わせた時に、絵の具も一緒に混ぜる方法がおすすめです。この方法だと均一に色づきますし、手も汚れません☆
ホウ砂なしのスライムの作り方
ホウ砂は薬局やECサイトなどで手に入りますが、近くに売っていなかったりすることも…。 またホウ砂は手で触る分には問題ありませんが、目や口、傷口などから体内に入るのは避けたいところです。
ホウ砂なしでスライムを作る場合、「PVA洗濯のり+コンタクトレンズ洗浄液(メーカーによる)+重曹」「PVA洗濯のり+液体洗濯洗剤(メーカーによる)」などの組み合わせでスライムが作れます。
ただし本来の用法とは異なるため、取り扱いには十分に注意してくださいね。
スライムのアレンジ方法
基本のスライムの作り方にちょっとひと工夫すれば、質感の異なるアレンジバージョンのスライムを楽しめますよ☆
砂鉄を使ったスライムの作り方
【材料】
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
- お湯または水
- 砂鉄
基本的に必要な材料やアイテムは通常のスライム作りと同じで、そこに砂鉄をプラスします。
【作り方】
- ホウ砂と水を混ぜてホウ砂水を作る
- 洗濯のりと水を混ぜる
- 2に1のホウ砂水の上澄み液を少しずつ入れながら混ぜる
- できたスライムに砂鉄を混ぜる
砂鉄の色で、黒いスライムになりました。これに磁石を近づけると、上の写真のようにぐぐぐっとスライムが動いて伸びてくるんです!
その様子はまるで生きているようで、子供たちも「うわ~!何これ~!」と大騒ぎしていました☆
ちなみに、ダイソーの「アメーバを作ろう」キットを使うと、簡単に砂鉄入りアレンジスライムが作れるんです!セットにはホウ砂や磁石、砂鉄などが入っており、PVA合成洗濯のりを用意するだけで砂鉄入りスライムの実験が手軽に楽しめますよ。お試しあれ♪
もこもこスライムの作り方
【材料】
- 洗濯のり(PVA)
- ホウ砂
- お湯または水
- 泡で出るタイプのハンドソープやボディソープ
基本的に必要な材料やアイテムは通常のスライム作りと同じで、途中に泡タイプのハンドソープやボディソープをプラスします。
【作り方】
- ホウ砂と水を混ぜてホウ砂水を作る
- 洗濯のりと水を混ぜる
- 色をつけたい場合は絵の具を少量入れる
- ③でできた液体と同じぐらいの分量の泡を入れて混ぜる
- 4に1のホウ砂水の上澄み液を少しずつ入れながら混ぜる
完成☆
今回は泡で出るタイプのボディソープを使用しましたが、シェービングフォームでも同じように作れます。このもこもこ・ふわふわの感触が何ともくせになる気持ちよさで、我が家の子供たちはこれが一番のお気に入りでした♪
✳︎✳︎✳︎
作る過程はシンプルながらも、材料を混ぜ合わせ次第に質感が変わっていく様子が化学実験のようで楽しいスライム作り。子供はもちろんのこと、大人もちょっとわくわくしてしまいますよね♪
独特の触感が楽しい反面、誤飲の恐れもあるため、低年齢の子供が遊ぶ場合は特に目を離さないようにしてくださいね。大人の見守りのもと、思う存分スライム遊びを楽しませてあげましょう☆