こんにちは。ごっこランドTimesライターで保育士の炭本まみです。
クリスマスは子供たちにとっても特別なイベント。クリスマスを家族みんなで楽しみにしたいですね。
クリスマスを迎えるわくわくする気持ちに寄り添う「クリスマス絵本」があれば気分がもっと盛り上がるはず。
保育士の目線から、年齢別にぴったりのクリスマス絵本をご紹介します。
※この記事はPRを含みます。
乳児向け｜赤ちゃんがよろこぶクリスマス絵本5選
まずは赤ちゃん向けのクリスマス絵本です。赤ちゃんはまだまだ目の動きや色の判別が未発達。色がはっきりしたもの、イラストの輪郭がはっきりと描かれているものがおすすめ。
1.『ツリーさん』
作・新井洋行／講談社
ツリーさんのもとにたくさんのクリスマスオーナメントが集まって、クリスマスらしい雰囲気になっていく絵本。
読み進めるうちににぎやかになるクリスマスツリーは、赤ちゃんもわくわくした気持ちになるはず。赤ちゃんが自分で触って楽しめるよう、少し厚目の素材でできた「ボードブック」なので安心ですね。
2.『みんなだいすきクリスマス』
作・ステラバゴット／ひさかたチャイルド
クリスマスがテーマのしかけ絵本。表紙からしかけがスタートしていますよ。動かすことでイラストの表情が変わるのが楽しい！ストーリーよりもクリスマスのわくわくした雰囲気を楽しむ絵本です。
3.『さんかくサンタ』
作・tupera tupera／絵本館
はっきりとしたきれいな色合いとイラスト、テンポ良くリズミカルな文章が楽しい絵本。「やさいさん」などの絵本でもおなじみ、tupera tuperaのクリスマス絵本です。
サンタクロースやプレゼントがまる・さんかく・しかくと、図形で表現されているのも赤ちゃんの目を引きます。描かれたプレゼントを見て、赤ちゃんとの会話ややり取りも楽しめますよ。
4.『３びきのちびねずみ』
作・N.スミィ／訳・末吉暁子／あかね書房
穴が開いていてねずみの指人形がついているしかけ絵本。3匹の小さなねずみはサンタさんがくるかな？とドキドキしながら待っています。ねずみたちはサンタさんに会えるかな？
ネズミの指人形を動かしながら絵本を読めば、赤ちゃんも夢中になって喜びそう！
5.『サンタさんどこにいるの？』
作・ひらぎみつえ／ほるぷ出版
ページを開くたびサンタさんが隠れたり出てきたりします。明るくはっきりとしたイラストと、しかけによる動きは、赤ちゃんも楽しめそう。
ゆっくり何度もくり返し動かしたり、ママやパパの声を添えてあげたいですね。「サンタさんどこかな？」「あ、いたねー」「サンタさんばいばーい」など、言葉を添えることでさらに喜ぶはず！
1・2・3歳向け｜人気のクリスマス絵本5選
言葉の数が増え、さまざまな興味や関心が広がる1歳～3歳の時期。
子供の大好きなキャラクターを取り入れた絵本を読み聞かせてあげるのも楽しい時間になるでしょう。絵本をあまり好まない子供も、人気キャラクターが登場するとなると興味を持てることもあります。
クリスマスにぴったり！のかわいらしく人気のキャラクターが登場する絵本を中心に紹介します。
1.『ノンタン！サンタクロースだよ』
作・キヨノサチコ／偕成社
大人気のノンタンシリーズのクリスマス絵本。難しいストーリーではないため、小さな子から楽しめるクリスマスの定番絵本です。
楽しそうな雰囲気が絵本の中から伝わり、子供が釘づけになりますよ。「ノンタン」には多くのシリーズがありますが、とくに子供たちに人気の絵本です。
2.『アンパンマンのクリスマス』
作・ やなせたかし／フレーベル館
この時期の子供たちが大好きなアンパンマンのクリスマス絵本。サンタさんがバイキンマンに襲われ、アンパンマンと戦うお決まりの展開に大盛り上がり！
アンパンマンシリーズにはクリスマス向けの絵本には、ほかにも「アンパンマンのクリスマスイブ」「アンパンマンのサンタクロース」の2冊があります。
3.『メリークリスマス、ペネロペ』
作・アングッドマン／絵・ゲオルグハレンスレーベン／岩崎書店
Eテレ放送中の「うっかりペネロペ」という番組の主人公・ペネロペが登場するクリスマス絵本。しかけ絵本なのでイラストの動きがとっても楽しい！
前日からクリスマスの準備に大はりきりのペネロペ。果たして楽しいパーティーになるでしょうか…？
クリスマスの楽しい雰囲気やワクワク感を絵本を通して伝えてあげられるお話です。きっと子供がしかけを動かして楽しむことでしょう。
4.『バーバパパのクリスマス』
作・絵／アネットチゾン、 タラステイラー／岩崎書店
子供たちのためにクリスマスツリーを飾ろうと思ったバーバパパ。もみの木を探しに行くと、そこには動物たちが住んでいて…。いいアイデアは浮かぶでしょうか？
あたたかなバーバパパとそのファミリーのクリスマスはどんなクリスマスになるのかな？ やさしい雰囲気とカラフルではっきりしたイラストは親しみやすく、楽しめることでしょう。
5.『ピヨピヨ メリークリスマス』
作・工藤ノリコ／佼成出版社
あたたかくささやかな楽しみを大切にしているピヨピヨファミリーのクリスマス絵本。クリスマスを家族で迎える5人きょうだいのヒヨコたち。サンタさんはくるのかな？とドキドキする気持ちに、子供も共感できるはず。
すみずみまで細かく描かれたイラストは、ゆっくりと見ていくといろいろな発見があるはず。読み終わるとなんだか幸せな気持ちになる絵本です。
4・5歳向け｜人気のクリスマス絵本4選
4歳～5歳になった子供は、人とのコミュニケーションや社会的なルールを理解し始めます。想像力もつき、ストーリー性のあるものを楽しめるようになるので、さまざまなジャンルの絵本を読めるように。
絵本のバリエーションが広がる4歳～5歳の子供におすすめのクリスマス絵本を紹介します。
1.『ぐりとぐらのおきゃくさま』
作・絵・なかがわえりこ、やまわきゆりこ／福音館書店
ベストセラー「ぐりとぐら」シリーズのクリスマス絵本。
のねずみのぐりとぐらは、森で大きな足跡を発見。その足跡を追ってみるとぐりとぐらの家の前まで続いています。家の扉を開けるとそこにいたのは一体誰だったのでしょう？
やさしいイラスト、柔らかな文章は、子供の想像力をかきたて、感性を刺激してくれるに違いありません。
2.『クリスマスの三つのおくりもの』
作・林明子／福音館書店
かすみちゃん・れいちゃん・もっくんの三きょうだい、それぞれのクリスマスを1冊ずつの絵本にし、3冊セットになったお話です。
子供のしぐさや表情は、まるですぐそばに主人公がいるかのように感じるやさしいイラスト。不思議なストーリーなのにどこか身近でも起きそうなお話は、子供の心をつかむこと、間違いなしです♪
3.『だれも知らないサンタの秘密』
作・アランスノウ／あすなろ書房
サンタクロースって謎が多い存在！どこに住んでいて、どうやっておもちゃを用意しているのか？なぜ自分たちの欲しいものを知っているの？子供たちが抱く疑問を一つひとつ解決してくれる絵本です。
この絵本を読めばクリスマスが待ち遠しくなり、サンタさんが来る楽しみをアップさせてくれるはず！園では男の子に人気の絵本です。
4.『よるくま クリスマスのまえのよる』
作・酒井駒子／白泉社
夜みたいに黒いくまのこは、夜になると主人公のもとにやってくるお友だちです。クリスマスの夜、サンタさんはぼくのところに来てくれるかな？心配で眠れない「ぼく」。そんな夜なのに、やさしい気持ちをよるくまに向ける健気な姿に、親子で胸が熱くなることでしょう。
大人気絵本「よるくま」のクリスマスのお話は、ママとパパのためにも読みたい絵本です。
触って楽しい！刺繍や仕掛けのあるクリスマス絵本
クリスマス絵本にはすてきな「しかけ絵本」もたくさんあります。見て・触って、クリスマスならではの美しさ・楽しさを楽しんでくださいね。プレゼントにもおすすめです。
1.『コロちゃんのクリスマス』
作・エリックヒル／評論社
大人気のしかけ絵本「コロちゃんシリーズ」のクリスマス絵本です。
子犬のコロちゃんはクリスマスの準備をママとしています。たくさんのハプニングとうれしいプレゼントに囲まれ、楽しいクリスマスになりました。
シンプルなイラストとしかけは、年齢を問わずいくつになっても楽しめる絵本です。
紙質の分厚いボードブックもあるので、小さなお子さんやお出かけ用にもぴったり。
2.『クリスマスのかくれんぼ』
作・いしかわこうじ／ポプラ社
型抜きが楽しいしかけ絵本のシリーズに、クリスマス絵本もあります。型抜き部分はページをめくるとはっきりくっきりと絵柄が現れるので、子供たちの興味や関心をぐっとひきつけ、何度もくり返して読みたくなります。
何が出てくるのかわからないページが一瞬で理解できるのも醍醐味。イラストはもちろん、言葉や英語までさまざまな楽しみ方が詰まっているので、赤ちゃんから年長、小学校低学年まで幅広く楽しめるクリスマス絵本です。
3.『まどから おくりもの』
作・五味太郎／偕成社
1983年に初版が発行された五味太郎さんのロングセラー絵本。自分も読んで育ったというママ・パパもいるのでは？
サンタクロースが、窓から見える様子をもとにクリスマスの贈り物をするけれど…そのプレゼント、本当に大丈夫？
「窓」の部分が穴あきのしかけになっていて、ページをめくると部屋の中の様子が明かされる楽しい絵本。ちょっぴり抜けてるサンタさんに親しみが持てますよ。
4.『サンタさんとこいぬ』
作・長尾玲子／福音館書店
すべて刺繍で描かれた絵本。トナカイが調子を崩し1人でプレゼントを配りに行くサンタさん。途中で出会った子犬は寒そうに震えていました。サンタさんは子犬といっしょにプレゼントを配りに出発します。
ていねいな刺繍とやさしいお話しが子供の心に響くはず。最後はハッピーエンドなのも安心して読めますよ。
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クリスマスにぴったりなおすすめの絵本を年齢別に紹介しました。イベントや行事はその当日を期待して待つことが、子供たちの最大の楽しみ。「クリスマスって何をするの？」ということがわかれば、子供達の楽しみがさらに高まること間違いありません。
子供のイメージや期待に添える絵本で、クリスマスへのわくわく感をもっと盛り上げてあげたいですね。
目安としての年齢別に絵本を紹介しましたが、年齢の垣根を越えて読み聞かせてあげてもまったく問題なし！
クリスマス絵本を通して、「本って楽しい！大好き！」と思える気持ちを育ててみてくださいね。
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