こんにちは!ごっこらんどTimesの南尾優香です。
子供にはできるだけ質が良くて続けやすい通信教材を選んであげたいですよね。
Z会幼児コースは「あと伸び力」を大切にする幼児通信教材。難関大学に多くの合格者を出すZ会の幼児向けコースとして、高い人気を誇ります。
今回はZ会幼児コースについて、ママ・パパが気になる情報をたっぷりお届けします。
ぜひ通信教材選びの参考にしてくださいね。
Z会幼児コース入会で図書カード1,000円分がもらえるキャンペーンを実施中!【10月30日まで】
Z会幼児コースでは、2023年10月30日までの入会者に期間限定で「秋の入会キャンペーン」を実施しています。
もらえるものは、図書カード1,000円分!これはうれしいプレゼントですね。
図書カードをもらう方法は、以下の通りです。
- 期間内にZ会幼児コースに入会する
- 11月上旬ごろに配信されるアンケートに回答する
- 12月末ごろまでに回答者全員に図書カードが郵送で届く
アンケートは入会時に登録したメールアドレスとZ会員専用サイト「Z会Mypage」に配信されます。
入会しただけで図書カードがもらえるわけではないので、忘れずに回答してくださいね☆
なお、このキャンペーンは幼児コースに加え、以下のコースも対象となります。
- 小学生コース(1~6年生)
- 小学生タブレットコース(1~6年生)
- 中学受験コース(3~6年生)
キャンペーンを利用して、ぜひお得に入会しましょう。
Z会幼児コースは「あと伸び力」を重視しているのが特徴
Z会幼児コースは「あと伸び力」を重視し、「主体的な学び」を大切にしています。
「主体的な学び」とは、文部科学省が新しい学習指導要領の中で次のように定義しています。
「学ぶことに興味や関心を持ち、見通しを持って粘り強く取り組むこと。そして自己の活動を振り返り、次に繋げること」
子ども主体での学びを大切にすることで、いろいろな事に興味を持ち、前向きに取り組める子供が育ちます。
Z会では、幼児期に必要なのは目先の結果だけを目指した「詰め込み教育」ではなく、学ぶことが楽しいと感じ、自ら学びに向かう姿勢「あと伸び力」を身につけることが大切と考えているのです。
Z会幼児コースの特徴
主体的な学びを重視し、あと伸び力を育てるZ会幼児コースの特徴は、以下の通りです。
- 自分から積極的に学ぶ習慣を、「実体験」と「ワーク学習」の両輪で養う
- 体験型教材「ぺあぜっと」では身近な素材を使った実験やまち探検などを毎月行う
- 決まった答えのない「お話を作る」「迷路を作る」「工作」などが多く取り入れられている
- 粘り強く考える論理的な問題や、難しめの問題も取り扱う
- 体験課題や「ママ・パパに話してみよう」など、親子で取り組む課題も多い
全体的な教材の難易度は「やや高め」。基礎的な問題から、少し考えないと解けない問題まで幅広く取り扱います。
Z会では、映像を見て学ぶ「受け身の学習姿勢」ではなく、体験することで「自分から学ぶ姿勢」を育てられますよ。
Z会幼児コースは難しいの?学習内容を解説!
簡単 | ふつう | やや難しい | 難しい | |
---|---|---|---|---|
・ポピー ・こどもちゃれんんじ総合コース ・スマイルゼミ |
・こどもちゃれんじタブレットコース | ・Z会幼児コース ・がんばる舎 |
・こどもちゃれんじ思考力特化コース ・モコモコゼミ |
Z会とほかの幼児通信教材の難易度の目安を、上の表にまとめました。
Z会の分類は「やや難しい」です。最初は簡単ですが、難しい問題も一部含まれます。
おもちゃや映像教材が付く「こどもちゃれんじ総合コース」や、タブレット学習で有名な「スマイルゼミ」よりは少し難しい問題が多いと言えます。
Z会の難しい問題は、「絶対解けないような難しさ」ではありません。
しかし、「どうしてだと思う?」「どんなことが起こるかな?」など、パッと答えが浮かばず、子供自身が考える必要があるため難しいと感じやすいのです。
ここからは、Z会幼児コースの学年ごとのコースについて、学習内容と難しさをご紹介します。
年少|難しい問題は少なめ!レベルは普通
分量 | 取り組み方 | 1回の取り組み時間 | |
---|---|---|---|
月4回(各回2~6ページ) | 親子で休日に取り組む | 10分~1時間 | |
月30回(各回1~2ページ) | 親子で平日に取り組む | 5~10分 | |
年4回(4・6・8・12月) | 親子で取り組む | 10~15分 | |
月1冊 | 保護者向け冊子 ぺあぜっとの取り組みサポートや絵本紹介など |
||
月1冊(毎月16ページほど) | 親子で外出先でも取り組める |
教材内容 | |
---|---|
・にこにこひらがな表(4~9月受講特典) ・ひらがなカードセット(10月受講特典) |
Z会幼児コースは、年少さんから開講します。年齢的にも深く考えることはまだ難しいため、教材の難易度はふつう程度です。
年少さんの各教材内容についてご紹介します。
ぺあぜっと
Z会公式サイトより
体験型学習「ぺあぜっと」では、「生活・自立」「表現・身体活動」「自然・環境」「数・形・論理」「ことば」を学習します。
「生活・自立」ではお米をといで炊く体験、「表現・身体活動」でははさみの使い方などを学習。
「自然・環境」では季節の花や野菜の観察、「数・形・論理」では三角形の形遊びなどを行います。
「ことば」では、ことば遊びをとおして語彙を増やし、表現力が身につけられますよ。
発達段階に合わせた課題を、親子で毎月楽しめます。
かんがえるちからワーク
Z会公式サイトより
年少さんの「かんがえるちからワーク」では、「ことば」「数・形・論理」「生活・自立」「自然・環境」「表現・身体活動」を学習します。
ことば
年少さんの1年を「ひらがな『読み』重点カリキュラム」と設定。ひらがなを読むことと、運筆練習を大切にしています。
4月~9月にひとつひとつのひらがなを覚え、10月からは単語を読む練習が始まります。
年少さんでひらがなの読みをしっかり学ぶことで、年中さん以降の「書き」をスムーズに進められますよ。
数・形・論理
数の概念や図形、規則性などを少しずつ学びます。
「ぴったりの箱はどれかな?」「どちらのひもが長いかな?」など、年少さんにも分かりやすい題材を取り上げているので、楽しみながら少しずつ学べると評判です。
自然・環境
生き物の特徴や旬の食べ物などを学習。よく見る植物や食べ物から自然への興味を育てます。
ワークが月30回分と、年少さんにしてはしっかりしたボリュームがあります。少しずつ学習習慣をつけるのにもZ会幼児コースはぴったりです。
かんがえるちからワークデジタルプラス
「かんがえるちからデジタルワークプラス」は、Z会幼児コースの数少ないデジタル教材です。
自宅にあるタブレット端末かスマートフォンを使用し、動画や音声を使った問題を年4回楽しめます。
鳴き声から動物を当てるクイズなど、年少さんにぴったりの楽しい問題がいっぱいです。
おためし問題もあるので、気になる方はぜひZ会幼児コースの公式サイトをチェックしてみてくださいね。
いっしょにおでかけブック
いっしょにおでかけブックは、毎月届く「数」「あいうえお」「季節」などさまざまなテーマの絵本のことです。
16ページの薄い絵本なので、カバンに入れて持ち歩くのにも便利です。
ページは少ないのですが、絵本のなかには「〇〇なものはあるかな?」「この子はどうして泣いているんだろう?」などのクイズや絵探し要素が満載!
普通に絵本を読むよりも長い時間楽しめて、語彙や考える力も深められますよ。
字が読める子は、少しずつ自分で読める位の難しさなので、ひとり読みのチャレンジにもぴったりです。
年中|考える問題があるためやや難しい
分量 | 取り組み方 | 1回の取り組み時間 | |
---|---|---|---|
月8回(各回2~4ページ) | 親子で休日に取り組む | 10分~1時間 | |
月1回 | 親子で休日に取り組む | ||
月46回(各回1ページ) | 子供1人で平日に取り組む 文字が読めるようになるまでは親子で取り組む |
5~10分 | |
年4回(4・6・8・12月) | 親子で取り組む スマートフォン・タブレットで受講 |
10~15分 | |
月1冊 | 保護者向け冊子 ぺあぜっとの取り組みサポートや絵本紹介など |
||
年4回(4・7・10・1月) | 親子で取り組む スマートフォン・タブレットで受講 |
10~15分 |
教材内容 | |
---|---|
・ひらがなだいすきワーク(4~10月受講特典) |
年中さんになると、少し教材内容がレベルアップ。基礎レベルの問題に追加して、やや子供に考えさせる問題が増えてきます。
英語が始まるのも、年中さんからです。
年中さんの各教材内容についてご紹介します。
ぺあぜっと
Z会公式サイトより
年中さんのぺあぜっとでは、「自然・環境」「表現・身体活動」「ことば」「数・形・論理」「生活・自立」の5つのジャンルに触れられます。
「五感の刺激」を意識しているのが特徴で、ジュースを使ってゼリーを作る、身近な音に着目して音の性質を考える、紐結びにチャレンジするなどの課題があります。
子供の好奇心を広げる、楽しい課題が満載です。
ぺあぜっとシート
年中さんになると「ぺあぜっとシート」という提出課題が始まります。
課題の内容は「提示されたテーマをもとに親子で会話をして、絵を描くこと」。まだ字を書けない年中さんにも、無理なく取り組めます。
たとえば「大きいもの」というお題の課題なら、このような問いに答えていきます。
- 大きいものにはどんなものがあるかな?
- 大きいもののなかで一番好きなものはなにかな?
- 大きいものの絵を描こう
前半部分の「どんなもの」「一番好きなもの」の部分はママ・パパが代筆し、子供は「大きいものの絵」だけを描けばOKです◎
親子で楽しみながら、自分の体験や言葉を絵に置き換える力を身に着けられますよ。
かんがえるちからワーク
Z会公式サイトより
年中さんの「かんがえるちからワーク」では、「ことば」「数・形・論理」「生活・自立」「自然・環境」「表現・身体活動」を学習します。
ことば
Z会では年中さんの1年間を「ひらがな『書き』重点カリキュラム」に設定。
4~10月までの7か月でひと通りのひらがなの書きを学習し、11月からは「字の形に気を付けて書く」ことを目標としています。
かたかなも11月から少しずつ登場。自然に自分で使える「ことば」が増えるよう工夫されています。
数・形・論理
1~10の数字の読み書きから始まり、5までの数の合成・分解、図形の比較や仲間分けなどの幅広い問題に挑戦します。
本格的な小学校入学準備が始まる年長さんに向け、確実に力を伸ばせるカリキュラムです。
このほかにも、交通ルール、公共の場でのマナー、生き物や植物、自然現象などの幅広いテーマを1年かけて学びます。
年中さんになると問題文が自分で読める子も増えてきます。
問題文が読めるようになれば、ママ・パパがずっと付いていなくてもワークを進められるようになりますよ。
かんがえるちからワークデジタルプラス
年中さんの「かんがえるちからワークデジタルプラス」も、年少さん同様に年4回、1回あたり10~15分ほどの問題に取りくみます。
かんがえるちからワークデジタルプラスでは、紙教材では難しい「お話を聞いて答える」「動画を見て推理する」などを出題。
デジタルならではの楽しい問題が満載です。配信回ごとに、以下4つの力をひとつずつ学習します。
- 物事を正しくとらえる力
- 試行錯誤する力
- 推理する力
- 論理的に判断する力
かんがえるちからワークデジタルプラスに取り組むことで、将来必要な「考える力」をより深く、楽しく身に着けられます。
きいてわくわくえいごパーク
「きいてわくわくえいごパーク」は、Z会独自の教材ではなく、公益財団法人日本英語検定協会による「英検Jr.® オンライン版」のサービスの一部分を体験できる教材です。
配信回数は年4回で、1回あたり10~15分ほど。気軽に楽しめるボリュームです。
イラストをタッチして英語を聞いたり、かるたやモグラたたきなどのゲームに挑戦したりするなかで、自然と英語に親しめます。
年中さんでは、以下のテーマを取り扱います。
- 動物
- 顔
- 季節と1日の流れ
- 色
「英語を習得する」ほどの教材内容ではありませんが、少しずつ英語への親しみを深められます。
年長|小学校入学準備もありやや難しい
分量 | 取り組み方 | 1回の取り組み時間 | |
---|---|---|---|
月10回(各回2~4ページ) | 親子で休日に取り組む | 10分~1時間 | |
月1回 | 親子で休日に取り組む | ||
月48回(各回1~2ページ) | 子供1人で平日に取り組む | 5~10分 | |
年5回(4・6・8・12・3月) | 親子で取り組む スマートフォン・タブレットで受講 |
10~15分 | |
月1冊 | 保護者向け冊子 ぺあぜっとの取り組みサポートや絵本紹介など |
||
年4回(4・7・10・1月) | 親子で取り組む スマートフォン・タブレットで受講 |
10~15分 |
教材内容 | |
---|---|
・ひらがなだいすきワーク年長(4~6月受講特典) ・図鑑付き絵本「あおむしくんのへんしん」(7月受講特典) ・せかいかたちはっけん!ミニ地球儀(12月受講特典) ・どうさかるた(2月受講特典) |
年長さんは小学校入学を見据えて、今までよりも難しい問題にも挑戦します。
毎月の教材のほか、副教材もバリエーションに富んでいて、小学校入学前にさまざまなジャンルを広く学べますよ。
ここからは、年長さんの各教材内容についてご紹介します。
ぺあぜっと
Z会公式サイトより
年長さんの体験型教材「ぺあぜっと」では、「くうき」「じかん」「せかい」など、今までよりもふだんの生活で感じにくい抽象的なテーマも多く取り扱います。
たとえば6月号のテーマは「くうき」。
ぺあぜっとでは、ビニール袋に空気をつかまえたり、空気を使って的あてゲームをしたりして、空気の性質を自分の目や身体で確かめます。
料理の課題もレベルが一段上がり、「蒸し野菜」「ベーコンドッグ」などのコンロを使う料理も登場。
また、小学校への準備として、1人で時間内に着替える練習や、通学路の気になるポイントをチェックする課題もあります。
年長さんの「やってみたい!」「小学校が楽しみ!」などのワクワクする気持ちを、広げられます。
ぺあぜっとシート
年長さんのぺあぜっとシートは、年中さんよりも少しレベルアップ。
その月に取り組んだぺあぜっとの内容から、自分の印象に残った内容を絵にかいて提出します。
取り組み内容を絵や文字で表すことは、小学校以降の生活科・理科や作文の授業に繋がる内容。
年長さんのうちから少しずつ慣れておくことで、小学校に入ってからスムーズに授業を受けられます。
かんがえるちからワーク
Z会公式サイトより
年長さんの「かんがえるちからワーク」は「入学準備プログラム」として、小学校入学を見据えた幅広いテーマを学習します。
ことば
入学までにひらがなをお手本なしで書けるようになるのが目標です。かたかなも読みとなぞり書きを学習し、入学までに簡単な読み書きはできる状態まで仕上げていきます。
数・形・論理
10までの数の合成・分解を学んだ後に、たし算・ひき算の基礎を学習。回転図形や図形の組み合わせ、規則性、暗号ゲームなど、年中さんより1ランク上の論理的思考も学びます。
また、ぺあぜっとで体験した内容はワークでも取り入れられており、食材の知識や自然現象、交通マナーなども学習します。
Z会の年長コースを受講すれば、入学前に学習の基礎部分をしっかりと固められますよ。
かんがえるちからワークデジタルプラス
「かんがえるちからワークデジタルプラス」は、年長さんでは年5回配信。
1回の取り組み時間は10~15分のままなので、ちょっとした空き時間に気軽に楽しめます。
年長さんも、各配信回ごとに「正しくとらえる力」「試行錯誤する力」「推理する力」「論理的に判断する力」のうち1種類を重点的に学習。
物事を色々な方面から考える、多角的な思考力を高められます。
きいてわくわくえいごパーク
年長さんの英語も、「きいてわくわくえいごパーク」です。
年中さんと同じように年4回、1回10~15分ほどの教材におうちのスマートフォンやタブレットで取り組みます。
年長さんで扱うテーマは、以下の通りです。
- 家のなか
- 天気と気持ち
- 数
- 文房具
家のなかのものや天気など、子供たちになじみのある内容を厳選しています。小学校入学前に、英語の音に少しずつ慣れていけますよ。
【めんどくさい?】Z会幼児コースのデメリットを解説!
ここからはZ会幼児コースのデメリットを説明します。
体験型教材「ぺあぜっと」が親にとってめんどくさい
体験型教材「ぺあぜっと」は時間と手間がかかるため、親にとって少々めんどくさい教材です。
課題によっては材料を用意する必要があり、毎週末に10分〜1時間の時間を確保するのが大変というおうちも珍しくありません。
しかし、Z会幼児コースの特徴は「ワークと実体験の両輪で学ぶ」こと。
ぺあぜっとに取り組まないなら、Z会幼児コースを選ぶ意味はほとんどありません。
忙しい方のために、Z会公式サイトも「忙しかったらその月にできなくても大丈夫」としており、ぺあぜっとの課題提出が遅れても問題なく受け付けてくれます。
1か月にすべての課題をこなすのが大変なら、時期が遅れると取り組みにくい旬の食材や季節の行事などの課題を優先する方法もあります。
親子ともに無理のないペースで取り組むのがよいでしょう。
難しくて子供が嫌がる可能性がある
Z会幼児コースの「かんがえるちからワーク」には、少し考えないと解けない問題が含まれています。
決して解けない難易度ではないのですが、直感的に答えられないため「できない!」と子供が嫌がる可能性があります。
問題は少しずつ難しくなるため、Z会幼児コースは問題が簡単な年少さんから始めるのがベストです。
年中・年長さんからZ会を始める場合、慣れるまでは難しい問題は無理をせず、少しずつ慣らしていく方がいいかもしれません。
気になる方は、お試し教材で問題の難易度や雰囲気を確かめてみましょう。
年中からは提出課題がプレッシャーになり送るのもめんどくさい
年中・年長さんには、「ぺあぜっとシート」という毎月の提出課題があります。
毎月の提出課題には期限があり、「期限までに出さなくては」というプレッシャーを感じる人や、提出が面倒なことをデメリットに感じる人もいます。
ぺあぜっとシートの提出方法は、以下の2種類です。
- 郵送:専用封筒に入れて切手を貼って郵送する
- デジタル提出:セブンイレブンのマルチコピー機で課題をスキャンして送る
提出に必要な切手代やスキャン代は受講者負担です。
忙しい毎日のなかで、郵便ポストやセブンイレブンに行くのを負担に感じる人は珍しくありません。
しかし、ぺあぜっとシートを提出すると、Z会の担当指導者から手書きのお返事が郵送で届きます。
お手紙交換が大好きな年中・年長さんにとって、自分宛てのお手紙が届くのはとても嬉しいこと。大きなモチベーションに繋がります。
また、ぺあぜっとシート提出1枚ごとに2ポイントの「努力賞ポイント」がもらえ、たまると図書カードまたはnanacoポイントに交換できます。
決まったプレゼントだと子供の好みに合わない可能性がありますが、図書カードやポイントなら子供の好きなものを選べて便利です。
英語は力を入れていない
学年 | 分量 | 取り組み時間 |
---|---|---|
年4回 (4・7・10・1月) |
1回あたり10~15分 |
Z会幼児コースは、英語学習にはあまり力を入れていません。
Z会幼児コースの英語プログラム、「きいてわくわくえいごパーク」は年4回、10~15分ほどの英語デジタル教材です。
教材の内容は、「画面をタッチして、動物の名前や身近なものの英語音声を聞く」というもの。
教材の目的は、英語の音や単語に慣れることです。
あくまでも「音や単語に慣れる」レベルの教材のため、「幼児期から英語に触れてほしい」と思うおうちには、Z会英語コースの英語は間違いなく物足りません。
もし英語を強化したいのならば、Z会員は特別価格になる「英検Jr.®オンライン版」の受講を検討しましょう。
Z会幼児コースはメリットもたくさん!
Z会幼児コースは「手間がかかるためめんどくさい」と感じるおうちが多いのですが、メリットもたくさんあります。
ここからは、Z会幼児コースのメリットをご紹介します。
体験型教材「ぺあぜっと」の知育効果が高い
「めんどくさい」との悪評がある体験型教材「ぺあぜっと」ですが、その知育効果の高さは抜群です。
自分から物事に関心を持って取り組む「主体的な学び」は、映像を見るだけやワークをこなすだけの「受け身の学習」で行うことはやや困難です。
しかし、ぺあぜっとで科学的現象を実体験するなかで、子供は自然と「なぜだろう」「ここを変えたらどうなるかな?」と考えます。
結果的に、ぺあぜっとの課題に対して「主体的な学び」が行われるのです。
小学生になると、学校の宿題があったり登下校で体力を消耗したりするので、放課後にゆっくりと知育の取り組みをする時間は少なくなります。
筆者も受講当時は「Z会は課題が多くて大変」と感じましたが、何でもスポンジのように吸収する幼児期に質の高い知育課題に取り組めたため、まったく後悔はありません。
もし受講を迷うなら、一度体験してみるのがおすすめです。
幼児期から「考える力」を育てられる
文部科学省による新しい学習指導要領では、伸ばすべき能力を以下3つの柱で表しています。
- 学びに向かう力
- 知能及び技能
- 思考力・判断力・表現力など
知能や技能だけでなく、思考力・判断力・学びに向かう力なども重視されるのです。
自分の頭を使ってしっかり考えるクセは、意識しないとなかなか付けられません。
Z会幼児コースでは答えがひとつと決まっていない「迷路づくり」「工作」「考えたことを話す」などの課題を積極的に出題し、「想像力」「推理力」「表現力」などを伸ばすことができます。
Z会幼児コースの課題に取り組むことで、これからの未来に必要な「考える力」を幼児期から育てられますよ。
保護者向け冊子「ぺあぜっとi」でママ・パパ向けのフォローも充実
Z会幼児コースでは、子供向けの教材といっしょに保護者向け情報誌「ぺあぜっとi」が毎月送られてきます。
ぺあぜっとiには、体験学習の狙いや取り組みを深めるコツ、かんがえるちからワークのサポート方法などを掲載。
「うまくサポートできるか不安」という保護者の方をしっかりと助けてくれますよ。
教材の解説以外にも、年齢に合った子育ての悩みの特集、ぺあぜっとの内容に関連したおすすめ絵本も紹介されており、ママ・パパ自身の学びにも繋がります。
保護者用冊子は目を通さずに処分してしまいがちですが、ぜひ読んでみてくださいね。
おもちゃが付かないので気が散らない
Z会の教材はシンプルにできており、毎月送られてくるのはかんがえるちからワーク、ぺあぜっとなどの冊子がほとんどです。
副教材としてひらがなカードや絵本が届くこともありますが、遊びが学習に直結するので「副教材で遊んでしまい、勉強にならない!」ということはありません。
映像コンテンツやミニゲームなどで気が散ることがなく、学習に集中できるのは、Z会幼児コースの大きなメリットと言えるでしょう。
やめたくならない!Z会幼児コースの無理のない進め方
「Z会は大変だからやめた」という口コミや体験談が気になる方も多いはず。そこで、筆者の長女の受講経験をもとに、無理なくZ会幼児コースを進める方法をご紹介します。
簡単にできることばかりなので、ぜひ参考にしてください。
教材が来た時点で学習スケジュールをたてる
Z会幼児コースを無理なく進める一番のコツは、「教材が来た時点で学習スケジュールをたてる」ことです。
月の最後に教材が溜まらないよう、ワークの学習ペースとぺあぜっとをやる日を決めてみましょう。
たとえば、以下のような方法です。
- 1週目平日:かんがえるちからワーク〇ページまで、土曜:ぺあぜっと課題〇〇をやる
- 2週目平日:かんがえるちからワーク〇ページまで、日曜:ぺあぜっとの料理課題をやる
- 3週目平日:かんがえるちからワーク〇ページまで、日曜:ぺあぜっとの課題△△をやる
- 4週目平日:かんがえるちからワーク最後まで、土曜:ぺあぜっとの課題□□をやる、日曜:ぺあぜっとシートを書く
平日にかんがえるちからワークを進めるなら、週末に進み具合を確認し、ペース配分を調節します。
毎日少しずつやるのが理想ですが、1週間単位で進み具合を調整すると大きな遅れを防げますよ。
とくに体験型教材「ぺあぜっと」は、課題ごとに必要な手間や時間が異なります。
なんとなく進めてしまうと、手間のかかる課題が月末に残る可能性が非常に高いです。
ぺあぜっとを溜めないためには、教材が来た時点で手間のかかる課題だけでもいつやるかを決めるのをおすすめします。
難しい問題は無理をしない
幼児期は産まれた月による発達の差が大きいため、学習面でも差が付きやすい傾向にあります。
できない問題を無理やり解かせると、Z会を辞めたくなるだけでなく、学習自体が嫌になるリスクがあるため注意が必要です。
「ぺあぜっとi」にあるヒントを出してクリアできる程度なら良いのですが、明らかに難易度が高い問題は飛ばして、数か月後に取り組む方法もあります。
「せっかくZ会を受講しているのだから・・・」と、つい頑張らせてしまいがちですが、子供の様子を良く見て、無理はさせすぎないのがおすすめです。
忙しければ長期休暇だけ受講するのもあり
Z会は最低受講月数の縛りがないため、1か月だけ受講して退会することも可能です。
本来なら毎月受講する教材ですが、時間的に毎月の受講が難しいおうちは、夏休みなどの長期休暇だけ受講するのもひとつの方法です。
支払い方法が6か月または12か月の「一括払い」だと、退会時に返金処理の手続きが必要になります。
長期休暇のみの受講なら、少し割高ですが料金プランは「毎月払い」の方が手続きに手間が掛からずに済みますよ。
もし続けられそうなら、手続きが間に合う次の号から一括払いに切り替えることも可能です。
支払い方法を変更するときは、Z会お客様センターに電話で連絡しましょう。
退会手続きをしなければ、自動的に教材が送られてきます。長期休暇が終わるタイミングで退会するなら、期限内に手続きを行うのを忘れないでくださいね。
Z会幼児コースが向いているおうち
ここからはZ会幼児コースが向いているおうちについて解説します。
知育に力を入れているおうち
以下のおうちは、Z会幼児コースがぴったりです。
- 小さい頃から知育に力を入れているおうち
- これから知育に力を入れてみたいおうち
Z会幼児コースは「幼児期の実体験」に力を入れているため、知育で子供の可能性を伸ばしたいおうちにおすすめの教材です。
体験型教材「ぺあぜっと」は大変と言われますが、やっていることは知育の取り組みの一種。
ぺあぜっとのことを「季節に合ったおすすめの知育取り組みを、解説付きで紹介してくれている」と考えるZ会幼児コース受講者も見られます。
「子供の将来のために、なんとなく知育っぽいことをやっている」という方は、Z会の資料をぜひ取り寄せてみてください。
SNSで紹介されている「〇歳におすすめの知育」などの投稿を真似するよりも簡単に、質の高い知育に取り組めますよ。
体験学習を重視したいおうち
「幼児期にいろいろな体験をさせてあげたい」というおうちにも、Z会幼児コースがおすすめです。
ぺあぜっとでは、「季節の素材探し」「かがく遊び」「買い物」「料理」など、幼児期に体験させてあげたい内容を毎月取り上げています。
体験学習を考えると「遠出が必要かな」と思いがちですが、Z会幼児コースのぺあぜっとなら、自宅の周りで充分に色々な体験をさせてあげられますよ。
やや難しめの問題にもチャレンジさせたいおうち
「基礎的な問題だけでなく、頭をひねる問題にも取り組んでほしい」と考えるなら、取り扱う問題の幅が広いZ会幼児コースはぴったりです。
全部の問題が難しいと、「全然分からない!」と子供が嫌がるリスクがあります。
しかし、Z会幼児コースの「かんがえるちからワーク」は簡単~やや難しい問題まで幅広い難易度を取り扱っています。
難しい問題集を市販のドリルで買うとやりきれなかったり、難しすぎたりすることもしばしば。
Z会幼児コースはワーク内でさまざまな問題に取り組めるため、とてもおすすめです。
Z会幼児コースをおすすめしないおうち
Z会幼児コースはとてもよい通信教材なのですが、合わないおうちもあります。
ここからは、Z会幼児コースをおすすめできないおうちを解説します。
忙しすぎるおうち
Z会幼児コースには、「ぺあぜっと」を始めとした親子で取り組む課題が多く含まれているため、家庭学習の時間を充分に確保できない「忙しいおうち」には不向きです。
忙しいおうちがZ会幼児コースを受講するなら、教材が届いた時点でしっかりとした学習計画をたてて進めましょう。
タブレット学習を希望するおうち
Z会幼児コースは、基本的には、紙のワークとテキストを使用して学習するため、タブレット学習を希望するおうちにはおすすめしません。
「かんがえるちからワークプラス」「きいてわくわくえいごパーク」というデジタル教材もありますが、どちらも年4〜5回配信のサブ教材です。
幼児コースからタブレット学習を希望するなら、以下の教材がおすすめです。
ほかの幼児通信教材は幼児向け通信教育12社を徹底比較!おすすめ教材は?も参考にしてください。
なお、Z会も小学生コースからはタブレット学習を選択できますよ。
幼児期は基礎を中心に学びたいおうち
幼児期は無理なく解ける基礎的な教材を選びたいおうちには、Z会の難易度はやや難しすぎるかもしれません。
Z会よりも全体的な難易度の低い教材を選ぶなら、以下の教材がおすすめです。
もしピンとくる教材がない場合、市販のドリルで難易度が合うものを探すのもよいかもしれませんね。
Z会幼児コースの料金
12か月一括払い (年間支払総額) |
6か月一括払い (年間支払総額) |
毎月払い (年間支払総額) |
|
---|---|---|---|
2,125円(25,500円) | 2,375円(28,500円) | 2,500円(30,000円) | |
2,465円(29,580円) | 2,755円(33,060円) | 2,900円(34,800円) | |
2,550円(30,600円) | 2,850円(34,200円) | 3,000円(36,000円) |
上記の表は、支払い方法ごとの1か月あたりの受講料金です。どのコースも入会費はかからず、受講料のみ支払います。
支払い方法は3種類あり、一括払いでは割引が適用されます。毎月払いに比べて、12か月一括払いでは15%、6か月払いでは5%割引されるのでお得に受講できますよ。
一括払いをして年度途中に退会する場合は、受講月数に応じて精算され、残金が返金されます。
なお、年度の途中に入会する場合、入会月によっては12か月一括払いを選択できない場合もあります。
公式サイトでは、受講料金のシミュレーションもできるので、確認してみてくださいね。
Z会幼児コースのその後の進路は?
Z会幼児コースを終了すると、Z会小学生コースに移行します。
小学生コースは紙のテキストを中心に学ぶ「Z会小学生コース」と、タブレット学習の「Z会小学生タブレットコース」の2種類。
どちらも取り扱う問題は基礎〜発展レベルと幅広く、1年生の段階から応用的な問題も多く取り扱います。
なおZ会小学生コースは、効率的・効果的に学ぶために、1〜6年生の国語と1・2年生の算数に「Z会独自のカリキュラム」を採用しています。
多くの題材や問題に触れられるのはメリットですが、通信教材を授業の予習復習に使いたいなら注意が必要です。
教科書と同じ順番で学びたいなら、Z会小学生コースではなく、教科書準拠の教材である「進研ゼミ小学講座」「スマイルゼミ」「ポピー」もおすすめですよ。
1:Z会小学生コース
Z会小学生コースは、基本的には紙の教材で学習します。
毎月の添削課題が科目ごとにあり、幼児コースと同じように、Z会担当者によるていねいな手書きの添削が受けられますよ。
小学1・2年生は国語、算数、経験学習、デジタル教材(英語、プログラミング)のセット受講ですが、3年生からは1教科単位で受講教科が選択できます。
3年生からは一部教科で「スタンダード」「ハイレベル」の2つからレベルを選べるようになり、自分に合った内容の学習を進められます。
詳細はZ会小学生コース公式サイトをご覧ください。
2:Z会小学生タブレットコース
Z会小学生タブレットコースは、タブレットをメインに使用して学習します。
「スタンダード」「ハイレベル」といったレベル選択はなく、学年ごとに必要な科目がまとめられたセット受講となります。
毎月の学習のまとめとして「まとめテスト」を行い、理解度別に「ふりかえり問題」が提示されます。
学習の状況・理解度によって自動的に子供に合ったレベルの教材を提供されるのは、タブレット学習ならではですね。
詳細は公式サイトでチェックしてみてくださいね。
Z会の幼児向けおすすめ市販ドリル
Z会は、書店で購入できる市販のドリルも販売しています。
今回はZ会の幼児向けおすすめ市販ドリルとして、「Z会グレードアップドリル」をご紹介します。
Z会グレードアップドリル 「ことば」「かず」「ろんり・かたち」
Z会の幼児向け市販ドリルで一番有名なのが、Z会グレードアップドリル「ことば」「かず」「ろんり・かたち」です。
各ドリルは「3-4歳向け」「4-5歳向け」「5-6歳向け」の3種類ですが、年齢にこだわらず子供の理解度に合わせた難易度で選ぶのがおすすめです。
思考力を育てるためにさまざまな問題パターンが収録されており、後半はやや難しめの問題も出てきます。
問題の難易度を知るにはドリルの「学習のねらい」を、チェックしてみてくださいね。
動物を多用したかわいらしいドリルですが、やや問題文が長い傾向があります。問題の意味をしっかり理解するためにも、親子でいっしょに取り組むのがおすすめです。
Z会グレードアップドリル「ことば」
Z会グレードアップドリル「ことば」は、年齢ごとに学習のねらいが異なります。
3-4歳:文字を読む楽しさを学ぶ、ひらがなの形がわかるようになる、一画のひらがなを書く
4-5歳:ひらがなを書けるようになる、しりとりや並べ替えを通して語彙力を増やす
5-6歳:ひらがなを自在に書けるようになる、同音異義語・反対語・擬音語なども習得する
ドリルにはシールを貼って答える問題もあり、楽しくことばの学習を進められますよ。
Z会グレードアップドリル「かず」
Z会グレードアップドリル「かず」は、数に対して年齢ごとに興味や好奇心を広げられるよう工夫されています。
各年齢での学習のねらいは、以下の通りです。
3-4歳:1~10までの数字の形や、数字が表す大きさについて理解する
4-5歳:1~10までの数字の書き方を学び、数の大小について理解する
5-6歳:足し算や引き算の基礎、時計の読み方を理解する
身近な食べ物や電車などを題材に取り扱い、楽しく数について学べるのが特徴です。
対象年齢が上がるごとに少しずつ難しくなるので、子供の理解力に合わせたものを選びましょう。
Z会グレードアップドリル「ろんり・かたち」
Z会グレードアップドリル「ろんり・かたち」では、パズルや迷路を使って図形の理解、推理、条件の整理、規則性などを学べます。
各年齢での学習のねらいは、以下の通りです。
3-4歳:身近な題材を使って、かたちを認識する力や考える力を育てる
4-5歳:多彩な問題を通じて、図形・かたちを認識する力や条件の整理などを学ぶ
5-6歳:ことばや数などの基礎知識を活かし、論理的思考力や推理力、規則性などを学ぶ
「ろんり・かたち」は「ことば」「かず」よりも得意・不得意が分かれやすい分野です。
難しいものを渡してしまうと、子供が苦手意識を感じる可能性があるので、最初は年齢よりひとつ下のレベルから始めるのが良いかもしれません。
Z会グレードアップドリル まなべるシリーズ
Z会グレードアップドリルは、今後の学びにつながる新しい切り口のドリル「まなべるシリーズ」も発売されています。
まなべるシリーズは、2023年9月現在、以下の全10種類が発売されています。
- まなべる なぞとき すいり:3-4歳・5-6歳
- まなべる アート・ひょうげん:4-6歳
- まなべる おてがみ:4-6歳
- まなべる つながるこころ:4-6歳
- まなべる きく・はなす:4-6歳
- まなべる きせつとかがく:4-6歳
- まなべる めいろ:3-4歳・5-6歳
- まなべる くうかん・こうさく:5-6歳
- まなべる おかねとしゃかい:5-7歳
- まなべる じっけんあそび:5-7歳
今回は全10シリーズから、人気の高い「なぞとき すいり」「きせつとかがく」を取り上げてご紹介します。
まなべる なぞとき すいり
Z会グレードアップドリル「まなべる なぞとき すいり」は、ストーリー性のあるユニークなドリルです。
このドリルを進めるには、暗号文を読む、指定された数の間違いを探すなど、基礎的な文字や数の知識が求められます。
そのため、ひらがなや数の理解がある程度進んでからのチャレンジがおすすめです。
まなべる きせつとかがく
Z会グレードアップドリル「まなべる きせつとかがく」は、「四季」をテーマにしています。
身近な食べ物や現象から季節について考え、学びを深められるように工夫されているのが特徴です。
簡単な工作や実験も取り入れているので、季節について楽しく学べますよ。
Z会幼児コースによくあるギモンにお答え!
ここからは、Z会幼児コースによくある疑問にお答えしていきます。
Z会幼児コースは何歳から?2歳向けはあるの?
Z会幼児コースは、年少コース(3・4歳児向け)からのスタートで、2歳向けのコースは設けられていません。
しかし、Z会幼児コースでは2・3歳児向けに2023年11月14日までの限定で「プレ年少おためし教材プレゼントキャンペーン」をおこなっています。
キャンペーン内容は「2・3歳向けおためし教材「あとのびおためしブック」がもらえるというもので、ひと足早くZ会の教材を体験できます。
親子で楽しく遊びながら学べるので、ぜひ申し込んでみてくださいね。
Z会はいつ入るのがお得なの?
Z会は「何月に入るのが一番お得」という決まったタイミングはありません。
しかし、できるだけお得に入るために、2つのコツをご紹介します。
- 図書カードをもらえる入会キャンペーンの時期がお得
- 入会特典は4~9月と10月にもらえることが多いため、10月までの入会がお得
Z会幼児コースのカリキュラムは年度単位で組まれているため、子供の学習面で考えると年度始まりの4月から始めるのがベストです。
しかし教材を実際に解くのは子供なので、子供が「やりたい!」と言うタイミングで始めるのも良いかもしれません。
Z会の退会方法は?
Z会を退会するには、各月の手続き締め切り日までに、下のどちらかの方法で手続きをしてください。
- Web(Z会MyPage)から手続きする
- Z会幼児・小学生コースお客様センター(0120-35-1039)に電話連絡する
お客様センターの受付時間は日曜・年末年始を除く午前10時〜午後8時です。
とくに問題が無ければ、24時間手続きできるWebからの手続きをおすすめします。
手続きの締め切り日は?
手続きの締め切り日は毎月異なり、幼児コースはその月の中ごろに設定されています。
締め切り日の詳細は、Z会幼児コース公式サイトを参照してください。
一括払いした場合の清算は?
一括払いした場合の料金は、受講した月数に応じて、一括払いの金額のままで精算されます。
残金は返金手続きをするか、きょうだいが受講している場合や、再度入会したときのために「預り金」としてZ会に預けるかのどちらかを選択します。
しかし、返金を選んだ場合、手続きに2・3週間掛かり、返金手数料744円は差し引かれて口座に振り込まれることは覚えておきましょう。
Z会幼児コースとこどもちゃれんじで迷っているんだけど・・・
Z会幼児コース | こどもちゃれんじ | |
---|---|---|
・実体験とワーク学習により、自分から学ぶ姿勢を育てる ・親子でいっしょに取り組む課題が多い ・基本的に紙の教材で学ぶ |
・年齢に合った生活習慣や学習をバランスよく学ぶ ・1人でも学べるよう工夫されている ・絵本や映像教材を多用しておりタブレット学習も選べる |
|
親子でいっしょに学びたい | 子供だけでもある程度学んでほしい | |
やや難しい | 総合コース(従来のコース):普通 思考力特化コース(年長のみの高難易度コース):難しい |
|
基本的には紙教材 | 総合コース:絵本や知育おもちゃ、ワークを使用 思考力特化コース:基本的には紙教材 |
Z会幼児コースとこどもちゃれんじはどちらも優れた幼児用通信教材ですが、教材の特徴が異なります。
Z会はワーク学習以外に「実体験」も重視。親子でいっしょに取り組む課題が多く、基本的には紙教材で学習します。
こどもちゃれんじは絵本や知育おもちゃ(エデュトイ)、ワーク、映像教材など多くの教材を使用し、幅広いテーマを楽しく学びます。
年中・年長コースの場合、こどもちゃれんじならタブレットコースの選択が可能です。
Z会幼児コースは紙教材での学習のため、しまじろうの映像教材で生活習慣やルールを学べるこどもちゃれんじよりも「お友だちとの付き合い方」などのしつけ要素は弱いかもしれません。
しかし、体験型教材が非常に優れているため、幼児期に自分の手を動かして多くの体験をさせたいならZ会幼児コースがおすすめです。
問題の難易度は、「こどもちゃれんじ総合コース<Z会幼児コース<こどもちゃれんじ思考力特化コース(「考える力」に特化した年長用ハイレベルコース)」の順に難しくなります。
Z会幼児コースもこどもちゃれんじも無料で資料請求できるので、両方の資料を取り寄せて子供の反応を見るのがおすすめです。
Z会幼児コースは先取りできる?
Z会幼児コースは、今の年齢にふさわしい学びや思考を深めることを重視しているため、先取り学習に力をいれていません。
ぺあぜっとは、小学校以降に学ぶ内容を、幼児期に実体験して知識の種まきをするシステムです。
数年先の学習内容を先取りしているとも言えますが、こどもちゃれんじやスマイルゼミのように、計算や漢字を大幅に先取りするシステムはZ会幼児コースにはありません。
そのため、Z会幼児コースで先取りをする場合は、上の学年の教材を受講することになります。
しかし、とくに年中さんが年長コースを受講する場合、年齢による理解の難しさや、「小学校入学への準備」という内容に違和感を覚える可能性が高いため注意が必要です。
Z会幼児コースの内容が物足りない場合、上の学年の先取りをするよりも保護者向け冊子「ぺあぜっとi」を活用して、その月の学習内容をさらに深掘りするのがおすすめです。
***
Z会幼児コースは、「実体験」と「ワーク学習」の両輪で、将来に繋がる「主体的に学ぶ力」を身につけられる教材です。
子供に考えさせる問題があるため、年中さん以降は難しいと感じることもあります。難しい場合は保護者向け冊子「ぺあぜっとi」を上手に活用しましょう。
体験型教材「ぺあぜっと」は、時間と手間がかかるため「めんどくさい」と感じる方は多いのですが、それ以上に子供の可能性を広げられるおすすめの教材ですよ。
Z会幼児コースは資料請求すると無料でおためし教材がもらえるため、実際の教材が気になる方は気軽に資料請求してみてくださいね。
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