クワガタの餌と言えば、まず昆虫ゼリーを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか？
昆虫ゼリーのストックがあれば問題ありませんが、子供が外で捕まえてきたときなど、用意がない場合は困ってしまいますよね。
そんなときは家にあるもので代用してみましょう！実はクワガタはキャベツなどの野菜やバナナなども大好物。
本記事では大切なクワガタを育てるために重要な餌について、おすすめの食材やあげかたなどを解説します。
また、あげてはいけない餌や食べてくれないときの対処法などもご紹介するので、クワガタの飼い方を知りたい方は必見です。ぜひ子供と一緒にチェックしてみてください♪
※この記事はPRを含みます。
クワガタの餌は何をあげれば良い？
クワガタの餌として何をあげて良いか迷うときは、昆虫ゼリーがおすすめ◎餌として間違いのない選択肢です。
それ以外に果物や野菜など家にあるものでも代用可能ですが、あげる種類には注意が必要。
詳しく見ていきましょう。
昆虫用のゼリー
もっともポピュラーなのは昆虫用のゼリーです◎
昆虫ゼリーは人工的に作られた餌で、クワガタが必要とする栄養素をバランス良く含んでいます。
手軽に与えられ保存も容易なため、子供にとっても扱いやすい餌です。
KBファーム プロゼリー
昆虫ゼリーのなかでも特に人気が高いKBファームのプロゼリー。
なかなか餌を食べてくれなかったクワガタも、見事な食いつきっぷりになったと評判です◎
高タンパク、栄養豊富でクワガタの餌としてぴったり！ フタをはがして餌皿に入れるだけなので、とても手軽です♪
昆虫ゼリー サムライフラット
カブトムシやクワガタが喜ぶ栄養が、たっぷり入った昆虫ゼリー。 転がりにくい餌皿付きなので、別途お皿を用意する必要がありません。
稀にフタの接着が強いゼリーがあるようなので、子供の手で開けられないときはママパパがサポートしてあげてくださいね。
バナナやりんごなどの果物
実はクワガタは果物も大好物！特にバナナはクワガタが好む食物として知られています。甘さがあり、水分補給もできるバナナはクワガタにとって魅力的な餌と言えます◎
昆虫ゼリーがない場合は、家にある果物で代用してみましょう。
キャベツやきゅうりなどの野菜
水分を多く含んでいる野菜もクワガタの餌にぴったりです。 餌にするなら、キャベツやきゅうりなど水分が豊富な野菜がおすすめ◎そのほか、カボチャなど甘みがある野菜も良いですよ！
ただし、すべての野菜がクワガタに適しているわけではありません。
例えば、レタスは水分が多いものの栄養価が低く、また一部の野菜はクワガタにとって有害な成分を含む可能性があります。
餌として使用する場合は、あげる野菜を適切に選ぶ必要があります。
クワガタにあげてはいけない餌とは？
餌としてレタスは避けた方が良いと説明したとおり、どんなものでも餌にできるわけではありません。クワガタの健康や寿命に悪影響を及ぼしかねない餌もあるため、飼育時には注意が必要です。
たとえば、次のようなものはクワガタの餌としてふさわしくありません。
【オレンジやレモンのような柑橘類】
柑橘類は酸味が強く、クワガタの消化器官に刺激を与える可能性があります。
【辛味のある野菜や果物】
たとえば唐辛子のような辛み成分のある食材はクワガタにとって有害です。消化器官や口の部分に刺激を与える可能性があります。
【加工食品】
チョコレートのようなお菓子や塩分を含む食品も避けた方が良いでしょう。
加工食品に含まれる添加物や砂糖、塩分はクワガタの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
【腐った食物】
腐敗した食物には有害な細菌やカビが繁殖しており、クワガタにとって健康リスクとなります。
クワガタの餌の量・あげ方は？
クワガタの餌の量は、クワガタの大きさや活動量、季節によって変わります。
一般的な目安を見ていきましょう。
【昆虫ゼリー】
日に1個を与えるのが一般的です。ただし、全て食べきらない場合や、ゼリーが乾燥してしまう場合は、量を減らしてみましょう。
【果物や野菜】
小さなスライスやくし切りにしたものを1日に1〜2個与えます。
果物や野菜は腐敗しやすいため、食べ残しは早めに取り除き、常に新鮮な状態のものをあげるようにしましょう。
ただし、これらはあくまで目安。クワガタの反応を見ながら適宜調整してください。
また、餌を与えすぎるとケージ内の湿度が上がりすぎてしまう可能性があるため、注意が必要です！
クワガタムシ用の餌皿
クワガタに餌をあげる際は餌用の皿を使うのがおすすめ！
クワガタが餌をひっくり返すことがないため、飼育ケース内を清潔に保てます。またゼリーや果物などが土に埋まってしまい「食べにくい」状態になることも防げます。
昆虫ゼリーをカップごと設置できるタイプなら、お皿への移し替えも不要でさらに便利ですよ◎
クワガタに餌をあげる最適なタイミングはいつ？
クワガタは夜行性の生物で、活動時間は主に夜間。そのため、餌を与える最適なタイミングは夕方から夜にかけてとされています。
この時間帯に餌をあげることで、クワガタは自然のリズムに近い状態で食事を摂ることができます。
また、餌を与えた後は、残飯がないか確認し、腐敗を防ぐために必要に応じてケージ内を清掃することも重要です！クワガタが健康に過ごせる環境を維持してあげましょう◎
クワガタが餌を食べないときの対処法
クワガタが餌を食べてくれないときは、まず次の対応をとってみましょう。
- 餌の種類を変える
- 飼育環境をチェックする
- クワガタの健康状態をチェックする
クワガタが餌を食べない理由でよくあるのが、餌の種類が合っていないことです。
例えば、果物を好むクワガタもいれば、昆虫ゼリーを好むクワガタもいます。餌の種類を変えてみると、食べるようになるかもしれません◎
また飼育環境が影響していることも考えられます。飼育ケース内の湿度や温度などの環境が適切でなかったり、他のクワガタがいる場合、その存在がストレスになっている可能性も。
クワガタが落ち着いて過ごせる環境を整えてあげてくださいね。
人間と同じで病気の場合も餌への食いつきは悪くなります。もしクワガタにダニが寄生している場合は柔らかいブラシなどで取り除いてあげましょう。
クワガタの餌Q&A
最後にクワガタの餌に関してよくある疑問をQ&A形式でご紹介します。
クワガタにハチミツをあげても大丈夫？
樹液のイメージに近いハチミツですが、クワガタの餌として適しているとは言えません。
糖分の高いハチミツはクワガタの消化器官に負担をかける可能性があるためです。
また、ハチミツは細菌、特にクワガタにとって有害なボツリヌス菌の繁殖を促す可能性があります。
できれば避けたい食材ですが、代用品がない場合など、どうしてもハチミツをあげたいときには水で薄めてからあげるようにしましょう。
クワガタに砂糖水はあげても大丈夫？
ハチミツと同じく樹液の代用にできそうな砂糖水ですが、クワガタに与えることは推奨されません。
砂糖水は自然の食物よりも高い糖分を含むため、クワガタの消化器官に負担をかける恐れがあります。また砂糖水は細菌の繁殖を促し、ケージ内で腐敗を引き起こす可能性も。
クワガタの健康に悪影響を及ぼす危険性もあるため、クワガタには昆虫ゼリーや果物など、自然界で摂取する食物に近い餌を与えることが最善です◎
クワガタに水はあげるの？
クワガタは直接水を飲むことは少なく、食物から水分を摂取します。餌として水分量の多い昆虫ゼリーや果物・野菜が適しているとされる理由でもあります。
そのため、飼育ケース内に水を直接おく必要はありません。むしろクワガタがおぼれたり、水が腐敗の原因になったりする可能性があるため、水の容器などは置かない方が良いでしょう。
産卵期のメスクワガタに最適な餌は？
産卵期のメスクワガタには、栄養価が高く水分を多く含む餌が最適です。
特におすすめなのは昆虫ゼリー◎産卵に必要となるエネルギーをしっかり補給できます。
昆虫ゼリーの代用として、新鮮な野菜や果物なども良いでしょう。ただし、あげるときは常に新鮮であることを確認し、腐敗したものは避けてください。
また、産卵期のメスは特にエネルギーを必要とするため、普段よりも少し多めに餌をあげてみてくださいね。
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クワガタの餌は昆虫ゼリーが一般的ですが、バナナやキャベツなど家にあるものでも代用可能です。ただし、あげるときは種類や量、残飯の処理など管理にも注意が必要。
何の餌だと食いつきが良いか、どのような環境だと元気に過ごしてくれるのか、基本的な飼育の知識を学びながらクワガタを飼ってみてくださいね♪
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