こんにちは!ごっこランドTimesライターのAkariです♪
1歳児の発達や成長をうながすためには、さまざまな遊びを経験することが大切。
準備なしでできる室内遊びや1歳児向けの手作りおもちゃを、保育士経験を持つライターが紹介します。
環境づくりの注意点もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事はPRを含みます。
1歳児のできることって?発達の目安
- つかまり立ちや伝い歩きをする
- 歩き始める
- 身振りや表情で気持ちを表現する
- 「あー」「うー」などの喃語(なんご)が出る
- 「わんわん」「ママ」などの1語が出る
- 物を握って持ち上げる
立ったり歩いたりするようになり、行動範囲が拡大。また、声や表情で自分の気持ちを表現するようになり、少しずつコミュニケーションが取れる時期でもあります。
もちろん発達には個人差があるので、参考程度に確認してください。
1歳児の室内遊びのねらいとは
- 遊びのルールを知る
- コミュニケーションの取り方を知る
- 言葉を吸収する
- 手先運動の経験をする
- 手足や身体全体の動かし方を知る
- 身体を動かすことの楽しさを味わう
かくれんぼなら見つからないようにする、お絵描きならクレヨンは口に入れない、など遊びにはルールがあります。
ルールを知り、言葉に触れ、身体を動かす遊びは、子供の総合的な育ちに関わると言えるでしょう。
ねらいがあるとはいえ、自分の好きな遊びを見つけて、楽しい雰囲気で取り組めることが大切です。
1歳児の室内遊びは環境作りが大切
- 安全に使えるものを使用
- 周りの環境を安全に整える
- 子供の様子に合わせてルールは柔軟に変更
- 目の届く範囲で遊べるようにする
安全に使えるものを、安全な環境で使うことが大前提。とくに、誤飲には十分注意しましょう。まだ1歳児は、口に入れることで外の世界を知ろうとするのが特徴です。
準備なし!1歳児におすすめの室内運動遊び【1人~】
準備なしでできる、室内の運動遊びをご紹介します。突然の雨の日にもすぐできるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
まねっこ遊び
模倣が大好きな1歳児に人気の遊びです。動物や絵本のキャラクターになりきって、動きや声を真似しましょう。
言葉に触れられる遊びでもあるので、ぜひ取り入れたいですね。
ダンス遊び
歌声や音楽に合わせて、身体を動かして楽しみます。1歳児におすすめの曲は、『エビカニクス』や『はとぽっぽ体操』など。
正しい振りができることにこだわらず、身体を動かすことにフォーカスし、楽しみましょう。
準備なし!1歳児におすすめの室内運動遊び【複数】
こちらは友だちといっしょにできる室内遊び!必要なものはないので、思い立ったらすぐに遊べるところが魅力です♪
ハイハイレース
友だちとハイハイの速さを競う遊び。スタートとゴールを決めてレースにしても、追いかけっこにしても楽しめますよ。
レースにした場合、ゴール地点に待っている大人と最後にハグする形にしてもいいですね。広くて安全な場所を確保し、周囲の環境に注意して行うようにしましょう。
かくれんぼ
子供たちは10秒の間に部屋のどこかに隠れ、鬼が探しに行きます。ルールの理解が難しい場合もあるので、様子を見ながら秒数や役割を変えるようにしましょう。
鬼である大人が明らかに子供を見つけていても、探し続けるふりをすると喜ばれますよ。
1歳児向けの身近なものでできる室内遊びアイデア
お部屋にあるものや、すぐに手に入るものでできる室内遊びをご紹介します。アイデア次第でさまざまな遊びにつなげられる楽しみもありますよ!
シーツ遊び
子供が寝転んだシーツの両端を、2人の大人が持ち上げます。ハンモックのようにやさしく揺らしたり、歌を歌うとより楽しめますよ。
ダンボール遊び
ダンボールだって立派なおもちゃになります。箱のなかに入ったり、穴をあけて窓を作ったりすれば小さな秘密基地のようです。
シールやクレヨンで装飾しやすいのも、ダンボールを利用するメリットですね。
ビニール袋遊び
クシャクシャと音を鳴らすだけでも、1歳児にとっては不思議な体験です。なかに空気を入れて顔を描けばオバケになり、うちわであおげば飛んでいきます。
さまざまな素材に触れる遊びのひとつとして、取り入れてみてはいかがでしょうか。
新聞紙遊び
新聞紙も、使い方次第で楽しいおもちゃになります。丸めればボールになり、穴をあけて頭を通せば服に大変身!
ビリビリと破ることで、手先を使う遊びにもなりますよ。
スズランテープくぐり
スズランテープとつっぱり棒を使えば、カーテンができます。スズランテープは柔らかく軽い素材なので、安全に楽しめますよ。
静電気の不思議さに触れる機会にもなるでしょう。
風船遊び
さまざまな色を用意すれば、カラフルで楽しい空間の出来上がり。風船を膨らませるところから子供に見せると、より興味を引き出せるでしょう。
風船の感触や、適切な力加減を知る機会にもなります。
プールスティック遊び
プールスティックとは発泡ポリエチレンでできた水に浮く細長い棒で、100均などで購入可能です。
トンネルにしてくぐる遊びにしたり、輪切りにして積み木遊びにしたりして楽しめます。
1歳児におすすめの指先を使って発達をうながす製作あそび
指先を使う遊びは、脳に刺激を与える経験としても重要。机でできる、指先を使った製作遊びのご紹介です。
手形スタンプ
子供の「今」の手形は、今しか取れません。日々成長していく子供の成長記録としても、残しておきたいアートですね。
絵の具を直接手のひらに塗るので、感覚を刺激する遊びにもなりますよ。
シール遊び
シールを貼ったり剥がしたりすることで、遊びながら手先が使えます。クリアファイルに貼れば、繰り返し楽しめますよ。
まだシール遊びを始めたばかりの1歳児には、大きいシールを用意するのがおすすめ。シートから剥がす工程は、遊びに慣れるまで大人が手伝うといいですね。
お絵描き
いきなり細いクレヨンや色鉛筆は難しいので、握りやすい形状のクレヨンなどから始めるといいでしょう。
描くことで色がつく様子を楽しみつつ、クレヨンは口に入れないことも知らせていきます。
1歳児の室内遊びに!手作りおもちゃ4選
1歳児が楽しめる、室内遊びにぴったりの手作りおもちゃをご紹介します。1回作っておけば、いつでも遊べるので便利ですよ。
ペットボトルマラカス
ペットボトルにビーズや小豆を入れて作るマラカス。中が見えるので、音とともに目で見ても楽しめるおもちゃの完成です。
誤飲防止のため、キャップはしっかり閉めてビニールテープなどで固定しておきましょう。遊ばないときは、子供の手の届かないところに保管しておくことも大切です。
ミルク缶でぽっとん落とし
ミルク缶のフタに穴をあけ、ペットボトルキャップを落とせるようなおもちゃ。ケガを防ぐためにも穴のフチは、テープなどで保護しましょう。
スノードーム
洗濯のりを水を使えば、スノードームも手作りできます!ラメや消臭ビーズを使うときれいにできますよ。
洗濯ばさみの知育玩具
フェルトやダンボールで作ったベースに、ウサギの耳やカニの足に見立てた洗濯ばさみをつけて遊ぶおもちゃです。
最初は難しいので、ゆっくり使い方を知らせながら挑戦できるようにしましょう。
雨の日でも楽しめる!1歳児の室内遊びまとめ
せっかく外遊びを計画していたのに、雨が降ってしまうと残念ですよね。しかし、室内遊びにも多くの種類があり、さまざまな経験につなげられます。
今回ご紹介した室内遊びを参考にしながら、雨の日でも充実した時間を過ごしてくださいね♪