こんにちは。ごっこランドTimesライターで2児のママのAyako.Oです。
夏休みが近づくと夏休みの宿題、特に読書感想文が頭にチラつくママパパもいるでしょう。
わが家の小学生の姉弟も読書感想文はスムーズに進まないことが多く、「書けないっ!」と投げ出しては家のなかが修羅場と化します…。
そんな状態になるおうちは、きっとほかにもいるはず。
読書感想文は苦手意識を持つ子も多いですが、実は書き方にコツがあります。そのコツをしっかりつかめば、グンとスムーズに書き進められるんですよ。
小学生の読書感想文について、構成の決め方や低学年の子への声のかけ方、どうしても筆が進まないときの対処法などを解説します。
また、2024年度の課題図書や、自由図書におすすめの本を学年別に紹介します。今年の夏は読書感想文の書き方をおさえ、楽しく取り組みましょう!
小学生の読書感想文を書く手順&コツを確認!
読書感想文を書き始める前に、まずはルールや手順、コツをしっかり確認しましょう。原稿用紙の一般的な使い方や、読書感想文の構成の作り方、本文の膨らませ方など解説します。
また低学年の子ならママパパのフォローも重要になります。読書感想文をスムーズに書き進めるための声かけの方法も知っておきましょう。
※青少年読書感想文全国コンクールでは原稿用紙の種類・書き方の指定はありませんが、地域の審査会では独自の決まりがある場合もあります。小学校で指定されたルールをしっかり守り、不安があれば担任の先生に確認してください。
原稿用紙の使い方・書き方のルールを確認する
まずは原稿用紙の使い方を確認しましょう。原稿用紙は一般的に20×20の400字詰め原稿用紙を指定されることが多くあります。夏休み前は品切れになることもあるため、文具店や100均で早めに買っておくと安心です◎
読書感想文を書くときの一般的なルールをまとめました。
①タイトル
原稿用紙の1行目に2~3マス空けて書きます。またはマス内には書かず、1枚目の欄外に『』をつけて書きます。
※タイトルは本の題名ではなく、読書感想文としてのタイトルを書くので注意!
②氏名
タイトルの次、原稿用紙の2行目に書きます。上から書くのではなく下に詰め、一番下は1~3マス空けます。姓と名の間も1マス空けます。
③段落の初め
どの段落も初めは1マス下げて書き始めます。
④句読点やカッコ
句読点「、」「。」やカッコは1マス使います。ただし1番上のマスに来てしまうときは、直前の文字(前の行にある最後のマス)にいっしょに書きましょう。
コクヨ Campus 原稿用紙 B4
400字詰めのスタンダードな原稿用紙です。紙質がよく書き心地もなめらか。どの学年でも使えるため、多めにストックしておくと安心です。
書き始める前に構成を作る
読書感想文をいきなり書き始めようとしても、なかなか進みません。「出だしだけ書けたけれど、このあと何書けばいいの?」と迷子になりがちです。
読書感想文をスムーズに書く大きなコツは、先に大枠となる構成を決めること!実際に本を読むときも、読みながら構成に沿って付箋にメモして貼っておくと、あとで文章を書きやすくなります。
初め:その本を選んだ理由
まずはなぜその本に決めたか、興味を持ったきっかけなどを紹介しましょう。「表紙がかわいいと思った」「タイトルがおもしろかった」「好きな食べ物に関することだった」など、本を選んだ理由は何でもOK!
自分なりの興味のきっかけを入れることで、その子ならではの読書感想文にできます。
本文その1:本の大まかなあらすじ
本のあらすじも大まかに紹介します。本の内容がざっとわかると、読書感想文を読む人もより理解しやすくなります。「この本は小学校3年生の主人公が、夏休みに旅行したときに不思議な体験をしたお話です」など、簡単に紹介しましょう。
ただし、あらすじばかり長く書いても感想文になりません。全体の1~2割(400字詰め原稿用紙3枚分なら6~12行)程度を目安にしましょう。
本文その2:感動した、印象に残った部分とその感想
読書感想文のメインとなる部分です。共感したことや疑問に思ったこと、悲しかったことなど、本を読んで何か心が動いたらその部分について感想や考えなどを書きます。なぜそう思ったのかを説明したり、過去の体験談に絡めたりして内容を膨らませましょう。
もしも主人公に共感できなかったら、なぜ共感できないのか、反論や疑問などを書いてもいいですね。「主人公はこのとき◯◯と行動したけれど、自分なら△△した方がいいと思いました」など、自分なりの考えをまとめます。
本を読むとき本文に落とし込めそうな箇所に付箋を貼っておくと、あとでスムーズになります。ワクワクしたシーンや心に残ったセリフ、疑問に思ったことなど、印象に残った場面があったら付箋にひと言メモし、そのページに貼っておくとGOOD。
あとで読書感想文を書くときに、「そうだ、この場面でこんなことを思ったんだった!」と振り返りやすくなります。
終わり:読書感想文のまとめ
最後に本を読み終わって学んだことや、読む前との気持ちの変化、今後に生かしたいと思ったことを書いてまとめます。
高学年なら作者の意図についても考えてみましょう。作者がどんなことを読者に伝えたかったのか、作者が一番言いたかったことは何か、自分なりに考察するとグッと深い内容になります。
付箋メモを元に原稿用紙に下書きする
読書感想文全体の大枠が決まったら、実際に原稿用紙に下書きします。読書感想文は文字数が指定されているため、下書きの際は文字数に気をつけましょう。文字数がオーバーしたり、少なすぎたりしないよう、指定文字数の8~10割を目安にします。
青少年読書感想文全国コンクールでは、低学年は本文800字以内、中・高学年は本文1200字以内と指定されています。
本の選定理由はママパパが気持ちを聞いてあげて
まず本を選んだ理由から、低学年の子なら、「どうしてこの本を選んだの?」「この本のどこが好き?」とママパパが聞いてあげましょう。声をかけて子供の気持ちを引き出してあげると、書き進めやすくなります。
あらすじは子供に説明してもらおう
本のあらすじも、まず子供に説明してもらいましょう。主人公はだれか、どんな出来事が起こったのか、最後はどんな結末になったか。あらすじが長くなりそうだったら「簡単に言うとどうなる?」と、簡潔にまとめられるよう声をかけてみてください。
感想は付箋のメモから膨らませて
印象に残った場面とその感想は、まずは付箋でマークした箇所を順に並べます。「どうしてこのシーンでワクワクしたの?」「それについてどう思った?」など、読んだときの気持ちを書き表していきましょう。
このとき付箋の場面についてどれも同じように書くのではなく、最も心が動いた場面をメインに深掘りすると、文章全体にメリハリがつきます。
まとめは自分の行動に結び付けて
まとめの部分は、本を読んで思ったことから実際に行動につなげられると、説得力がアップします。「この本を読んで◯◯が大切だとわかりました。だから私もまずは△△してみたら~~と思います」など、自分なりの行動にからめて締めくくります。
推敲し清書する
下書きが完成したら、まずはしっかり推敲しましょう。習った漢字を正しく書けているか、句読点の位置は適切か、誤字・脱字やカッコの閉じ忘れはないか、できれば一晩おいてから見直します。
低学年の子なら「おとおさん(おとうさん)」など、仮名づかいにも気をつけてあげてください。余裕があれば音読するのがおすすめ。声に出して読むとまちがいに気づきやすくなります。
推敲してOKだったら、いよいよ清書です。下書きはある程度字が雑でも構いませんが、清書はていねいな字を心がけましょう。最後に本の題名や作者名など必要な情報を記入すれば、読書感想文の完成です!
読書感想文がうまく書けないときは?
読書感想文の書き方を解説しましたが、低学年の子などそれでもどう進めればいいかわからないときもありますよね。親もうまくフォローできないときは、以下の方法を試してみてください。
読書感想文の書き方の本を読んでみる
読書感想文は書き方についての本がたくさん市販されています。本ではうまく書き進められるコツや、つまずきがちなポイントなどが解説されているため、読んでみるとより理解を深められます。人気キャラクターのものや学年別のものも多いため、子供も無理なく楽しく読めますよ。
ドラえもんの国語おもしろ攻略 読書感想文が書ける
読書感想文が苦手な子のために、攻略ポイントをドラえもんが楽しく解説してくれます。本の読み方がわからない、本を読んでも感動できないと悩んでいるなら、一度読んでみて!小学生から大人まで参考になる1冊です。
読書感想文がスラスラ書ける本 小学1・2年生
こちらの本では、まずは第1章で読みながらメモしてコツをつかみ、第2章で書き方を具体的に学ぶ、と順に従うことで、読書感想文が苦手な子もスラスラ書けるようになります。
本の選び方がわからない子向けに、ジャンル別にブックガイドも掲載。3・4年生用、5・6年生用もありますよ。
穴うめ式でらくらく書ける読書感想文
読書感想文の書き方について、3つの「型」を紹介。子供にもなじみのある物語を例に説明しているので、わかりやすくおすすめです。質問に答えてつなぎ合わせれば、読書感想文の完成!
過去の入選作品も見てみる
読書感想文の公式サイトでは、前年度の優秀作品を掲載しています。入賞作品はどんなものなのか、実際に読んでみることで読書感想文そのものについてイメージしやすくなります。
あらすじ・本文・まとめのバランスや、印象に残ったシーンについての表現方法など、参考になるポイントがたくさん見られますよ。
第69回青少年読書感想文全国コンクール|第68回上位入賞者リスト
パソコンで下書きする
こちらはわが家の例です。小3の息子も読書感想文が大の苦手!本を読んで感想をひねり出して、下書きして、清書して…がどうしても嫌で投げ出します。万が一「まちがいがあって◯行分書き直し」なんて事態になった日には…!
そこで筆者が考えたのが、いっそのことパソコンのWordなど文章作成ソフトで下書きすること。「書くのは嫌だけれど口で話すのならできる」ということで、息子が口で話した感想文を親がWordで書き起こしました。Wordなら修正作業も鉛筆+消しゴムより簡単。下書きが完成したら印刷し、息子本人に原稿用紙に清書させました。
ポイントはWordを原稿用紙モードにすること。400字詰めなど文字数も本番に合わせれば清書したときもマスを正しく追えるため、誤字脱字にすぐに気づけます。この方法なら「原稿用紙に書く」工程が1回になるため、息子もどうにか完成までこぎつけられました。
思い切って別の本に変える
数々の工夫をしてもどうしても読書感想文が進まないときは、本の内容が子供に合っていないのかもしれません。それならいっそのこと本を変えるのも1つの手。
読書感想文用の本は、子供が1人で読めて内容を理解できるものであることが重要です。子供が好きなジャンルや、今一番興味があることにまつわる本がおすすめです。低学年なら絵本もOK。できるだけ子供自身に選ばせましょう。このときどんな本でもママパパは否定してはいけません。子供の選択を尊重することが重要です。
【2024年】青少年読書感想文の課題図書はこれ!
2024年度青少年読書感想文全国コンクールの課題図書を、あらすじも含めて紹介します。小学校低学年の部・中学年の部・高学年の部と、各部門ともさまざまなジャンルから4冊ずつ選定されています。
公式サイトにはそれぞれ選定理由や図書館関係者のコメントも掲載されているので、本を選んだり読書感想文を書いたりするときの参考になりますよ。
小学校低学年(1・2年生)の部
低学年の部では、かわいらしいイラストや共感性を感じられる内容で、子供たちが親しみやすい本が選出されています。イラストや写真で内容がイメージできるので読みやすく、興味を持ってくれるでしょう。
アザラシのアニュー
- 著者 :あずみ虫
- 出版社 :童心社
- ページ数:41ページ
海に浮かぶ氷の上で生まれた、野生のアザラシの赤ちゃん・アニューの成長する姿を描いた大冒険の物語。北極圏から南下して出産するアザラシの生態をわかりやすく学べます。
作者はアラスカに滞在して絵本の制作をしたそうですよ。巻末には、アザラシの生態の解説ページも収録されています。ほのぼのとしたイラストもかわいいですね。
ごめんねでてこい
- 著者 :ささきみお
- 出版社 :文研出版
- ページ数:80ページ
大好きなおばあちゃんに「きらい」と言ってしまった女の子・はなちゃん。言葉の重みや大切さを考えさせてくれる、思いやりや家族との関わりを描いた1冊です。
はなちゃんの、謝りたいのに素直になれない気持ちに思わず共感してしまいそうですね。
おちびさんじゃないよ
- 著者 :マヤ・マイヤーズ
- イラスト:ヘウォン・ユン
- 翻訳 :まえざわあきえ
- 出版社 :イマジネイション・プラス
- ページ数:44ページ
主人公のテンちゃんは小さな女の子。転校してきた小さな男の子・マルくんが意地悪をされていたので、テンちゃんはいじめっ子に立ち向かいます。
行動力や勇気のある主人公に共感できる1冊です。体が小さいことを前向きに捉え。いじめっ子に「わたしはちびじゃないっ!」と大きな声で反論するテンちゃんがとてもかっこいいですよ。
どうやってできるの? チョコレート
- 写真 :田村孝介ほか
- 出版社 :ひさかたチャイルド
- ページ数:32ページ
子供たちの大好きなチョコレートがどうやって作られるのか、カカオがどのように日本にやってくるのか、食べ物ができるまでの不思議とその過程で関わる人たちの仕事を学べる1冊です。
写真と説明でわかりやすく解説されているので、低学年の子供も楽しみながら読めそうです。
小学校中学年(3・4年生)の部
中学年の部では、低学年の部よりもページ数の多い物語が増え、ストーリー展開が楽しめる作品が選出されています。友情をテーマとした物語は、子供たちも感情移入しやすく、読みやすいでしょう。そのほか、環境問題、体のしくみをわかりやすく伝える作品も。
いつかの約束 1945
- 著者 :山本悦子
- イラスト:平澤朋子
- 出版社 :岩崎書店
- ページ数:152ページ
ある日、ゆきなとみくは、自分は9歳だというおばあさん・すずに出会います。時を超えた出会いと友情、すずが経験した戦争の記憶、未来への希望が伝わる物語です。
3人の会話から、過去と現在の対比が描かれます。戦争や平和について自然と考えられるだけでなく、戦争の悲惨さ、現在の平和を作った多くの人々の努力も感じられることでしょう。
じゅげむの夏
- 著者 :最上一平
- イラスト:マメイケダ
- 出版社 :佼成出版社
- ページ数:128ページ
登場人物は、小学4年生の男の子4人組。そのなかのひとり・かっちゃんは難病を抱えています。「今年がラストチャンスって気がするんだよ」と言うかっちゃんの願いを叶えるために、ぼくらはこっそりと計画を練ります。友情と夏休みの冒険がテーマの物語です。
ダイナミックな展開のある1冊で、同世代の子供たちが、男女問わず楽しみながら読めることでしょう。
さようなら プラスチック・ストロー
- 著者 :ディー・ロミート
- イラスト:ズユェ・チェン
- 翻訳 :千葉茂樹
- 出版社 :光村教育図書
- ページ数:32ページ
ストローの発明と改良の歴史、プラスチックごみの影響や解決策など、ストローからSDGsを考え行動するためのノンフィクション。プラスチックと地球環境の問題をストローの歴史から紹介しています。
生活を便利にするはずの発明が新たな問題を生んでいるという事実もわかりやすく語られているのが特徴で、子供だけでなく、大人も読みたい1冊です。
聞いて 聞いて!音と耳のはなし
- 著者 :髙津修、遠藤義人
- イラスト:長崎訓子
- 出版社 :福音館書店
- ページ数:44ページ
「音」と「聞く」を科学的視点で説明するかがく絵本。音は震える空気の波であること、ふたつの耳で聞くことで音がいきいきと立体的に聞こえることなど、音のヒミツと耳のしくみがわかりやすく解説されています。
知的好奇心を刺激し、身近なことを立ち止まって考えるきっかけをくれる1冊です。
小学校高学年(5・6年生)の部
高学年向けの課題図書は、ページ数も文章量も増えるため、ストーリーの広がりが感じられます。テーマもより深いものとなり、第二次世界大戦、原爆をテーマとする作品のほか、東日本大震災などをテーマとしたノンフィクション作品も選出されています。
ぼくはうそをついた
- 著者 :西村すぐり
- イラスト:中島花野
- 出版社 :ポプラ社
- ページ数:174ページ
小学5年生のリョウタは、ある人を救いたいという想いから、原爆で亡くなった息子のフリをします。リョウタが広島の街を歩きながら、今も消えない原爆の傷と人々の想いについて考える、平和への祈りをこめた物語です。
リョウタがなぜうそをついたのかを考えながら読み進めていくなかで、その行動をとった理由を感じ取ったり、自分の日常と関連付けて考えたりできる1冊です。
ドアのむこうの国へのパスポート
- 著者 :トンケ・ドラフト、リンデルト・クロムハウト
- イラスト:リンデ・ファース
- 翻訳 :西村由美
- 出版社 :岩波書店
- ページ数:206ページ
ラウレンゾーとクラスの仲間が、作家から届く謎解きに挑戦し、自分や仲間のことを深く知っていく物語です。不思議なドアの向こうに行くためにパスポート申請やビザ作りに取り組むなかで、登場人物たちは自分自身を見つめ、友だちを理解し、受け入れ合っていきます。
オランダの人気児童文学作家2人による共作で、子供たちへのエールに満ちた1冊です。
図書館がくれた宝物
- 著者 :ケイト・アルバス
- 翻訳 :櫛田理絵
- 出版社 :徳間書店
- ページ数:384ページ
第二次世界大戦下、両親を亡くした3人きょうだいのウィリアム・エドマンド・アンナは、ロンドンから疎開し、親代わりになる人をひそかに探しています。そんな3人の心のよりどころは村の図書館。困難な生活のなかを必死に生きていく姿に心を動かされる、心温まるストーリーです。
きょうだいが助け合う姿が印象的で、家族のあり方を考えるきっかけにもなりそうですね。
海よ光れ!3・11被災者を励ました学校新聞
- 著者 :田沢五月
- 出版社 :国土社
- ページ数:160ページ
東日本大震災の避難所となった小学校で、被災者とともに寝泊まりしていた子供たちが取り組んだ、学校新聞作り。震災当時の子供たちの活動や地域の絆の大切さを描いた、ノンフィクションです。
子供たちが作成した新聞は、わかりやすい構成と読みやすい文章で、子供たちのさまざまな想いが伝わってきます。
【学年別】小学生の読書感想文におすすめの本
読書感想文コンクールには好きな本を自分で選ぶ「自由図書」もあります。身近な題材のものや自分に重なるものなど、「これなら読めそうかも」と思ったら手に取ってみてください。読書感想文におすすめの本を、低学年・中学年・高学年にわけてそれぞれ紹介します。
小学校低学年(1・2年生)におすすめの本7選
まずは低学年におすすめの本を紹介します。特に1年生は、ひらがなを習ったばかりのためあやふやな子もまだいるでしょう。読書感想を書くのも初めてなので、無理なく読めるものを選んでみてください。
イラストの好みで選んでも、読みやすそうなページ数にしてもOK!
ともだちや
- 著者 :内田麟太郎
- イラスト:降矢なな
- 出版社 :偕成社
- ページ数:31ページ
かわいそうなぞう
- 著者 :土家由岐雄
- イラスト:武部本一郎
- 出版社 :金の星社
- ページ数:31ページ
メガネをかけたら
- 著者 :くすのきしげのり
- イラスト:たるいしまこ
- 出版社 :小学館
- ページ数:36ページ
ほんとうのことをいってもいいの?
- 著者 :パトリシア・C. マキサック
- イラスト:ジゼル・ポター
- 翻訳 :ふくもとゆきこ
- 出版社 :BL出版
- ページ数:34ページ
なんでもただ会社
- 著者 :ニコラ・ド・イルシング
- イラスト:三原紫野
- 翻訳 :末松氷海子
- 出版社 :日本標準
- ページ数:93ページ
一さつのおくりもの
- 著者 :森山京
- イラスト:鴨下潤
- 出版社 :講談社
- ページ数:80ページ
おねえちゃんって、もうたいへん!
- 著者 :いとうみく
- イラスト:つじむらあゆこ
- 出版社 :岩崎書店
- ページ数:79ページ
小学校中学年(3・4年生)におすすめの本7選
中学年になると読書の好き・嫌いがよりはっきりしてきます。好みのジャンルや「この内容なら何とか書けそう」など、どの本が合うかはその子によりさまざま。そのため本を選ぶのも子供自身に任せるのがおすすめです。
そんな中学年向けに人気シリーズや映像化された作品などを集めました。
こまったさんのスパゲッティ
- 著者 :寺村輝夫
- イラスト:岡本颯子
- 出版社 :あかね書房
- ページ数:79ページ
ドリトル先生アフリカへ行く 新訳
- 著者 :ヒュー・ロフティング
- 翻訳 :河合祥一郎
- 出版社 :KADOKAWA
- ページ数:176ページ
エレベーターは秘密のとびら
- 著者 :三野誠子
- イラスト:たかおかゆみこ
- 出版社 :岩崎書店
- ページ数:80ページ
ポリぶくろ、1まい、すてた
- 著者 :ミランダ・ポール
- イラスト:エリザベス・ズーノン
- 翻訳 :藤田千枝
- 出版社 :さえら書房
- ページ数:36ページ
ルドルフとイッパイアッテナ
- 著者 :斉藤洋
- イラスト:杉浦範茂
- 出版社 :講談社
- ページ数:274ページ
あらしのよるに
- 著者 :木村裕一
- イラスト:あべ弘士
- 出版社 :講談社
- ページ数:48ページ
トラブル旅行社 砂漠のフルーツ狩りツアー
- 著者 :廣嶋玲子
- イラスト:コマツシンヤ
- 出版社 :金の星社
- ページ数:166ページ
小学校高学年(5・6年生)におすすめの本7選
高学年になると数百ページとボリュームが多くなるため、読書があまり好きでない子は負担に感じるかもしれません。同世代の子が活躍するストーリーなら自分に重ねて感情移入しやすいため、本が苦手な子にも比較的読みやすくおすすめです。
人気ゲームの世界を物語にした本もワクワクしそう♪読書が好きな子なら往年の名作に挑戦してみるのもいいですね。
チギータ!
- 著者 :蒔田浩平
- イラスト:佐藤真紀子
- 出版社 :ポプラ社
- ページ数:165ページ
赤毛証明
- 著者 :光丘真理
- 出版社 :くもん出版
- ページ数:141ページ
5年2組横山雷太、児童会長に立候補します!
- 著者 :いとうみく
- イラスト:鈴木びんこ
- 出版社 :そうえん社
- ページ数:237ページ
ぼくらの七日間戦争
- 著者 :宗田理
- 出版社 :KADOKAWA/角川書店
- ページ数:381ページ
マインクラフト はじまりの島
- 著者 :マックス・ブルックス
- 出版社 :竹書房
- ページ数:359ページ
坊っちゃん
- 著者 :夏目漱石
- イラスト:長野拓造
- 出版社 :KADOKAWA
- ページ数:216ページ
アンネの日記 完全版
- 著者 :アンネ・フランク
- 翻訳 :深町眞理子
- 出版社 :文藝春秋
- ページ数:597ページ
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読書感想文は時間がかかるため、時間に余裕をもって取り組みましょう。4つの構成を意識して、付箋でメモしながら読んでみてください。
低学年の子はまだまだママパパのサポートが必要です。子供にインタビューするように、質問から感想を引き出してあげてくださいね♪
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