こんにちは!ごっこTimesライター・あおのです♪
6月といえば父の日や梅雨のイメージが強いですよね。ですが6月にも魅力的なイベントや記念日、風物詩がたくさんあります。
『今日は◯◯の記念日だよ』と子供に話してあげたり、6月ならではのお花を飾ったり、旬の食べ物を食べたり…それだけで雨の日も心が軽くなってくるかもしれません。
6月にまつわる行事や風物詩を知って、ジメジメとした季節を明るく過ごしませんか?
6月の行事・風物詩・歳時記と言えば?
まずは6月の行事や風物詩、歳時記をご紹介します!
衣替え
6月1日
日本の四季は季節ごとに気温が大きく変化しますよね。そのため大きく気候が変わる時期にふさわしい制服・衣服へと衣替えをします。学校では、一般的に6月1日に衣替えを行いますが、地域の園や学校によっても異なるので、チェックしておきましょう。
おうちでも、季節に合わせて着用する服を取り出しやすい位置に変えたり、不要な服を捨てたりすると、スッキリと新しい季節を迎えられますよ♪
歯がため
6月1日
昔は6月1日に固くなった正月のもちなどを食べて、歯を鍛え長寿を願う習慣がありました。現代では日付に関係なく、赤ちゃんの歯が丈夫になるように専用のおもちゃを使って歯がためをします。
芸事(げいごと)はじめの日
6月6日
「芸事はじめの日」の由来は世阿弥(ぜあみ)が記した、『風姿花伝』という能の理論書のなかにあるそう。
芸事とは歌や三味線(しゃみせん)、踊りのことで、芸事は6歳の6月6日にはじめると上達すると昔は言われていたようです。
父の日
6月の第3日曜日
「父の日」の発祥はアメリカ。男手ひとつで6人の子供を育てた父親に感謝するために、末娘であるジョン・スマート・ドッド夫人が「父に感謝する日を作ってほしい」と教会に嘆願したそうです。その願いによって1910年6月19日に、初めて父の日の式典が開催されました。
梅雨入り(入梅/にゅうばい)
6月11日前後
暦上での梅雨のはじまりを入梅(にゅうばい)といい、2023年の入梅は6月11日(日)です。実際の梅雨入りは各地で異なり、毎年気象庁から発表されています。
平年ではもっとも早い沖縄地方が5月10日頃、近畿地方が6月6日頃、関東甲信越地方が6月7日頃、一番遅い東北北部は6月15日頃に梅雨入りしています。
ジューンブライド
「ジューンブライド(June bride)」は、“6月の結婚・6月の花嫁”という意味です。ヨーロッパに古くから伝わる伝承で、6月に結婚式を行うと一生幸せな結婚生活を送れるといわれています。
歯と口の健康週間
6月4日〜10日
歯と口の健康に関する正しい知識を広め、虫歯予防と早期治療を目的に実施されている週間。日本医師会が「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を行ったのがはじまりです。
芒種(ぼうしゅ)
6月6日前後
芒種は二十四節気※のひとつで、稲や麦など穂のなる植物の種を蒔く時期という意味があります。年によって日にちは前後し、2023年の芒種は6月6日。また6月6日から夏至までの期間をさすこともあります。
※二十四節気とは夏至や冬至、春分や秋分など、四季の節目のことで、すべて合わせると24あります。
夏至(げし)
6月21日前後
夏至も二十四節気のひとつ。2023年は6月21日が夏至になります。「夏に至る」と書くように、この頃から暑さが増して本格的な夏がやってくる、という区切りの日。また北半球では太陽の登っている時間がもっとも長くなる時期でもあります。
6月の記念日は?
6月にちなんださまざまな記念日をご紹介します!
プロポーズの日
6月の第1日曜日
ウェディングデザイナーの桂由美が会長を務める、一般社団法人・全日本ブライダル協会が1994年(平成6年)に制定しました。
カエルの日
6月6日
カエルが「ケロ(6)ケロ(6)」と鳴くことから、6月6日に制定されました。
傘の日
6月11日
1989年に日本洋傘振興協議会(JUPA)によって制定。 暦上で6月11日が「入梅」になることが多いため、傘の記念日なったようです。
暑中見舞いの日
6月15日
1950年に当時の郵政省が「暑中見舞用郵便葉書」を発売したことが由来です。ちなみに暑中見舞いを送るのは二十四節気でいう、小暑(7月7日頃)から立秋(8月8日頃)前までと言われています。
まだまだある!6月の記念日一覧
じつは6月には記念日が毎日あるんです!上記であげた以外の6月の記念日をご紹介します。『今日は◯◯の記念日なんだって!』と話のネタにもなりますよ☆
6月1日
貴船祭・気象記念日・景観の日・氷の日・写真の日・人権擁護委員の日・真珠の日・チューインガムの日・電波の日・バッジの日・ねじの日・麦茶の日
6月2日
裏切りの日・横浜開港記念日・路地の日
6月3日
雲仙普賢岳祈りの日・ケロミンの日・測量の日・ムーミンの日
6月4日
虫の日
6月5日
環境の日・熱気球記念日
6月6日
兄の日・梅の日・楽器の日・ケロケロの日・邦楽の日・補聴器の日
6月7日
母親大会記念日・むち打ち治療の日
6月8日
バイキングの日
6月9日
ネッシーの日・ロックの日
6月10日
商工会の日・時の記念日・歩行者天国の日・ミルクキャラメルの日・路面電車の日
6月11日
雨漏り点検の日・国立銀行設立の日
6月12日
恋人の日・日記の日・バザー記念日・宮城県防災の日
6月13日
FMの日・小さな親切の日・鉄人の日・はやぶさの日
6月14日
フラッグデー
6月15日
米百俵デー(新潟県長岡市)・生姜の日・信用金庫の日・千葉県民の日・栃木県民の日
6月16日
ケーブルテレビの日・麦とろの日・無重力の日・和菓子の日
6月17日
おまわりさんの日・薩摩の日
6月18日
海外移住の日
6月19日
元号の日・ベースボール記念日・理化学研究所創設の日・朗読の日・ロマンスの日
6月20日
ペパーミントデー・難民の日
6月21日
スナックの日
6月22日
沖縄アマチュア無線の日・かにの日・ボウリングの日
6月23日
沖縄慰霊の日・オリンピックデー
6月24日
ドレミの日・UFO記念日
6月25日
住宅デー
6月26日
オリエンテーリングの日・国際麻薬乱用撲滅デー・国民憲章調印記念日・露天風呂の日
6月27日
演説の日・女性雑誌の日・ちらし寿司の日・日照権の日・ハピカジの日・メディアリテラシーの日
6月28日
パフェの日・貿易記念日
6月29日
佃煮の日・ビートルズ記念日
6月30日
大祓(おおはらえ)・集団疎開の日・トランジスタの日
6月に食べたい旬の食べ物といえば
日本は季節によって旬の食材がたくさんあります。もちろん6月にも!6月に旬を迎える食材とは?
果物
- あんず
- 梅
- さくらんぼ
- びわ
- パイナップル
「梅雨(つゆ)」を梅の雨と表現するように、6月は梅がなる季節。そのほか、あんずやさくらんぼなども食べごろです。
野菜
- いんげん
- 枝豆
- えんどう豆
- オクラ
- キュウリ
- ししとう
- しそ
- ズッキーニ
- スナップえんどう
- つるむらさき
- トマト
- はなしょうが
- パプリカ
- ピーマン
- みょうが
- らっきょう
6月は枝豆やいんげんなどの豆類がおいしい季節!とくにスナップえんどうは新鮮なものであれば茹でずにそのまま食べられますよ。
魚
- アジ
- 穴子
- 鮎
- イサキ
- イワシ
- かじきまぐろ
- かます
- かわはぎ
- かんぱち
- きす
- すずき
- どじょう
- とびうお
通年食べられる魚でも、旬のものは脂のりがよくやわらかく、とくにおすすめ!また6月のアジやイサキ、イワシはクセが少なく、さまざまな味つけが楽しめます。魚が苦手な子供でもおいしく食べられますよ。
6月の花といえば
- アジサイ
- カスミソウ
- カラー
- キイチゴ
- キキョウ
- クチナシ
- シャクヤク
- クワ
- スイレン
- スターチス
- タチアオイ
- ダリア
- ハナショウブ
- バラ
- ヘビイチゴ
- ホタルブクロ
- ポピー
- ユリ
- ラベンダー
6月の花といえばアジサイが有名ですよね。そのほかにもカラー・スイレン・タチアオイ・ハナショウブ・バラなども見頃。お散歩のときに野原に咲くキイチゴやヘビイチゴを見つけるのも楽しいですよ。
6月に行われる日本のイベント・お祭りは?
6月は雨が多い季節。しかし雨とともにあじさいを楽しむ「あじさい祭り」をはじめ、日本各地でさまざまなお祭りがありますよ!
あじさい祭り
6〜7月
6月はあじさいの最盛期!色とりどりのアジサイを集めた「あじさい祭り」が全国で開催されます。
横浜開港祭
6月2日前後
6月2日は横浜の開港記念日で横浜市立の小・中・高校はお休み!毎年6月2日およびその前後に、港に感謝し、観光の活性化をはかるため「市民祭」が開催されます。
2023年は6月2日(土)、6月3日(日)開催ですが、平日に行われることもありますよ☆
YOSAKOIソーラン祭り
6月上旬
「YOSAKOIソーラン祭り」は北海道札幌市で行われるお祭り。高知県のよさこい祭りで踊られる「鳴子」と北海道の「ソーラン節」をミックスさせて誕生しました。躍動感あふれる踊りが魅力で、毎年 200万人もの観客を動員しています。
2023年のソーラン祭りは、6月7日(水)~11日(日)です。
金沢百万石まつり
6月上旬
金沢の礎を築いた加賀藩の前田利家をしのび、開催されるお祭り。前田利家の入城を再現した百万石行列や子供提灯太鼓行列、百万石茶会などイベントが盛りだくさんです。
2023年は5年6月2日(金)~6月4日(日)に開催されます。
山王祭(さんのうまつり)/日枝神社大祭
6月中旬
東京都千代田区の日枝神社で行われるお祭り。正式には「日枝神社大祭」といいます。神田祭・深川祭と並ぶ「江戸三大祭」のひとつです。さらに京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに「日本三大祭」にも数えられています。
2023年は6月7日(水)〜17日(土)に開催。期間中は、稚児(ちご)の姿になって祈祷(きとう)を受ける稚児行列や、像の山車(だし)の展示などが目玉です。
夏越の祓
6月30日
夏越の祓(なごしのはらえ)は、1年の半分にあたる6月30日に今までの穢れを落として残り半年の息災を祈願する神事です。
参拝者は茅(ちがや)の輪をくぐって厄除けをしたり、紙の人形に穢れを移して川に流したりします。茅の輪が設置される期間は神社によって異なるので、事前に確認するといいですよ。
6月の世界の記念日は?
世界各国にも6月に行われるイベントや行事、記念日があります。ここでは有名なものを中心にご紹介します!
イタリア建国記念日/イタリアワインの日
6月2日
1946年6月2日はイタリア共和国の建国記念日。ローマでの軍隊パレードをはじめ、イタリア全土でイベントやアトラクションが行われます。
またイタリア建国記念日にちなんで、日本独自の記念日「イタリアワインの日」も制定されているんですよ。
カメハメハ・デー|ハワイ
6月11日
ハワイ王国を統一した、カメハメハ大王を祝うハワイ州の祝日。カメハメハ大王の孫であるカメハメハ5世が制定しました。学校や公共機関がお休みになり、週末には各地でパレードや音楽コンサートなどが開かれます。
インティ・ライミ(太陽の祭り)|ペルー
6月24日
インカ帝国の太陽神インティを記念するお祭りで、南米三大祭りのひとつ。ペルーのクスコをはじめ、アンデス山脈各地で開催されます。期間中はさまざまな踊りやパレードがあり、豊作の祈願も行われるんですよ。
モントリオール国際ジャズフェスティバル|カナダ
6月下旬~7月上旬
カナダ・ケベック州モントリオールで開催される世界最大のジャズフェスティバル。
2023年は6月30〜7月15日に開催が予定されています。
聖ヨハネの日|ヨーロッパ
6月24日
6月24日はヨルダン川でイエスに洗礼を授けた聖ヨハネの誕生日です。この日はちょうど夏至の期間。夏至を過ぎると徐々に太陽の力が弱まり、その力を補うため、ヨーロッパ各地ではヨハネの誕生日を祝うとともに火祭りが行われます。
サン・フアンの火祭り|スペイン
6月20〜24日
スペイン各地で行われる火祭り。とくに地中海沿岸の都市、アリカンテのお祭りが有名です。花火・焚き火・打ち上げロケット・バルーン・パレード・美女コンテストなどでお祭りを盛り上げます。またフランスでは「サン・ジャンの火祭り」が行われます。
夏至祭(げしまつり・げしさい)|北欧
6月下旬
古代ヨーロッパのゲルマン民族やバイキングのお祭りと、聖ヨハネの日が結びついたお祭り。北欧を中心としたキリスト教国で開催されます。とくにフィンランドやスウェーデンではクリスマスとならぶ2大行事として盛り上がるそうです。
6月のイベントや風物詩を楽しもう!
6月にはたくさんの行事や風物詩・歳時記があります。記念日や歳時記について、子供と話してみるのもいいでしょう。
いっしょにスーパーで旬の食べ物を選んだり、お散歩のときに季節の花を探してみたり。6月にまつわるさまざまなことを知って、ジメジメとした梅雨のシーズンを楽しく過ごしてみてくださいね♪
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