こんにちは!ごっこランドTimesライターの倉岡えりです。
寒い時期になって、100円ショップの手芸コーナーには毛糸が続々と並んでいますね。そんなときに見つけたのがダイソーの「ボンボンメーカー」。毛糸を巻きつけていくだけで、ふわふわなボンボンができる優れもの!アレンジすると、くまさんとスノーマンの人形にできちゃうんです!
さっそく作り方をチェックしていきましょう。
冬休みの工作にスノーマンを作ろう
ボンボンメーカー「毛糸でつくるふわふわボール」でスノーマンを作っていきます!
必要な材料と道具
スノーマン作りに必要な材料は次の通り。
【材料】
- スノーマン用の白い毛糸
- 帽子用の毛糸
- マフラー用の毛糸
- わた
- オレンジ色の刺しゅう糸
- 黒色のレース糸
- 刺し目
- ビーズ
- 紙
- トイレットペーパーの芯
【道具】
- ボンボンメーカー「毛糸でつくるふわふわボール」(大小セット)
- はさみ
- ボンド
- つまようじ
多いように見えるのですが、メインになるのは白い毛糸とボンボンメーカーの2つだけ。刺し目だけ手芸用品店で購入しましたが、ほかはすべて100円ショップでそろいました。
STEP1:ボンボンを作る
ボンボンメーカー「毛糸でつくるふわふわボール」を使って、スノーマンの本体になる大小2つのボンボンを作ります。約90mmと約55mmのサイズのボンボンができますよ。 大きいボンボンから作っていきます。まず、ボンボンメーカーの半円に毛糸を巻きつけます。指で毛糸を押さえて巻き始めるので、ボンボンメーカーから糸がとれる心配はありませんよ。 2本同時に巻きつけましたが、毛糸の種類や太さによって、巻く回数は異なります。今回は半円に80回巻きつけました。 片方が終わったら一度毛糸を切って、もう片方にも同じように巻きつけていきます。 両方巻き終わったら、ボンボンメーカーを閉じて、巻いた毛糸を切っていきます。
巻いた毛糸を切り終わったら、ボンボンメーカーの中心にあいている隙間に毛糸を通し結びます。
結ぶ力が弱いとボンボンの糸が抜けてしまうので、毛糸を2・3周させしっかり結んでください。 しっかりと毛糸が結べたらボンボンメーカーをはずして、ほどけないように結び目をボンドで固めます。 不要な毛糸を切って、ボンボンの形を丸く整えます。結んだ糸はあとで使うので、残しておいてください。整えるために切りすぎるとせっかく作ったボンボンが小さくなってしまうので、注意が必要です。 小さいボンボンメーカーでも同じ手順で作成し、大小2種類のボンボンができました。
STEP2:ボンボンを組み合わせ人形の本体を作る
切らずに残していた結び目の毛糸を結び合わせ、2つのボンボンをくっつけます。 ほどけないようにしっかりと2・3回結んでください。 結び目をボンドで固めます。 ボンドで固めたら、結んだ糸は周りの糸と馴染むように切ります。 これで本体は完成!あとは顔と装飾パーツです。
STEP3:顔をつくる
ボンボンで作ったスノーマンの顔を作っていきましょう。かわいいぬいぐるみにするための一番のポイント!目や鼻をバランスよく配置してあげましょう♪
まずは目をつけていきます。 刺し目につまようじでボンドを付けます。 小さいほうのボンボンに刺し目を付けます。 つぎに紙を使って、鼻の土台を作ります。 小さく切った紙を丸めて、ボンドで固めます。 鼻の土台に、オレンジ色の刺しゅう糸を巻きつけます。 できあがった鼻の根元にボンドを付け、目の下あたりに鼻を付けます。 続いてお口です。黒いレース糸を短く切って作ります。 ニコっとした形が変わらないように、切ったレース糸全体にボンドを付けます。 スノーマンの口の部分に貼り付けたらお顔の完成です!
STEP4:ニット帽をつくる
トイレットペーパーの芯と毛糸を使って帽子を作ります。 まず芯を1.2cmくらいの幅に切ります。輪になっている芯を切り離して、1本の紙にします。 できあがりがスノーマンの頭のサイズに合うよう、端から1.5cmくらい切り落とします。 端にボンドを付けて、輪にします。 帽子に使う毛糸を25cmくらいに切ります。今回は30本使いました。 25cmに切った毛糸を半分に折ります。トイレットペーパーの芯で作った輪の中に、毛糸の折った部分を通します。 毛糸の折り目に、反対側の糸端をくぐらせて引き締めます。 同じ作業を繰り返し、30本すべて取り付けました。向かって左側にあるすべての糸端を、全部輪の中へ通して右へ出します。 糸端が右に出たら、帽子の中にわたを詰めて形を整えます。 このとき、わたをたくさん詰めると帽子が大きくなってしまうので、適度に調整してくださいね。 わたを詰めた上の部分を毛糸で結びます。 しっかり結べたら、帽子のボンボンに見えるように糸端を切りそろえましょう。 整えたらスノーマン用のニット帽の完成です。 帽子の重みでスノーマンが倒れないようバランスを見ながら位置を決めます。ボンドで付ければセット完了です。
STEP5:仕上げのデコレーションをする
マフラー用の毛糸を準備します。今回は30cmに切りました。 スノーマンの首元に巻いてマフラーにしました。最後にボタンのビーズを付けます。 バランスを見て、ボンドで2つ付けました。
これでスノーマンの完成です。帽子とマフラーを身にまとって、とても暖かそうな仕上がりになりました。
冬休みの工作に!くまのぬいぐるみを製作しよう
次はボンボン&タッセルメーカーを使ってくまのぬいぐるみをつくってみます!
必要な材料と道具
スノーマンと同じ要領でくまさんも作れますよ。 使用する材料と道具は次の通り。
【材料】
- くま用の毛糸
- マフラー用の毛糸
- 鼻口部分のデコレーションボール
- 鼻と手足部分のデコレーションボール
- フェルト
- 刺し目
【道具】
- ボンボンメーカー「くるくる回して作れるボンボン&タッセルメーカー」
- はさみ
- ボンド
- つまようじ
こちらではくるくる回しながら使うボンボンメーカーで作ります。
STEP1:ボンボンで本体を作る
くるくる回すだけでボンボンが作れる「くるくる回して作れるボンボン&タッセルメーカー」を使います。
こちらは巻き始め部分に切れ込みがあって毛糸が引っかけられるのですが、うまくかからないことが多いので最初だけ注意しましょう。引っかかってしまえば、あとは何も考えずにどんどん巻くだけです。 今回は2本同時に巻いていきます。糸の種類や太さによって、巻く回数は異なりますが、くまさん用には100回巻きました。 巻いた毛糸の中心を縛って結びます。縛る力が弱いと、毛糸が抜けてしまう場合があるので、2・3周しっかりと縛って結んでください。
このとき毛糸にボリュームがあると、ボンボンメーカーとの隙間がなくて、糸が通しにくいかもしれません。何か細い棒などで押さえてあげると良さそうです。 結び目がほどけないように、ボンドで固めます。 巻いた糸を切り、スノーマンと同じ要領で丸く整えます。 同じ大きさのボンボンを2つ作ります。 2つを固く結んで繋ぎ、正面を決めたら、フォルムを見ながら不要な糸を切ります。
STEP2:顔をつくる
鼻の位置を決めて、白いデコレーションボールをボンドで付けて固めます。 鼻の周りの糸を切って、形を良くします。 黒いデコレーションボールを鼻の位置に付けます。 スノーマンと同じ要領で刺し目を付けます。 フェルトを切って耳を作ります。 耳の位置を決めて、ボンドを付けて固めます。
STEP3:手足をつくりデコレーションをする
ブラウンのデコレーションボールを4つ使って、手足を付けます。 マフラー用の毛糸を適度な長さに切って、くまの首に巻きます。 かわいいくまさんの完成です♪
ボンボンでつくったぬいぐるみが完成♡子供の反応は…
完成したスノーマンとくまさんを早速娘に渡してみました!気になる反応は…? 最初に娘の目についたのは、くまさんでした! 耳をひっぱったり、にぎにぎしたり、ボンボンの感触を楽しんでいましたよ☆ 一方のスノーマンは、にぎにぎされたあとに、マフラーを取られて少し寒そうでした…。遊ぶときは、刺し目やビーズなどが付いているので、誤飲しないようにしっかりと見守ってくださいね。 つんつんにぎにぎ、ボンボンの感触をめいっぱい楽しんでくれた我が子。
遊び終わったあとは飾り棚に。ちょうどほかの動物サンタさんがいたので、くまさんとスノーマンも一緒にディスプレイしてみました。マフラー付きのボンボン人形は、サンタさんとの相性も抜群です!
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ボンボンメーカーを使うと、結ぶべき箇所がひとめでわかるので、迷うことなくボンボンを作れました。アレンジすると、ほかの動物も作れそうですね。
子どもと一緒に毛糸巻きつけたり糸を結んだりしながら、好きなデコレーションをするのもおすすめ。長期休みの工作にもいかがでしょうか?