パーティー気分を盛り上げてくれる、三角帽子。クリスマスや誕生日、ハロウィンなど、飾り付けをアレンジすることでいろいろなデザインが作れます。
簡単なタイプなら子供も一緒に作れるので、工作としても楽しめますよ。
今回は、画用紙を使った三角帽子の作り方や、フェルトや折り紙を使った作り方、手軽に作れるおすすめキット商品をご紹介します。
基準となる型紙の詳しい作り方も解説するので、作る時の参考にしてみてくださいね☆
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【画用紙】三角帽子の作り方
画用紙は手に入りやすく、切ったり貼ったりの加工もしやすいため、子供と一緒に工作するのにぴったりです。色展開も豊富で、好みの色やデザインにできますよ。
大きさの選択肢もあるので、サイズを変えれば大人用や子供用など作り分けられるのも嬉しいですね。
必要な材料・準備するもの
三角帽子を作る時には、以下のような材料や道具を用意してください。
材料
- 型紙用紙
- 色画用紙
- ゴムひも(輪ゴムや毛糸などでも)
- シールやマスキングテープ、毛糸など
型紙を作る紙は、模造紙や新聞紙、コピー用紙を貼り合わせたものなどでもできます。しかし、少し厚みがある方が色画用紙に形を写し取るときに線を引きやすいので、今回は厚紙を使用しました。
帽子が落ちないように固定するひもは、伸縮性があるゴムひもが付け外ししやすくおすすめです。手元にない場合は、毛糸など伸縮性のないひも+輪ゴムでもできますよ。
道具
- はさみ
- のり、テープや両面テープ
- 定規
- クラフトパンチなど
基本的に、のりとはさみ、定規があれば作れます。定規は30cmのものがあると作りやすいです。クラフトパンチは飾り付けを手軽にかわいくしたい時に重宝しますよ。
角度を測るのに分度器や三角定規、曲線を描くのに大型コンパスなどがあると便利ですが、なくても何とかなります。筆者も今回は定規だけで作りました。角度や長さ、カーブはあくまでも目安なので、きっちり同じにしなくても完成するのでご安心を☆
型紙の作り方
まずは、画用紙や厚紙等で型紙を作ります。サイズの目安として、今回は半径20cm、内角135°にしました。このサイズなら、大人も子供もかぶれる三角帽子に仕上がります。
これはあくまでも目安なので、作りたいサイズ感になるようお好みで調整してくださいね。 型紙の作り方の流れを、以下の図の流れにそってご説明します。 まずは①のように、半径20cmの半円を描きます。定規で作る場合は、中心から20cmの位置にいくつか点を打っていきます。 そして、その点から点へカーブになるように線を引いていきます。 これで半円は完成です!
続いて②のように、約135°の位置で線を引きます。135°は90°に45°を足したものと考えれば、半円を半分に折った位置(=90°)と、その片側をもう半分に折った位置(=45°)とを組み合わせるだけなので、分度器がなくても大丈夫です☆
厚紙を折りにくい場合は、正方形の折り紙などを使えば90°や45°の角度は簡単に作れますよ♪
さらに③のように、約2cmの幅でのりしろを作ります。角を少し落としておくと、横からはみ出さずにきれいに貼り合わせられます。
最後に④のように、外枠の直線から約30°の位置を基準に、約2×3cmの出っ張りを2箇所付けます。②のステップで登場した90°と45°を、それぞれ3等分して印をつければ大体30°の位置が取れます。
出っ張りは、内側に折り返してゴムひもを付けるためのものです。これがあると出来上がった三角帽子の表にひびかずひもをきれいにつけられますよ♪
ここまでできたら、あとは切るのみ!大変なのはここまでです。型紙さえできてしまえば、あとは子供と一緒に作れる、楽しい工程の始まりです♪
型紙にそって画用紙を切る
色画用紙の上に型紙をのせて鉛筆などで周囲をなぞり、線にそってはさみで切ります。色画用紙に裏表がある場合は、裏側に線を引きましょう。 裏側に合わせると、このように同じ形ですが対称になりますね。
のりしろで貼り合わせる
ひもを付ける用の出っ張りとのりしろ部分とを、帽子の仕上がりの内側に向けて折ります。 のりしろにのりや両面テープを付け、円錐形になるよう全体を丸めて固定します。 これで、帽子のベースが出来上がりました☆
ひもをつける
三角帽子は頭にちょこんと乗る感じになり、ひもなしだとすぐに落ちてしまうので、固定するものが必要になります。
出っ張りの部分2箇所を内側に折り曲げ、そこにゴムひもを通して固定すれば、帽子の表にひびかずきれいにひもが付けられます。ゴムひもがない場合は、写真のように出っ張り部分に輪ゴムを通してひもをつければ代用できますよ。
飾り付けをする
シールやマスキングテープ、折り紙などを使って三角帽子のベースをかわいく飾り付けましょう♪今回はクリスマスっぽい雰囲気にするために、星型のクラフトパンチでシールをくり抜いてみました。 さらに、帽子のふちにマスキングテープを一周させて、シンプルなクリスマス三角帽子の完成です☆ こちらはにぎやかな飾り付けに☆帽子の頂点には毛糸で作ったポンポンを付け、シルバーのキラキラしたモールやセロファンで全体を装飾しました。 こちらはもみの木風の飾り付けに♪帽子のふちをもこもこした形にカットし、頂点にはラッピングで使うリボンシールを付けてみました。
飾り付け方は、自由自在!帽子のベースの色や飾り付けアイテムの組み合わせで、いろいろな雰囲気になります。自分好みに自由にアレンジしてみてくださいね♡
【フェルト】三角帽子の作り方
フェルトで作る三角帽子は、折れたりシワになったりしにくい利点があります。フェルトのやわらかな風合いは、あたたかみがあって寒い季節には特にぴったりですね。帽子としての完成度も高くなり、くり返し使えるのも嬉しいポイントです。
必要な材料・準備するもの
- フェルト
- 画用紙
- 毛糸やファーのボールなど
- 接着剤や両面テープ
- はさみ
- 定規
- 分度器
- コンパス
画用紙の土台なしでフェルトのみで作る場合は、針と糸で縫って作ることも可能です。フェルトは端がほつれてこないので、切りっぱなしのまま加工できるのが便利ですね。
フェルトを使った三角帽子の作り方
画用紙を土台にして表面にフェルトを貼り付けて作る、フェルトの三角帽子です。
画用紙で作る三角帽子と同じく、基本切ったり貼ったりで作れるため、縫う工程が苦手な人にも作りやすい方法です。動画でも説明されているように、シール付きのフェルトがあると貼り付けも簡単♪
土台にフェルトを貼り付ける時は、隙間ができないようにきっちり合わせて貼るとキレイに仕上がりますね。
【折り紙】三角帽子の作り方
折り紙で作る三角帽子は、小さいサイズのものを使えば他の折り紙作品のアクセントに使えますし、通常サイズの折り紙なら人形やぬいぐるみにかぶせたりできます。
また、大きいサイズの紙を使えば大人や子供が実際にかぶったりもできます。必要な材料は折り紙のみなので、手軽に作れますね。
パカッと開いてかぶれる、折り紙で作る三角帽子です。折りすじの付け方が重要になってきますね。左右対称ではない折り方に難しさを感じるかもしれませんが、ひとつひとつ手順にそっていけば、子供も一緒に作れます。
作り方動画の2分あたりからは、仕上がりイメージに合うように折り合わせていきましょう。
簡単に手作りできる!三角帽子キットもおすすめ
材料をひとつひとつ揃える手間を省くなら、便利なキットを使ってみるのもおすすめです。
家にある道具を使ってできるものや、道具すら不要で簡単に組み立てられるものも☆簡単に手作りできて、なおかつ完成度の高い仕上がりになるものをご紹介します!
【POMAIKAI】クリスマス 三角帽子 キット(アソート5個)
5種類のクリスマス用三角帽子が作れるキット。
必要な材料が全て揃っていて、工程も少なく簡単に作れます。カラフルでポップな帽子を、子供と一緒にわいわい楽しみながら作ってみましょう☆
フェルトクリスマスハット 5個セット
丈夫であたたかみのあるフェルトの三角帽子が作れるキット。
おしゃれでかわいい三角帽子が、クリスマス気分を盛り上げてくれそう♪子供だけでなく、大人も一緒にかぶりたくなる素敵なデザインです♡
【kikipa】三角帽子 クラウン 11個セット
シンプルで汎用性の高い三角帽子や王冠が作れるキット。
ちょっと小さ目サイズの帽子が11個も作れるので、大人数でのパーティーにもぴったりです。好きな飾りを追加してアレンジしても楽しいですね♪
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パーティー気分の盛り上げ役として大活躍してくれる、三角帽子。みんなでかぶれば、楽しい気持ちが倍増しますよ☆
簡単に作れるので、大人のサポートがあれば子供も一緒に作れます。パーティーだけでなく、工作する時間も楽しめますね。身近な道具や材料を使って、お気に入りの帽子を作ってみましょう♪
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