映画『カーズ』に出てくる、たくさんの個性豊かなキャラクターたち。
実際にある車種を再現しているキャラクターが多いこともあり、子供だけでなく、車好きな大人も楽しめるのが『カーズ』の魅力の一つですよね。
人気の映画『カーズ』に出てくるキャラクターを、続編である『カーズ2、3』も含めて徹底解説します!
※この記事はPRを含みます。
『カーズ』のメインキャラクター
まずは『カーズ』のストーリーに欠かせない、メインキャラクターを紹介します。
ライトニング・マックィーン
・車種:ストックカー・ローラ・フォードGT40ハイブリッド
・ゼッケンナンバー:95
『カーズ』の主人公であるライトニング・マックィーンは、「ピストン・カップ」というレースのレーシングカーです!
ルーキーとして注目されている才能豊かな車ですが、自意識過剰な性格が災いし、ピットクルーとうまくいかずに孤立してしまいます。
王座決定戦のためにカリフォルニアに向かう途中、トラブルに巻き込まれ田舎町の「ラジエーター・スプリングス」に迷い込みますが、その町の人々との関わりを通じて成長していきます。決め台詞は「カッチャオ」!
マックィーンのナンバー「95」は、同じピクサー映画『トイ・ストーリー』の公開年にちなんでつけられたそうですよ!
メーター
・車種:インターナショナル・ハーベスター L-170 ・ナンバープレート:A-13
田舎町に迷い込んだマックィーンを一目で気に入り、最初こそ一方的だった友情でしたが、本当の親友となっていきます。中古のレッカー車で、車体は本来水色ですが、サビで茶色に変色しています。
天然ボケだけど心やさしい性格で、バックで高速走行するのが得意です。
サリー・カレラ
・車体:ポルシェ911カレラ(2002年型)
敏腕弁護士として、寂れた町の復興に取り組むサリー。
都会での生活に別れを告げ、ラジエーター・スプリングスへ移住しており、民宿の「コージー・コーン・モーテル」も経営しています。
マックィーンにドライブの本当の楽しさを教えた、『カーズ』のヒロインです。
ドッグ・ハドソン(ハドソン・ホーネット)
・車体:1951年型ハドソン・ホーネット
・ゼッケンナンバー:51(レーシングカー現役時)
車の修理工場の整備士として、町医者を営むドッグ・ハドソンの正体は、なんと「ピストン・カップ」にて3連覇を果たした伝説のレーシングカー。
しかしレース中の大クラッシュをきっかけに引退し、町の住人には正体を伏せてラジエーター・スプリングスで生活しています。
マックィーンと関わるうちに考えを改めていき、レーシングカーとしての過去を打ち明け、マックィーンのクルーチーフを務めます。
マック
・車種:1985年式マック・スーパーライナー
マックィーンの移動トレーラーのヘッドで、マックィーンと同じゼッケンナンバー「95」をつけています。
マックィーンの数少ない心許せる友人ですが、移動中の居眠りによりマックィーンを落としてしまうアクシデントも。
【1作目】『カーズ』に登場するキャラクター
ストーリーを盛り上げるには、メイン以外のキャラクターの存在は欠かせません。初代の『カーズ』に登場するキャラクターたちを紹介します。
ルイジ
・車種:1960年型フィアット 500
・ナンバープレート:44.5-10.8
タイヤ専門店「CASA DELLA TIRES」を親友のグイドと経営しています。
イタリア魂が強く、フェラーリのボディを持ったお客さんが来るのを待ち望んでいます。イタリア訛りの英語を話すのが特徴です。
彼のナンバー「44.5-10.8」は緯度、経度の座標を表しているとされ、その座標の位置にはなんとフェラーリの製造工場があるそうですよ!
グイド
ルイジといっしょにタイヤ専門店「CASA DELLA TIRES」を営む、体の小さなフォークリフトです。
手先が大変器用で、迅速なタイヤ交換は相手のピットクルーを驚かせるほど!
「ピット・ストップ」以外の英語は話せませんが、聞き取ることはできるようです。
シェリフ
・車種:1949年型マーキュリー・ポリス・クルーザー
ラジエーター・スプリングスの平和を守る老保安官です。
車体にガタがきているせいか、スピードを出すと不穏な音が出ることがあり、その音を聞いたマックィーンは銃声と勘違いしたエピソードも。
ラモーン
・車体:1959年型シボレー・インパラ
「ラモーンズ・ボディペイント」の店主で、カスタムペイントの腕はピカイチと評判です。
しかしラジエーター・スプリングスの活気が衰えるとともに客足も遠のいてしまい、今ではもっぱら自分の車体をペイントする日々に。
作中ではさまざまな姿のラモーンが登場しますよ。
フロー
・車体:1950年代のショー・カー(車種不明)
・ナンバープレート:SHO GRL(ショーガール)
喫茶店(ガゾリンスタンド)「フローズV8カフェ」のオーナーで、ラモーンの妻です。
かつてはショー・カーとして活躍し、全米キャラバンのイベントガールとして活動していました。面倒見のよい性格で、町の住人からの信頼も厚いです。
フィルモア
・車種:1960年型フォルクスワーゲン・バス
・ナンバープレート:51237
「フィルモアのオーガニック燃料店」を経営し、自ら製造したオーガニックな燃料や絞り染めの泥除けなどを販売していますが、その売れ行きは芳しくない様子。元・ヒッピーで、のんびりとした性格です。
ナンバープレートの「51237」は、フィルモアの声優ジョージ・カーリンの誕生日である1937年5月12日からつけられたそうです!
サージ
・車種:1942年型ウィリスMB
退役軍車で、払い下げ軍用品を販売する「サージのサープラス・ハット」を経営しています。
軍人気質で、毎朝ラッパと星条旗掲揚を欠かしません。のんびりしたフィルモアに突っかかることも多いですが、その割には2台で行動を共にすることが多い様子。
リジー
・車種:1923年型のT型フォード
ラジエーター・スプリングスで土産物屋を経営する老婦車です。
生まれも育ちもラジエーター・スプリングスであり、亡くなった夫で町の名士だったスタンレーを愛し続けています。
レッド
・車種:シーグレイヴ・ポンパ
大型の消防車ですが、性格は繊細で引っ込み思案です。普段は滅多に話さず、町の悪口を言われることが、消防署に引っ込んで出てこなくなってしまうほど嫌いなようです。
スタンレーの銅像の花に水をやることが日課で、その花をマックィーンに踏み潰されたときは怒りをあらわにする一面も。
キング
・車種:1970年型プリマス・スーパーバード
・ゼッケンナンバー「43」
「ピストン・カップ」で最多の優勝を誇るレーシングカーであり、愛妻家の紳士です。
チームワークを第一に考え、自分勝手な振る舞いをするマックィーンを心配しています。伝説のレーシングカーであるハドソンを尊敬しています。
声優を務めるリチャード・ペティ自身が名ドライバーで、ペティのゼッケンナンバーも「43」であり、ついたあだ名も「キング」だったそうですよ。
チックヒックス
・車種:987年型 ビュイック・GNX
・ゼッケンナンバー:「86」
荒っぽい運転や卑怯な技を使う、野心を持つ危険なレーシングカーです。
キングに勝てず長い期間2位に甘んじており、車体をぶつけてキングを大クラッシュさせた末に勝利するも、周囲から愛想を尽かされてしまいます。
ミア&ティア
・車種:1990年式マツダ・MX-5ミアータ
マックィーンのファンの双子のスポーツカーです。
マックィーンが行方不明になっていた間、チックヒックスに乗り換えて車体も緑色に変えていましたが、チックの非道さに嫌気がさし、マックィーン派に戻ります。
マックィーンに会うため、ラジエーター・スプリングスの「フローズV8カフェ」のウェイターとして働きはじめるほどの熱狂ぶりです。
【2作目】「カーズ2」に登場するキャラクター
『カーズ』の続編である『カーズ2』では、 マックィーンが世界の舞台へ飛び出します。ワールド・グランプリで出会う個性豊かなキャラクターたちを紹介します。
フィン・マックミサイル
・ナンバープレート:「314FMCM」
マックミサイルは英国の諜報員で、バイオ燃料「アリノール」によって引き起こされる事故について調べています。
マグネット爆弾やグラップリング・フックなどの装備を搭載し、水上・水中どちらも走行可能です。メーターをスパイと勘違いする場面もありましたが、誤解が解けたあとは協力して事件を解決します。
作成にあたり参考にしている車種もあるようですが、マックミサイルは架空の車だそうですよ。またナンバーについては、声優のマイケル・ケインの誕生日にちなんでいるそうです。
ホーリー・シフトウェル
・車種:ジャガー・XJR-15(色違い)
・ナンバープレート:HSI201
元英国諜報員のエージェントであり、現在は東京でスパイ訓練生として活躍しています。
ワールド・グランプリではマックミサイルのサポート役として活躍。最新鋭のスパイ道具を駆使し、飛行も可能。
フランチェスコ・ベルヌーリ
・ゼッケンナンバー:「1」
イタリア代表のF1レーシングカーで、マックィーンとはライバル関係にあります。
最初こそマックィーンを挑発して大会に出場させるなどしていましたが、次第にお互いを認められる良い関係へと発展していきます。
特技はサッカーで、リフティングも華麗にこなします。
マックス・シュネル
・車種:メルセデス・ベンツ・Cクラス(W204)DTM
・ゼッケンナンバー:「4」
ドイツ代表のツーリングカー。シュバルツバルトの田舎道で練習しているところがレーシングチームのオーナーの目に留まり、プロの巡業に参加することとなります。
エンジニアとしての才能も持ち、理論や分析を通じて実力を高めてきました。
シュウ・トドロキ
・車種:トヨタ・GT-One TS020(色違い)
・ゼッケンナンバー:「7」
東京も舞台の一つである『カーズ2』には、日本のレーシングカーも登場しますよ!
浅間山のふもとで育ち、若くして「鈴鹿サーキット」のチャンピオンに輝いた実力の持ち主。赤いデカールは龍をあしらっており、自分自身をなぞらえています。
【3作目】「カーズ / クロスロード」に登場するキャラクター
『カーズ』シリーズの第3作目となる『カーズ/クロスロード』は、レーシングカーとして走り続けてきたマックィーンが、世代交代という壁にぶつかるストーリー。
子供向けのアニメ作品としてだけでなく、大人もぐっと引き込まれる『カーズ/クロスロード』に登場するキャラクターを紹介します。
ジャクソン・ストーム
・ゼッケンナンバー:「2.0」
「ピストン・カップ」の新世代ルーキーで、最新テクノロジーを搭載しています。
かなりの自信家で、登場当初のマックィーンを彷彿とさせます。それに加えて卑劣な側面もあり、自分が勝つためには手段を選びません。
逆転勝利を納めたマックィーンに対して挑戦的な態度を取ります。
クルーズ・ラミレス
・車体:2ドアクーペ
・ゼッケンナンバー:「51/20」
マックィーンのトレーナーを務め、前向きで明るい性格の持ち主。しかし自分に対して自信を持てない部分もあります。
マックィーンの大ファンでもあり、レーサーを志すも断念した経験を持ちます。やる気を引き出す力と豊富なテクノロジーの知識で、マックィーンを鍛え上げていきます。
カーズのキャラクターが大集合!おすすめ図鑑2選
3作品に渡り『カーズ』のキャラクターを紹介しましたが、まだまだ紹介しきれていないキャラもたくさんいます!
もっともっと知りたい!という方へ、おすすめのキャラクター図鑑をご紹介します。
カーズ クロスロードのなかまたち100
映画『カーズ/クロスロード』に登場する主要キャラクターたちに加え、『カーズ』『カーズ2』に登場するキャラクターも紹介されています。
とにかくキャラクターを網羅して知りたい!という人にはぴったりの一冊です。
カーズのひみつ100
こちらの本では、キャラクターの秘密を深掘りしているので、キャラクターのことをより深く知ることができますよ。
「マックィーンはどんなレーサーなの?」「ピストン・カップでゆうしょうすると?」などの疑問を徹底解説してくれます。『カーズ』の世界をまるごと楽しめる1冊です。
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子供はもちろん、車好きの大人も楽しめるピクサーアニメ『カーズ』。魅力的なキャラクター性もさることながら、ナンバーなどにも細かな設定が用意され、知れば知るほど面白い作品ですね。
魅力的なキャラクターが気になる方はぜひキャラクター図鑑やアニメを子供といっしょにチェックしてくださいね。
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