こんにちは!ごっこランドTimesライターのくずうままです。
昔懐かしいおもちゃといえば、キラキラと美しいおはじきも代表的ですね。 今でこそ100均など、さまざまなショップで購入できるおもちゃですが、「イマイチ遊び方がわからない」という人も少なくないでしょう。
そこで今回は、おはじきの歴史などを紹介するほか、おすすめの遊び方、算数遊びなどのアイデアもお届けします。
まずは、おはじきとはどんなものなのか、その起源と歴史から見ていきましょう!
おはじきとは?起源と名前の由来
おはじきは、平たく丸い形に作られた直径12mmほどのおもちゃで、ガラス製のものが一般的ですが、中にはプラスチックで作られたおはじきも販売されています。
日本へおはじきが伝わってきたのは奈良時代。当時は身の回りにある小石などを用いておはじき遊びをしていたようで、平安時代になると宮廷の遊びにもおはじきが取り入れられていたようです。
江戸時代には女の子の遊びとしておはじきが主流となり、明治時代の後期には、ついに現代のおはじきのようなガラス製のおはじきが登場しました。
なお、名前の由来は指で弾いて遊ぶことにちなんで、「おはじき」と名付けられたそうです。
おはじきは何歳から遊べる?
一般社団法人日本玩具協会の資料によると、おはじきで遊ぶのは4歳ごろからが適しているとされています。
手先も器用に動かせ、簡単なルールなら理解できる年頃なので、いろいろなおはじき遊びを楽しめるでしょう。
もちろん、おはじきをつまんでコップに入れたり、音を楽しんだりするシンプルな遊びでも十分に楽しめますよ。
ただし、低年齢のうちはおはじきを口に入れてしまう危険性もあり、おはじきの取扱いには十分に注意しなければなりません。大人が必ず近くで見守りながら、おはじき遊びを楽しんでください。
おはじきの遊び方7選
それでは、おはじきの遊び方やアイデアを紹介していきます。 1人から複数人での遊び方もピックアップしているので、ぜひきょうだいや親子、友だちとおはじき遊びを楽しんでみてくださいね。
遊び方1:そのままおもちゃにする
眺めたり、触ったり、音を楽しんだり…。キラキラ透き通ったおはじきは、とてもきれいですよね。
中に色が入っているものは1つ1つ模様が違っていて、ちょっとした発見があることも。 また、袋に入れてジャラジャラとした音を楽しむのも、子供にとっては面白いはずです。 おはじきをお金の代わりにし、おままごとやお店やさんごっこで活用してみるのもおすすめですよ♪
遊び方2:おはじき取りゲーム
おはじき取りゲームは、プレイヤーが交互におはじきを取っていき、どれだけ多くのおはじきをゲットできるのかを競うゲームです。
遊び方が簡単なので、小さい子も楽しむことができますね!
【遊び方・ルール】
- おはじきをすべて広げ、じゃんけんで順番を決める。
- 最初の人は、ゲットしたいおはじきと、そのおはじきを弾くためのおはじきを1つずつ決める。間に指で線を引いたら、ゲットしたいおはじきを目掛けて、もう1つのおはじきを指で弾く。
- 成功したら自分のおはじきに。外したり、狙ったおはじきとは違うものに当たったりした場合は失敗となり、おはじきはもらえない。終わったら次の人へバトンタッチ。
- 最後のおはじきを取り終えたら、自分の持っているおはじきの数を数え、1番多かった人が勝ち。
遊び方3:中抜き
中抜きは昔から親しまれているおはじき遊びで、おはじきを2つ置いて門にし、おはじきを指で弾いてその門の間を通すゲームです。
おはじき取りゲームよりもちょっと難易度のレベルがアップしますが、門をうまく通ったときは盛り上がること間違いなし!あえて難しいコースを作って遊ぶのも面白そうですね☆
【遊び方・ルール】
- おはじきを広げる。2つのおはじきだけ少し遠くに置き、門のように設置する。
- じゃんけんで順番を決める。
- はじめの人は、欲しいおはじきを1つ決めたあと、門の間に通るように指でそのおはじきを弾く。
上手く門の間を通ったら自分のものにできる。別のおはじきに当たってしまった場合は失敗。これを順番に繰り返す。 - 最後にもっとも多くおはじきをゲットできた人が勝ち。
遊び方4:おはじき倒し
音が鳴らないように、崩さないようにして遊ぶ「将棋倒し」はポピュラーですが、将棋の代わりにおはじきを使ったハラハラドキドキのおはじき倒しにチャレンジしてみるのもおすすめです。
おはじきの山が崩れないように、慎重におはじきを取り出していきましょう!
【遊び方・ルール】
- テーブルや机などの平らな場所におはじきの山を作る。
- じゃんけんで順番を決める。
- 順番におはじきを1つずつ取っていく。
- カチッと音がなったり、山を崩したりしてしまった人が負け。
遊び方5:的当て
的当てゲームは、カーリングのような的を用意し、その的目掛けておはじきを弾いて点数を競う遊び方です。
的の作り方は自由なので、カーリングやダーツのように円形で作ったり、縦型やいろいろな図形を書いたりして楽しむのもいいでしょう。 幼児と遊ぶときは動物や魚などの生き物を書いて的にしてみるのも楽しそうですよ♡
【遊び方・ルール】
- 点数を書いた的を用意する。
- テーブルや机などの平らな場所におはじきを散らし、その先に的を置く。
- じゃんけんで順番を決め、ゲーム数もいっしょに決めておく。
- 最初の人から順に、指でおはじきを弾いて得点をつける。
- ゲーム数を終えたあと、もっとも得点の高い人が勝者。
遊び方6:おはじき積み
おはじきを積み上げて遊ぶおはじき積み。
簡単な遊びだけれど、積み上げていくごとに難易度が上がっていくゲームです。
手先の器用さ、慎重さなどが求められるおはじき積みで、相手と競うのもよし、自分自身の記録を更新していくのもよし。たくさん積み上げて、おはじきのタワーを作りましょう!
【遊び方・ルール】
- 複数人で遊ぶときは、じゃんけんで順番を決める。
- 1番目の人から順に、おはじきを1つずつ積み上げていく。
- 最後までおはじきを倒さずに積み上げられた人の勝ち。
遊び方7:算数遊び
おはじきは、数を教える練習や「どっちが多い?」など、遊びながら算数に触れることのできるアイテムです。
遊びを通して算数を学んでいくことで、勉強嫌いな子も抵抗感が少なく学習でき、小学校入学準備にも役立ちます。算数に対する苦手意識の克服にもつながるので、親子で楽しみながら算数遊びを取り入れてみてくださいね。
【おすすめの遊び方・アイデア】
- 「1」や「2」などの数字カードと同じ数のおはじきを出し、数を覚える。
- 10個のおはじきを使い、どっちのグループ(例:4と6、8と2など)のおはじきが多いか、少ないかを子供に当ててもらう。
- おはじきを1列に並べて、「左から2個」や「右から何番目」などを言い当ててもらう。
- 2個のおはじきを出し、子供に見えないよう両手に分けて持つ。片方の手を開いて数を教えてもらったあと、もう片方の手の中にある数を言い当ててもらう。慣れてきたらおはじきの数を増やし、引き算の練習をする。
おはじきで遊ぶときの注意点
子供とおはじきで遊ぶときは、誤飲による事故を防ぐために、口の中へ入れさせないようにしなければなりません。
おはじきで遊ぶときは、次のポイントを必ず押さえておきましょう。
- 子供の手が届かない場所におはじきを片づける。
- おはじきで遊ぶときは子供から目を離さない。
- おはじき全部の数を把握しておき、片づけ時に紛失していないかチェックする
- 「口に入れない」など、遊ぶ前に扱い方のルールを決めておく。
またガラス製のおはじきは、遊んでいるうちに割れたり欠けたりするケースも見られます。 このようなおはじきは、子供が怪我をするリスクもあるので、ときどきおはじきに破損がないかどうか、チェックしておくといいでしょう。
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きれいなおはじきは、見たり集めたりするだけでも楽しめるものです。 上記で紹介したおすすめの遊び方を参考に、親子やきょうだい、友だちとおはじき遊びで楽しい時間を過ごしましょう。
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