地球上には、わかっているだけで約175万種類もの生き物がいるのだとか!それぞれに名前があり、図鑑を見ているだけでも楽しいですよね。
今回はその中でも「わ」から始まる生き物を紹介!
動物・魚介類・昆虫というカテゴリーから、「聞いたことがあるかも……?」という名前の生き物を中心に紹介していきます。
名前をたくさん覚えていると、尊敬のまなざしで見られるかも!?
※この記事はPRを含みます。
【動物編】わで始まる生き物一覧
まずは「わ」から始まる陸・海・空の動物を紹介!身近なものから、「そんな動物がいるの!?」という珍しいものまで、いろんな種類の動物がいますよ♪
和牛(わぎゅう)
和牛とは、明治時代以降に、日本国内の在来種と国外の品種を交配して作られた牛の品種。黒毛和種・褐色和種・日本短角種・無角和種とそれらを交雑した交雑種にわけることができます。
輪尾狐猿(わおきつねざる)
キツネザル科。アフリカ東海岸のマダガスカル島にのみ生息しているキツネザルの仲間です。体長45cm、55cmほどになる長いしっぽが特徴。
しっぽに輪のような模様があることからこの名前がつきました。このしっぽは存在を示すほか、争いの際には威嚇にも使われます。
綿尾兔(わたおうさぎ)
ウサギ目ウサギ科。南北アメリカに生息する野生ウサギの総称。体長は約37cm、体重は1.2kgほど。しっぽの下面にはえる房毛(ふさげ)が綿のように白いことから、この名前がつきました。
ワラビー(わらびー)
カンガルー科ワラビー属の動物の総称。平均体重は25kg以下で、オーストラリアやニューギニアの沼沢地や低木地に生息しています。
育児嚢(いくじのう)で子供を育てたり、後ろ足でジャンプして移動するなど、基本的な習性はカンガルーと同じです。
ワラルー(わらるー)
カンガルー科に属する、小型のワラビーと大型のカンガルーの中間ほどの大きさの動物。体長は80cm~1.4mで、オーストラリアの岩場などに生息します。後脚は短め。
ワピチ(わぴち)
シカ科。アメリカアカシカ、エルクとも呼ばれます。現在生息しているシカの中では2番目に大きく、肩高1.4m、全長2.4m、体重は300kg以上に及びます。
5本以上の枝に分かれた大きな角で、ヒグマも倒してしまいます。
鰐(わに)
ワニ目に属する爬虫類の総称。アリゲーター科・クロコダイル科・ガビアル科の3つに分類されます。肉食で水中生活に適した生体。
大きなものだと全長7mにも及び、体を覆う硬い板状のウロコと長く突出した口先が特徴。鼻孔・目・耳だけを水面上に出して、獲物を待ち伏せます。
鰐亀(わにがめ)
カメ目カミツキガメ科。甲長が最大で80cmあり、体重は110kg以上にも及ぶ大型のカメ。主にアメリカ南東部に生息しています。
甲羅には目立つ筋状の盛り上がり(キール)があり、人間の指を噛みちぎってしまうほど強い噛みつく力を持っています。
輪紋海豹(わもんあざらし)
ネコ目アザラシ科。北極海などの冷水域に生息する小型のアザラシ。体長100〜170cm。背中側に灰褐色から黒色の斑紋があり、縁取りされているため輪っかのように見えることから、この名前がつきました。
鷲(わし)
タカ目タカ科に属する大型の鳥。オオワシ・オジロワシ・イヌワシなどがいます。大きな翼で風に乗って飛び、先が曲がった鋭い爪で小動物や魚などを捕食します。
鷲鴎(わしかもめ)
チドリ目カモメ科。全長60~69cm。背や翼の背面が青灰色で、ほかのカモメ類より大きいのが特徴です。
シベリア東部、アラスカ北西の沿岸に生息し、日本には冬鳥として、本州中部より北から北海道にかけて渡来します。
鷲木菟(わしみみずく)
フクロウ目フクロウ科。ユーラシア大陸の大部分に生息しており、日本では北海道や伊豆諸島、奄美大島で発見されています。体長約72cm。
日中は木の枝などにとまって休んでいますが、夜になると獲物に音もなく襲い掛かる「夜の猛禽(もうきん)」です。
笑翡翠(わらいかわせみ)
カワセミ科。全長約46~65cm。オーストラリア南東部の森林や耕地に生息しています。頭が大きく、くちばしが太いのが特徴。鳴き声が大きく、人間の笑い声に似ていることから、この名前がつきました。
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【魚介類編】わで始まる生き物一覧
公魚(わかさぎ)に和金(わきん)など!「わ」から始まる魚介類を紹介します。
若魚子(わかなご)
スズキ目アジ科。出世魚(成長とともに名前が変わる)であるブリの幼魚。全長10~15cm。
若鰤(わかし)
スズキ目アジ科。ブリの幼魚で、全長15~35cmくらいまでのものを指します。
稚鰤(わらさ)
スズキ目アジ科。ブリが成魚になる前の魚。全長60~80cmくらいまでのものを指します。
公魚(わかさぎ)
キュウリウオ目キュウリウオ科。全長約15cm。日本の内湾や湖に生息する冷水性の硬骨魚です。凍った湖面に穴をあけ、ワカサギを釣り上げる「氷上の穴釣り」が有名。
渡蟹(わたりがに)
ワタリガニ科のカニ類の総称で、日本では主にガザミ属のカニを指します。一番後ろの足が平たく、ボートのオールのような形をしており、水中を泳ぐことができます。
夜にえさを求めて群れで泳ぐ姿から、「渡蟹」と呼ばれるようになりました。
和金(わきん)
コイ科の金魚の一種。金魚すくいでよく見る代表的な赤い金魚。フナに近い体型をしていて、成長すると全長30cmほどになるものもいます。
すべての金魚は、この和金を基に品種改良で生まれています。
黄鯝魚(わたか)
コイ科に属する食用の淡水魚。全長約30cm。
元々は滋賀県の琵琶湖や淀川水系にのみ生息していましたが、養殖の稚アユに混ざって放流され、日本各地の川や湖沼に住みつくようになりました。
藁素坊(わらすぼ)
スズキ目ハゼ科。全長約40cmにもなる、ウナギ型の細長い魚。目やウロコが退化し、口が上向きに開いている独特の風貌から「エイリアン」にたとえられることも。
日本では有明海や八千代海に生息している貴重な食用魚です。
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【昆虫編】わで始まる生き物一覧
ちょっと不思議な名前が多い「わ」から始まる昆虫たち。知っていると、友だちに自慢できちゃうかも!?
綿虫(わたむし)
半翅 (はんし) 目ワタアブラムシ科の昆虫のうち、羽があり、体表に白色のろう物質を分泌するものの総称。体長は最大で4mm程度。
飛んでいると、白い綿が浮かんでいるように見えることから、この名前がつきました。別名、雪虫。
綿吹貝殻虫(わたふきかいがらむし)
半翅 (はんし) 目ワタフキカイガラムシ科。体長約5mm。雌は羽がなく、背面が黄白色のろう物質で覆われています。ミカンにつく害虫として有名。
渡瀬針蟻(わたせはりあり)
ハチ目アリ科。体長3.5~4mm。全世界に分布するハリアリの中で、日本産の1種。雌アリと働きアリはおしりに毒針を持っています。
渡瀬藪蚊(わたせやぶか)
ハエ目(双翅目)糸角亜目カ科。日本にいるカ科の昆虫の1種。
綿野螟蛾(わたのめいが)
チョウ目ツトガ科。成虫が羽を開くと、約3cmほどになります。幼虫はワタやオクラなどのアオイ科の葉を巻いて中に潜み、その葉を食べながら成長します。
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「わ」から始まる名前の生き物が、こんなにたくさんいるなんて驚きですね!こうして見てみると、見た目の特徴から名前がつけられていることが多いようです。
初めて見る生き物の名前を想像してみるのも楽しそう!ぜひ親子で図鑑を見ながら、盛り上がってください♪
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