野山を駆け巡り思いっきり体を動かしたり、テントの中でみんなで集まって楽しんだり。
キャンプでは、森や川など自然に囲まれた場所ならではの、さまざまな遊び方ができます。子供にとってキャンプ場は、刺激とわくわくの宝庫ですよね。
そんなキャンプ場で、子供が喜ぶ遊び方やおすすめのアイテムを、キャンプ好きなライター・あらたまがファミリーキャンプの実体験をもとにご紹介します!
※この記事はPRを含みます。
キャンプ場ならでは!キャンプで子供と楽しみたい遊び10選
ほかにも、キャンプ場で子供と一緒に楽しめるおすすめの遊び方を紹介します!自然の中ではいつもと違う遊び方が楽しめたり、いつもやっている遊びにもちょっと違う面白さが生まれたりするのが醍醐味ですよ♪
キャンプといえばやっぱりこれ!焚き火体験
- セット内容:ファイヤースターター、火吹き棒、カラビナケース、ホイッスル
キャンプならではの遊びといえば、やっぱり焚き火!
火の危険性を教えるのはもちろんのこと、薪の組み方やくべるタイミング、火のコントロール方法など、大人がしっかり見守りながら体験させてあげましょう。
ファイヤースターターを使って着火すれば、よりアウトドア感を楽しめますよ。
焚き火の準備にも☆松ぼっくり拾い競争
松の木があるキャンプ場なら、松ぼっくり拾い競争がおすすめです!競争が大好きな子供たちは、必死になって拾ってくれます☆
歩きはじめたばかりの小さい子供もお散歩がてら楽しめるのもポイント。松ぼっくりは焚き火の着火にも役立ちますし、子供の工作にも使えるので、たくさんあると助かります♪
砂地で発掘!宝探し
- 素材:PP(プラスチック)
- たまごサイズ(外径):49×58mm
- カラー:7色(ホワイト、ブルー、ピンク、ブラウン、グリーン、イエロー、パープル)
- 内容量:14個(7色×2個ずつ)
湖畔や海辺など、砂地があるキャンプ場なら宝探しも楽しいですよ♪
ある程度範囲を決めてカプセルをランダムに埋め、子供が掘って見つける遊びです。カプセルの中に小さなおもちゃを入れる方法もありますが、我が家は番号を書いた紙を入れています。
それぞれの番号に応じてちょっとした景品やお菓子を用意しておけば、大きさを気にしなくていいので準備の選択肢が増えますよ。
どこに埋めたかわからなくならないように、埋めた数と場所をしっかり覚えておいてくださいね!
オフロード走行が楽しい♪ラジコン
- スピード:6km/h以内
- サイズ:16×15.5×5cm
- 操作時間:20分以内(バッテリー2個で最大40分)
- 充電時間:約90~120分
- コントローラー操作範囲:40m以内
ただ前に進むだけではなく、トリッキーな動きをするラジコン。思ったように進まなくて、試行錯誤するのもまた楽しい♪
ひっくり返っても走り続けるので、わが家の子供たちは爆笑しながら夢中になって追いかけていました。
アスファルトの道はもちろんのこと、サイト内の芝生や砂地などで走らせてみても面白いですよ。
星の勉強にもなる!天体観測
- 焦点距離:400mm
- レンズ有効径径:70mm
- 付属品:1.25インチの望遠接眼レンズ(K25mm,10mm)、3Xバローレンズ、1.25インチ10mm接眼レンズのスマートフォンアダプター、5×24ファインダーファインダースコープと取り付けブラケット、小物トレイ、三脚、ソフトキャリーケース
月のクレーターまでしっかり観察できる、天体望遠鏡。小学校高学年ぐらいになれば自分で組み立てられますが、小さい子供が使用する場合はママパパがサポートしてあげてくださいね。
天体望遠鏡がなくても山奥のキャンプ場なら肉眼でもたくさんの星が見えるので、図鑑や星座版を活用して宇宙の不思議に興味を持つきっかけにするのもいいですよ☆
上手にバランスとれるかな?スラックライン
- 素材:ポリエステル、合金鋼
- 長さ:12m
- セット内容:スラックライン×2、保護手袋1×、モンキーバー×2、モンキーフィスト×3、体操リング×2、ツリーウェア×2、トライアングルフック×9、バランスライン×1、収納袋×1、ギフトボックス×1
子供の体幹を鍛えバランス感覚を養える、スラックライン。
自然の中で、大人も子供も一緒になって楽しめます。手で持って補助しながら進めるので、高さを調節すれば小さい子供も挑戦できますね♪
キャンプ場の木に固定する場合は、木を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。
獲物はどこだ?!虫取り
- 網直径:30cm
- 柄の伸縮:65~140cm
- 素材:ステンレス鋼、ポリエステルメッシュ2mm
- 重量:300g
キャンプ場は、すべてが狩場!虫取りは真冬を除くほとんどの季節で遊べます。高い木にとまっている虫や気配に敏感な虫を捕まえたいなら、柄が伸縮するタイプがおすすめです。
筆者は虫が苦手なためいつも不参加ですが、子供たちは何かしら捕まえては観察しています。図鑑を持参しておけば、捕った虫について子供がその場で調べられて便利です。
暑い日にぴったり☆水遊び
- 対象年齢:3歳以上
- タンク容量:1,800cc
- 飛距離:5~8m
- 素材:プラスチック
暑い季節のキャンプ場は、晴れていると日中かなり高温になります。そんな時は、水遊びが気持ちいい♪
タンク式の水鉄砲なら、何度も水を補充しなくても大丈夫。汚れたビニールシートを洗うのにも使えるので、小さい子供にも撤収のお手伝いをしてもらえます。
水遊びといっても、ビニールプールの使用はキャンプ場によってはNGな場合があるので、必ず事前に確認しましょう。
対戦で熱くなる!レーザー銃
- 対象年齢:8歳以上
- サイズ:6.7×43.2×25.4cm
- 重量:785g
- 電池:一体につき単3アルカリ乾電池×4(別売り)
赤外線レーザーで対戦できる、レーザー銃。林間サイトなど、隠れる場所や障害物の多いところで遊ぶと楽しいですよ☆複数用意すれば、チーム戦でも戦えます。
屋内モードと屋外モードに切り替えられ、屋外モードならかなりの広範囲で遊べます。隠れて、撃って、走り回って、大人も子供も思わず熱くなってしまいます…!
屋外で映画鑑賞も♪ プロジェクター
- サイズ:
- 重量:1.05kg
- 明るさ:8,000lm
- 電力:72W
- 最適投影距離:0.95~2.5m
- 付属品:100インチスクリーン×1、電力ケーブル×1、電源アダプター×1、HDMIケーブル×1、AVケーブル×1、リモコン×1(電池なし)、取扱説明書×1
いつもの映画やYouTube動画も、キャンプ場で観るとまた一味違った楽しさがあります。コンパクトなプロジェクターは、スマホとWi-Fiで繋いで使えるのでとっても便利♪
白い車なら車体に映してもいいですし、テントやタープの貼り方を工夫して投影することもできます。周囲への迷惑にならないよう、時間帯や音量、投影する向きなどは気を付けてくださいね。
ハンモック
自然に囲まれながら、ハンモックに揺られて読書やお昼寝…なんて、すてきですよね♪そんな大人にとってはくつろぐためのハンモックも、子供にとってはもはや遊具の一種!お尻から順にバランスを取りながら乗る難しさも、不規則な揺れの楽しさも、すべてが盛り上がりポイントになります☆
木や柱にくくりつけて使用するものもありますが、スタンド付きで自立するタイプもあります。こちらは設置場所の選択肢が増えるので、使い勝手がいいですよ。
シャボン玉
小さい子供が大好きなシャボン玉は、キャンプ場でもやっぱり大活躍してくれます♪手で持って大きいシャボン玉が出るタイプや、銃のように撃ってたくさんのシャボン玉が一気に出るものなど、バリエーションも豊富。飛ばしたシャボン玉をモンスターに見立てて、おもちゃの剣を使って倒していく、なんて遊びも盛り上がりますよ☆
射的
子供が夢中になるだけでなく、大人もやってみたくなる懐かしい遊びです。お祭りのように本格的でなくても、段ボールや荷物を入れてきたボックスなどを台にして、お菓子の箱やパックのジュース、100均にあるような小さなおもちゃを並べるだけで会場設営は完成!
スポンジや吸盤付きの弾が飛び出るおもちゃの銃などがあると、本格的な感じがして盛り上がりますよ☆おもちゃの銃がなければ、割り箸と輪ゴムとを使って銃を手作りすれば、工作も楽しめますね。銃で狙うのが難しい小さい子供なら、やわらかいボールを投げて参加できますよ♪
キックボード
路面が整地されたキャンプ場や、アスファルトの道が整備されたオートキャンプ場などで遊ぶのにぴったりです。遊ぶのはもちろんのこと、広いキャンプ場なら移動にも便利ですよ。ちょっと離れた管理棟まで行くとか、子供の足だと時間がかかる場合でも、これなら移動時間が劇的に短縮されます。
ボウリング
飲み終わった空き缶やペットボトルを並べてのボウリング大会も、キャンプ場で大人と子供がいっしょに盛り上がれる遊びです。ピンの置き方やスタート位置を変えて難易度を調整できるので、小さい子供もいっしょに楽しめますよ。
凧あげ
ひらけた場所があるキャンプ場なら、凧あげもおすすめ!キャンプ場は電線が少ないのでやりやすいですし、自然のなかで空を見上げるのはとっても気持ちがいいです♪風が弱い日は子供たちが一生懸命走り回るので、疲れて夜はぐっすり眠ってくれるかも☆
キッズカメラで撮影大会
キッズカメラを子供に持たせて、自由に写真を撮ってこよう!撮り終わったら集合して、お互いの作品を見せ合います。上手に撮れたものも、ヘンテコな写りのものも、どちらも見ていて楽しいです♪
わが家の息子たちもお互いの写真を見て「これどこ?」「見てこの写真!」などと盛り上がっていました☆大人にとっては、子供目線で撮られる写真は新鮮な発見があります。子供ならではの感性に、いつも驚かされます。
アスレチック・遊具
ファミリー向けのキャンプ場だと、ちょっとした遊具がある場合があり、子連れキャンプだと非常に重宝します。子供が遊べる遊具やアスレチックが豊富な公園に併設しているキャンプ場もあるので、ぜひキャンプ場選びの基準に入れてみてください☆
テント設営・撤収
テントの設営や撤収のお手伝いは、子供にとっては新鮮で楽しいミッションです。テントを広げる・たたむはもちろんのこと、ペグを打ったりロープを張ったり、荷物を運んだり汚れたシートを洗ったりと、やることは盛りだくさん!
わが家では、子供が5、6歳になった頃から戦力になってくれたように思います。それより小さい頃だと、お手伝いというよりは大人のマネをして遊ぶ感じに近いです。でもその経験が本人の「できた!」「楽しい!」になり、大きくなってからもスムーズにお手伝いしてくれるようになりました♪
〇〇係に任命!
キャンプの醍醐味は、ふだんとは違う不自由な暮らしそのものを楽しむこと。その分やることもいっぱいなので、子供たちにもできることはお手伝いしてもらいたいものです。スムーズに動いてもらうために「〇〇係」に任命してみましょう!自分の仕事だと認識すると、子供たちもはりきってお手伝いしてくれますよ☆
照明係
夕方以降、暗くなったらキャンプ場では照明が必要になります。そんな時のために、子供たちを「照明係」に任命してみましょう。暗くなってきたらランタンを灯したり、懐中電灯で手元や足元を照らしたりするのが主なお仕事です。
夕食後、炊事棟に食器洗いに行く時や、サニタリー棟へトイレに行く時など、一生懸命照らしてくれると意外に助かりますよ。子供も暗闇を照らしながら歩く非日常感に、まるで冒険をしているかのように楽しそうです♪
豆挽き係
キャンプの楽しみ方のひとつとして、豆から挽いたコーヒーをゆっくり楽しむというものがあります。わが家ではふだん、インスタントのコーヒーですが、キャンプのときだけは子供たちを「豆挽き係」に任命して、挽いてもらった豆でコーヒーを淹れます。手挽きコーヒーミルを回すには少し力はいりますが、子供たちはがんばって取り組んでくれますよ☆
マシュマロ焼き係
キャンプで焚き火をする時のお楽しみとして、焼きマシュマロもおすすめ♪これを焼く「マシュマロ焼き係」に任命してみましょう!マシュマロは、じっくり焼くと外はカリっと、中はトロトロの最高においしいホットスイーツになります♡
でも焼き加減が難しい!早く焼きたくて火に近づけすぎると燃えてしまうし、遠すぎるといつまで経っても焼けないんです。また、火に当てる時間が短すぎると中までトロトロにならないので、じっくり時間をかける必要があります。忍耐と工夫が必要な作業を、子供に試行錯誤してがんばってもらいましょう☆
朝食づくり
ホットドック作りやサンドイッチ作りなど、簡単な朝食作りを子供にお手伝いしてもらいましょう☆具材だけ準備して、あとは子供にお任せするのもいいですね。自分で作ったものだと、いつも以上にいっぱい食べてくれるかも☆
花火
夜のお楽しみといえば、花火!夏でも冬でも季節を問わず楽しめる、夜のお楽しみタイムです。キャンプ場は余計な光が少なく、夜になると全体的にかなり暗くなるので、花火がきれいに見えますよ。直火禁止のサイトなら、花火使用可能な場所を事前に確認してから遊んでくださいね。
他にも子供が好きなキャラクターグッズのキャンプアイテムを使うと楽しさも倍増♪子供に人気の「すみっコぐらし」のキャンプアイテムもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。
工作遊びなら雨キャンプやテント内でも楽しめる!
おもちゃを用意する以外にも、キャンプ場で見つけたものを使って工作する楽しみ方もおすすめ。
材料を集める過程も、集めたものをどう使うか考えるのも、子供にとってはとてもいい刺激になります。ちょっと静かに遊んでいてほしい時や、お天気がイマイチな時にテント内で遊ぶのにもぴったりですよ☆
好きな色でカラフルに♪ストーンペインティング
絵の具やサインペン、チョークなどを用意しておけば、キャンプ場やその近辺に落ちている石を使ってストーンペインティングができます。
出来上がった作品をサイトの入口に飾っておけば、テントの目印にもなります。自由に色付けして、キャンプの記念として持ち帰り、玄関やお庭に飾ってもいいですね♪
ボンドでぺったん☆ナチュラルクラフト
木工用ボンドを用意しておけば、キャンプ場で見つけた木の実や葉っぱ、花や小枝などを組み合わせてクラフト作品が作れます。
薪の切れ端や落ちている石などを土台にしてもいいですね。紙皿にたくさんの木の実を並べてケーキにしたり、新聞紙や空箱をベースに車や建物を作ったり。
とっても簡単なので、小さい子供も一緒に楽しめますよ♪
どんな模様ができるかな?葉っぱスタンプ
絵の具と画用紙を用意しておけば、キャンプ場で拾ったいろいろな種類の葉っぱを使ってスタンプのようにペタペタ模様を描いてみましょう。
大きさや形、葉脈の具合の違いで個性的な作品ができあがります。手形や足形と組み合わせてみるのもいいですね☆
キャンプ場に行けない方はおうちキャンプもおすすめ。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
キャンプ場遊びには100均グッズが大活躍!おすすめ5選
今や100均では、日々の暮らしに役立つあらゆるものが手に入りますよね。おもちゃもそのひとつで、キャンプでも重宝するものがたくさんあります。100均で買えて、キャンプ場で遊べるアイテムをご紹介します!
【ダイソー】ひかるブレスレット
- サイズ:φ0.6×200mm
- 発光時間:4〜6時間
子供がやたら喜ぶ、光るアイテム。暗くなってから動く時、子供がどこにいるか見つけやすくなって大人も助かりますし、テントの目印にもなります。
一回使い切りのため翌日は光りませんが、余ったペグを地面に打ち付けたものを目がけて楽しむ輪投げの輪として、いい仕事をしてくれますよ☆
輪が小さくて難しい場合は、複数本繋ぐなどの調整もできるので、小さい子供も一緒に遊べます。
【ダイソー】夜空を楽しむ 星座盤
- 対象年齢:6歳以上
- 付属品:蓄光シール
星が見える山間のキャンプ場に持って行きたいアイテムです。
筆者は北斗七星とオリオン座の三つ星ぐらいしかわからなかったのですが、これのおかげで子供と一緒に、あれあかこれかと探しながら星空を楽しめました♪
【ダイソー】目指せ10億円!財テクゲーム ボードゲーム
- 対象年齢:7歳以上
- ゲーム人数:2〜4人
- ゲーム時間(目安):1時間〜
お天気がいまいちでテント内で遊びたい時には、ボードゲームがあると助かります!
このゲームのように、大人も子供もいっしょに遊べて長い時間かかるタイプのものは、雨でテントから出られない時の暇つぶしにぴったり☆
【セリア】発掘 恐竜フィギュア
- 対象年齢:7歳以上
- セット内容:砂ブロック×1、発掘棒×1、ブラシ×1
キャンプサイトを離れず遊んでほしい時に重宝する、発掘シリーズ。子供がじっと座って、一生懸命ブロックを削ってくれます。
恐竜の他にも、海の生き物や天然石、昆虫など、さまざまなバリエーションがありますよ。
粉がボロボロこぼれるので、サイト内を汚さないように新聞紙やビニールシートを敷いた上で作業するようにしましょうね。
【セリア】スタンドロースター&万能トング
- スタンドロースター
- サイズ:270×210×60mm(高)、270×210mm(低)
- 材質:鉄線(ユニクロメッキ)
- 万能トング
- 長さ:約23.5cm
- 材質:ステンレススチール、鉄(クロームメッキ)、アルミニウム
おもちゃではなく調理器具ですが、子供はリアルな物を好む傾向がありますからね。これがあれば、大人のマネしてバーベキュー遊びができますよ☆
小さい子供にとっては、トングで食材を掴むことも難しいので、集中力アップや手先のトレーニングにもなりそうです。
このように、自宅にあるおままごとの食材や100均のおもちゃを網の上に並べれば、気分は本格的なバーベキュー♪
わが家の長男が1〜2歳頃にハマっていた遊びです。「じゅー!」って言いながら一生懸命やっていました。平面の網でもできますが、スタンドタイプで高さが出せるものだと、下に小枝をくべている感じにできますよ☆
子供とキャンプで遊ぶときの注意点
キャンプ場では、普段の遊びがより楽しく感じられたり、いつもとは違う特別な遊びができたりと、子供にとって嬉しい刺激がいっぱい。
設営・撤収や食事の用意など、大人は普段よりも忙しくなりがちですが、ママパパはいつも以上に気を付けて見守ってあげてください。
事故を未然に防ぐためにも、とくに気をつけたいシーンやトラブルを紹介します。
迷子
キャンプ場では似たようなテントがたくさん立っていて、背の低い子供からすれば見通しも悪く迷いやすいです。
小学生でもトイレに行ったり遊びに出たあと、戻るテントがわからなくなる…なんてことも。テントにわかりやすい目印を付けて子供に伝える、必ず誰かが一緒に行動するなどの工夫は欠かせませんね。
虫や植物
自然の中なので、刺したり噛んだりする虫や、触れるだけで皮膚に炎症を起こすような植物もあります。
虫よけスプレーをこまめにかけたり、蚊取り線香などで虫が近寄ってこないようにしておきましょう。
草むらや森に入る場合、暑い季節には難しいかもしれませんが、長袖、長ズボン、スニーカーを着用しておくと安心です。
野生動物
山の中のキャンプ場では特に、多くの野生動物がすぐ近くに生息しています。
人の気配がない時にキャンプ場にも降りてきているので、地面や植物には野生動物の持つ菌が付着していたり、糞尿がある場合もあります。
手をこまめに洗い消毒をするのはもちろんのこと、靴の裏に付着した病原菌をテント内や車に持ち込まないように気を付けましょう。
水の事故
川でも海でも湖でも、子供の悲しい事故は後を絶ちません。
キャンプでは、大人も羽を伸ばしてのんびりしたり、お酒を飲んだりしたくなりますが、水辺に子供だけで行かせるのは絶対に避けましょう。
水の危険性ともしもの時の対処法を伝え、マリンシューズやライフジャケットを使用した上で、大人が一緒に行動し子供を守ってあげてくださいね。
火の事故
キャンプでは、焚き火やバーベキュー、移動式のコンロなど、普段とは違う熱源を使う場面が多いです。
アウトドアならではの楽しみではありますが、扱いを間違えれば大けがにつながる可能性も…。
とはいえせっかくの生きた学びのチャンスなので、キャンプという場を通して、火の危険性や安全な扱い方、正しい後始末の方法など、親子で一緒に学んでいきましょう。
落下事故
安全なサイトを利用したつもりでも、サイトのすぐ後ろが崖になっていた、なんてことも。命の危険につながるほどの崖でなくても、小さい子供にとっては落ちれば大怪我をするような大きな段差も自然の中にはたくさんあります。
サイト近くやキャンプ場の中、遊ぶ場所に危険なところはないか、ママパパが事前に確認して把握し、しっかり見守ることで事故を防ぎましょう。
ほかの利用客とのトラブル
キャンプ利用客の中には、大人だけで静かにキャンプを楽しみたい人もいます。お酒を飲んで騒ぎたい人たちもいます。
できるなら、ファミリーキャンプを歓迎してくれているキャンプ場や、多少お値段は高くなっても設備が充実していて、初心者でも過ごしやすいキャンプ場を利用することで、未然に防げるトラブルもあります。
利用するキャンプ場を厳選しても、子供がほかのサイト内を横切ってしまったり、投げたボールが飛び込んでしまったりしてほかの利用客に迷惑をかけてしまう、なんてことも…。
サニタリー棟や遊ぶ場所とテントとの間で、通ってもいい場所を子供と一緒にまず確認しましょう。また、キャンプ場内の混雑状況に応じて遊び方を工夫するなど、子供任せにして遊ばせるのではなく大人がきちんと関わり、誘導してあげてくださいね。
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自然の中では、子供は普段とは違うものをたくさん吸収します。子供の成長に必要なあらゆる刺激を与えてくれるキャンプでの遊びは、ぜひ小さいうちから体験させてあげたいものです。
キャンプでの遊びやお手伝い、共同作業を通して、親子のコミュニケーションも深まるので、危険性も正しく把握した上で、家族みんなでキャンプを楽しんでくださいね☆
※紹介している商品は、ごっこランドtimesで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。 ※記載の情報や価格については執筆当時のものです。価格の変更の可能性、また、送料やキャンペーン、割引、クーポン等は考慮しておりませんので、ご了承ください。