カラフルな色合いでおしゃれなインテリア作りに活躍する「カラーサンド」。砂を重ねて複雑な模様を作ったり、色同士を混ぜてオリジナルカラーを作ったりと、初心者でも世界にひとつだけのアートを作り出せます。
100均でも気軽に買えるカラーサンドは、大人はもちろんのこと子供も一緒に楽しめる作品作りの材料としてとっても優秀なんです♪今回は、ダイソーで手に入るカラーサンドのご紹介とその活用方法についてお届けします!
カラーサンドとは?
カラーサンドとは、「ゼオライト」という鉱物や、ガラスや小石などを細かく砕いて色付けしたものです。粒が非常に小さい砂状のものから小石程度の粒のものまでさまざまな粒度があり、用途に合わせて素材や大きさを選んで使用します。
カラーサンドには、その性質や見た目の美しさなどからたくさんのメリットがあります。
インテリアのアクセントになる!
カラーサンドは豊富なカラーバリエーションで展開されているので、部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれます。落ち着いた色みで統一されたお部屋の差し色として使えば、すてきなアクセントになりますよ。
扱いも簡単なので子供でも初心者でも挑戦しやすく、慣れてくればこだわりの作品も作れます。アレンジ次第で世界にひとつだけのオリジナルアートが作れる面白さは、きっとクセになるはず☆
植物のお世話が楽になる!
ゼオライトで作られたカラーサンドは植物との相性がよく、観葉植物や多肉植物を室内で育てるのにぴったりです。ゼオライトにはミクロレベルの小さな穴がたくさんあいています。その穴により適度な通気性と保肥性、保水性が維持され、植物が育っていくのに必要な環境が整うのです。
水を浄化する作用もあるため土で栽培するよりも鉢内を衛生的に保つことができ、水はけをよくするために底穴のある容器にしなくてもいいのも嬉しいポイント。質感や見た目、お世話のしやすさなど、重視したいポイントに合わせて選んでくださいね。
活用の幅が広い!
カラーサンドの活用方法は、植物を育てるだけではありません!ミニチュアやフィギュア、海で拾った貝殻などを一緒に飾る、タック紙やボンドなどと組み合わせて砂絵を作成する、結婚式でのサンドアートセレモニーとして参列者と共に思い出の品を作るなどなど、活用の幅はとても広いのです。
工夫ひとつでさまざまな使い方ができそうですね。
ダイソーで販売されているカラーサンドの種類
カラーサンドが気軽に手に入る100均の中でも、ダイソーで売られているものについて調べてみました。
以前は「home deco」という、細かい粒でボトル入りのカラーサンドが400gの大容量で発売されていましたが、現在ボトル入りのものは大き目の粒のもののみになっているよう。
カラーサンド
いわゆる「砂状」のカラーサンド。現在は袋入りで、3色が組み合わさったものが2種類展開されています。白やパステルカラーなどはなく、砂絵に向いていそうな、色みがはっきりしたアクセントカラーのみになっています。
- 価格:110円(税込)
- 商品サイズ:4cm × 1cm × 5.5cm
- 内容量:約60g
- カラー:2パターン(紫、赤、ピンク/緑、イエロー、オレンジ)
インテリアガラスカラーサンド
ガラスを細かく砕いて作ったカラーサンド。400gの大容量でボトル入りです。白やグレー、ベージュなど、基調になる色も含めカラー展開が豊富で、インテリアとして飾ったり、DIYに使ったりするのにぴったりです。
- 価格:110円(税込)
- 内容量:約400g
- カラー:7色(グレー、ピンク、イエロー、グリーン、ベージュ、ホワイト、スカイブルー)
カラーゼオライト
鉱物であるゼオライトを色付けして作られたカラーサンド。パック入り200gで販売されています。マットな色合いの3色展開で、それぞれ大粒のものと小粒のものとがあります。土に混ぜて通気性・保水性・保肥力を良くしたり、そのまま植物を入れてインテリアにしたりと、素材の性質を活かした使い方があります。
- 価格:110円(税込)
- 商品サイズ:10cm×2.5cm×17cm
- カラー:3色(白、水色、ピンク)
ダイソーのカラーサンドの売り場はどこ?
ダイソーでは、カラーサンドは主に園芸用品売り場やインテリア用品売り場にあります。小規模なダイソー店舗では置いていないこともあるので、取り扱いの有無を事前にお店に確認しておくとスムーズです。近くの店舗で手に入らない場合は、オンラインストアを利用するという選択肢もありますよ。
カラーサンドの使い方
カラーサンドの活用方法の中でも、インテリアとして美しいガラス鉢アートと、子供と一緒に作って楽しい砂絵の作り方をご紹介します。複雑そうに見えても実は単純な作業のくり返しがほとんどなので、安心してくださいね♪
カラーサンドを使った鉢の作り方
【材料】
- 観葉植物や多肉植物
- ガラス容器
- ゼオライト
- カラーサンド2~3色程度
- PPシート
【作り方】
- ガラス容器の底にゼオライトを敷く
- PPシートを筒状にし、容器に立てる
- 筒とガラス容器との間に、模様になるようにカラーサンドを順に重ねていく
- 筒の中央に根だけの状態にした植物を入れる
- ゼオライトを砂の高さまで入れ、植物を固定する
- 筒をそっと抜く
- 表面にゼオライトをまく
これで完成です☆植物に直接触れる部分にはゼオライトを使用し、周囲の外から見える部分にカラーサンドの模様を作っていきます。 筒を抜いた時にカラーサンドの模様が崩れないように、筒の内側のゼオライトをしっかり詰めておきましょう。
カラーサンドの粒の大きさに注意
カラーサンドを重ねていくときは、粒の大きさに注意が必要です。粒が大きいものの上に細かいものを入れると層にならず、大きさの違うカラーサンドが混ざってしまいます。ダイソーで販売されているカラーサンドは粒の大きさが違うものがあるので、選ぶときは色だけなく粒の大きさにも注意してくださいね。
カラーサンドを使った砂絵
【材料】
- タックシート
- 色鉛筆
- カッター
- カラーサンド
【作り方】
- タックシートのはくり紙側に、下絵を描く
- 下絵に色鉛筆で色付けする
- 濃い色の部分から順に一色ずつ、下絵を切り取る
- 切り取ったところにカラーサンドをのせる
- 指で押さえて砂を安定させ、余った砂は落とす
- ③~⑤を繰り返す
- 下絵部分が終わったら、背景部分のはくり紙をはがしカラーサンドをのせる
ポイントは濃い色から順に色をのせていくこと。薄い色に予定外の色が混ざって濁ってしまうのを防げます。 カラーサンドはそのままの色で使っても、色同士を混ぜてオリジナルの色を作ってもOK!色を混ぜる場合は、先に混ぜてからシートにのせていきましょう。完成した作品をフォトフレームなどに入れて飾れば、素敵なインテリアになりますね♪
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大人も子供も楽しめるサンドアートは、親子で過ごすおうち時間を充実させてくれます。コツをつかめば、観葉植物やミニチュアフィギュアをおしゃれな雑貨に変身させられますし、自由な発想をそのまま形にできる砂絵で色彩豊かなアートも作れます。
100均で気軽に手に入るカラーサンドを使って、ぜひ親子で挑戦してみてくださいね♪
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