今や100均でも手に入る、一定の温度で溶けるパイプ状にカットされた「アイロンビーズ」。
挑戦してみたいなと思った時に、100均アイテムで揃えられるなら気軽にはじめやすいですよね。
アイロンビーズは楽しいだけでなく子供の集中力や観察力、色彩感覚などを育むのにもぴったりと、いま大人気♪
今回は親子のおうち時間に100均のアイロンビーズで実際に遊んで、その楽しさを体験してみました。
アイロンビーズ以外に必要なアイテムや基本の作り方もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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100均のアイロンビーズを比較!何個入り?違いはある?
まずは100均の代表格としてセリア、ダイソー、キャンドゥそれぞれで取り扱っているアイロンビーズの違いについて調べてみました!
セリア|10色入りでカラフル!プチサイズも可愛い
セリアのアイロンビーズには、プレート&アイロンシート付きのセットのものとアイロンビーズ単体のものとがあります。
セットに付いているプレートは「四角」「丸型」「星型」の3種類があり、大きさは75×75mm程度。ピンセットは付いていないので、必要であれば別途用意しましょう。
ビーズの大きさは、直径5mm程度の通常サイズと、直径2mm程度の「プチ」シリーズとがあります。プチサイズは小ぶりな作品を作るのにぴったりですよ♪
いずれも複数のカラーがミックスになっていますが、セットのものが3〜4色程度なのに対してビーズ単体のものはなんと10色入り!
ひとつ買うだけで十分色が揃うのも嬉しいポイントですね。
ダイソー|カラーが豊富で量もたっぷり!
ダイソーのアイロンビーズは、アイロンビーズとプレートが別売りになっています。
プレートの形は「四角」のみで、アイロンシートとトングのようなピンセットも一緒に入っています。 ビーズの大きさはセリアの商品とほぼ同規格で通常サイズとミニサイズの2種類。 通常サイズは2〜3色がミックスになっています。 ミニサイズも2〜3色がミックスになっているのですが、容量は約2000粒と大変ボリューミー!ミニサイズは数が必要になることが多いので、この大容量はありがたいですね。
クリアタイプや蓄光素材なども含めてカラーバリエーションが豊富なのも、ダイソーのアイロンビーズの大きな特徴です。 通常サイズ用プレートは155×155mm。プレートを買い足せば連結もできるので大型の作品作りが可能です。 ミニサイズ用プレートは80×80mmでこちらも複数枚連結が可能。
繊細で大型の作品も作れますよ。
キャンドゥ|ハートや星など型付きで簡単!
キャンドゥのアイロンビーズは、アイロンビーズとプレート、アイロンシートがセットになった「プチプチパック」があります。
プレートの形は「四角」「丸型」「星型」「ハート型」の4種類。ピンセットは入っていないので必要な場合は別途用意しましょう。
ビーズの大きさは直径5mm程度の通常サイズで、5色以上のカラーがミックスされています。
1パックに約230個入っていて、付属のプレートで1〜2個分の作品が作れますよ。
アイロンビーズは売り場のどこにある?
アイロンビーズは、おもちゃコーナーか、手芸用品のコーナーかのいずれかにある場合がほとんど。
アイロンビーズとプレートが別売りになっている場合でもたいていは同じ場所にあります。
必要なものを一式揃えたい場合は、アイロンビーズを見つけた時にまずプレートやピンセットがついているかを確認。別売りの場合はサイズに気をつけて同じ規格のものを選んでくださいね。
100均のアイロンビーズで遊んでみよう!
それではさっそくアイロンビーズで簡単な作品作りに挑戦してみましょう!手頃な値段で必要な材料が揃い、足りなくなったビーズの買い足しもしやすいので、親子で過ごすおうち時間にぴったりですよ♪
アイロンビーズ以外に必要なアイテム
作品を作る時は、アイロンビーズ以外にこの3つを必ず用意しましょう。
・プレート
・アイロンシート
・アイロン
プレートは、ビーズとセットになっている場合と別売りの場合とがあります。購入時には必ず確認してくださいね。
アイロンシートはプレートとセットになっている場合がありますが、なければクッキングシートでも代用可能です。
また、あると便利なのは次の2つです。
・図案
・ピンセット
慣れてきたら、好きなイラストを参考にしたり自分のイメージで作るのも楽しいですが、はじめは図案があると安心ですよ♪
ピンセットは、通常サイズのアイロンビーズならなくても何とかなりますが、ミニサイズのビーズで作る場合は必要になってきます。
アイロンビーズ基本のやり方
アイロンビーズの基本の作り方は、次の4ステップ。
1.図案に合わせて、プレートにビーズを並べる。
2.並べたビーズの上にアイロンシートをのせ、中温に合わせたアイロンでビーズの表面を均等に溶かす。
3.ビーズが冷めたらアイロンペーパーをはがし、ビーズをプレートから外して裏返す。
4.裏返したビーズの上にアイロンペーパーを再びのせて、2.の時と同じように均等にアイロンをかけたら、できあがり♪
アイロンがけの工程はやけどのおそれもあるので、大人が手伝ってあげてくださいね。
【体験談】ダイソーのアイロンビーズを使ってみた!
100均のアイロンビーズ、実際の使い心地はどうなの?ということで、ダイソーのアイロンビーズに7歳の息子と一緒に挑戦してみました!
7歳男子がアイロンビーズ作りに挑戦!
工作や細かい作業に黙々と集中するのが好きな7歳の息子。アイロンビーズ作りも真剣に取り組みます!
図案がないと不安とのことで、パーラービーズのセットに入っていた図案を参考にさせていただきました。
細かい作業に悪戦苦闘!でも楽しい♪
集中して作ろうとするも、ビーズを思った位置と違うところに置いてしまったり、せっかく並べてもちょっと移動させた時に崩れてしまったりと悪戦苦闘!
それでも集中は途切れず、ダイソーのプレートに付属のピンセットを使って慎重にビーズを並べていました。 そんな息子の傍らで、筆者はダイソーのミニアイロンビーズに挑戦!こういう細かい作業は、元ネイリストだからか血が騒ぎます…!
それにしてもミニサイズは、本当に小さい!プレートに付属のピンセットでは先端がビーズの穴に入らないので、ちょっとした移動や修正が難しい!!
実際に作品を作ってみた感想としては、ミニサイズは小学校低学年には少し難しいかもしれません。その難易度ゆえ、むしろ大人がハマってしまう気持ちはすごくよくわかりました。
ものづくり大好き7歳 VS 元ネイリストの母、はたしてその仕上がりは…!?
そして完成した息子のアイロンビーズ作品は、こちら! 左から時計回りに「恐竜」「さかな」「電車」だそうです。カラフルで楽しい作品になりました!
形は図案通りでも、色を自分好みに変えるだけでオリジナリティが出るのが嬉しいですね♪
本人は大変満足げでした!
そして、筆者がミニサイズのアイロンビーズで作ったのはこちら!
アイロンビーズのパッケージに載っていた作品例を参考にしながら作った「パンダ」と「くじら」。心なしか寂し気な表情に見えるのは…気のせいでしょうか…。
作ってみて気づいたのですが、ミニサイズはしっかりめにアイロンがけすると、ビーズの穴がほぼ埋まってしまうんですね。
これは好みが分かれるかもしれません。がっつりくっついている安心感の方が好きなので、個人的には問題なしです!
ダイソーのアイロンビーズとパーラービーズ一番の違いは「粒の揃い具合」!
ダイソーのアイロンビーズを実際に使ってみましたが、大手玩具メーカーの「パーラービーズ」とはいくつか違いがあるなと感じました。
一番の違いを感じたのは、ビーズの粒の揃い具合です。
まずこちらがダイソーのアイロンビーズです。 そしてこちらが、パーラービーズ。 写真では伝わりにくいかもしれませんが、ビーズの直径や穴の直径、ビーズの高さや断面などの揃い具合はパーラービーズの方が品質が上でした。
この差が、アイロンをかけた時に全体が均一に溶けるかどうかの仕上がりの差につながってくるようです。
ただ、子供と遊ぶにはダイソーのクオリティでも十分!用途に合わせて使い分けると良さそうですね。
注意点としては、ダイソーのアイロンビーズを使う時は、ビーズの高低差によりアイロンがあたりにくいところが出てしまうこと。
子供が持ち運んで壊れないようにするためにもしっかりめにアイロンがけすることをおすすめします!
初心者さんにおすすめ!アイロンビーズ図案本3選
アイロンビーズにハマるともっといろんな作品を作りたい!と思ってくるはず。
しかし、いざビーズを並べてみてもなかなかイメージしていた絵柄にならない……なんてことも。
そんな時におすすめの、アイロンビーズの図案本をご紹介します。
慣れるまではこういった図案本を使うことで、作れるものの幅が広がっていきますよ。
1.[日東書院]子どもの手芸 アイロンビーズ
平面モチーフを中心に、初心者でも取り組みやすくてかわいい図案がたくさん載った、アイロンビーズの図案本。
かわいらしいモチーフやアクセサリーなどの作り方がプロセス写真とイラストでわかりやすく解説されているので、子供から大人まで楽しめますよ♪
2.[日本ヴォーグ社]作るのが楽しくてとまらない!サンリオキャラクターズのアイロンビーズBOOK
かわいいサンリオのキャラクターたちが作れちゃう、アイロンビーズの図案本。
ハローキティやマイメロディ、ポムポムプリン、‘キキ&ララ’の愛称で親しまれているリトルツインスターズ、さらに、けろけろけろっぴやぐでたまなど、歴代の人気キャラクターたちが大集合しています。
お気に入りのキャラクターが作れる嬉しい一冊ですね♪
3.[レディブティックシリーズ]ころんとかわいい ディズニーツムツムアイロンビーズ
34種類の立体的なディズニーツムツムのキャラクターが作れる、アイロンビーズの図案本。
平面に比べると手間はかかかりますが、パーツを作って貼り合わせるだけで立体マスコットが作れる仕様なので初心者でも挑戦しやすくなっています。
ポケモンなどキャラクターも作れる!おすすめアイロンビーズセット3選
もっとアイロンビーズで遊んでみたい!いろんなモチーフを作れるようになりたい!と思った方におすすめの、必要なものが一気に揃うアイロンビーズのセット商品もご紹介します。
作りたいものがあっても、必要なカラーがなかったり図案が思いつかなかったりで手が止まりがちになることも。
そんな時でもオールインワンセットなら、必要なものが全て揃っているから簡単にどんどん作品を作れちゃいますよ♪
1.[カワダ]パーラービーズ スターターボックス
初心者にはもちろんのこと、アイロンビーズの作品バリエーションを増やしたい人にもぴったりな、必要なものが一式入ったアイロンビーズのオールインワンセット。
初心者でも作りやすいシリコンプレートと、慣れてきたらステップアップできる透明プレートが両方入っているのも嬉しいポイントです。
32種類の実寸大の図案があるので、プレートを重ねて絵柄通りにビーズを並べるだけでOK!
色や形をアレンジすれば、自分だけのオリジナルモチーフがどんどん作れますよ♪
【商品詳細】
・対象年齢:5歳〜
・内容:ビーズ約2240ピース(全15色)、とうめいプレートS(しかく)×1枚、シリコンプレート(しかく)×1枚、イメージシート×1枚、ビーズパレット×2個、ビーズピンセット×1本、アイロンペーパー×1枚
2.[カワダ]ポケットモンスター キラピカセット
性別問わず人気のアニメ『ポケットモンスター』。そのキャラクターを作るのに必要なものが一式入った、アイロンビーズのオールインワンセットです。
ポケモンやモンスターボールなど、14種類のキャラクターが簡単に作れます。
付属の「キラピカシート」で仕上げれば、表面がツヤツヤになり完成度の高い仕上がりになりますよ☆
【商品詳細】
・対象年齢:5歳〜
・内容:ビーズ約2400ピース(全20色)、とうめいプレートL(しかく)×1枚、キラピカシート×1枚、イメージシート×1枚、ビーズパレット×1個、ビーズピンセット×1本、アイロンペーパー×1枚
3.[カワダ]すみっコぐらし キラピカセット
女の子に大人気のキャラクター「すみっコぐらし」の14キャラクターが作れる、アイロンビーズのオールインワンセット。
実寸大の図案も必要なカラーのビーズも全て入っているので、簡単にかわいく仕上がります。
市販のボールチェーンをつけてキーホルダーにしたり、市販のマグネットやマジックテープでひっつけたりと、大好きなキャラクターたちと一緒にお出かけできるアレンジをしてみるのも楽しいですね♪
【商品詳細】
・対象年齢:5歳〜
・内容:ビーズ約2400ピース(全14色)、とうめいプレートL( ろっかく)×1枚、キラピカシート×1枚、イメージシート×1枚、ビーズパレット×1個、ビーズピンセット×1本、アイロンペーパー×1枚
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指先を使う細かい作業が脳にプラスの作用を与えたり、集中力が高まったり、作品が出来上がった時の達成感が味わえたりと、アイロンビーズには子供も大人も夢中になってしまう楽しい要素がいっぱいです。
必要な材料は100均でも揃うので、アイロンビーズをはじめてみたいと思ったらぜひ気軽に挑戦してみてくださいね♪
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