ゾウは賢い動物といわれていて、長い鼻とやさしい目、迫力のある大きな体で子供たちから人気がありますよね。今回は、子供に読んであげたいゾウの絵本を、おすすめの年齢別に紹介します。
【0・1・2歳〜】ゾウの絵本人気おすすめ5選
まだ文字が読めない小さな子供には、わかりやすい絵で明るい雰囲気の物語がおすすめです。
ぞうさん(こぐま社)
こぐま社 | |
2016年 | |
まど・みちお 詩/にしまきかやこ 絵 | |
24ページ |
こぐま社の「ぞうさん」は、まど・みちお作詞の童謡「ぞうさん」を元につくられた絵本です。ママ・パパの誰もが知っているであろう歌詞にぴったりな、かわいらしく美しい色彩のイラストが描かれています。親子でいっしょに歌いながらページをめくってみてくださいね。
まる さんかく ぞう(文溪堂)
文溪堂 | |
2008年 | |
及川賢治 竹内繭子 | |
20ページ |
「まる さんかく ぞう」は、赤ちゃんが認識しやすい鮮やかな色と、シンプルな言葉と絵で構成されている絵本です。描かれているイラストを上から順に読んでいくと、リズミカルな言葉が心地よく、大人も子供も夢中になるでしょう。初めての絵本にもぴったりな1冊です☆
いない いない ぞう!(岩崎書店)
岩崎書店 | |
2024年 | |
大塚健太 文/山村浩二 絵 | |
32ページ |
「いない いない ぞう!」は、赤ちゃんが大好きな「いない いない ばあ!」をモチーフにした絵本です。「 ばあ!」ではなく「ぞう!」と繰り返していく様子が癖になり、赤ちゃんも声に出して楽しんでくれそうですね☆リアルさとかわいらしさを兼ね備えたイラストも魅力的です。
ぞうくんのさんぽ(福音館書店)
福音館書店 | |
1977年 | |
なかのひろたか | |
28ページ |
「ぞうくんのさんぽ」は、ぞうくんと仲良しの動物たちが繰り広げる、愉快なさんぽを描いた絵本です。さんぽに出かけたぞうくんは、かばくん・わにくん・かめくんに出会います。みんなを背中に乗せたぞうくんは、重さに耐えきれなくなり、池に落ちてしまうのです。動物たちのユーモラスなやりとりがおもしろい1冊ですよ。
ゆびでさわって どこかな? えほん ぞうさん(岩崎書店)
岩崎書店 | |
2019年 | |
サム・タプリン 作 エミリー・ダブ 絵 |
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12ページ |
「ゆびでさわって どこかな? えほん ぞうさん」は、赤ちゃんが指先で触って遊べる、イギリス発のしかけ絵本。溝や穴を触りながらページをめくっていくことで、赤ちゃんの脳に適度な刺激を与えてくれますよ。海外ならではの美しい色彩のイラストにも注目です☆
【3・4・5歳〜】ゾウの絵本人気おすすめ7選
幼児さんになったら、物語を通じて何か学びを得られるような絵本を選んであげるとよいでしょう。 イラストがかわいいものもたくさんあるので、子供の好みのイラストの絵本を選んであげてもいいですね。
ぐるんぱのようちえん(福音館書店)
福音館書店 | |
1966年 | |
西内ミナミ 作/堀内誠一 絵 | |
28ページ |
「ぐるんぱのようちえん」は、1966年に出版されたロングセラー絵本。ひとりぼっちの大きなゾウ・ぐるんぱが主人公です。失敗ばかりのぐるんぱが、自分だけの居場所と幸せを見つける感動的なストーリーで、いつでも一生懸命なぐるんぱの姿に大人も子供も励まされることでしょう。
ゾウのエルマー(ビーエル出版)
ビーエル出版 | |
2002年 | |
デビッド・マッキー 文・絵 きたむら さとし 訳 |
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32ページ |
イギリスの絵本作家デビッド・マーキーによる「ぞうのエルマー」は、世界20か国以上で愛されている人気の絵本です。ゾウの群れのなかで、自分だけ体の色がカラフルなエルマーは、みんなと違うことに悩み、まわりに同化しようと試みます。自分らしくいることの素晴らしさを楽しく描いた、心温まるストーリーです。
かわいそうなぞう(金の星社)
金の星社 | |
1970年 | |
つちやゆきお 文 たけべもといちろう 絵 |
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32ページ |
「かわいそうなぞう」は、第二次世界大戦の最中に戦時猛獣処分を受けた上野動物園での実話を元につくられました。戦争の影響で、殺処分せざるを得なくなった3頭のゾウが亡くなるまでの詳細が描かれています。とても悲しい物語ですが、戦争の悲惨さを学べる貴重な絵本です。
ぞうさんとねずみくん(ポプラ社)
ポプラ社 | |
1982年 | |
なかえよしを 作/上野紀子 絵 | |
32ページ |
「ぞうさんとねずみくん」は、「ねずみくんのチョッキ」で有名なねずみくんの絵本シリーズの1冊です。ねずみくんは、力が強くて大きくて、たくさんごはんが食べられるぞうさんをうらやましく感じています。そんなねずみくんにも、ねずみくんだけのすてきなところがあるのです。自分では気づけないかもしれないけれど、誰にだって必ずいいところがあることを教えてくれる、やさしい気持ちになれる物語です。
ぞうのババール こどものころのおはなし(評論社)
評論社 | |
1974年 | |
ジャン・ド・ブリュノフ 作・絵 やがわ すみこ 訳 |
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48ページ |
「ぞうのババール」は、フランスの作家ジャン・ド・ブリュノフが手がけた、世界中で半世紀以上も愛され続けてきた名作シリーズ。1作品目のこちらは、森で狩人におそわれて逃げ出したババールが、人間の町でさまざまな経験をして、やがて王様になるまでを描いています。心温まる愛と友情の物語です。
おやすみ、エレン(飛鳥新社)
飛鳥新社 | |
2017年 | |
カール=ヨハン・エリーン 著 三橋 美穂 監訳 |
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32ページ |
「おやすみ、エレン」は、寝かしつけ絵本として有名なベストセラー絵本「おやすみ、ロジャー」の第2弾として登場した、ゾウのエレンが主役の物語です。イラストがガラッと変わってかわいらしくなったので、子供にも読みやすい1冊となりました。エレンが不思議な森を冒険しながら、さまざまなキャラクターと出会っていくストーリーを楽しみながら、自然と眠りにつけそうです。
ダンボ ディズニーゴールド絵本ベスト(講談社)
講談社 | |
2021年 | |
講談社 編 | |
18ページ |
ディズニー好きな子供には「ダンボ」の絵本もおすすめ。耳の大きな赤ちゃんゾウのダンボは、人間の子供のイタズラがきっかけとなり、お母さんゾウのジャンボと引き離されてしまいました。悲しむダンボを見かねたサーカス団員のねずみ・ティモシーは、ダンボをサーカスのスターにすることを思いつきます。ダンボが短所に感じていた、みんなと違う大きな耳を使って空を飛び、スターとして活躍するまでを描いた、感動の物語です。
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子供に読んであげたい、ゾウが登場する絵本を紹介しました。おすすめの年齢はあくまで目安です。明確な決まりはないので、子供が気に入った絵本があったら、ぜひたくさん読んであげてくださいね。
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