子供の靴のサイズはどう選ぶ?足のサイズの測り方|平均や注意点も

子供の靴のサイズはどう選ぶ?足のサイズの測り方|平均や注意点も
子供靴のサイズの選び方や、足のサイズの測り方を紹介します。子供の年齢別に足のサイズの平均や、靴のサイズを選ぶときの注意点もお伝えするので、子供靴選びに迷っているママ・パパは参考にしてくださいね。
もくじ
  • 子供の靴のサイズはどうやって選ぶ?
  • 子供の足のサイズの測り方
  • 年齢別子供靴のサイズ目安
  • 子供におすすめのシューズブランド
  • 子供の靴を選ぶときのポイント
  • 子供の靴選びの注意点
  • 子供靴のサイズアウトの目安
  • 子供の足は、大人に比べてすぐに大きくなるので、靴選びに悩みますよね。「靴のサイズはどう選んだらいいの?」「足のサイズはどうやって測ればいいの?」とお悩みのママ・パパに向けて、子供の靴選びに必要な情報をお伝えします。

    子供の靴のサイズはどうやって選ぶ?

    子供の靴のサイズ選びに迷ったら、まずは足のサイズを測ってみましょう。その上で、足の実寸よりも0.5〜1cm大きいものを選ぶのがおすすめです。

    足のサイズを測る

    足のサイズを測るときは、足の長さだけでなく、足幅・足囲も測ります。

    • 足長:かかとから一番長い指先までの長さ
    • 足幅:足の一番幅の広いところの長さ
    • 足囲:足の親指・小指の付け根にある骨部分をぐるりと囲った長さ(足幅の位置をぐるりと一周した長さ)

    大人の靴と同じように、子供の靴にも「2E(EE)」「3E(EEE)」などと書かれているのをみたことがあるのではないでしょうか。これは靴の幅を示す値で、足囲の数値を参考にします。

    サイズを測るときに使うものは、次章で詳しく紹介します。

    足の実寸+0.5〜1cm大きいものを選ぶ

    子供の靴は、測った足の実寸よりも、0.5〜1cmほど余裕があるサイズを選びましょう。子供靴はすぐに小さくなるからと大きめを買ったり、多少きつくても履けるだろうと小さめを履き続けたりすると、足の成長の妨げとなります。

    メーカー・ブランドによっては、あらかじめ足の実寸のサイズに+0.5cmほどの余裕を持たせて販売しているものもあるので、その場合は実寸と同じサイズを選んでも問題ありません。サイズ表をよく確認してみてください。可能であれば試着することをおすすめします。

    また、足幅・足囲の数値を参考に、靴の幅(ワイズ・ウィズ)にも注目して選んでみましょう。

    子供の足のサイズの測り方

    子供の足の測り方は主に3つあります。子供の足を測るのは意外と難しいため、フットメジャーやサイズ測定用紙などを利用してみてください。

    自分で測るのが不安な場合は、子供靴専門店や子供靴売り場でも計測してもらえます。心配な方はお店でみてもらうと良いでしょう。

    フットメジャーを使う

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    Amazonや楽天などのネットショップでは、子供用のフットメジャーが販売されています。かかとをメジャーに合わせてバーをスライドさせるだけで簡単に足の長さが測定できますよ。

    商品にもよりますが、20〜30cmくらいまで測定できるものが多いため、ひとつ持っておくと長く使えて便利です。価格もお手頃なものが多いのがうれしいですね。

    足長しか測れないので、幅や足囲はメジャーなどを使って自分で測る必要があります。

    サイズ測定用紙を使う

    子供の足のサイズを簡単に測れる、専用の測定用紙を使う方法もあります。

    子供靴メーカーのホームページに用意されているので、ダウンロードして印刷しましょう。子供靴の販売店でもらえることもありますよ。

    かかとが床に対してまっすぐになるようにサイズ測定用紙の上に子供を立たせ、測定用紙の基準線に人差し指の中心とかかとを結ぶ線を合わせたら、つま先の先端部分の数字を確認しましょう。これで足長が測定できます。

    かかとの後ろに本を置いたり、壁を利用したりすると正しく測りやすいでしょう。

    足幅は、足の一番幅が広いところの長さを、足囲は足幅部分をぐるっと囲ったところをメジャーで測ってみてください。測定用紙によっては、足囲用の簡易メジャーがついているものもありますよ。

    家にあるものを使う

    測定用紙がすぐに用意できない場合は、家にあるものを使って足のサイズを測ってみましょう。

    用意するものは、紙・鉛筆・メジャー・定規・厚めの本です。

    紙の上に厚めの本を置き、子供のかかとを本の背表紙に合わせ、まっすぐに立たせます。かかと部分と、つま先の先端に印をつけたら、印の間の長さを測りましょう。

    足幅と足囲も、測定用紙を使う場合と同じ要領で測ってみてください。

    年齢別子供靴のサイズ目安

    出典:ABC-MARTオンラインストア

    こちらの図は、ABC-MARTオンラインストアによる子供の足のサイズ目安表です。

    子供の足は、個人差はありますが、1年間で約1cm成長するといわれています。とくに、新生児から3歳頃までの成長は著しく、半年で1cm以上大きくなることも。

    足の成長速度は個人差があるので、目安表通りにサイズアップしていくとは限りませんが、参考にしてみてください。

    子供におすすめのシューズブランド

    ここからは、おすすめの子供靴ブランドを紹介します!

    アシックス(ASICS)

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    「アシックス」では、20年以上にわたり蓄積してきた子供の足形計測データを元にシューズを開発しています。人気ライン「スクスク」は、「FIRST」(歩きはじめの赤ちゃん、11.5〜13.5cm)、「BABY」(12.0〜16.0cm)、「PRESCHOOL」(15.0〜22.0cm)、「JUNIOR」(21.0〜26.0cm)の4つを展開。子供の足のメカニズムを科学的に分析し、その時々の成長に合わせたシューズをそろえています。

    イフミー(IFME)

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    「イフミー」は、「子供たちの健やかな成長を育む」をコンセプトに、早稲田大学スポーツ科学学術院と産学協同で開発している子供靴ブランド。「FIRST SHOES」(11.5〜13.0cm)、「BABY」(12.0〜15.0cm)、「KIDS」(15.0〜21.0cm)のラインナップがあります。豊富なシリーズ・デザインと手頃な価格も人気の理由です。スニーカーだけでなく、上履きやウォーターシューズ(サンダル)も履きやすいと評判ですよ☆

    ニューバランス(New Balance)

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    「ニューバランス」のキッズスニーカーは、子供の足を考えた設計で、一人ひとりの子供の足にフィットするように、足囲に合わせて3種類のウィズ(ワイズ)を展開しています。機能性はもちろん、デザイン性も高いですよ。大人用もあるので、ママ・パパとおそろいにできるのもうれしいですね♪「ベビー/インファント」(11.0〜16.5cm)、「キッズ/ジュニア」(17.0〜25.0cm)の展開です。

    アディダス(adidas)

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    「アディダス」の子供靴も人気があります。ブランドのトレードマーク・スリーストライプスがデザインされた「スーパースター」、世界で一番売れたスニーカーとしても知られている「スタンスミス」など、大人におなじみのモデルもそろっていますよ。おしゃれで履きやすいスニーカーを探している人におすすめです。「ベビー」(11.0〜16.5cm)、「キッズ」(17.0〜21.5cm)、「ジュニア」(22.0〜25.5cm)のラインナップがあります。

    ナイキ(NIKE)

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    「ナイキ」のキッズシューズは、サポート性に優れていて着脱しやすいと評判です。子供靴は面ファスナーのストラップシューズが多いですが、ナイキでは簡単に着脱できるスリップオンタイプの「ダイナモ フリー」も人気があります。また、大人にも支持されている「エアマックス」のキッズモデルもそろっていますよ。「ベビー」(7.0〜16cm)、「リトルキッズ」(14〜22cm)、「ジュニア」(20〜25cm)の3つを展開しています。

    アキレス

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    「アキレス」の子供靴で人気なのが「瞬足」のスニーカー。左右非対称のスパイクをソールに配置することで、バランスを崩しやすい校庭の左回りのコーナーでも、力いっぱい最後まで走れるように工夫されています。また、順天堂大学 スポーツ健康科学部 バイオメカニクス研究室との協同開発で生まれた「足育シリーズ」の靴は、正しい歩行が自然と身につきますよ。サイズラインナップは、瞬足が16.0〜25.0cm、足育が14.0〜22.0cmです。

    子供の靴を選ぶときのポイント

    子供の足は、成長途中のため骨が柔らかく不安定です。一般的に、足の骨格が完全に作られるのは17〜18歳頃といわれているため、幼い頃から子供の足に負担をかけない靴を選ぶことが重要です。

    子供の靴を選ぶ際にチェックしたい5つのポイントを紹介します。

    つま先に余裕があり指先が動くものを選ぶ

    子供の靴は、つま先に余裕があって指先が靴のなかで自由に動かせるものを選びましょう。

    幼児期に足の指を十分に動かすことで、足の筋肉の発達につながるといわれています。指を動かすスペースがない靴を履いてしまうと、足の成長を妨げ、疲れやすくなったり転びやすくなったりしてしまうため、靴がきつくないかこまめに確認してあげてくださいね。

    かかとがしっかりしているものを選ぶ

    かかとの骨がしっかり成長するように、かかとが支えられている靴を選ぶことも大切です。かかとの骨が正常に育たないと、O脚やX脚、扁平足などの原因になるともいわれています。

    かかと部分に強度があると、足が靴のなかで固定され、安定した歩行ができるとされていますよ。

    ソールに柔軟性があるものを選ぶ

    適度な厚みで柔軟性があるソールの子供靴を選びましょう。靴の底が硬いと、前に進むために蹴り出すことがうまくできなくなってしまいます。

    また、クッション性が高いソールの靴を選ぶと、足への衝撃を軽減でき、負担が少なくなるでしょう。

    足の甲にフィットするものを選ぶ

    足の甲にフィットする子供靴を選ぶことも大切です。甲に靴がフィットすると、自然な歩行が身につきます。

    小さい子供には靴ひもは扱いにくいので、面ファスナーで調整できるものが良いでしょう。

    通気性の良いものを選ぶ

    子供の靴は、通気性の良いものを選びましょう。

    子供は大人よりも体温が高く、汗をかきやすいです。通気性の良い素材でできた靴を選んであげると、足が蒸れにくくなりますよ。洗ったときにも乾きやすいのでおすすめです。

    子供の靴選びの注意点

    子供の靴を選ぶときには、以下の注意点を守りましょう!

    必ず試し履きをする

    子供の靴は、必ず試し履きをするようにしましょう。

    表記サイズが同じでも、メーカーによってサイズ感が異なります。「いつもこのサイズだから」と試着せずに買ってしまうと、きつかったりブカブカだったりする可能性もあります。

    子供に履いてもらって、靴に当たってしまう部分がないか、つま先のゆとりは適切か確認してあげてくださいね。

    また、サイズ感や履き心地にも影響するため、スニーカーを試し履きする際は必ず靴下を履くようにしましょう。

    定期的にサイズを確認する

    子供の足のサイズは、定期的に確認しましょう。

    子供の足の成長スピードは速いので、3か月に一度を目安にサイズを確認してあげるのがおすすめです。

    また、靴を買い替える際も足のサイズを測り直しましょう。足の成長は個人差があるため、単純にサイズをひとつ上げるだけでは足に合わない可能性もあります。

    「サイズアウトした靴より0.5cm大きいものを選べばいいか」と、サイズを測らずに購入することは避けましょう。

    子供靴のサイズアウトの目安

    子供靴は、3歳までは3か月、それ以降は半年がサイズアウトの目安となります。3か月に一度は足のサイズを測り直し、靴のサイズが適切であるか確認してみましょう。

    あくまで目安なので、靴に指が当たっていたり、タコや爪の変色などの異変がみられたりした場合には速やかにサイズアップしてください。

    ***

    子供の靴選びに必要な情報をまとめてお届けしました。子供靴はすぐに小さくなってしまいますが、足のサイズをしっかり確認し、足に合った靴を選んであげることが大切です。こまめに測定するのは少し大変かもしれませんが、子供の足のためにも、きちんと測ってあげてくださいね☆

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