子供用のイヤホンはあまり販売されていないので、どんなものを選ぶべきか迷いますよね。この記事では、子供用イヤホンの選び方や売っているお店、イヤホンを使用する際の注意点までお伝えするので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
子供用イヤホンの選び方
子供用のイヤホンを選ぶときは、イヤホンのタイプや形状、デザインなどをチェックしましょう!
イヤホンのタイプで選ぶ
イヤホンは、Bluetoothで接続させるワイヤレスタイプ、ケーブル端子を直接デバイスに差し込んで使用する有線タイプがあります。
ワイヤレスタイプ
- メリット:自由に動ける。デバイスと離れた場所でも再生可能。
- デメリット:充電が必要。音が途切れやすい。完全独立タイプは紛失のリスクが高い。
ワイヤレスタイプのイヤホンは、左右のイヤホンが独立した完全独立タイプ、左右のイヤホンがケーブルで接続されたネックバンドタイプがあります。近年はワイヤレスタイプが主流になってきていて、種類も豊富です。
メリットは、デバイスとつなぐ必要がなく、自由に動き回れること。デバイスから少し離れた距離でも音を再生することも可能です。ケーブルが絡まったり、断線したりする心配がないのも安心ですね。
一方、充電が必要な点はデメリットといえます。充電を忘れて電池切れになってしまうと使うことができないので、こまめに充電しておきたいですね。また、Bluetoothを使用しているため、場合によっては音が途切れてしまうことも。
完全独立タイプのイヤホンは紛失しやすいため、小さい子供にはあまり向いていません。今回調査したところ、子供用イヤホンとして販売されている商品には、完全独立タイプのワイヤレスイヤホンはほとんどありませんでした。
有線タイプ
- メリット:音の途切れや遅れがない。充電不要。
- デメリット:使用範囲が限られている。ケーブルが絡むと断線のリスクも。
有線タイプは、ケーブルをデバイスに差し込んでいるため、ケーブルを介して音がイヤホンに届きます。そのため、ワイヤレスイヤホンに比べて音が途切れたり遅れたりすることがなく、オンライン授業などでも使いやすいでしょう。充電が不要な点もメリットといえます。
デメリットは、デバイスから離れた場所では使用できず、使用範囲が制限されてしまうこと。また、ケーブルが絡まると断線も起こりやすくなります。ケーブルホルダーを使用するなど、絡まらないように十分に注意しましょう。
イヤホンの形状で選ぶ
イヤホンは、大きく分けるとカナル型・インナーイヤー型・イヤーフック型の3種類があります。
- カナル型:耳栓のように耳穴に密着するタイプ。遮音性が高いので音楽に集中でき、音漏れも防止できる。
- インナーイヤー型:耳穴に軽くひっかけるタイプ。耳が疲れにくく、音の広がりが楽しめる。
- イヤーフック型:イヤーフックを耳にかけて装着するタイプ。耳にフィットしやすい。
今回、子供向けに販売されているイヤホンを調査したところ、カナル型・インナーイヤー型のように耳の穴を塞ぐものは少なく、イヤーフック型のものが多くみられました。なかでも、耳の穴を塞がないタイプのイヤホンが複数販売されていますよ。
耳を塞がないイヤホンには、骨を振動させることで聴覚神経を刺激して音を脳に届ける骨伝導タイプ、耳の穴の外から小さなスピーカーを使って音を届けるオープンイヤー型などがあります。
耳の穴を塞がないため、音漏れしやすいというデメリットはありますが、外部の音も聞こえるので子供が使う場合も安心です。密閉感や閉塞感がないので疲れにくいというメリットもありますよ。
イヤホンのデザインで選ぶ
子供のイヤホンを選ぶなら、子供が喜ぶデザインを選んであげるのも良いでしょう。子供用として販売されているイヤホンは、色使いがカラフルでかわいらしいものもたくさんありますよ☆
子供が好きな色を選んであげたり、好きなキャラクターのシールを貼ってあげたりすると、子供が喜んで使うきっかけになるでしょう。
子供用イヤホンはどこに売っている?
子供用イヤホンはどこに売っているのか、身近なお店を調査しました!ネットストアを中心に確認したので、参考にしてみてください。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報はお問い合わせください。
家電量販店
ビックカメラやヤマダ電機などの家電量販店では、子供用イヤホンの取り扱いがありますが、種類は少なめでした。子供用のイヤホンよりもヘッドフォンの方が、種類も豊富にあるようです。
100円ショップ
100円ショップでも、子供用イヤホンが販売されています。ダイソー(DAISO)、キャンドゥ(Can★Do)のネットストアでは、「こども用イヤホンマイク付」という商品が販売されていました。安いイヤホンを探している方にはおすすめです。
ネット通販
楽天やAmazonなどのネット通販でも、子供用イヤホンの取り扱いがあります。家でゆっくり比較検討しながら購入できますし、種類も豊富なのでおすすめです!
子供用イヤホンおすすめ9選
ここからは、楽天・Amazonで購入可能なおすすめの子供用イヤホンを紹介します!
myFirst BCWL 骨伝導ワイヤレスイヤホン
ワイヤレス | |
イヤーフック(骨伝導) | |
あり | |
5時間 | |
1.5時間 | |
28g | |
IPX6級防水、最大音量制限 |
耳の穴を塞がずに装着できる、イヤーフック型の骨伝導イヤホンです。人間工学に基づいたスポーツデザインを採用し、耳への負担を最小限に留めています。イヤーパッドには柔らかい素材を使用し、長時間使用しても痛くなりにくい設計です。
cheero pino for Kids
ワイヤレス | |
イヤーフック(オープンイヤー) | |
あり | |
6〜7時間(連続通話)、4〜5時間(音楽再生) | |
1.5時間 | |
27g | |
ノイズキャンセリング搭載、IPX4級防水 |
耳にかけるだけで簡単に装着できる、子供のためのワイヤレスイヤホン。オープンイヤー型で耳を塞がずに外部の音が聞こえるので、周囲からの声かけも耳に届きます。通話時のノイズを除去するCVC8.0ノイズキャンセリング技術を採用しているため、遮音性が高くクリアな通話が可能です。
myFirst CareBuds 子供用インナーイヤー型ワイヤレスイヤホン
ワイヤレス | |
カナル型 | |
あり | |
6時間 | |
1.5時間 | |
5g | |
最大音量制限(85dB)、自動外部音取込モード、IPX4級耐水 |
子供用としては珍しい、完全独立タイプのカナル型ワイヤレスイヤホンです。紛失防止用ストラップ付きなのがうれしいですね。6種類のサイズのイヤーチップが付属しているため、子供の耳に合わせやすく、快適なリスニングが可能になりますよ。体の動きを感知すると自動外部音取込モードに切り替わり周囲の音が聞けるため、より安全に使えます。
SOUL OPENEAR POP
ワイヤレス | |
イヤーフック(オープンイヤー) | |
あり | |
10時間 | |
1.5時間 | |
13g | |
ボリュームコントロール機能(最大85dB)、IPX4級防水、マルチポイント接続機能 |
200枚以上のステッカーと5つのスリーブでオリジナルデザインが作れる、オープンイヤータイプの子供用イヤホンです。イヤーカバーも5色の着せ替えが可能で、子供の好みに合わせてチェンジできます。耳を塞がない安全性と、最大ボリュームコントロールで子供の耳を守ってくれます。
FIRSTCHOICE 子供用 イヤホン
ワイヤレス | |
イヤーフック(オープンイヤー) | |
あり | |
10時間 | |
2時間 | |
約30g | |
85dB音量制限、IP55防水 |
通話用マイクが搭載された、オープンイヤータイプのワイヤレスイヤホンです。超強力形状記憶金属を使用し、耐久性に優れています。音量制限機能が付いていたり、軽量設計であったりと、子供の耳に負担がかかりにくいのがうれしいですね。
子供向けワイヤレスキッズイヤホン
ワイヤレス | |
イヤーフック(オープンイヤー) | |
なし | |
8時間 | |
1.5時間 | |
約20g | |
ノイズキャンセリング搭載 |
子供らしいかわいいデザインがプリントされた、オープンイヤーのワイヤレスイヤホンです。約20gと軽量で圧迫感や閉塞感がなく、耳が痛くなりにくいのがうれしいですね。ノイズキャンセリング搭載で通話時のノイズを除去してくれるので、クリアな通話が可能です。
myFirst ACW(AirWaves)エア伝達キッズイヤホン
ワイヤレス | |
イヤーフック(オープンイヤー) | |
あり | |
18時間 | |
記載なし | |
21.5g | |
最大音量制限(85dB)、IPX5級耐水 |
ツートーンカラーがキュートな、オープンイヤータイプのキッズイヤホンです。なんと、最大18時間の長時間再生が可能。重さも21.5gと軽量なので、長時間のフライトやドライブでも、耳に負担なく使えそうです。最大音量制限機能があるのも安心ですね。
エレコム 子ども用 マイクON/OFF機能付き 両耳イヤホン
有線 | |
カナル型 | |
あり | |
1.2m | |
13g | |
安全音量低減仕様(出力音圧レベル85dB)、ミュート機能、マルチデバイス対応(3.5mmイヤホンジャック) |
学校や塾などでのオンライン学習に便利な、子供用のマイク付き有線イヤホンです。マイクのON/OFFや音量調整を手元で操作できるインラインコントローラーを採用しているので、授業でも使いやすいですよ。子供の耳に配慮した低音量使用で、音が大きくなりすぎないので安心ですね。
QearFunXD 子供用有線イヤホン
有線 | |
イヤーフック(オンイヤー) | |
- | |
1.2m | |
80g | |
マルチデバイス対応(3.5mmイヤホンジャック) |
猫のデザインがキュートな、子供用有線イヤホンです。オンイヤー型と呼ばれる耳にかぶせるタイプで、長時間使用しても疲れにくいのが特徴。ワンタッチ操作で通話や音楽の再生も簡単にできます。耳にかけて使用している姿もとてもかわいいですよ☆
子供がイヤホンを使用する際の注意点
子供がイヤホンを使用する際の注意点をお伝えします。
長時間使用しない
子供がイヤホンを使用する際は、長時間の使用をできるだけ避けましょう。
子供に限った話ではありませんが、長時間イヤホンを使用することで、耳に負担がかかります。イヤホンやイヤーフックがあたる箇所が擦れて痛みを生じたり、耳内部の機能に影響を及ぼしたりする可能性もあります。
イヤホンの使用時間は1日1時間以内を目安にして、耳を休めることを心がけてください。
音量を確認する
子供用イヤホンを使う際は、ママ・パパが音量を確認するようにしましょう。
大きな音を聞き続けることで耳に負担がかかり、難聴などのリスクも高まるといわれています。外部の音が聞こえるくらいの音量を意識して使用するのがおすすめです。
最大音量レベルが制限されている子供用イヤホンを選ぶのも良いでしょう。
使いにくさがないか確認する
子供用イヤホンは、使いにくさがないか確認することも大切です。
サイズが合っているか、重さは気にならないかなど、子供の耳や耳まわりに負担がかからないイヤホンかどうかチェックしてあげてくださいね。
また、子供が一人で操作できることも大切なポイントです。ストレスなく使えるイヤホンを与えてあげましょう!
子供用ヘッドフォンも選択肢に入れてみて!
子供用イヤホンの購入を検討している人は、ぜひ子供用ヘッドフォンも選択肢に入れてみてください。ややかさばりますが、耳全体を覆うため、イヤホンよりも耳への負担が少ないとされています。子供用イヤホンよりも種類が豊富なので、子供の好みのものを選びやすいですよ。
子供用ヘッドフォンのおすすめ紹介記事も参考にしてみてくださいね☆
***
ママ・パパの子供の頃とは異なり、今は子供もタブレットやパソコンを当たり前のように使う時代です。イヤホンやヘッドフォンも欠かせないアイテムとなりつつあります。今回の記事を参考に、子供の耳に負担がないイヤホンを選んであげてくださいね。
※紹介している商品は、ごっこランドtimesで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。
※記載の情報や価格については執筆当時のものです。価格の変更の可能性、また、送料やキャンペーン、割引、クーポン等は考慮しておりませんので、ご了承ください。