こんにちは。現在小学1年生の娘がいる、ごっこランドTimesママライター南尾優香です。
入学準備で一度は考えるのが「ランドセルラック」ですよね。
カバンに給食セットとタオルくらいしか入れる必要のない幼稚園時代と比べて、小学生は毎日の教科書やノート、文房具などの学用品を自分で管理する必要があります。
わが家も入学前は準備がきちんとできるか、どのようにしたら忘れ物をしないで済むか非常に悩んだものです。
今回は筆者の体験談を含めたランドセルラックの失敗談や選び方、おすすめのランドセルラックを紹介します。
子供にぴったりのランドセルラックを選ぶことで、毎日の準備をスムーズに行えます。ぜひ参考にしてくださいね。
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ランドセルラックはいらない?失敗・後悔しないために先に考えること
たしかに、SNSを中心に「ランドセルラックはいらない」という声はあります。
しかし、子供のうちは物の置き場所を決めることが非常に大切。
学習机にランドセルを置かないなら、ランドセルラックを始めとするランドセル置き場が必要です。
ランドセルラックの失敗を防ぐには失敗談を念頭に置き、子供の性格や行動パターン、生活動線をよく考えるのがおすすめです。
入学後の生活をイメージすることで、おうちにぴったりのランドセルラックを選べますよ。いっしょに考えてみましょう。
ランドセルラックでなぜ失敗する?
ランドセルラックの失敗談・後悔の声をSNSや筆者のママ友に調査した所、以下のエピソードを得られました。
- 整理整頓ができず、ランドセルラックがグチャグチャ
- 使いにくいのか、子供がランドセルラックにランドセルを置かない
- ランドセルラックが大きすぎて場所を取るor小さすぎて物が入らない
長期目線では、小学校を卒業した後には使えない、子供が複数いるとラックの置き場所に困るという意見もありました。
卒業後も使うなら専用のランドセルラックではなく、シンプルなカラーボックス、スタッキングシェルフなどを使うのもおすすめです。
(具体的な商品は最後に紹介しています)
ランドセルラックをどこに置く?
ランドセルラックの置き場所の代表例は、以下の3か所です。
- リビング
- 子供部屋
- 玄関
どの場所に置くのがベストなのかは、生活スタイルや子供の性格によって異なります。
持ち物の準備を親御さんが手伝うなら、親御さんが管理しやすい場所にランドセルラックを置くのもひとつの方法です。
慣れてきたら、徐々に親子で相談して子供が管理しやすい方法や置き場所に移行しましょう。
ここからは、各ランドセルラック設置場所のメリット・デメリット、特徴を説明していきます。
リビング
・リビングでの学習をスムーズに進められる ・親御さんがチェックしやすい |
|
・きちんと片づけないとリビングが散らかる ・インテリアを統一しにくい |
リビングにランドセルラックを置く一番のメリットは、親御さんの目が行き届くことです。
じつは、低学年のうちは筆箱の中身や手紙の出し忘れがないかなどのチェックが欠かせません。
筆者も「小学生だし、持ち物の準備は子供に任せても大丈夫だろう」と思っていたら、「えんぴつを削っていない子供が多い」と懇談会で言われ、筆箱を見たらまさにその通り。
2学期後半になってから、毎日筆箱をチェックしています。
また、リビングにランドセルラックを置けば、ランドセルを置いたらすぐにダイニングテーブルで宿題に取り掛かれます。
デメリットは、ノートや教科書、文房具でリビングが散らかりやすく、片づけが大変なことです。
筆者の主観も入りますが、持ち物管理に不安があるうちは、親御さんの目の届くリビングにランドセルラックを置くのがおすすめです。
子供部屋
・子供用品を子供部屋にまとめられる ・リビングに子供用品が散らかりにくい |
|
・親御さんがチェックしにくい ・リビング学習の場合、部屋を移動する必要がある |
子供部屋にランドセルラックを置けば、洋服、学習用品、ランドセルなどすべての子供用品をひと部屋にまとめられます。
子供自身も「自分のものは自分で管理する」という意識を持ちやすく、片づけ習慣を身につけやすいのもメリットです。
デメリットは、持ち物のチェックを親御さんがやりにくいことと、勉強をリビングで行う場合、学習用品を持って子供が移動しなければならないことです。
また、「部屋に置くのがめんどくさい」と子供部屋のランドセルラックを使わず、結局リビングにランドセルが放置される事態もありえます。
子供部屋にランドセルラックを置く場合、きちんと子供部屋に片づけられるか、維持できるのかを考えるとよいでしょう。
玄関
・帰ってきたらすぐに片づけられる ・必ず生活の動線上にある |
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・ラックを置くスペースがないおうちもある ・来客時に子供用品が目に入ってしまう |
「ランドセルラックにランドセルを置く」というハードルが一番低い置き場所は、玄関です。
必ず通る場所なので、帰ってきたらそのままランドセルを置くだけ。片づけが苦手な子供にもやりやすいですね。
デメリットは、玄関にスペースを確保しにくいことと、子供用品が丸見えになり、散らかった印象になりやすいことです。
子供の性格や家族の生活スタイルによってベストな置き場所は異なります。
家族みんなで相談して、ベストな場所を決めるとよいですね。
ランドセルラックに何を置く?
ランドセルラックには、学校で使う以下のものをまとめて収納すると便利です。
(学用品の詳細は学校によって異なります)
- ランドセル
- 教科書・ノート
- 鉛筆削り
- 時間割表
- ハンカチ・ティッシュ
- マスク
- 上着
- 給食セット(エプロン・ランチョンマット・三角巾など)
ランドセルラックの種類や大きさはさまざまで、リビングに置きやすいコンパクトなもの、長く使える大きめなものなどがあります。
家庭学習の教材や習い事の道具まですべてを収納したいなら、大きめサイズを選ぶ必要があります。
引き出しや上着掛けの有無など、希望する収納量やおうちのスペースに合わせて商品を選びましょう。
また、子供は週末にはタブレットや体操服、長期休みには鍵盤ハーモニカやお道具箱なども持ち帰ります。
どの学用品をランドセルラックに置くかはおうちによって異なりますが、想定よりも少しスペースに余裕を持たせると安心です。
ランドセルラックはいつまで使う?
「ランドセルラックをいつまで使うか」も、購入前に考えておくのがおすすめです。
小学校卒業まで使う、学習机を買うまでのつなぎなど、各おうちごとにランドセルラックを使う期間は異なります。
下にきょうだいがいる場合、下の子が入学したら上の子が使っているランドセルラックを譲り、上の子にはそのときの荷物量に合った新しいものを購入するというママ友もいました。
小学校1年生と6年生では、背の高さや使う学用品の数、物の管理の仕方などが大きく異なります。
長く使うことを重視するのか、今の子供の使いやすさを重視するかも合わせて考えてみてはいかがでしょうか。
ランドセルラックの選び方
ランドセルラックを選ぶ心構えや考えるポイントについてお伝えしましたが、実際に気になるのは、どの商品がよいのかですよね。
ここからは、ランドセルラックの具体的な選び方を紹介します。
大きさ・高さ|子供が使いやすくて学用品がしっかり入るか
ランドセルラックの使いやすさで一番重要なのは、大きさ・高さです。子供が使いやすく、必要な学用品がしっかりと収納できる商品を選びましょう。
収納量が多い背の高いタイプだと、小柄な1年生は上の段を使いにくいこともあります。
また、座らないとものの出し入れができない一番下の段はやや使いにくく、子供はあまり使ってくれません。
できれば、子供の目線~腰くらいの高さによく使うものが入るラックを選ぶと、失敗が少ないのではないでしょうか。
デザイン|シンプルで使いやすいか
子供の好みは、成長とともに変化します。
「子供の好きなもので入学のテンションを上げたい!」という親御さんもいらっしゃいますが、基本的には長く使えるシンプルなデザインをおすすめします。
ランドセルラックの代表的な色は、白系・ナチュラル系・ダークブラウン系です。置く場所のインテリアに色を合わせると、部屋になじみやすいですよ。
とはいえ、シンプルすぎる色やデザインだと、子供が喜ばないのも事実です。
子供の好みに合わせるには、はがせるタイプのリメイクシートを貼ったり、リメイクシートの上から子供の好きなキャラクターのシールを貼ったりするのがおすすめです。
シンプルさと子供の好みのバランスがよいデザインを選べるとよいですね。
キャスター|必要・不要はそれぞれ
ランドセルラックを移動させる可能性があるなら、キャスターの有無もチェックしてみましょう。
キャスターつきは掃除や模様替えが簡単で、来客時や長期休みなどあまり使わない時期は、押し入れやクローゼットのなかに片づけることもできますよ。
キャスターの見栄えが気になる場合は、前からはキャスターが見えない隠しキャスターつきの商品もおすすめです。
本格的なランドセルラックにキャスターがついたもの、キャスターつきのシンプルな3段ワゴンなどさまざまなタイプがあります。
専用・汎用|専用のランドセルラックか使いまわせるものか
専用のランドセルラックを買うか、シンプルなラックやワゴンを買うかも大きな分かれ目です。
専用のランドセルラックは、小学生に必要な機能がしっかりと盛り込まれています。
アレンジしにくい・卒業後に不要になるなどのデメリットはありますが、機能性が高く、買ってすぐに使えるのがメリットです。
一方、シンプルなラックやワゴンはアレンジがしやすく、小学校卒業後も使いやすいのがメリット。
しかし、引き出しや仕分け用の箱などを別に用意する必要があり、買った後に細かな準備や調整が必要な点はデメリットです。
専用のランドセルラック、シンプルなラック・ワゴンのどちらがよいかは、おうちのレイアウトや家族構成に合わせて考えてみてくださいね。
ランドセル専用ラックのおすすめ6選
ニトリを含む、シンプルで使いやすいランドセルラックを6種類紹介します。
上着もしっかりかけられる|ニトリ ランドセルラック (グロウEG88)
・ホワイトウォッシュ ・ライトブラウン |
|
・プリント紙化粧パーティクルボード | |
88cm×30cm×84cm | |
あり |
ランドセルラックに上着掛けがセットになっているのが、ニトリのランドセルラック グロウEG88です。
ライトブラウンとホワイトウォッシュの2色展開で、好みの色を選べます。
棚板の高さを変えられる中段は教科書やノートの収納にぴったり。
ハンカチやマスクの収納に便利な引き出しもあり、一番下は鍵盤ハーモニカや絵の具セットなども置ける大型のフリースペースになっています。
ランドセルは一番上の段に置くか、横のフックにかけるかを選べます。子供の好みや身長に合わせて決めるとよいですね。
コンパクトな専用ランドセルラック|ニトリ ランドセルラック (グロウEG63)
・ホワイトウォッシュ ・ライトブラウン |
|
・プリント紙化粧パーティクルボード | |
63cm×30cm×84cm | |
あり |
上のグロウEG88から上着掛けを抜いたコンパクトなタイプが、ニトリのランドセルラック グロウEG63です。
グロウEG88よりも横幅がスリムで、スペースをあまり取れないおうちにも使いやすいコンパクトサイズ。
キャスターつきで移動が簡単なのも、うれしいポイントです。
インテリアになじむおしゃれなランドセルラック|キャスターつきランドセルラックCade
・ブラウン | |
・スチール ・合成樹脂繊維化粧板(メラミン) |
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45cm×35cm×84cm | |
あり(隠しキャスター) |
リビングになじむ木目調のランドセルラックなら、Cadeがイチ押し。
シンプルでお部屋になじむので、リビングにさりげなく子供用品を置きたいおうちにぴったりです。
棚板は高さ調節ができるので、子供の成長に合わせてぴったりのサイズで使えます。
コンパクトなのでいつもはお部屋の片隅に置き、勉強する時だけダイニングテーブルに引き寄せて使うのもおすすめです。
無印インテリアとも親和性◎|こどもと暮らしオリジナルCurioLifeランドセルラック
・ウォルナット ・ナチュラル ・アイボリー |
|
・本体:プリント紙化粧繊維板 | |
69.5cm×40cm×78.8cm | |
あり(隠しキャスター) |
シンプルインテリアにぴったりなのが、こどもと暮らしオリジナル Curio Life ランドセルラック 。
日本国内で徹底した品質管理のもと作られており、ホルムアルデヒドの発散量がもっとも少ない等級「F☆☆☆☆(フォースター)」材料を使用しています。
作りがていねいでシンプルなので、卒業後も本棚やチェストとして長く使えます。
大容量なので、2人用としても使用可能。きょうだいで使えるランドセルラックを探している方もぜひ検討してみてください。
必要な機能がばっちり|スマートアイ ランドセル収納LOG
・ウッドナチュラル/ホワイト ・ウッドホワイト/グレー ・ウッドブラウン ・ウッドホワイト/ピンク |
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・エンジニアリングウッド, シート張り | |
64cm×40cm×91cm | |
あり(隠しキャスター) |
コスパのよいランドセルラックなら、スマートアイ ランドセル収納LOGがおすすめ。
引き出し収納、ランドセルを置きやすいワイド天板、教科書の出し入れがしやすいブックシェルフをそなえており、カラーバリエーションも4種類と豊富です。
子供の好みに合わせて選べる、非常に使いやすいランドセルラックです。
スリムタイプで机との併用も|NORM ストレージラック 縦置きタイプ
・ホワイト×ナチュラル | |
・プリント紙化粧繊維板 | |
29.5cm×34cm×92cm | |
あり |
将来は学習机の横に置くことを検討しているなら、スリムタイプのランドセルラックもおすすめです。
価格もお手頃で、木製のナチュラルテイスト。ニトリ系のシンプルインテリアにもよくマッチします。
ランドセルラックの収納では物足りなくなったら、引き出しのついた学習机を買い足せばOKです。
スペースを取らないので、リビングの片隅にも置きやすいですよ。
マルチに使いまわせるランドセルラックおすすめ5選
ランドセルラックの役目を終えた後は、本棚やチェストとして使いたいと考えるおうちにぴったりのランドセルラックを5種類紹介します。
ニトリや無印良品などのシンプルな商品を集めたので、ぜひ参考にしてください。
シンプルで長持ち・ずっと使えるラック|無印良品 スタッキングシェルフ
・ブラウン | |
側板・仕切り板:フラッシュ構造・オーク材突板・アクリル樹脂塗装 スチールパイプ:スチール・エポキシ粉体塗装 |
|
基本:42cm×28.5cm×81.5cm ワイド:81.5cm×28.5cm×81.5cm |
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なし |
シンプルで長く使える家具と言えば、無印良品のスタッキングシェルフ。縦横どちらにも広げやすく、子供が成長しても長く使えます。
ランドセルラックとして使う場合は、2段ラックの一番上にランドセルを置き、仕切りやボックスで使いやすいようにアレンジするのがおすすめです。
スッキリとした収納が好みなら、ぜひチェックしてみてくださいね。
押し入れに収納可能なマルチラック|ニトリ マルチラック Sユーティー D73
・ホワイト | |
・パーティクルボード | |
30cm×73cm×64cm | |
あり |
ほどよい大きさのキャスターつきマルチラックなら、ニトリのマルチラック Sユーティー D73がおすすめ。
棚の高さを変えられるため、子供に合わせたサイズ調整が可能です。高さも64cmで、子供がランドセルを置くのにも便利ですよ。
ランドセルを上に置かなければ押し入れの下段に収納できるので、長期休暇中は部屋をスッキリ使いたいおうちにもぴったりです。
カラーボックスはアレンジ自由!|ニトリ Nカラボレギュラー3段
・ホワイトウォッシュ ・ライトブラウン ・ミドルブラウン |
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・パーティクルボード | |
41.9cm×29.8cm×87.8cm | |
なし |
シンプルでお手頃、何にでも使える棚と言えば、ニトリのカラーボックスですよね。
ニトリの連結できるNカラボは縦横どちらにも連結でき、引き出しやカラーボックスなどのオプション品も豊富に取り揃えています。
写真は3段のシンプルな商品ですが、2段・扉つき・コーナー用などのさまざまな商品がほかにもあります。
子供の成長に合わせて、ぴったりのオリジナルランドセルラックを作ってみてください。
元祖3段ワゴン!マルチに使える|IKEAロースコグワゴン
・ホワイト ・イエロー ・グレーグリーン ・ターコイズ ・ダークブラウン ・ピンクレッド ・ブラック |
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・スチール ・エポキシ/ポリエステル粉体塗装 |
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45cm×35cm×78cm | |
あり |
シンプル派に根強く人気なのが、3段キャスターワゴンの元祖ともいえる「IKEAロースコグワゴン」です。
ランドセルラックとして使う場合は、一番上の段に別売りの「ホーグスマ(まな板)」をつけると、ランドセルが置きやすくて便利です。
一番上がランドセル置き場、2段目・3段目に仕切り用ボックスを置いて教科書・ノートを置き、横にフックつきの籠をつけてハンカチやティッシュ・マスクを収納するのが定番スタイル。
しかし、「1年生には上の段が高すぎてランドセルを置きにくかった」「2段目・3段目が箱状なので、教科書の出し入れがしにくい」という声もあります。
おうちの収納としても便利なので、おためし感覚で購入するのもおすすめです。
組みあわせ自由な正方形ボックス|カスタムキューブラック
・ホワイト ・オーク ・ウォールナット |
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・12mm厚プリント紙化粧繊維板 | |
34.7cm×32cm×34.5cm (おおよその1キューブのサイズ) |
|
なし |
6種類のボックスを組み合わせて使用するカスタムキューブラック。写真のように、仕切りつきの上にオープンタイプを乗せるとランドセルラックとして便利に使えます。
外から学用品が丸見えになるのが気になるなら、扉つきを選ぶのもおすすめです。
成長に合わせて長く使用できるので、ぜひ利用してみてくださいね。
子供にぴったりのランドセルラックを選ぼう
子供にぴったりのランドセルラックを選ぶには、入学後の生活スタイルや子供の性格をよく考えるのがおすすめです。ぜひぴったりのランドセルラックを選んで、元気な学校生活をサポートしてあげてくださいね。
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