こんにちは!ごっこランドTimesのAkariです♪
日本国内における、珍しい名字を集めてみました!
かっこいいものや読みが難しいものなど、日本にはさまざまな名字があります。人口の少ない名字を順番に紹介しているので、ぜひチェックしてみてください♪
珍しい名字ランキング!
「名字由来net」の名字データベースをもとに、国内の珍しい名字を集めました。
具体的には、2023年10月時点の政府発表統計および、全国電話帳データをもとに算出されたランキングを参考にしています。
本記事では、人口の多い名字ランキングにおいて、最下位である40,000位からさかのぼる形でランキングを作りました。知っている名字があるか探してみてください。
1.綿重(わたしげ)
山口県や千葉県、滋賀県などにみられる名字です。地域としてはバラバラに点在しているイメージですね。
全国順位は40,000位で、全国におよそ60人ほどの非常に珍しい名字です。
2.津釜(つがま)
栃木県や福島県、埼玉県にみられる名字です。なかでも、栃木県小山市羽川が本拠地とされています。
3.入坂(いりさか)
文字通り、「入る場所」と「坂」を由来とする名字です。富山県や熊本県、神奈川県にみられる名字で、地域として集中しているわけではないようです。
4.日名川(ひながわ、ひなかわ)
兵庫県や岡山県などのほかに、千葉県にもみられる名字です。姓の画数である「天格」は13画となり、大吉とされる縁起のいい名字でもあります。
5.雲母(きらら、きら)
静岡県と北海道にみられる名字です。北海道では「きら」と読む場合があり、同じ読み方である「吉良」とも近い名字とされています。
かっこいい名字ランキングにもランクインしている、珍しくて人気の名字です。
6.盛戸(もりと)
石川県にみられる名字です。石川県かほく市における、長柄用水の盛土居から「盛」を使用したとする説があります。
7.大裏(おおうら)
兵庫県や大阪府にみられる名字。文字通り、「大きな裏の土地」を表すとされています。漢字としては難しくないものの、意外と聞いたことのない名字ではないでしょうか。
8.黒磯(くろいそ)
山口県や京都府にみられる名字です。戦国時代には、山口県岩国市黒磯町が「黒礒」の表記で記録されていました。歴史ある名字として、今でも残っています。
9.居木(いき、すえき)
同じ読み方をする「井木」とも近いとされる、神奈川県にみられる名字です。地名ではありませんが、東京都品川区には居木神社があることでも知られています。
10.鷹城(たかしろ)
現香川県である讃岐が発祥とされる名字で、今でも香川県にみられます。「鷹」も「城」も高貴なイメージで、かっこいい名字ですね。
11.箕手(みのて、みので)
高知県や徳島県などの四国地方のほかに、福井県にもみられます。「箕」は、穀物に混ざった不要なものをふるい分ける農具です。
12.新重(しんじゅう、にいしげ、しんしげ、あらしげ)
北海道や広島県にみられる名字です。同じ漢字で、これだけの読み方がある名字も珍しいですね。
13.志形(しがた、しかた)
大阪府や京都府などの近畿地方のほかに、東京都にもみられる名字です。分布の多い地域に地名として存在しないので、地名以外の由来と考えられています。
14.橋尻(はしじり)
岩手県や北海道にみられる名字です。「橋の後ろ」を意味する名字としてうまれたと伝えられています。
15.峯友(みねとも)
長崎県、大阪府、高知県、東京都、北海道、埼玉県など、全国に点在している名字です。40,000位から数えて15番目になり、ようやく全国におよそ70人の名字となりました。
16.近泉(ちかいずみ)
徳島県や愛媛県の四国地方のほかに、神奈川県にもみられる名字です。その名の通り、「近くの泉」からうまれたと考えられています。
17.尾楠(おぐす)
千葉県や香川県、大阪府にみられる名字です。尾根と楠(くすのき)を由来とすると考えられています。
18.風藤(かぜとう、ふうとう)
広島県や奈良県、大阪府にみられる名字です。当初は「かぜふじ」と発音していたものが、伝承で「ふうとう」と呼ばれるようになったという説もあります。
19.奥條(おくじょう)
香川県や愛媛県などの四国地方にみられる名字です。「條」は、細長い枝を意味する漢字で、同じ読み方をする「奥条」に近い名字とされています。
20.片ケ瀬(かたがせ)
岩手県や北海道、宮城県などにみられる名字です。大分県を発祥とする説があり、江戸時代には地名として記録が残されています。
21.滝寺(たきでら)
新潟県などの関東にみられる名字で、滝のある地形や地域を由来とすると考えられています。江戸時代には、地名としての記録が残されています。
22.大戸井(おおどい、おおとい)
徳島県などにみられる名字です。戦国時代の徳島県阿波市にあった、大戸井城を由来とする説があります。
23.運藤(うんどう、うんとう)
秋田県や北海道にみられる名字です。同じ読み方で、「雲藤」と書く名字もあります。茨城県における藤原氏の末裔という説もあるそうです。
24.園曾(おんそ、そのそ、えんそ)
東京都や神奈川県にみられる名字です。近い名字として、「薗」や「園」が挙げられます。
25.論田(ろんでん、ろんだ、ろんた)
兵庫県や富山県、愛媛県にみられる名字です。兵庫県や愛媛県を発祥とする説があり、富山県には江戸時代に地名として記録が残っています。
26.白嶋(しらしま、しろしま)
広島県や新潟県、東京都にみられる名字です。地域によって読み方も異なり、東京では「しらしま」、新潟では「しろしま」が多い傾向にあります。
27.田古里(たこり、たごり)
東京都のほかに、福岡県や佐賀県などの九州地方にみられる名字です。佐賀県が発祥とされ、江戸時代には地名としての記録があります。
28.陰(かげ)
広島県や兵庫県にみられる名字で、中国や韓国をルーツとする説があります。漢字一文字の名字は、めずらしくて印象に残りやすいですね。
29.萩之内(はぎのうち)
鹿児島県にみられる名字です。江戸時代に存在した、萩之内屋敷を由来とする説があります。
30.西途(さいと)
京都府や神奈川県にみられる名字です。「西」の文字からもイメージされるように、京都府京丹後市網野町浜詰を本拠とする説があります。
31.塚水(つかみず)
福岡県や大分県にみられる名字です。文字通り「塚」と「水」を由来とした、地形からできた名字だと考えられています。
32.堂之下(どうのした)
鹿児島県にみられる名字で、近い名字として「堂ノ下」が挙げられます。江戸時代に存在したという堂之下門を由来とする考え方が有力です。
33.姫城(ひめぎ)
鹿児島県のほかに、兵庫県や大阪府といった近畿地方にみられる名字です。江戸時代に存在した姫城門が由来であると考えられ、近い名字としては「姫木」が挙げられます。
34.峰高(みねたか)
兵庫県や静岡県、千葉県にみられる名字です。「峰」と「高い土地」からできた名字で、兵庫県にある雲光寺の僧侶による明治新姓とされています。
35.畑宮(はたみや)
北海道や広島県にみられる名字で、「畑」と「神社」からできたとされています。広島県のなかでも、広島市南区堀越に多くみられる名字です。
36.喜福(きふく)
和歌山県のほかに、大阪府や兵庫県などの近畿地方にみられる名字です。「喜」と「福」の組み合わせは、見るだけでも縁起が良さそうですね。
37.兵東(ひょうどう、ひょうとう)
愛知県豊橋市にみられる名字です。近い名字として、「兵藤」が挙げられます。
38.北子(きたこ、ほくね、きたご)
兵庫県や大阪府などの近畿地方のほかに、石川県にもみられる名字です。わずかに京都府にもみられます。読み方が複数あるので、本人に確かめて間違えないようにしたいですね。
39.石瀧(いしたき)
佐賀県や福岡県、長崎県などの九州地方にみられる名字です。地形をもとにした名字とされていて、同じ読み方の名字として「石滝」が挙げられます。
40.農見(のうみ)
岐阜県や愛知県にみられる名字です。農業従事者が名字に「農」を使用した例があることから、農業に関連すると推測されます。
41.代崎(しろさき、しろざき)
京都府や兵庫県、石川県にみられる名字です。地形をもとにした名字で、「田」と「突き出た土地」から名付けられたとする説があります。
42.和佐間(わさま)
千葉県勝浦市にみられる名字です。「和」の字と、「狭い間」を由来とする考え方があります。
43.槍木(うつぎ、やりき)
千葉県山武市にみられ、農業への関連が推定されている名字です。同じ読み方の名字として、「宇津木」が挙げられます。
44.宇賀野(うがの)
千葉県柏市にみられる名字で、滋賀県米原市宇賀野を発祥とする説があります。
江戸時代には地名としての記録があり、地名の場合は「うかの」と発音し、「宇加野」とも表記されていました。
45.国遠(くにとお、くにとう)
香川県や岡山県、愛媛県にみられる名字です。熊本県や愛媛県をルーツとする説もあり、同じ読み方の名字として「国東」が挙げられます。
46.元垣内(もとがいと)
大阪府や長野県、三重県などにみられる名字で、全国におよそ90人いると計算されています。知らなければなかなか読めない名字ですね。
47.水戸口(みとぐち)
鳥取県や北海道、兵庫県にみられる名字です。水の出入り口を由来とし、ルーツは漁業従事者であると伝えられています。
48.筆内(ふでうち)
千葉県にみられる名字で、薬を扱っていた職業に関連すると伝えられています。地域としては、江戸時代の千葉県あたりをルーツとする説が有力です。
49.馬替(まがえ、まがい、うまがえ)
石川県金沢市にみられ、江戸時代には地名として記録が残っています。石川県金沢市馬替が発祥とされる名字です。
50.冨士崎(ふじさき)
宮崎県や神奈川県にみられる名字です。宮崎県小林市をルーツとする説があり。同じ読み方の名字として、「藤崎」が挙げられます。
51.油石(あぶらいし、ゆうせき)
富山県や千葉県、北海道にみられる名字です。富山県には地名としても存在していて、「ゆうせき」の読み方は富山県高岡市にみられます。
52.工谷(くたに)
福井県や広島県、島根県にみられる名字です。「工」は大工を意味する説があり、職業からうまれた名字であるとされています。
53.鏡内(かがみうち)
広島県や滋賀県、愛知県にみられる名字です。「鏡」と「内の土地」からできた名字とされ、農業に関連すると考えられています。
54.叶本(かなもと)
山口県や愛媛県にみられる名字です。愛媛県大洲市戒川が発祥とされ、伝承で「かのもと」とも発音されています。
55.布矢(ぬのや)
埼玉県や東京都、新潟県にみられる名字です。長野県や神奈川県にもわずかにみられます。
56.光明寺(こうみょうじ)
大阪府や滋賀県、岐阜県にみられる名字です。漢字3文字で、かっこいいイメージの名字としても知られています。
57.栄二(ながに、ながじ、えいじ)
鹿児島県や神奈川県、大阪府にみられる名字です。調べても、そのほかの情報がほとんどないほどレアな名字でした。
58.多久間(たくま)
岡山県真庭市でみられる名字です。同じ読み方の名字として、「宅間」が挙げられます。
59.鳥堂(とりどう)
三重県や愛知県にみられる名字です。その名の通り「鳥」と「堂」からできたとする、事物由来の名字とされています。
60.芋迫(いもさこ、いもざこ)
鹿児島県や広島県にみられる名字です。「芋」と「山の迫った土地」を由来とし、江戸時代の芋迫門がルーツであると考えられています。
61.志和池(しわち)
鹿児島県のほかに、東京都や千葉県などの関東地方にみられる名字です。宮崎県都城市上水流町付近を発祥とし、室町時代には地名として記録されています。
62.村儀(むらぎ)
宮城県や東京都でみられる名字です。同じ読み方の近い名字として、「村木」が挙げられます。由緒正しいイメージの名字ですね。
63.流水(りゅうすい、ながみ)
北海道や大阪府、島根県にみられる名字です。愛媛県にある正道寺の僧侶による明治新姓と考えられています。
64.見滝(みたき)
青森県や福島県にみられる名字で、「滝が見える場所」からうまれたとされています。名字として知らなければ、「見」の読み方に迷ってしまいそうですね。
65.浮部(うきべ)
新潟県長岡市にみられる名字です。その名の通り、「浮く場所」の付近からうまれた名字とされています。
66.美宅(みたく、みやけ)
岐阜県にみられ、同じ読みである「三宅」に近い名字とされています。名字に「美」の漢字が入っていてすてきですね。
67.廣畠(ひろはた、ひろばた)
広島県や福岡県、和歌山県にみられる名字です。地形からできた名字とされ、同じ読み方の名字として「広畑」が挙げられます。
68.工東(くどう)
東京都や埼玉県などの関東地方のほかに、静岡県にみられる名字です。長野県や京都府、アイヌ系など、ルーツにはさまざまな説があります。
69.小霜(こしも)
兵庫県や滋賀県、大阪府などの近畿地方を中心にみられる名字です。同じ読み方の近い名字として、「小下」が挙げられます。
70.周布(すふ、すう)
山口県や神奈川県にみられる名字です。島根県浜田市周布町を発祥とする説があり、平安時代には地名としての記録が残されています。
71.合渡(ごうど、ごうと)
岐阜県にみられる名字です。同じ読みの近い名字として、「河渡」が挙げられます。強いイメージの発音で、かっこいい名字ですね。
72.管尾(すがお、かんお)
三重県名張市や、徳島県阿波市にみられる名字です。こちらは竹冠で、草冠の「菅尾」も近い名字として挙げられます。
73.荒光(あらみつ、あらこう)
広島県や石川県、富山県にみられる名字です。なかでも、広島県呉市や石川県鹿島郡中能登町小竹をルーツとする説があります。
74.仁沢(にざわ、にさわ)
岡山県や徳島県、大阪府にみられる名字です。同じ読み方の名字として「二沢」があり、室町時代には徳島県に地名としての記録が残されています。
75.立穴(たつあな、たちあな)
徳島県や兵庫県にみられる名字です。「高い土地」と「穴」からうまれたとされています。
76.杼村(とちむら)
三重県や大阪府、兵庫県にみられる名字です。同じ読み方の近い名字には「栃村」が挙げられ、地形を由来とした名字とされています。
77.小辺(こなべ、こべ)
福井県鯖江市沢町や大阪府、兵庫県多可郡多可町中区東山にみられる名字です。江戸時代の和歌山県をルーツとする説があります。
78.谷車(たにぐるま)
奈良県吉野郡下市町にみられ、地形からできたとされる名字です。「車」は、「まるい土地」を意味すると推定されています。
79.馬形(まがた、まかた、うまがた)
兵庫県や岡山県、鹿児島県にみられる名字です。岡山県美作市馬形を発祥とする説があり、江戸時代には地名としての記録があります。
80.代高田(よこうだ)
鳥取県にみられる名字です。「代々続く高い田」を意味すると推測されています。読み方が難しい名字のひとつですね。
81.木津田(きづた、きつだ、きつた、きずた)
広島県や北海道、岡山県にみられる名字です。「木」と「渡し場」と「田」が由来であると考えられています。
82.治久丸(じくまる)
宮崎県延岡市や宮崎県宮崎市にみられる名字で、伝承地は不明です。同じ読み方で近い名字に「軸丸」があります。
83.瀬戸野(せとの)
大阪府や京都府、広島県にみられる名字です。「狭い土地」と「野」を由来とする説があります。
84.観田(かんだ)
石川県や東京都、神奈川県にみられる名字です。石川県金沢市観音堂町を発祥とし、鎌倉時代には地名としての記録がありました。
85.犬窪(いぬくぼ)
鹿児島県出水市にみられる名字です。地形が由来であると考えられていますが、詳しいことはわかっていません。
86.閏野(うるの)
鹿児島県や愛知県にみられる名字です。同じ読み方の近い名字として、「潤野」が挙げられます。
87.仲小路(なかこうじ、なかしょうじ)
京都府や大阪府、山口県にみられる名字です。読み方としては「なかこうじ」が多く、「なかしょうじ」の読み方は珍しいとされています。
88.鍬谷(くわたに)
兵庫県神戸市や、東京都にみられる名字です。現在の大阪府北部と兵庫県の一部である摂津発祥とも言われています。地形からできたという考え方が有力です。
89.冨米野(ふめの)
大分県や神奈川県にみられる名字です。現在の大分県中南部である豊後発祥とも言われていて、同じ読みの名字として「富米野」が挙げられます。
90.巨泉(こいずみ)
栃木県や宮城県、千葉県にみられる名字です。同じ読み方の名字に「小泉」もありますが、「小」では小さく感じられるため大きな「巨」にしたという説があります。
91.斗ケ沢(とがさわ、とげさわ)
岩手県や青森県、北海道にみられる名字です。「戸賀沢」と書く名字もあり、「とげさわ」と読むのは珍しいとされています。
92.菅浦(すがうら)
広島県や奈良県、滋賀県にみられる名字です。鎌倉時代には地名としての記録が残っています。
93.笹舘(ささだて)
宮城県や北海道、東京都にみられる名字です。青森県をルーツとする説があり、同じ読み方の名字として「笹館」が挙げられます。
94.町沢(まちざわ、まちさわ)
新潟県糸魚川市上刈、山形県、東京都などにみられる名字です。地形からできた名字とされています。
95.若下(わかした)
愛媛県宇和島市吉田町南君、岐阜県、東京都などにみられる名字です。同じ地域に、「若藤」「若山」の名字もみられます。異なる名字でも分布状況が近いのは興味深いですね。
96.勘座(かんざ)
福井県にみられる名字で、職業からうまれた名字とされています。江戸時代に勘定奉行だったという考え方が有力です。
97.衡田(ひらた)
宮城県栗原市一迫真坂、東京都にみられる名字です。「衡」はつりあいを意味する「平衡」などに用いられる漢字でもあります。
98.國江(くにえ)
岐阜県岐阜市にみられ、地形を由来とする名字です。同じ読み方の近い名字として「国江」が挙げられます。
99.菖蒲迫(しょうぶさこ、しょうぶざこ)
広島県福山市にみられる名字です。「菖蒲」と「山の迫った土地」からできたとされています。菖蒲と山の美しい景色が思い浮かびますね。
100.葛石(かっせき)
広島県にみられ、「葛石(かずらいし)」を由来とする名字です。「かずらいし」とは、寺社の建物で壇の縁にある長方形の石を指します。
珍しい名字はほかにもたくさん!
紹介してきた100個のほかにも、珍しい名字はまだまだあります。
ルーツとする地域や名前の由来などを調べればおもしろい発見はたくさんあるので、気になった人はぜひ調べてみてくださいね。