こんにちは!ごっこランドTimesライターの砂糖さおりです。
子供が小学生になったら、おうちでも勉強時間を作りたいと考えるママ・パパも多いのではないでしょうか。
とくに小学校から本格的に始まる計算は、勉強の大切な基礎部分。ていねいにフォローしてあげながら、しっかり身につけておきたいところです。
ここでは小学1年生におすすめの計算ドリルや、選ぶときに気をつけたいポイントをご紹介します。
※この記事はPRを含みます。
1年生で習う算数の範囲
小学1年生の算数では、まず1から100までの数字を学びます。計算は、足し算と引き算がメインで、掛け算や割り算は習いません。
そのほか図形の分類や長さなど算数の土台となる概念や、時計の読み方も学習範囲に入っています。教科書によってはプログラミング的思考力を学ぶこともありますよ。
小学1年生の計算ドリルの選び方
各出版社からさまざまな計算ドリルが販売されています。ポイントを押さえて子供にぴったりのドリルを選びましょう。
学ぶ目的で選ぶ
授業の復習のため、先取り学習のため、苦手分野克服のためなど、ドリルに取り組む目的を明確にしてから選びましょう。
計算ドリルは学校の復習用に基礎を充実させたものや、くりあがり・くりさがりに特化したものなど、さまざまな種類があります。目的に合わないものを選んでしまうと、取り組んでも達成感が得られにくくなってしまいます。
結果につながってこそ楽しく勉強を続けられるので、目的に合わせてドリルを選びましょう。
学びたいレベルに合ったものを選ぶ
計算ドリルは、基礎固め用から応用問題に取り組めるハイレベルなものまで、多くの種類があります。
学びたいレベルをきちんと見極めた上でそれに合ったドリルを選びましょう。
また子供の理解度に合わせて選んであげないと、思うように進められずに挫折してしまうかもしれません。
今の子供に必要な学習は何か、じっくり様子をみてから選ぶことも大切です。
問題形式で選ぶ
ドリルがどんな問題形式であるかも確認しましょう。計算問題のみの形式もあれば、文章題形式のドリルもあります。
子供の苦手な分野をフォローできるような内容が理想的ですね。
伸ばしたい能力別で選ぶ
子供に伸ばしてほしい能力を重点的に学べる内容であることも大切です。計算のみを重点的に学んでほしいのか、算数を通して総合的な考える力を伸ばしてほしいのかによって、選ぶべきドリルは変わってきます。
まだはっきりとは決められないという親御さんは、ひとまず基礎固めのドリルから始め、子供の理解度を確認した上で、伸ばしたい力に特化したドリルで学ばせるのも一つの手です。
【小学1年生】計算ドリルおすすめ20選
ここからは小学1年生におすすめの計算ドリルを、目的別にご紹介します。
基礎をしっかり学びたい人におすすめのドリル
まずは子供に算数の基礎を固めさせたい方におすすめのドリルをピックアップしてみました。
小学1年生 計算にぐーんと強くなる
くもん出版 | |
104ページ(96ページ・別冊解答8ページ) | |
B5 | |
2020年 |
計算に特化したドリルで、問題数が多く、計算の練習がたっぷりとできます。基礎の部分から細かくステップアップしていくので、算数に苦手意識のある子供にも取り組みやすいでしょう。
計算問題を繰り返すドリルなので、正確性やスピードが身につき、子供が計算に自信が持てるようになるでしょう。一方で、総合的な算数の力をつけたい子には向かないかもしれません。
5分間計算ドリル 小学1年生
清風堂書店 | |
96ページ | |
A5 | |
2021年 |
1日分の学習内容が5分とコンパクトにまとまっているドリルです。コツコツとやさしい問題から順を追って取り組めます。算数の基礎と学習の習慣を身につけたい子供におすすめです。
ハイレベルな内容を求めている場合にはやや物足りなく感じるかもしれません。計算の基礎固めを目標に活用してみましょう。
トコトン算数 小学1年の計算ドリル
文英堂 | |
112ページ | |
B5 | |
2020年 |
「例題+考え方+答え」という構成のドリルで、解き方がていねいに解説されるため、正しく理解を深めながら基礎力を伸ばしていけます。
1回分が見開き2ページとなっているので学習計画も立てやすく、順序立てて勉強を進めたい子にはおすすめです。
反復学習を通して計算力が身につきますが、さまざまな問題に触れて学習したい子供には少し物足りなく感じるかもしれません。
1年生たしざん (くもんの小学ドリル 算数 計算 1)
くもん出版 | |
112ページ | |
B5 | |
2020年 |
足し算に特化した、基礎からスモールステップで繰り返し学習していく構成のドリルです。
苦手意識がある子供でも「自分で解ける」経験を積み重ねられるので、足し算が得意になりたい子供におすすめです。同シリーズに、引き算のドリルもありますよ。
計算の基礎を身につける内容なので、応用力を身につけたい場合には向きませんが、自ら学び取る力が習得できるでしょう。
小学1年 たしざん・ひきざん(毎日のドリル)
学研プラス | |
96ページ | |
B5 | |
2020年 |
1日1枚のペースで進める計算ドリルです。無理のない学習量のため、やり切れることで子供の自信がつくでしょう。
計算のやり方に関してていねいな解説があるので、豊富な問題を通じて「足し算・引き算」が自然と身につきます。
1日にたっぷりと問題を解きたい子供には、ボリュームが少なく感じるかもしれません。あくまで計算力の土台作りの段階で活用するのがおすすめです。
苦手を克服したい人向けの計算ドリル
算数の勉強を進めるうちに、苦手分野が出てくるものです。文章題やくりあがり・くりさがりなど、さまざまな分野に対応し、苦手を克服できるようなドリルをご紹介します。
小学特訓ドリル 計算1年:ワンランク上の学力をつける!
増進堂・受験研究社 | |
96ページ | |
B5 | |
2018年 |
小学1年生の算数の授業で学ぶ計算問題をドリル形式でまとめた問題集です。計算がある程度身についてきて、文章題などの問題形式の変化にもどんどん対応していきたい子供におすすめです。
小学1年生の内容を網羅しているので、計算問題をひたすら解きたいという場合にはイメージと合わないかもしれません。
小学1年生くりあがるたしざん・くりさがるひきざん
くもん出版 | |
64ページ | |
A5 | |
2020年 |
足し算・引き算を学ぶにあたり、つまずきがちな「くりあがり・くりさがり」をテーマに、苦手の原因の前まで戻って学び直せるドリルです。
収録が64ページと少なめで、内容も特化したものなので、総合的に算数を学びたい場合には不向きですが、くりあがり・くりさがりで苦戦している子は一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
陰山メソッド 徹底反復 くりあがり くりさがりプリント
小学館 | |
96ページ | |
B5 | |
2012年 |
足し算・引き算の「くりあがり・くりさがり」に特化した、つまずくポイントを徹底反復する計算ドリルです。
こちらも特化型のドリルのため、総合的な学習を目的としている子供には向きませんが、くりあがり・くりさがりを短期克服できると高評価の口コミも目立ちます。
天才ドリル 文章題が正しく読めるようになる どっかい算(低学年版)
ディスカヴァー・トゥエンティワン | |
104ページ | |
B5 | |
2023年 |
問題文をしっかり読んで答える問題が多く収録されていることが特徴のドリルです。算数の文章問題でのミスが目立つ子供には最適です。
問題そのものはそこまで難易度は高くないものの、設問文が長く注意深く読むことが求められます。計算の基礎を固めたい子は、別のドリルとあわせて使うことも検討しましょう。
難問に挑戦!ハイレベルな計算ドリル
応用問題にも挑戦したいという方におすすめの計算ドリルをご紹介します。
算数ラボ 考える力のトレーニング10級
iML国際算数数学能力検定協会 | |
144ページ | |
大型本 | |
2013年 |
計算問題から一歩進み、算数的な思考力や表現力、論理的思考力を身につけられるドリルです。問題は「算数・数学思考力検定」で出題されたものを収録しています。
単純な計算問題というより、頭を使って考えながら解き進める問題なので、算数を通じて「自分の頭で考える力」を育ててほしい場合には最適です。
一方、学習の導入としてよりシンプルな内容を期待している場合、やや内容が難しいと感じるかもしれません。
ハイレベ100小学1年さんすう
奨学社 | |
144ページ | |
大型本 | |
2011年 |
難関私立・国立小学校向けの問題集を出版している奨学社から発売されている計算ドリルです。
すべての問題が難しいというわけではなく、基礎からレベルが徐々に上がっていく構成となっています。
ハイレベルな問題は小学校で学ぶ内容以上のものも含まれているので、中学受験準備におすすめです。
一方、学校の授業のフォローとして取り組むにはやや難しすぎると感じる可能性もあるでしょう。
いっきに極める算数小学1〜3年のたし算・ひき算
くもん出版 | |
127ページ | |
B5 | |
2011年 |
足し算・引き算の学習を、小学3年生の内容まで学年を超えて学べるドリルです。一気に学習できるので、内容を忘れる前に紐付けながら理解できるのが特徴です。
小学校の授業と並行する教材としては、やや使いにくいかもしれません。先取り学習をしたい子や、足し算・引き算について体系的に理解したい子にはおすすめです。
小学1年 コグトレ 計算ドリル
増進堂・受験研究社 | |
92ページ | |
B5 | |
2021年 |
計算力を鍛えながら、記憶力、注意力、集中力、処理スピードなどの力も強化できるドリルです。
認知機能にフォーカスし、「国語」「算数」といった学校で習う教科学習の力の底上げを目指してドリルが構成されています。
さまざまな工夫が凝らされた問題が収録されているので、計算問題をひたすら解きたいと考えている場合には向きません。ドリルを通じて総合的な学習力を高めたい子供におすすめです。
ハイレベル算数ドリル 小学1年 500題
文理 | |
144ページ | |
A4 | |
2019年 |
小学校の学習内容だけでは物足りないと感じる子供向けのドリルで、小学1年生で取り組む単元を元に作られたハイレベルな問題にチャレンジできます。
基本を確認できる「標準レベル」の問題も用意されているものの、「ハイレベル」「トップレベル」と高度な内容の問題が多いため、学校の復習を目的にしていると難易度が合わないかもしれません。
より難しい問題への意欲がある子供や、中学受験などを見据えているおうちの子供におすすめです。
小学 考える力ドリル 1年
増進堂・受験研究社 | |
100ページ | |
B5 | |
2020年 |
一冊で「算数力」「国語力」「思考力」を養える、「考える力」を身につけるためのドリルです。
1ページの表・裏がセットとなる構成で、表面では算数の文章題もしくは国語の読解問題に挑戦し、裏面ではパズル形式の問題に取り組めます。
1ページ取り組むことで算数・国語の応用力と、思考力を鍛えられます。
基礎がまだ不十分と感じる場合は、別のドリルと併用してみましょう。総合的な学習力を鍛えたい子供におすすめです。
子供が喜ぶ人気キャラクターの計算ドリル
子供に人気のあるキャラクターがデザインされたドリルなら、子供のやる気がアップすること間違いなし!キャラクターといっしょに学べるドリルをご紹介します。
1日1まい 30日うんこドリル たしざん・ひきざん 小学1年生(うんこドリルシリーズ)
文響社 | |
80ページ | |
A5 | |
2022年 |
子供に大人気のシリーズ「うんこドリル」の、足し算・引き算が学べるドリルです。問題や絵のなかには「うんこ」がちりばめられ、子供は笑いながら楽しく勉強できます。
厳選された良問が出題されていますが、ハイレベルな問題をどんどん解きたい子供には物足りなく感じるかもしれません。
子供が勉強に楽しく取り組めるドリルを探しているならおすすめです。
ポケモンずかんドリル 小学1年生 たしざん・ひきざん
小学館 | |
84ページ | |
B5 | |
2023年 |
足し算と引き算を、ポケモンと50の問題=バトルを進める形で学べるドリルです。
ポケモンずかんボードやシールなど、子供が楽しみながら学べる工夫がちりばめられています。
ページ数は84ページと比較的軽めで、たくさん問題を解きたい子には、ややボリュームが少なく感じるかもしれません。
ポケモン好きな子供にはおすすめで、きっと楽しく計算力を身につけられるでしょう。
ちいかわドリル 小学1年生のけいさん
講談社 | |
80ページ | |
B5 | |
2023年 |
ちいかわのイラストがたっぷりと描かれたドリルで、1日10分、ちいかわと楽しく計算問題にトライできます。
付録のちいかわシールを使えば、子供のやる気もググッと上がりそう。
内容は基礎寄りで、算数に苦手意識のある子供でもチャレンジできますが、応用力を身につけたい子にはあまり向いていません。
ちいかわの力を借りて、学習習慣や計算の基礎を身につけたい子におすすめです。
すみっコぐらし学習ドリル 小学1年のたしざん ひきざん
主婦と生活社 | |
80ページ | |
B5 | |
2016年 |
すみっコぐらしのほっこりするイラストが満載のドリルです。つまずきやすいくりあがり・くりさがりも、かわいいイラストといっしょにていねいに解説してくれます。
すみっコぐらしが好きな子供であれば、ドリルに率先して取り組んでくれるようになるかもしれません。
基礎学習を終えて、より本格的な学習教材で勉強させたい場合は、別教材もあわせて検討してみましょう。
ツムツム 学習ドリル 小学1年生の たしざん ひきざん
KADOKAWA | |
80ページ | |
B5 | |
2019年 |
大人気のディズニーゲーム「ツムツム」のキャラクターたちがデザインされたドリルです。
ツムツムたちを足したり引いたりして問題を進められるので、計算のイメージがしやすいのも魅力でしょう。
かわいいディズニーキャラクターたちと、楽しく勉強を進めたいという方には最適です。ボリュームも軽めなので、ほかの教材との併用もおすすめですよ。
計算ドリルを無料で利用する方法
ここまでさまざまな計算ドリルをご紹介してきましたが、オンライン上には無料で計算ドリルをダウンロードできるサイトがあります。印刷する手間はかかりますが、いつでも好きなときに好きな単元を学習できる手軽さが大きな魅力です。
たとえば「ちびむすドリル」では、小学1年生向けの足し算、引き算の練習プリントをはじめ、時計の読み方の練習プリントや図形など、小学校の学習内容に沿ったさまざまな練習プリントが利用できます。
子供の理解度チェックとして、試しに取り組んでみるのにも重宝するでしょう。
スマホやタブレット学習に便利な計算アプリも
計算を学ぶには、スマホやタブレットにアプリを入れる方法もあります。紙の教材よりも、子供がゲーム感覚で取り組んでくれる可能性が高く、勉強のハードルをぐっと下げられるかもしれません。
たとえば「トドさんすう」は、アメリカの共通基礎スタンダードに基づいた内容で、ゲームを通じて自然と数の概念が身につきます。
2,000個以上の学習コンテンツが用意されているので、飽きずに算数の基礎である四則演算や時計の読み方が習得できますよ。
無料版と有料版があり、有料版は1年プラン8,800円〜で利用できます。
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小学1年生用の計算ドリルは、本格的な学習内容のものから子供が喜ぶキャラクターデザインのものまで、さまざまな種類があります。
ドリルを通じて何を身につけたいか考えた上で、子供にぴったりのドリルを選んであげましょう。
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