こんにちは。ごっこランドTimesライターのばしみくです。
筆者は元教員で現在、塾講師として勤務しています。長年、教育に携わっているプロとして、不登校の中学生の自宅学習についておすすめの学習法をご紹介!
文部科学省が策定した自宅学習の出席扱いになる条件や学校との調整方法などもわかりやすくまとめました。
この記事を読んで、わが子に合った学習スタイルを選ぶヒントにしてみてください。
不登校の中学生向け|おすすめ通信教育・タブレット自宅学習8選
教材名 | 月額 | 教科 | 難易度 | レベル別コース | 質問対応 |
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すらら | 1か月8,800円〜 入会金11,000円別途 |
5教科 | 易 | × | × |
デキタス | 1か月4,400円 | 5教科 | 易 | × | 〇 メール |
サブスタ | 1か月7,900円〜 | 5教科 | 中 | × | 〇 メール・LINE |
進研ゼミ中学講座 | 1か月6,400円~ | 9教科 | 中~難 | 〇 スタンダード/ハイレベル(中1・中2) 受験総合/難関挑戦/最難関挑戦(中3) |
〇 5教科の質問:月に10回まで 勉強法の相談:月1回まで |
スマイルゼミ | 1か月8,580円〜 専用タブレット代10,978円 サポートパック3,960円/年別途 |
9教科 | 中~難 | 〇 標準クラス 特進クラス |
× |
スタディサプリ | 1か月2,178円~ | 9教科 | 中 | × | 〇(個別指導コースのみ) |
Z会 | 1か月9,084円〜(5教科) 1か月2,023円〜(単科) |
5教科 単科受講〇 |
難 | 〇(英語のみ) 本科英語 Asteria |
〇 |
東進オンライン学校 | 1か月3,278円~ | 5教科 | 中 | × | × |
まずは、不登校の中学生におすすめの通信教育をご紹介します。自分のペースや難易度に合った講座を選べば、自宅にいながらにして、習得すべき内容が効率よく理解できますよ。
今回は、勉強に苦手意識がある人でも学びやすいタブレット学習の通信教育をピックアップして比較しました。わが子にはどれが向いているか、よく選んでみてくださいね。
すらら
5教科 | |
3教科(国・数・英)コース 4教科(国・数・理・社)コース 5教科(国・数・理・社・英)コース |
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1か月8,800円〜 入会金11,000円別途 |
|
なし |
すららの特徴
- 対話式アニメーション教材
- 自分のペースで効率的に学べる無学年方式の学習
- 不登校に理解のあるコーチによる手厚いサポート
すららは、AIを活用した対話式のICT教材が特徴的なタブレット通信教材です。
ポップなアニメキャラクターが先生役で、勉強が苦手な子供も楽しく取り組める工夫が施されていますよ。
「見る・聞く・書く・読む・話す」などさまざま動作を通してゲーム感覚で学べるため、飽きずに学習を続けられるでしょう。
ドリル形式の問題を解くことで知識を定着させていきます。わからない問題は、学年をさかのぼって確認できる無学年方式の学習スタイルです。
自分のペースで弱点を克服していけるため、効率よく学習できますよ。
また、手厚いサポートを受けられるのもすららの魅力です。すららには、不登校や発達障害に理解のあるコーチが在籍しています。
手厚い支援を受けられる体制が整っているのは、うれしいポイントですね。
すららなら不登校の出席扱いを認定した実績もあり安心して利用できるでしょう。
デキタス
5教科 | |
中学生コース | |
1か月4,400円 | |
なし |
デキタスの特徴
- ポップなキャラクターで親しみやすい
- 学校の教科書に対応した内容
- 「できた」を実感できるスモールステップ
デキタスは、子供が前向きに学習に取り組みたくなる要素がたくさんつまったタブレット通信教材です。
親しみやすいアニメキャラクターがわかりやすく学習をサポートしてくれます。
学習したらポイントが貯まり、景品やアバターと交換できるシステムは勉強のモチベーションになるでしょう。
デキタスは、学校の内容を確実に理解していくことを目標に開発されました。わからない問題は質問できるため、不登校の中学生にとって自宅学習にぴったりの通信教育です。
授業は1動画5分以内のアニメーション授業のため、飽きっぽい子も集中して取り組めます。易しめの確認テストを解くことで「できた」を実感できるでしょう。
ぜひ、積極的に使っていきたいですね。
サブスタ
5教科 | |
中学1〜3年生コース 小学生+中学生コース |
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1か月7,900円〜 | |
なし |
サブスタの特徴
- プロが作成した学習計画表に基づいた学習
- わかりやすいプロ講師による授業動画
- 個々に寄り添った学習アドバイザー
サブスタは、プロがわが子に合った学習計画表を立ててくれ、それに沿って進めるタブレット通信教育です。
習熟度はもちろんのこと、学校に行けなくなったタイミングや期間なども配慮してくれますよ。
1か月ごとにオリジナルの計画を修正してくれるのは、サブスタならではのサービスですね。
1,000本以上のプロ講師によるわかりやすい授業は見放題!わからない部分は何度でも見返して着実に力になりますよ。
1回あたり10分の要点をまとめた動画なので、効果的な学びが得られるでしょう。
プロの学習アドバイザーが親子の学習を内面から支えてくれます。不登校の子供をもつ親御さんの悩みも親身になって受け止めてくれるので、心強いですね。
手厚いサポートをぜひ使いましょう。
在宅学習でも出席として認められる制度を認定した実績があります。マイペースで進めたい親子におすすめの教育コンテンツです。
進研ゼミ中学講座
9教科 | |
【中1・中2】 スタンダードコース ハイレベルコース 【中3】 受験総合コース 難関挑戦コース 最難関挑戦コース ※中高一貫コースあり |
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1か月6,990円〜 | |
あり |
進研ゼミ中学講座は、幅広い学習コースや方法から自分の好みの勉強を選べる通信教育です。
進研ゼミ中学講座の特徴
- 自分に合った学習スタイルが選べる
- 受験対策もカバーできる
- 赤ペン先生の添削で記述問題も安心
進研ゼミ中学講座は学年や目的に応じてコースを選択できます。
中学1年生・2年生は、基礎学力の定着を目標にした「スタンダードコース」、応用問題が多い「ハイレベルコース」から選択可能。
中学3年生は難易度別に「受験総合コース」「難関挑戦コース」「最難関挑戦コース」の3つのコースがあります。
自宅にいながらにして受験対策もできるため、効率よく在宅での学習が進められるでしょう。
間違えた問題は赤ペン先生のていねいな添削で「なぜ間違えたのか」を分析できます。高校受験にも頻出の記述問題も進研ゼミ中学講座でバッチリ対策しましょう。
どのコースでも実技科目を含めた9教科が学習できます。総合的に学べる点も、不登校の中学生にとって、おすすめできるポイントですよ。
スマイルゼミ
9教科 | |
標準クラス 特進クラス |
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1か月 7,480円〜 専用タブレット代10,978円 サポートパック3,960円/年別途 |
|
あり |
スマイルゼミの特徴
- 理解しやすい授業動画
- 自分専用の苦手克服
- 選べるクラスで自分に合った勉強
スマイルゼミは、実技試験も含めた9教科がカバーできるタブレット通信教育です。1講座約15分程度で質のよい学習ができますよ。
教科書を読むだけでは、わかりにくい内容もプロのていねいな授業なら理解しやすいでしょう。
スマイルゼミのタブレット学習では、過去に間違えた問題のデータを蓄積、分析してくれます。効率よく弱点克服が期待できると評判ですよ。
「なぜ間違えたのか」つまづきの原因を把握して、一人ひとりの苦手を対策できるのはスマイルゼミの強み。
応用問題や発展問題を重点的に学習する「特進コース」もあるため、難関校の受験を目指している人もスマイルゼミで学習を進めていけますよ。
不登校の中学生の自宅学習に、ぜひ活用してみてください。
スタディサプリ
9教科 | |
ベーシックコース 個別指導コース |
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1か月2,178円〜 | |
なし |
スタディサプリの特徴
- スマホで手軽に勉強
- リーズナブルでありながら充実した内容
- 充実した個別指導コース
タブレットだけでなく、自分のスマホでも学習ができるスタディサプリ。
ついダラダラと携帯をいじっている不登校の中学生も、アプリを起動するだけなら取り組めるかもしれませんね。
手軽に学習を進められる点がスタディサプリの魅力です。アプリを使えば、いつでもどこでも学習できるので、子供の勉強に対する精神的負担を軽減してくれます。
自宅にいることが多い不登校の中学生は、スタディサプリとの相性がよいでしょう。
ベーシックコースなら、月額が2,000円台とコスパがよいのもおすすめしたいポイント。
要点を絞った1回5分程度のわかりやすい授業が見放題なので、お得で充実していますよ。
短時間で効率よく学べるスタディサプリは、長時間集中するのが苦手な子供に試してみてほしい通信教育です。
さらに充実した学習を進めたい人は、個別指導コースを選ぶとよいでしょう。わからない問題をチャット形式で質問でき、プロの手厚いサポートが受けられますよ。
学校に行けないと難しい問題に出くわしたとき、聞く相手がいなくて困ってしまうことも。それが原因で諦めてしまう人も大勢います。
ひとりで学習を進めるのが困難な様子がみられたら、個別指導コースを検討してもよいかもしれません。
まずはベーシックコースから始めて、物足りないようなら個別指導コースに切り替えるのがよいでしょう。
Z会
5教科 | |
5講座セット受講 単科受講(1教科〜) ※中高一貫コースあり |
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1か月9,084円〜 | |
あり(市販のタブレットも選択可) |
Z会 中学生タブレットコースの特徴
- ハイレベルな思考力・表現力・判断力の向上
- AI分析で弱点の根本を解消
- 安心のサポート体制
Z会は、ハイレベルな学習をしたい人向きの通信教育です。高校受験を見据えているけど学校に行けない子はZ会を利用すると、受験対策が効率よく進められるでしょう。
記述問題や応用問題を重点的に対策できるため、思考力・判断力・表現力を鍛えるのに適しています。
タブレットコースでは、AIが一人ひとりの学習到達度を分析する機能があり、苦手ジャンルの補強が可能。
苦手と得意を把握して自動で生成した実践問題で、効率よく自分に合った学習を進めていきましょう。
わからない問題はプロの添削者がていねいに指導してくれるサポート体制が整っています。Z会の人気のサービスですよ。
学校に行っていないと、受験の情報が入ってこなくて不安になりがちですよね。「教えてZ会!」では、受験に関する相談にも親身になって乗ってくれますよ。
安心のサポートサービス「教えてZ会!」を積極的に活用してさらにハイレベルの学力向上を目指しましょう!
東進オンライン学校
5教科 | |
英数標準講座・国社理実践力養成講座 | |
1か月3,278円〜 | |
なし |
東進オンライン学校の特徴
- 教科に合わせた学習法
- 実力講師陣によるわかりやすい映像授業
- レベルに応じた内容
東進オンライン学校は、総合的に学力を伸ばすようにカリキュラムが組まれている通信教育です。
教科ごとの特性を考慮して異なる学習法を取り入れています。
積み上げ型教科と呼ばれる数学と英語は、授業で内容を理解した後に確認テストで理解度をチェック。国語・理科・社会は、実践問題を解いてから解説授業を受講します。
科目ごとに効果的な学習法を取り入れているのは東進オンライン学校ならではの特徴です。
また、わかりやすい講師による授業動画は、学習の内容理解に大きく役立つでしょう。
全学年・全範囲がいつでも学べるため、個人のペースで学習を進められるのも不登校の中学生の自宅学習におすすめのポイントです。
東進オンライン学校でどのような問題にも対応できる実践力を身につけましょう。
不登校の中学生向け|タブレット学習をおすすめする3つの理由
タブレットなどのデジタルコンテンツで学ぶ通信教育は、不登校の中学生の自宅学習に適しています。その理由を3つお伝えします。
手軽に始められるため負担が少ない
1つめは、手軽に始められるためです。
紙教材は机に向かって、文房具を出す手間があります。習慣づいていない子供には心理的・肉体的な負担が大きく、なかなか行動に移せません。
その点タブレットなら手軽にスタートできます。行動までの負担が小さいため、継続しやすいでしょう。
苦手やつまずきを分析してくれるため質のよい学習ができる
2つめは、苦手やつまずきを分析してくれるためです。
タブレットにはAIが備わっていて、過去のデータがすべて集約されています。どの問題で間違えたのかプロセスを分析してくれるのはタブレット学習の大きな魅力です。
弱点やつまずきをさかのぼって、理解できれば確かな学力形成に役立つでしょう。
モチベーションを維持しやすいため継続しやすい
3つめは、モチベーションを維持しやすいためです。
タブレット学習のなかには、ログインするとポイントをもらえたり、今日のミッションを通知してくれたりするものがあります。
一度電源をつけてしまえば、何から手をつければよいか迷うことなく学習に打ち込めるのはタブレット学習の強みですね。
子供が前向きに取り組めるシステムがあるタブレット学習を選ぶとよいでしょう。
不登校の中学生向け|通信教育の選び方
不登校の中学生にぴったりの通信教育は、4つのポイントで選びましょう。
さまざまな特徴がある通信教育のなかから、わが子に向いているサービスを選ぶことが大切です。適した教育サービスはモチベーションを維持しやすく、継続できますよ。
ぜひ、親子で納得のいく通信教育を選んで、効果的な学習をしましょう。
手厚いサポートで選ぶ
選び方の1つめのポイントは、手厚いサポートがあるかどうかです。
自宅で学習すると、どうしても難しい問題に対峙するときもあるでしょう。質問や添削してくれるサポート体制があると安心してひとりでも学習を進められますよ。
また、不登校の中学生の子供を育てる親御さんならではの悩みを相談できるサポートデスクがあるとよいですね。
通信教育のなかには、専門的な見識をもつプロが在籍している会社もあります。手厚いサポートが受けられるところを選ぶと心がグッと軽くなるかもしれませんね。
学びたい教科で選ぶ
選び方の2つめのポイントは、学びたい教科で選ぶことです。
実技教科も含めた9教科を幅広く学びたいのか、学力が心配な主要5教科をしっかりやりたいのか、苦手な科目だけを重点的に学びたいのか。学ぶ科目を明確にしましょう。
教科が増えればその分、受講する時間も増えます。子供の集中力と1日の過ごし方のバランスをみて親子でよく話し合ってどのサービスを選ぶかを決めましょう。
子供の難易度に合わせて選ぶ
選び方の3つめのポイントは、難易度に合わせて選ぶことです。
教材のなかには、ハイレベルなものから易しいものまでさまざまあります。子供の難易度に合わせて選ぶことが、効果的な学習につながりますよ。
資料請求や体験をして、子供との相性をみて選ぶとよいですね。
続けやすい受講料金で選ぶ
選び方の4つめのポイントは、受講料金で選ぶことです。
各会社さまざまな料金形態があります。受講料金の月額のほかにタブレット代金や入会金が発生する場合もあるので注意しましょう。
トータルの費用をチェックして、無理なく続けられる通信教育を選ぶことをおすすめします。
長期的に続けることを見越して、家計とのバランスを大事にしてください。
不登校でも自宅学習で「出席扱い」になるの?
令和元年、文部科学省から不登校の生徒の自宅学習を出席扱いにするという通知が発令されました。
この制度を利用すれば、自宅で学ぶ通信教育が対象になるかもしれません。
出席扱いにするには、7つの要件をすべて満たす必要があります。項目をそれぞれチェックしましょう。
自宅学習が出席扱いになる7つの要件
- 親御さんと学校との間に十分な連携・協力関係があること
- ICTや郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること
- 訪問などの対面指導が適切に行われること
- 学習の理解の程度に基づいた計画的なプログラムであること
- 校長が対面指導や学習活動の状況を十分に把握していること
- 学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導を受けられない場合に行う学習活動であること
- 学習活動の評価は、計画や内容を学校の教育課程に照らし判断すること
文部科学省不登校児童生徒への支援の在り方についてより一部抜粋
ICT等を使った自宅学習を出席扱いにするには、学校と家庭の連携が必須条件です。
学校が教科書のカリキュラムに沿った学習であると判断し、理解を示してくれれば自宅での学習が出席扱いになりますよ。
制度を使いたい場合は、学校に相談しましょう。
自宅学習を出席扱いにするためのステップ
ICT等を活用した自宅学習を出席扱いにするためのステップをお伝えします。
学校との連携を深め、理解してもらえるように説明しましょう。
①担任に相談する
まずは、担任の先生に制度を利用したいことを相談します。
自宅学習のサービスを説明できるような資料と文部科学省が発令している通知を印刷して持参するとよいですね。
学校によっては、制度を利用した実例がない場合もあるため、説明できるようにしておきましょう。
②担任から校長に相談してもらう
担任の先生に相談したら、校長先生に報告してもらうように依頼します。
要件にあるとおり、学校長がプログラムを理解して把握することが条件です。校長先生が出席扱いにできるかどうか判断してもらうようにお願いしましょう。
③学校からの回答を待つ
学校からの回答は、時間がかかるケースがあります。不安な気持ちもわかりますが、頻繁に連絡するのは控え、気長に待ちましょう。
学校の回答に納得がいかないのなら、教育委員会などに相談してみてもよいかもしれませんね。
④条件についてのすり合わせ
要件によると、訪問などの対面指導が必須条件です。家庭訪問をしてくれるのか、子供が登校するのかなどの条件を学校と交渉します。
週に一度なのか、月に一度なのか、頻度や対面指導の方法について、学校・家庭・本人が納得する条件をすり合わせましょう。
お互いにとって負担の少ないやり方で歩み寄れるとよいですね。
不登校の中学生|おすすめ学習法6選
ここからは、不登校の中学生におすすめの6つの学習方法をお伝えします。不登校の中学生が学ぶ場は、自宅以外にもありますよ。
対面に限らず子供のストレスが少ない学習方法を選ぶようにしましょう。
できるだけ子供の好みや適性に寄り添ってあげてくださいね。
短時間で効率よく学べる通信教育
1つめは、効率よく集中して学べる通信教育です。
メリットは、タブレット学習と紙教材、各社それぞれの特徴からぴったりなプランが選べること。
また、時間に縛られずにマイペースでできることや比較的リーズナブルなことが挙げられます。
デメリットは、強制力がないため、モチベーションの維持が難しい点や、子供にとって合わない教育サービスがある点です。
無料体験を使ってみて、子供の好みや適性に合う学習を見つけましょう。
教科書や市販の問題集を使って自宅学習
2つめは、教科書や市販の問題集などを使って自学する方法です。
メリットは、マイペースでできることとリーズナブルなこと。
デメリットは、つまづいたときに相談できる手段がないことや自分で計画を立てていく必要があることが挙げられます。
自分で計画的に進めていける自主性を育むのには適した方法ですよ。
専門的な指導が受けられる塾
3つめは、専門的に指導してくれる学習塾に通う方法です。
メリットは、外出や会話する機会ができること、専門的なプロの指導が受けられることが挙げられます。
デメリットは、費用が比較的高額なことと外出がストレスに感じる可能性があること、場合によっては送迎の手間がかかることなどです。
とくに、校区内の人気の学習塾だとクラスメートが通っている場合もあり、心理的負担になりかねません。
不登校の子供には、オンライン学習塾を検討するのも良いでしょう。不登校専用のオンライン塾もおすすめです。
「ティントル」では不登校専門のオンライン個別指導が受けられます。
教育心理カウンセラーや不登校心理相談士などの資格を保有していて、専門的な知識を備えたスタッフが、親身になって対応してくれますよ。
オプションのスクール・サポートを利用すれば、自宅学習が出席扱いになるためのサポートもしてくれます。
個に対応した家庭教師
4つめは、個別に対応してくれる家庭教師を利用する方法です。
メリットは、マンツーマンでオリジナルのプログラムを組んでくれること、専門的なプロの指導が受けられること。
デメリットは、費用が高額なことと指導者との相性が合わない場合があること、指導者を招く空間を整える必要があることです。
子供の性格を理解してくれるよい先生に出会えるとモチベーションが上がります。勉強だけでなく、将来の展望が明るくなるかもしれませんね。
公的機関が運営する教育支援センター
5つめは、市町村の教育委員会が運営する不登校の生徒向けの施設、教育支援センターに通う方法です。
メリットは、無料で利用できることと、学校との連携がとりやすいことです。
デメリットは、数に限りがあるため自宅から通えるところが少ないことと、外出するのが子供の負担になる可能性があることが挙げられるでしょう。
自宅の付近にあるかどうかは確かめてみるとよいかもしれませんね。
独自のプログラムが魅力のフリースクール
6つめは、勉強以外のことも体験でき、総合的に学べるフリースクールです。
メリットは、独自のカリキュラムを構築しているフリースクールならではの体験的な学びや社会性が育めること。学校以外の居場所ができることなどが挙げられます。
デメリットは、費用が高額なことと直接学習に効果があるかわからない点、人間関係に悩むと心理的ダメージを負ってしまう可能性があることです。
一度気になる施設に見学や体験に行ってみて、方針をよく理解したうえで決定しましょう。
不登校の子供にぴったりの学習法で充実した学びを
不登校の中学生におすすめの学習方法についてご紹介しました。
学校に行かなくても学ぶ姿勢があれば、どこでも学習はできます。今回ご紹介した通信教育やタブレット学習は自宅で手軽に取り組めるひとつの方法です。
学習は継続的に取り組むことで大きな効果を発揮します。勉強を続けることで、明るい未来が見えてくるかもしれませんね。
子供が主体的に学べる方法を、親子で話し合いながら検討していきましょう。
※紹介している商品は、ごっこランドtimesで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。
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