こんにちは。ごっこランドTimesライターの砂糖さおりです。
必要なことはあんまりないけど、できると何だかカッコいい「指パッチン」は子供の憧れ。
指パッチンをやりたくても、案外上手にできない!という方もいるのではないでしょうか?実は指パッチンをするにはいくつかコツがあるんです!
上手になれば高音や大きい音も出せるようになるので、子供と一緒にぜひ遊んでみてくださいね♪
要領をつかめば簡単!指パッチンのやり方
指パッチンは関節が鳴る音だと思っている方も多いかもしれませんが、実はそうではありません。
「パッチン」という音は、はじいた中指が親指の付け根に当たるときに、薬指と小指の間に溜まっていた空気が飛び出る音。そのため指を強くこすり付けたり、関節を鳴らそうとするのではなく、上手に親指の付け根へ中指を当てることが大切です。
指パッチンのやり方は…
1.中指を軽く曲げ、親指は中指の第一関節の辺りに添える 中指は軽い角度で曲げておき、親指は中指の腹ではなく、第一関節の辺りに添えます。
2.薬指を親指の付け根に添える 薬指は遊ばせがちですが、親指の付け根に添えておくようにしましょう。
3.中指と親指を擦り合わせ、中指を親指の付け根にぶつける 中指と親指をはじくように擦り合わせて、中指を親指の付け根に上手にぶつけましょう。
指パッチンが鳴らない理由は?
やり方通りにやってもなかなか上手く行かない場合、チェックしたいポイントがいくつかあるので振り返って確認してみてくださいね。
薬指を握りすぎてしまっている
指パッチンを上手にやりたいがために、手全体に力が入ってしまい、薬指や小指を握りすぎてしまっている場合があります。
そうすると指の間に空気が溜まらずはじくことができないため、音が鳴りません。
薬指、中指はリラックスしておきましょう。
中指が伸びきっている
指パッチンの音を指の摩擦や関節の音と想像していると、中指に力が入りすぎて伸びきってしまう場合があります。中指は軽い角度に曲げて練習してみてください。
手が乾燥している
手が乾燥してしていると、中指と親指が上手く擦れないために力が入らず、音が鳴りにくいことがあります。ハンドクリームを付けたり、水で濡らしたりすると上手くいきやすいですよ!
指パッチンは音階や音量も調整できる!
普通の指パッチンが上手に出来るようになってきたら、音程や音量も調整してみましょう!難しく感じるかもしれませんが、コツをつかむことでできるようになりますよ♪
高音・低音の指パッチンのやり方
指パッチンの音程は、薬指・小指と手のひらで作る空洞の大きさで変わります。高い音を出すときは空洞を大きくし、低い音を出すときは薬指と小指を握りこむようにして空洞を小さくします。
さらに人差し指にも注意してみましょう。人差し指をピンと伸ばせばより高音が、人差し指も握りこめば低音が出ます。
指パッチンで大きい音を出すやり方
指パッチンで大きな音を出すには、中指を親指の付け根に強く当てる必要があります。 中指が親指の付け根に向かう力を強くするように意識するのはもちろん、親指が上手に引っ掛かるように手をクリームなどで保湿しておくことも大切。
また指の力だけでは足りない場合は腕を振って勢いを付けると、大きな音が鳴ります。手首を肩より高く上げ、腕を振り下ろすと同時に指パッチンをします。
特に握力のない子供は、このやり方の方が上手くいきやすいかもしれません。
指パッチンのやりすぎはよくない?デメリットはある?
上手く出来るとつい楽しくなってずっと遊んでしまいそうですが、やりすぎると手がつったり、中指と親指がすれたりしてしまう恐れはあります。
極端な例ですが、やりすぎて靭帯が伸びたという人も…。疲れを感じたらしっかり休憩を取るようにして、楽しく遊んでくださいね!
指パッチンの日本記録・世界記録がすごすぎる!
日本では指パッチンと呼ばれていますが、英語ではフィンガースナップと呼ばれており、日本と同じように世界でも手で音を鳴らしてたくさんの人に遊ばれています。
また、指パッチンには日本と世界それぞれ記録保持者がいて、その記録がすごいん!
2021年に認定された日本記録は、なんと1分間に片手で296回指パッチンを行ったそうです!
世界記録の方は2019年にドイツの少年が樹立した記録で、なんと1分間に片手で334回!
1分間絶え間なく指パッチンを高速でやり続けるのは相当の技術と気合が必要です…。これらの記録はまさに異次元ですね。
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指パッチンをするための様々なコツをご紹介しましたが、上手くできるようになってしまえばこれらの動作も自然と出来るようになるので心配はいりません♪
子供には最初少し難しいかもしれないので、上手くできない場合は一緒に手順をていねいに確認してあげたいですね。
指パッチンのようなちょっとした特技は、習得できると案外嬉しいもの♪ケガをしないように気をつけながら、練習してみてください。