こんにちは。ごっこランドtimesライターで元・保育園勤務のsaoristです。
冬にしか出来ない遊びといえば、「雪遊び」ですよね。
雪が降ると子供だけでなく、自分も外に出たくてワクワクしてしまうという人もいるのではないでしょうか。
しかし、特に雪の積もらない地域に住んでいる親御さんは、どんな雪遊びをすればいいのかわからない人もいるでしょう。
そこで小さな子供でも楽しめる雪遊びの種類や、雪遊びをする時におすすめの服装をご紹介します。雪遊びでの注意点もお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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五感を刺激して「感じる」雪遊び
雪が積もったら子供を外で遊ばせてあげたい!ーーでも、まだ小さいとあまりアクティブな遊びはできないし、どうやって遊べば良いか迷ってしまいますよね。
そんな時におすすめの小さな子供も楽しめる「感覚遊び」を紹介します。
雪を「見る」
落ちてくる雪を眺めたり、まだ誰にも踏まれていない新雪に自分の手や足で形をつけて観察してみましょう。
雪につけた形は、動物の見立て遊びに使えます。両手で跡をつければちょうちょやカニの形など、子供たちは想像力をふくらませて楽しんでくれるでしょう。
大人もいっしょに手の跡を付けて比べたりすれば、大きさの違いなど多くの気づきを得ることが出来ますよ。
雪の音を「聞く」
何もしゃべらず、静かに耳を澄ませて雪の音を聞いてみましょう。
「シンシン」と降る雪の音は、絵本にもよく出てくる表現。あとで絵本を読んであげる時にも、「聞いたことある音」と子供が思い出してより楽しんで聞いてくれることでしょう。
少し溶けた雪を踏むと「びちゃびちゃ」、新雪は「シャリシャリ」と雪の状態でも音は変わるので、色々な場所の音を子供に聞かせてあげましょう。
車や人のあまり通らない静かな場所を選んであげると、より子供が雪の音を楽しめる環境になりますよ。
雪を「触る」
雪を触ってその感触をいっしょに楽しみましょう。手や足で直接触ってみたり、ほっぺにつけてあげたりして雪のふわふわした感触を感じると、子供も雪遊びに夢中になります。
雪を触って「冷たいね」と感覚を表す声かけをすることで、子供が新たな気づきを得るきっかけになるでしょう。
思い切って雪にズボっと身を横たえて全身を雪にあずけてみると、自然のパワーを存分に体で感じることが出来るかもしれません。
想像力を働かせて「作る」雪遊び
真っ白でどんな形にもなる雪は、大人も子供も創作意欲が掻き立てられるもの。1歳半ごろからは、想像力を使った「見立て遊び」もできるようになってきます。
家の中とは異なるスケールの大きさで、創作意欲を満たす雪遊びを楽しんでみましょう。
子供にも簡単「雪うさぎ」
手のひらサイズに雪を丸めて、葉っぱと赤い実で耳と目を付けてあげます。
赤い実がなければ、木の枝やちいさな石を使っても良いでしょう。
雪の質によってはまとまりにくく、なかなか丸まらない時もありますがすぐに大人が手を出さず、しばらく見守ってあげて。
場所や雪を変えながら自分自身で作れると、子供は大きな達成感や満足感を得られます。
大きいサイズに挑戦「雪だるま」
雪うさぎが出来たら、少し難易度を上げて「雪だるま」に挑戦!
こぶしくらいの大きさに固めた雪玉を転がして、徐々に大きな雪玉を作るのは子供にとって興味深く楽しい遊びになります。
大きさによってはお友だちと協力して雪玉を作ってみても。
雪玉の大きさのバランスが上手にとれないと崩れてしまうので、たくさん雪玉を作って試行錯誤するのもいい経験になるはずですよ。
使っていないマフラーがあれば、完成した雪だるまに巻いてあげてみましょう。
子供がより雪だるまに親密な気持ちを持ってくれるかもしれません。
お友達や家族と協力「かまくら」
雪で作れる一番の大物といえば、やはり「かまくら」ではないでしょうか。
雪を積み上げ、スコップや足で雪を固めながら大きな山を作ります。硬い雪山が出来上がったら中をくり抜きます。
入口が大きすぎると崩れやすくなるので、小さめに作るのがポイントです。
大きいかまくらを作る場合、作っている間に雪が崩れると危険です。必ず大人が一緒に作業するようにし、目を離さないようにしてください。
子供がワクワク「楽しむ」雪遊び
「作る」遊びをしたら、次は雪を使って思いっきり遊びましょう!
ひとりで遊べるものから、家族や友だちみんなで遊べるものまでご紹介します。
子供が興味を持った遊びがあれば、ぜひ一緒にやってみてください。
絵の具を使って雪に「おえかき」
絵の具をカップに入れて、白い雪の上に絵を描きましょう。
万が一かき氷のように口に入れてしまっても大丈夫なように、食用色素を使うのもおすすめです。
スーパーの製菓コーナーや100円ショップなどに売られているので、チェックしてみてくださいね。
色がついても大丈夫な服を着せれば、より思いっきり遊ぶことが出来ますよ。
チーム戦で熱くなる「雪合戦」
雪を丸めて、互いにぶつけ合って遊びます。
勝ち負けのルールを決めて遊んでも楽しいですが、球を作って投げ合うということ自体が子供にとっても十分楽しい遊びになります。
雪で壁を作って盾代わりにしたり、それぞれ陣地を決めてチーム対抗戦にするとより白熱します。一日中雪合戦で遊んでしまうくらい熱中しますよ。
意外と難しい!?雪の中の「宝探し」
雪に宝を埋めて隠して、宝探しをします。
宝は色水を入れたペットボトルなど、雪に埋めても大丈夫で見つけやすいものにするのがおすすめです。
時間が経つにつれて雪が積もって見つけにくくなりそうな場合、時間制限を設けるのも◎
雪を掘ったり夢中で遊べるのでおすすめです。
スリル満点「ソリすべり」
坂道や、雪で山を作ってシートやソリですべります。
山を作る場合、崩れないように固めに作るのがポイント。万が一崩れても大丈夫なように低めに作るのがおすすめです。
すべった先が道路など危険な場所になっていないか、小石や枝が雪に混じってケガをしないかなどもしっかり確認しておきましょう。
雪遊びにおすすめの服装は?
雪遊びする際、ぜひ取り入れたいのがキッズ向けのスノーウェア。雪遊びに適した服を選ぶことは、防寒やケガの防止には必要不可欠のため、是非参考にしてください。
スノーウェア
0~4歳の子供にはお腹から雪が入り込まず、安心して遊ばせられる「つなぎタイプ」のウェアがおすすめ。
ポリエステルを中綿に使ったものだと、遊んだ後の洗濯が楽で、水鳥の羽毛を使ったダウンに比べて水にも強いので扱いが楽ですよ。
つなぎタイプのおすすめウェア
[BABY NEST〕ベビー服 ジャンプスーツ
生地はポリエステルでできており、扱いやすい商品。
袖口がゴムシャーリング加工されていて、冷たい空気を通さず暖かく着ることができます。
フロント部にチャックがあり、脱ぎ着させやすいのもうれしいですね。
5歳からの雪遊びには「セパレートタイプ」が良いでしょう。
セパレートの一番の魅力は、トイレや休憩時に脱ぎ着しやすい点にあります。また上下別々に購入できるので、サイズに合わせたりカスタマイズも可能。
ボトムスは20cmほどのサイズ幅に対応できる、アジャスタータイプが主流です。ボトムスがしっかりとしていれば、トップスは撥水性のあるダウンでも短い時間ならOKです。
極寒地ではスキーウェアを着るなど、場所や用途で使い分けましょう。
いずれのウェアも撥水性や防水性に優れた素材を選び、使う前に防水スプレーをかければ、さらに安心です。
セパレートタイプのおすすめウェア
[ONYONE]スキーウェア キッズ
サイズ調節機能により、袖丈と股下の長さを変えることができます。
紐が外に露出せずフードが外せるようになっているなど、安全性にも配慮された作りが特徴です。
グラデーションカラーがゲレンデ映えして、かわいらしく着ることができそうです。
グローブ
グローブは主にミトンタイプと5本指タイプに分けられます。
それぞれメリット・デメリットがあり、ミトンタイプは保温性が高いですが細かい作業に向きません。
5本指タイプは保温性こそミトンタイプには劣りますが、チャックの上げ下げや物の出し入れなど細かい作業には向いています。
1人でどんどん行動する年齢の子供には、5本指グローブが扱いやすくて◎。素材を選べば暖かさもしっかり確保出来ますよ。
おすすめグローブ
[CAMP STAMPLE〕ナイロンスウィッチウィンターグローブ
撥水加工されており中がフリース素材のため暖かく着用できます。
袖口がリブで伸縮するため、小さい子供も装着しやすいのがポイントです。
サイズとカラー展開が豊富なので、お気に入りのグローブを見つけられそうですね。
[DESCENTE〕スキーグローブ ミトン
裏起毛で保温性に優れ、手首がマジックテープになっているのでサイズ調節も楽にできます。
袖口は広くて装着しやすいですが、しっかり閉まるので雪の侵入も問題なく防げますよ。
スノーブーツ
スノーブーツは軽量でグリップ力が高いのが特徴です。
一般的な長ぐつとは違い、ブーツの口が締まることで雪が入りにくくなっていたり、靴底が厚くなっていて足先に寒さを感じにくくなっていたりと工夫されているので、安心して雪遊びが出来ます。
分厚い靴下を履く場合もあるので、サイズは実寸+1~2cmを選ぶのがはおすすめです。
おすすめスノーブーツ
[MORENDL〕スノーブーツ
ブーツの口は紐で調整するタイプなので、さっと履けるのが魅力です。
防寒はもちろんのこと、靴底もすべりにくくなっているので雪の中やゲレンデでも安心して遊べます。
また、スノーウェアとブーツの間に雪が入るのを防ぐブーツカバー(スパッツ)も、便利で人気があります
【[HAPPY BEANS]雪除けスパッツ】
撥水加工が施されており、中綿入りなので保温効果も期待できます。
かかとに固定できるゴムも付いているので、ズレを気にせず遊べますよ。
あると便利な雪遊びグッズ
雪遊びであると便利なグッズを紹介します。
【[Kaiser〕ゆきだまくん】
雪を挟んできれいな雪玉を作ることができます。
均一な雪玉を作ることが出来るので、レンガ積みのようにして遊んでみたり、雪合戦に使ったりと用途が広い大人気の商品です。
直接手で雪を触る時間が減るので、手袋が濡れず長く遊べるといううれしいメリットもあります。
[LIOOBO〕スノーチューブ
空気を抜けば小さく折りたためるソリなので、持ち運んでもかさばらずに便利です。
ハンドル付きのため操作性も良く、子供1人でもママ・パパといっしょに乗っても楽しむことができます。
ほかにも砂場遊びグッズやバケツなどがあると、雪遊びの幅が広がり、子供が喜びます。
雪遊びで気をつけたいポイント
雪遊びは楽しく夢中で遊べる冬の一大イベントですが、普段と違う環境でもありケガをしやすく危険が伴います。
雪遊びでの注意点を事前に確認し、安全に雪遊びをできるようにしましょう。
【ポイント1】場所・環境を確認
雪遊びをするときは、以下の点に注意して場所を選びましょう。
- 前日に雨が降っていないか
- 屋根の雪やつららの危険はないか
- 遊ぶ場所の雪に石や枝が混じっていないか
前日に雨が降ると地面が凍結し、子供がすべりやすくなります。
凍結がある場合は遊ぶのを止めるか、凍結している部分には入らないよう注意を払いましょう。
当日の天候によっては、屋根の上の雪や軒先のつららが落ちてくる可能性もあります。事前に落としておくか、落ちそうな所は避けて遊ぶ場所を確保しましょう。
降り積もったばかりの雪は真っ白ですが、中に石や枝が混じっていると思わぬケガの原因につながります。
遊ぶ場所の雪を事前に確認するか、天気予報で雪が降ると分かれば事前に危険なものがないか確認しておくと安心です。
【ポイント2】体調管理をしっかり
雪が降ると一目散に飛び出して遊びたくなってしまいますが、事前に体調を確認しておくことが大切です。
事前に熱がないかはもちろん、咳や鼻水が出ていないか確認しましょう。日中とはいえ気温が下がっているため、体調の悪化を招く恐れがあります。
そして忘れがちなのが水分補給。冬でも厚着をして動き回る子供は、よく汗をかきます。
子供自身では気付かない時もあるので、こまめに休憩をとったり複数の保護者で見守って様子をよく観察しておきましょう。
【ポイント3】子供と約束を
雪で遊ぶ前に以下のポイントで、子供と約束をかわしましょう。
- 雪を食べない
- 雪玉を作るときに強く握りすぎない
- 雪玉を友だちの顔や頭にめがけて投げない
雪で夢中になって遊ぶ子供はつい約束を忘れてしまいますから、最初に約束しても遊んでいる間に適宜声かけをしていきましょう。
***
雪遊びは冬ならではの貴重な経験のひとつです。
さまざまな遊び方があることを知り、雪遊びに適した服装をすることで、思いっきり遊ぶことができます。
ただし、あくまでも自然相手の遊びであり、危険が伴うことも忘れないようにしてください。
場所や体調管理のポイントをしっかり把握し、子供と約束することで雪遊びはより安心して楽しめるイベントになります。
雪遊びで、親子の楽しい冬の思い出をたくさん作ってくださいね!
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