こんにちは、ごっこランドTimesライターのshimamuです。
子供のランドセルを選ぶとき「軽さ」を重視する人が多いのではないでしょうか。
「軽さ」も「丈夫さ」も大切にしたい人におすすめなのが、Ricomon(リコモン)の「リュッセル」です。人工皮革とナイロンを使ったハイブリッドモデルで、2023年の発売以来、多くのママ・パパに注目されています。
そこで、2025年入学用のリュッセルを取り寄せて、着用感やサイズ、機能などをレビューしてみました。「ナイン」「フライ」「モアー」の違いについても解説しています。
実際に背負ってみたい人のために、展示会情報も掲載しています。購入してから後悔しないよう、本記事をよく読んで参考にしてください。
Ricomon「リュッセル」とは?
引用:Ricomon公式サイト
リュッセルを製造しているのは、兵庫県のメーカー・株式会社タカアキです。「リュック」と「ランドセル」のいいところを掛け合わせた、新しいランドセルとして2023年に誕生しました。
リュックの軽さをナイロン中空糸で、ランドセルの丈夫さを人工皮革で作った、ハイブリッドモデル。通学を快適にするリュックのようなランドセルは、多くのママ・パパに選ばれています。
Ricomon「リュッセル」は3種類
フライ | ナイン | モアー | |
---|---|---|---|
高さ35×幅24×マチ14cm | 高さ35×幅24×マチ14cm | 高さ35×幅24×マチ15~17cm | |
約925g | 約999g | 約1,250g | |
人工皮革(タフガード®) | 人工皮革(タフガード®) | 人工皮革(タフガード®) | |
ナイロン中空糸生地(撥水) | ナイロン中空糸生地(撥水) | ナイロン中空糸生地(撥水) | |
10色 | 12色 | 10色 |
Ricomon「リュッセル」には「フライ」「ナイン」「モアー」の3モデルがあります。高さと横幅は3種類とも同じなので、正面からみるとほぼ同じです。サイドからみると「モアー」のみマチが大きいのがわかります。
カブセを開いてみたところ、すべて同じくらいの容量に見えました。「モアー」は荷物の量により、マチの大きさが変わるのだそう。
「モアー」を上に引っ張ってみると、ほかのランドセルよりもマチが広くなりました。
リュッセルは全モデル共通で10色のカラーバリエーションを展開しています。
筆者のもとには「ネイビー」「スカイブルー」「パープル」が届きました。カタログ掲載のカラーとほとんど同じだと感じましたよ♪
引用:Ricomon公式サイト
「ナイン」のみ、公式サイト限定カラーが2色販売されています。それぞれ限定20本なので、気になる人は急いでチェックしてみてください。
Ricomon「リュッセル」の特徴
リュッセルには、ほかのランドセルと違う特徴があります。3種類に共通する点をご紹介します。
カブセに人工皮革、本体にナイロン中空糸を使用
カブセや肩ベルトなど目立つ部分には、TEIJINコードレ社の「タフガード®」という人工皮革を使用しています。なめらかな手触りと、傷の付きにくい丈夫さが特徴です。汚れてもサッと拭けばOKなので、お手入れもラクですよ。
本体に使われるナイロン中空糸は、リュックに使用される丈夫な素材。糸のなかが空洞になっているため、通常のナイロンよりも約3割軽いのが魅力です。強撥水加工を施しているので、雨や雪を防いでくれます。
開閉はマグネットで行う
引用:Ricomon公式サイト
通常のランドセルは錠前で開閉しますが、リュッセルはマグネット式です。ドイツのFIDLOCK社製の特殊なマグネットを使用しており、子供でも簡単に開閉ができます。
開閉するときはカブセを真下に少々引っ張るだけ。閉めるときはカブセをマグネットに近づけるだけでOKです☆4歳の息子でも、問題なく開閉できました!
使いやすい前ポケット
3種類すべてに付いている前ポケットは、アコーディオンタイプ。中は2つに分かれているので、荷物を上手に収納できますよ。
ポケットのなかにはキーフックが付いているので、鍵っ子の予定でも安心です。引き手はRicomonのオリジナル仕様。前年度モデルと比べて、開閉しやすくなっています。
Dカンとナスカンが4か所に
左右の肩ベルトと、正面からみて左側のサイドにDカンが付属。右側のサイドにはナスカンが付いています。Dカンには防犯ブザーやGPS、ナスカンには給食袋や巾着が取り付けられますよ。
びっくりするほど軽い「リュッセル FLY(フライ)」
引用:Ricomon公式サイト
リュッセルの最軽量モデル「フライ」。筆者も箱から出した途端思わず「軽い!」と声を上げてしまったほどです。軽いランドセルを探している人におすすめですよ。
リュッセル フライを口コミレビュー
1.背面 背あて部分は中空糸ナイロン。本体カラーに合った色合いで、統一感があります。ふわふわで背負いごこちもいいですよ。別売りのチェストストラップを付けると、より安定感が増します。
2.サイド 左右両方にポケットがあります。マチはないので大きな荷物は入りませんが、ティッシュやハンカチを入れておくのに便利そうです。正面からみて左側はDカン、右側はナスカンが付いています。
3.内装 内装は非常にシンプル。教科書がずれないように留められる、固定ベルトが付属しています。収納は大マチ部分と前面ポケットのみです。
4.背負いごこち 現在年中・身長100cmの息子に背負わせてみました。肩ベルトと本体を繋ぐ背カンがないので、背中とランドセルの間が空いてしまうのでは…と思いましたが、心配ありませんでした。
4歳の息子も、荷物を入れていない状態で「まったく重くない」とのこと。小柄な小学1年生でも、問題なく背負えるのではと感じました。
多機能で使いやすい「リュッセル NINE(ナイン)」
引用:Ricomon公式サイト
リュッセルのなかでもっとも人気のあるモデルが「ナイン」です。シンプルなデザインに機能をプラスした、使い勝手の良さが魅力ですよ。
リュッセル ナインを口コミレビュー
1.背面 背あて部分は、フライと大きく変わりません。メッシュの背あてはふかふかで、背負いごこちや通気性が良さそうです。
2.サイド ナインは、正面からみて左側にマルチポケットがあります。マチがあるので、2Lサイズの水筒もラクラク入りますよ。
3.内装 ランドセルのカラーと同じ色合いでまとめられた内装。教科書バンドに加えて、背面にタブレットが入るポケットを搭載しています。
4.背負いごこち 100cmの息子に背負わせてみたところ、フライと変わらず重くは感じないとのことでした。別売りのチェストストラップがあることで、より安定した背負いごこちになりますよ。
5.マルチポケット マルチポケットはゴムが入っていて、入れるものに合わせて伸び縮みします。幼児用の水筒は余裕をもって収納できました。ゴムは付け替えが可能なので、6年間安心して使用できますよ。
パーツが取り外せる「リュッセル MORE(モアー)」
引用:Ricomon公式サイト
阪急百貨店とコラボレーションした、新しいモデル「モアー」。付け替え可能なパーツを備えた、リュッセルのハイエンドモデルです。
リュッセル モアーを口コミレビュー
1.背面 一見ほかの2種と変わりないですが、背あて部分の取り外しが可能です。取り外した背あては洗濯ができるので、汗っかきな子供にぴったりですよ。
2.サイド サイド部分は「ナイン」と同じく、片側にマルチポケットが付いています。ポケット幅10cmとナインよりも小さめではありますが、水筒を入れるにはじゅうぶんな大きさです。
3.内装 内装も「ナイン」と大きく変わりません。前面ポケットの上に、取り外しできるペンケースが付いています。
4.背負いごこち 100cmの息子が背負ったところ「少しだけ重い」とのことでした。ほかの2種よりもマチが大きいうえにペンケースがあるため、ランドセルがより大きく見えます。
5.取り外し可能パーツ 取り外しできるパーツは、背あてとペンケースです。背あての裏側はメッシュポケットがあり、保冷剤を入れて気持ちよく利用できそう。面ファスナーとファスナーで固定するので、不器用な筆者には少し操作しづらかったです。
ペンケースはカブセと同じように、マグネットでランドセル本体に固定します。ランドセルと同色のペンケースで、統一感がありますね。小物入れにしてもいいでしょう。
メッシュ背あてとペンケースは追加購入できるので、汚れてしまっても安心です☆
Ricomon「リュッセル」の展示会は?
Ricomonでは、「リュッセル」のレンタルを実施していません。
実際に背負ってみたい場合は、展示会に足を運んでみましょう。2025年度入学者に向けてリュッセル個別の展示会はなく、札幌や東京、新潟など全国14都市で、4月から6月にかけて合同展示会を行っています。
展示会には予約が必要なので、「合同ランドセル展示会2024」のページをチェックしてください。
大阪の阪急うめだ本店・あべのハルカス近鉄本店、兵庫の神戸阪急には提携店があり、常設展示を行っています。(神戸阪急は「ナイン」モデルのみ展示)
また、Ricomonの製造元である株式会社タカアキ豊岡本社に、直営店(豊岡本店)があります。予約をすれば気軽に試着できるので、お近くのママ・パパはぜひ足を運んでみてください。 なお、展示会期間中の土・日・祝日はスタッフ不在のため休業となります。
株式会社タカアキ豊岡本社
住所:〒668-0052 兵庫県豊岡市 九日市下町100-1
電話:0796-22-7723
Ricomon「リュッセル」の保証は?
引用:Ricomon公式サイト
Ricomonのランドセルには、6年間の無料修理保証があります。無償修理は1か所1回限りで、2回目以降はすべて有料です。
子供がランドセルを壊してしまわないか心配な場合は、6年間無償修理保証のリュッセルケア(税込16,500円)に加入するといいでしょう。以下のお得なポイントがあります。
- 不注意による故障も修理対象
- 保証書がなくても修理可能
- すぐ修理・すぐ発送
通常の6年間無料修理保証では、不注意による故障は無料修理対象外になります。リュッセルケアに加入した場合、無料で修理できる範囲は1年間に3回までとなりますが、3回以上ランドセルを壊すことはめったにないでしょう。
リュッセルケアはランドセル購入時しか加入できません。わが子に必要かどうか、よく考えて加入を決めてくださいね。
軽くて使いやすい「リュッセル」は子供の味方!
リュックとランドセルのいい部分を掛け合わせた「リュッセル」。4歳のわが子でも問題なく背負えたので、小柄な子供でも安心して使用できますよ。
特殊なマグネットを使用しているから、開閉もラクラク♪ポケットも豊富で収納上手が目指せます。気になる人はぜひ、公式サイトをチェックしてみてくださいね☆
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